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2009年11月08日

エコカー&鯱ロール&OLさんオフ

エコカー&鯱ロール&OLさんオフ ホンダが、そのレーゾンデートルともいうべき、エンジン中心の車づくりを止めると発表したとの信じがたいニュースに、思わず、「そんな経営陣こそ辞めてしまえ!!」と毒づかずにはいられなかった今朝。
F1はとっくに徹底、NSXの後継車種もお蔵入り、そしてエンジン至上主義さえも捨て去るとは、本田宗一郎御大が存命であれば、今の日本のモーターシーンはどれだけマシだったのかと、ナンセンスな「たられば」に浸るほど落胆した私こと不肖FlyingVでございますが、
先日の日曜に、M3と決してベクトルが交わることのない、エコカーとプチオフいたしました。

プリウスに乗ってやってきたのは、超メジャーな証券会社の総合職として狭き門をくぐり、20代ながら、ファンドの組成などに携わってバリバリのキャリアを積む、仲良し二人組のOLさん達。

プリウスは、医院を経営する実家からの贈り物だそうで、いわゆる良家のご令嬢といったところでしょうか。
いつも、その清楚なたたずまいと知性溢れる笑顔、そして、風味豊かな経済情報と若さをおいしく炊きこんだ混ぜご飯のような会話で、金融商品を薦められ、無意識のうちに印鑑を押しそうになること数度(汗)
しかしながら、リーマンショック以来、資産が目も当てられないほどトホホな私でして、
そんな営業貢献度ゼロのキリギリス・メタラーに対しても、マザーテレサののように優しく接してくれる聖母さん達は、きっと将来、辣腕ディーラーとして巨額の報酬を得て、その一部をメタル復興資金に回してくれることでしょう(笑)

さて、この日は、軽井沢からの旅行帰りとのことで、紅葉が見ごろを迎えた近所の公園までひょっこり遊びに来てくれました。

私も、同級生が経営するケーキ屋『モンモ・ディス』のロールケーキを持参して集合。
大あん巻き、名古屋巻きと、巻き物がとりたてて大好きな名古屋人らしく、最近、名古屋ではちょっとしたロールケーキブームで、名古屋ロールを総称して鯱ロールと呼ぶとか。
手前味噌ながら、友人が作るロールケーキ『モンモロール』は、その中でも堂島ロールよりもうまいとトップクラスの評価を得ている、巷で話題の鯱ロールだったりします。

先に到着したので、「着きました。」メールを打っていると、隣に滑りこむホワイトのプリウス。
ガラス越しにも分かる、栗色の髪を揺らした豪華なお姉さま方に、プリウスのアイドリングは止まっていても、否が応でも上がる私のアイドリング。
いつもと違ってカジュアルながらおすぎも納得のファッションで降り立つスラリとした二人組に、駐車場のお父さん達から注目が集まります。

「こんにちは☆」と私に向って手を振るお姉さま方。
お父さん達の視線が、「なんだ、あいつは?」との徐々に攻撃的なものへと変質し、私に向けられ始めた頃、「お疲れ!いい天気だったし、軽井沢、よかったでしょう?」と会話ができる距離までに。
「はい♪あ、そうそう、こちらどうぞ。」と頂いたのが軽井沢のお土産。
「ありがとう!これ、僕からの、ま、帰ったら食べてよ。」とロールケーキをプレゼント。

実は、この二人、大の車好きで、乗るならスポーツカーという筋金入り。
普段の会話でも、ヴェイロンを見たと言っては喜び、お母さんがBMWの購入を検討していると、E92M3やZ4を強く勧めたりとなかなかのツワモノ。
しかも、GT-RをR35と形式で呼ぶ当たり、しっかり育ててくれた素敵なご両親に感謝です(感涙)

ま、お察しの通り、お目当ては私ではなくM3でして、、、、、(泣)
いいんです、それが可愛らしい犬だろうが、エルメスのバッグだろうが、きっかけはなんにしろ、結果オーライということで。。。。

「最高速はどれぐらいですか?」
「下擦らないんですか?」
「CSLですか?やっぱり911は意識しますか??」
「マニュアルじゃないですか。」
「マフラー換えてますね。あ、ブレーキも。」などなど香里奈風のビジュアルからは想像がつかないマニアックな質問も飛び出すなど、興味津々。
駐車場のお父さんたちも、紅葉より、黒光りするBMWをグルグル眺めるOLさんの姿にこれまた興味津々のご様子(汗)

ついには「M3ちゃん♪」と呼ばれるようなり、ついでのロールケーキも大好評。

諸事情により、フォトギャラリーにUPできないのが残念な所ですが、
クーペが次々と姿を消していくスポーツカー冬の時代に、「乗るなら断然スポーツカー!!」と胸を張って言い切る、綺麗なお姉さま方の、説得力の塊のようなこのご意見ときたら・・・(涙腺壊)
今こそ、声を大にして言いたい!!
自動車メーカー首脳陣の皆さん、スポーツカーはいつの時代も憧れなのです!!!
そして、免許を取った若者たち、まず、スポーツカーに乗りなさい!!!

300kmの最高速を競い合ったスーパーカーブーム、そして日の丸メーカーが技術の粋を集めたスーパースポーツ達がしのぎを削った90年代のあの興奮。
もう一度、胸を焦がすような熱い日がまた来ることを信じて、ベストカーでも買いに行こっと。
ブログ一覧 | E46M3 | 日記
Posted at 2009/11/10 13:52:57

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この記事へのコメント

2009年11月10日 18:00
エアロからはS.タイラーが脱退とのこと・・・揺れ過ぎて脱線するのが今の風潮なんですかね。。

ついでに、ザ・ベストも・・・
コメントへの返答
2009年11月11日 9:58
amemanさん、本当に、なんで今になってというのが正直な感想です。。。
ジョーペリーならいざ知らず、ソロになるのか、それとも別のバンドを組むのか、、、いずれにせよ、エアロのフロントマンとしてイメージが固着していますので、融通はあまり聞かなさそうな気がするんですけど、積年のなにかがあったんでしょうね。
揺れすぎて結局元に戻っちゃったみたいな、メイデンやジューダス、モトリーのケースもありますし、エアロもそうなりそうな気がしますけど。。。

ザ・ベスト、あの袋とじ企画がもう見れないんですか!?
デラベッピンといい、、、思春期に道を踏み外さなかったのも、これらのおかげ(遠い目)
日本の良心がまた一つ消えました。。。
2009年11月10日 19:14
なかなかなお嬢様方ですね!

そんな絶滅危惧種的なお嬢様方を救うため、そして増やすために、自動車メーカーはスポーツカーを増やすべきです!!

な~んて言ってみましたが、最近は日本車にあまり期待していないのも事実。

頑張って手ごろで誰もがカッコいいと思えるスポーツカーを作ってくれるメーカーはありませんかね!?
コメントへの返答
2009年11月11日 10:10
そめっちさん、いいでしょ、この子達!!
車雑誌の関係者と思えるほど、話が弾むんです♪
しかも、若くて可愛らしいと来たら、色々と保護しないといけないんですよ~

そう、日本のメーカーはスポーツカーを出すべきです。でも、同じく最近のスポーツモデルに惹かれないのも事実・・・
こうなったら、リバイバルブームに乗っかって、GZ20、AE86やRSターボ、S13、Z31、CR-X、GTOなどの絶版スポーツを今の安全基準と排ガスレベルをクリアした新車で出すしかない!!
もしそうなったら、わたしゃ、2台ぐらいは買いますよ~
この頃、バイトをいくつも掛け持ちして資金を作っていた世代もそれなりに余裕が出てきましたし、チューニングメーカーも息を吹き返すかと。

東京モーターショーにも出展している、近所の鈴商のコンセプトマシーン、来年発売予定だそうで、かなりイケてますよ!!
2009年11月10日 19:21
うふふふ 今度ぜひ紹介してください BMW M3の狼より?(爆)
車の試乗も 本人の試乗もOKです??
コメントへの返答
2009年11月11日 10:19
にゃーじさん、うふふふふ、、、いいですよ~ただし、金商法による説明義務は何回かありますので、最後は印鑑と身分が証明できるものをご持参ください(笑)

狼さんはいつもお腹がペコペコのようでして、いくら赤頭巾ちゃんが待ちきれないといっても、おばあちゃんは食べちゃだめですよ(爆)

試乗の前に、まず、にゃーじさんが毎年受けられている例の車検証を提示ください(笑)
2009年11月10日 22:09
なんて、素敵なお嬢様達ですね。
こういう子たちが、沢山いればスポーツカー市場もにぎわうと思いますが。
昨今の、新入社員の車の嗜好を見ているとやはり、こういうお嬢様方は貴重なんですねやはり。
コメントへの返答
2009年11月11日 10:47
ガン茶さん、車の話ができる若い男子社員すら減っているのに、これだけ話せるお姉さん達がいるとは、まだまだ世間も捨てたものじゃないかと。
お父さんが根っからの車好きで、小さい頃からこだわりを聞いて育ったみたいですね。
三つ子の魂百まで、、、うちの娘もこうなるように、頑張りますよ~
ミニバンやエコカーが街中で頻繁に見るようになった今、スポーツカーのステイタスは実はもっと上がっているような気がしますけど、実際、マーケットに結びついていないんでしょうね。。。
でも、こういうお嬢さん達がいる限り、スポーツカーの灯は消えません!!
2009年11月11日 0:10
エコカー景気の恩恵を受けている身としては、あまり悪く言えませんが。。最近の車は道具としてしか見えませんね。。
日本のカーメーカーは、エンジンや足回り等の性能に対して価値を付ける事をしなくなったので、部品メーカーも開発・製造コストを掛けられず、昔の様な熱い車が生まれなくなってきたのでしょう。。
未来の日本車には、ペダルはおろか、ハンドルすら無くなってしまうのでは。。と考えることもあります(汗)

あっ!ちなみに、ザ・ベストは中学生時代の教科書です(笑)あのフォントみるだけで熱くなれます(爆)
コメントへの返答
2009年11月11日 10:58
kriegさん、ご無沙汰です☆
もちろん、限りある化石燃料を燃やしていつまでも環境に負荷を掛け続けることはできないので、エコカーはメインにならざるをえませんし、日本経済においても自動車メーカーが風邪をひくことは、すなわち、日本の経済の肺炎に繋がりかねないので、利権が絡むとはいえ、避けがたい部分と認識しています。
道具とは、言われてみれば、きっちり作られていう分、オーナーが手を入れるのを拒絶するというか、手が掛からない分、感情移入ができにくくなってますね~

エンジンや足回りにこそこだわってなんぼ、レースシーンも研究開発の一環としての必要投資だった時代はもはや先時代のことなのかなぁ。。。。
なるほど、初代インテRの、職人がエンジン1基1基を丹念に手作業で研磨して生み出され、オーナーはその火傷しそうなほどの情熱やjこだわりを感じてたように、作り手の思いがこもっていない車に熱くさせる何かがあるはずもないのは道理。
近未来の車社会、趣味的な要素は排除されていく傾向にあると寂しいです。。。

ザ・ベスト、、、その名を聞くといまだに体の一部がザワザワします(笑)
2009年11月16日 21:01
私は性能よりデザイン重視ですが、ここ最近の新車でビビッ!と来たのは、ラピード、ゴースト、LFAくらいです(どれも高すぎて買えませんが、、、)。SLS、カリフォルニア、5シリーズGT、パナメーラはクルマとしては良いのでしょうが、カッコ良いとは個人的に思わなかったりします。
コメントへの返答
2009年11月17日 23:19
xenonさん、こんばんは☆
もちろん、デザインも重要なファクターです!!
ラピードは素晴らしいの一言。
保守的なブリテン達がデザインしたとは思えないぐらい、肉感的なアピアランスに、ユニオンジャックを掲揚しそうになりました(笑)
LFAも実写を見たら、ものすごくかっこいいんでしょうね。。。
パナは正直、市場に媚び過ぎていて残念ですね・・・
3DCADやらのソフトで空力実験やら全部できてしまう今、昔のような、「いいのかこんなデザインで発売して!?」みたいな捨て身なクルマが出にくくなっているのも事実。
今の感性で評価されなくても、10年後に高い評価が得られるような車も好きです!!

プロフィール

「世の中、捨てたもんじゃない http://cvw.jp/b/192969/48592459/
何シテル?   08/10 22:33
20年前に偶然出会った96年式M3CLimousineを溺愛すること4年、そして涙の別離を乗り越え、その後、やって来たE46M3と忘れえぬ10年来を共にした不人...
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