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2010年08月10日

息子と泣きながら読む『国民の遺書』

息子と泣きながら読む『国民の遺書』 1965年締結の日韓基本条約を無視し、天文学的に国益を損なってきた村山談話を踏襲するという、とんでもない売国談話が閣議決定がなされ、その上、全閣僚が靖国見送りという、先人達の尊い遺志を土足で踏みつける歴史的な日となった本日。

先日、これに関連するニュースを見ていた息子が、「戦争もいけないけど、日本は、ものすごく悪いことしたんだね。」と真顔で言ってきたものですから、多感期に入り、日教組はじめとしたリベラル連中にそそのかされて超高速左回転をしだす前に、正しい歴史観を知る必要があると、ちょうど時期も時期ですので、Amazonの特急便で注文したのが、

画像の『国民の遺書 泣かずにほめてください 靖国の言乃葉100選



------------------------以下、Amazonより引用-------------------------------

どの人生、どの思いにもわしは泣いた。これは、わしが『戦争論』を書くにあたり、読んでは泣き、また読んでは泣いた「英霊の言乃葉」を初めて一般書籍化し たものだ。最期のその瞬間も「私」より「公」を思ったすごい日本人のたちの物語なのだ!――小林よしのり
靖国神社では昭和35年以 来、英霊たちの遺書、遺稿を毎月一通ずつ境内の鳥居横に掲げてきました。これは神社が発行する冊子「英霊の言乃葉」にまとめられ、現在九集まで出されてい ますが、靖国神社でしか買うことができませんでした。本書は靖国神社の全面協力のもと、その膨大な遺書や遺稿の中から小林よしのり氏が、現代の日本人に特 に伝えたいもの、残したいもの100編を選んで再編集し、初めて一般書籍化したものです。涙なしには決して読めない、そして、戦争とは何か、家族とは何 か、日本人とは何かを痛烈に訴える、この夏最大の話題書です。

------------------------引用ここまで----------------------------------------

撰者が小林よしのりというところで、アレルギーを持たれる方もいらっしゃると思われますが、あくまで靖国サイドから依頼された撰者というスタンスのもと、英霊たちの言乃葉を限りなく尊重しています。

勝谷誠彦もたかじんの委員会で推薦していた頃には家に届いていた本書。

到着するなり、息子を呼びつけて、一緒に読み始めたところ、すでに目次のところで涙腺が決壊寸前だった私は、最初の英霊の言乃葉を読み終えた途端、目の前に滝が出現して、何も見えなくなりました(号泣)

どの言葉にも、国を背負った凄まじいまでの覚悟と残された家族を思い気遣う心、そして最後は、靖国で会えるから、悲しまないで下さいと結んでいます。

胸がつぶれて、もう1行も読み進めなくなった私の代わりに、黙々と読み進める息子。
ほどなくして、「もうオレもダメだ。。。。うえ~ん。。。」と親子二人で泣きじゃくる姿に、嫁も何事かと覗きにくるほど。

文語調だったり、常用漢字でなかったりするなど、小学生には読みづらい箇所があったにしろ、心は間違いなく通じたようで、「戦争はやっぱりイケないけど、この人たちが残してくれた日本を恥ずかしい国にしちゃダメだ。」と目が少し開いたようでした。

どんなに言葉を重ねようとも、本書に掲載された英霊の言乃葉の足元にも及びませんので、怖れ多いことながら、いくつか、本書より抜粋いたします。
靖国には、女性の英霊も祀られているということを意外に感じたのは、私の不明につき赤面の至りです。

※陸軍看護婦山野清子命。享年19歳。昭和20年7月、フィリピンにて戦病死。
 ここは第一線だ、戦場だと働きがひを全身に感じ、すべてを忘れてしまひます。
 清子は山野の家を代表した女の勇士です。
 皆様に心配させるやうなことは致しません。身体の続く限り働きます。
 靖國の宮で…。
 皆様のご健康御多幸を祈ります。


靖国神社からの注記
【フィリピンの戦記、元第十四方面軍参謀栗原賀久著『運命の山下兵団』にはこんな下りがある。「重症患者に付添った看護婦が、避難命令にもかかわらず、患者たちのそばをはなれず、そのために患者もろとも木っ端微塵に飛び散ったものもあった。その心根のいじらしさ、職務への責任感と、患者への愛情の深さには、さすがに明日をも知れぬ軍人たちも深く胸を打たれた。第十二兵站病院長中島軍医中将は、人に語るごとに大粒の涙をぽろぽろとこぼしていた。】


そして、当時、中学生で結成された、鉄血勤皇隊の一人だった沖縄県立第一中學校3年生の陸軍上等兵豊里陳雄命の遺書。享年、弱冠15歳。

母上様に告ぐ
お母さん、首里の都もたうとう戰(いくさ)の庭と化しまして、自分等も鉄血勤皇隊として軍服姿に身を固め、英米撃滅に邁進したのであります。
沖縄の戦場も、何時かは勝ち戰の時期が来るのですから、母上様には御體を大切にされまして、勝ち戰を待つと居てください。
自分の事は、如何なる時にも御心配しないで下さい。そして、小生を御國の為に働かして下さい。自分も良き死場所を見つけて、御國に御奉公するつもりです。
お母さん、自分の働きぶりを見て下さい。
九段の御社で、母上様さやうなら。


わずか15歳の少年が命を賭して残してくれた大和島根を、、、ちくしょー!!
そして、その少年が母を待つ社に、行くなという売国奴が国政の代表者どもだなんて(怒)

現在も、息子と一緒に、涙で読めなくなるまで頑張って(それでも1日に6ページぐらいが限界)読み進めている本書。

読み始めた当初は、勉強机に足を組むなど、ラフな格好をしていた息子が、いつの間にか、この本を読むときだけは、誰に言われるでもなく、背筋を伸ばし、正座をするようになっている姿に、私への期待と親としての重責が、確かな質量と僅かなジレンマを伴って寄りかかって来るのを感じるのでした。
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Posted at 2010/08/10 15:59:45

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この記事へのコメント

2010年8月10日 16:58
 結局、靖国参拝は見送ったようですね。。散華した英霊に思いを馳せ後世に語り継ぐことは重要ですが、エスノセントリズムやショーヴィニズムと符合してしまうと思想が先鋭化してしまうので注意が必要です。ぼくは高坂正堯と小熊英二を読んでアウフヘーベンしていますw
コメントへの返答
2010年8月10日 17:48
xenonさん、確かに、国粋思想や自文化中心主義が行きすぎると極めて危険ですので、バランスが重要ですね。
ただ、多感な時期にこそ、均一思想に染まらず、このような読みものに触れることもいいかと思っています。
私は、山本七平でも引っ張り出して、ヌミノースの襞に浸り込もうかと(笑)
2010年8月10日 19:40
素晴らしい教育をされていますね。

参拝見送りとは、実に愚かな事です。
時代だとは言え先人達は文字通り命をかけて戦ったのは事実。
至福を肥やす以外に脳のない政治家に何ができるのか。
豊かな国となったから忘れてしまったのでしょうか。
愛国心=戦争の象徴とすら思われる時代ですが、どんなに貧しい国でも外国人に批判されたら怒ります。
日本人は一緒になって批判しますね。
少子化やら数字の面でも心配ですが、気持ちの面でも心配ですね、この国の行く末が…
コメントへの返答
2010年8月10日 23:47
遼介さん、いえいえ、押し付けないようなさじ加減が難しい反面、主体性に任せきるのもまだまだですから、悩みが尽きません(汗)

参拝見送り、全閣僚ですので、与党のお里が知れたというか、私としては三行半決定です。

利権にまみれて政局談合を繰り返す、そして結局官僚主導の楽な方へと流れ流れて腐敗するという、それを立て直す切り札が民主党だっただけに残念です。

でも、私も大和島根に生まれたからには、この国の行く末、諦めてませんよ!!

そうそう、明日はお気をつけてお越しくださいませ☆
どうぞよろしくお願いします☆
2010年8月10日 22:00
よるも良しバランスをとるも良しですね~

選択出来る幸せと不幸を
自分なりに感じられるのは
やはり
幸せでしょう♪

一緒に本を読めるなんて素晴らしぃ!!
一緒に演奏できたら・・・ちょっと照れくさい??
コメントへの返答
2010年8月10日 23:54
てるZさん、傾くもバランスを取るのも、本人次第ということで、メタル聴くのもよし、J-POPに嵌まるのも、それはそれで経験則ですからね~

選択できる幸せをつくってくれたのは先人たちの不断の苦労があってこそ、そして選択できる不幸をこしらえたのは、我々かもしれません。。。
しかしながら、必ず救われる選択肢があるということは幸せなことなんでしょうね~

2歳の頃から寝る前に本を読んだり、空想話をしていましたので、一緒に本を読むことに抵抗がないんですが、最初のセッションは照れるかもしれません!!
そして、ギターの腕前があっという間に追い越されたら、ルドルフシェンカーに徹しようかと(笑)
2010年8月10日 23:27
御巣鷹の事故から今日で25年・・・中曽根さんの公式参拝はその報道合戦の最中でしたね。

搭乗されていた方が家族へ残された手紙は衝撃的でした・・・友愛よりも先ずは家族愛だと思うのですが、現政権にはそうではない方が多いようですね。。
コメントへの返答
2010年8月11日 0:03
amemanさん、そうです、日航機墜落事故から四半世紀・・・
不沈空母を掲げた中曽根さんの参拝、そんな時代でしたね。

はい、メモ帳に走り書きしたサラリーマンの方の、ご家族への遺書、そしてナフキンに滲ませた家族への思いと無念、、、、墜落する機内で家族を思い浮かべ、最後のメッセージを残そうとされる姿、、、、胸がつぶれます。
『国民の遺書』にも、家族的つながりが今より全然強かったであろうことが容易にうかがい知れる、英霊たちの心そのものが書かれていまして、なんだか、叱られている気持ちもいたしました。
例えば、二院生撤廃や、3期続けた政治家は立候補できないなどの改革でもしないと、政権交代しても、澱のように老廃物がたまるばかりで、腐臭すら感じます。
2010年8月11日 0:48
こんばんは。

私の父方のご先祖様、母方のご先祖様も、それぞれ、中国戦線、南方戦線で
戦死して、靖国に祀られていますが、閣僚の一人も参拝されないのは残念です。

お盆よりちょっと前に祖父母の家に行ってお線香をあげてきましたが、
部屋に飾られている賞状を見ながら、二度とこのような事が起こらないことを
願いつつ、現政権の姿勢について、ご先祖様はどう考えているのかと
気になってしまいました。

こうして平和に暮らせているのもご先祖様のおかげなんだよと、
いつか息子にも教えてあげたいです。
コメントへの返答
2010年8月11日 9:24
マティラさん、どうもです☆
そうですか、マティラさんと奥様のどちらの御尊祖父も英霊となられたのですか。
思わず、敬礼してから返信しております。

A級戦犯の分祀など言われてますが、そもそも戦勝国が押し付けた軍事裁判に正当性がある訳もなく、死後観の違いもある上に、先人達が待つとおっしゃっている社ですから、堂々と行けばいんですけどね。
これでまた、あることないことでっち上げて戦後賠償を蒸し返せば、ゴネ得が通用する国だと舐められてしまう・・・

うちの祖父も徴兵された一人でして、戦地から生還した一人ですが、右腕には銃痕が2個あって、その時の話を良く聞かせてもらいました。
週末にお墓参りに行ってきます。

お陰で、戦争もなく豊かな国にはなりましたが、果たして、これが先人達が望んだ国なのかといったら、申し訳ない気がします。

うちの息子は、戦争は、教科書の中の知識として認識しているだけでしたので、いい機会でした。
是非、この本、読んで聞かせてあげてください。

2010年8月11日 7:27
◯民党は駄目でしたが、◯主党は想定以上に劣化していたということですね。
この連中は、誰のために働いているのか勘違いしているようです。
自国の英霊には知らんぷり、他国へは媚を売る。お里が知れます。
Vさんは、あきらめていない、とのことですが、どっちを向いていもウマシカばかりなので、もうどうしようもないのではと思います。
いますぐに教育を変えたとしても、効果が出るのは20年、30年先になるでしょうから。
コメントへの返答
2010年8月11日 9:39
はいぺりおんさん、おっしゃるとおりです。。。
前与党は利権に塗れて55年体制の垢がびっしりとこびりついた代謝不能生物でしたが、現与党は、背骨もなければ頭もない、赤い心臓をもった、ただ繁殖するだけの軟体動物でした。
以前、ある国会議員が言った「国民の皆様」の国民に自分自信が入っていいなかったという象徴的なエピソードがありますが、まさに、今もそれだと思います。
イギリスではマニュフェスト至上主義で、国会議員は豚でもできると言われているほどですし、究極のボランティアとも言われているほど。
いっそダメなら、「北朝鮮のミサイルをUターンさせます!!」といってお茶の間を沸かせた幸福実○党でも変わりはないかなと。

諦めていないのは、新聞TVだけの時代とは比べ物にならないほど、インターネットで情報があらゆるところから取れて、この国の数字にいい加減さと情報操作を見抜く人間がどんどん出て来て、そして結束し、維新回天の志士になってくれる可能性です。

先生の良しあしにもよりますが、今の教育に頼っていては、確実に沈没します。
2010年8月11日 12:52
外国人とこのテの話をすると、現代日本人の愛国心のなさが浮き彫りになります。たぶん世界一ではないかな?!と当時思いました。
他国から攻撃を受けた時にどうするか、という問いには、平和な国に逃げる(できるのか?あるのか?)というのが現代日本人の主流のようでした。

様々な国の人と話す機会があると、価値観が変わりますね。
(そういう機会は僕も少ないですが…)
特に歴史や戦争、宗教など。
ちなみに信仰心のなさもトップクラスではないでしょうか。
信仰心・愛国心が強すぎたり偏ったりすると争いのもとになるので気を付けなければなりませんが。
コメントへの返答
2010年8月11日 13:48
ほろ酔いさん、私も同じような体験をしています!!
まず自分の国自体を知らなさすぎるとなじられ、その後、国防はどうするんだとか、核を持つべきだとか、、、あとは、ガンダムはどこに隠してるんだとか(笑)
大前提にあるのが、いつでも敵国の的にされ、今日にでも戦争が始まってしまうという危機意識の格差ではないかと感じてしまいました。
まさに、GHQが狙った通りの平和ボケの国になったということでして、ゼロ戦を作り上げた日本の技術力、そして組織力、メンタリティこそ最大の脅威だったはずが、今や、根幹にあるメンタリティは為政者こぞってトホホ状態(泣)

それぞれの国の方と語らうのは大変興味深いことですけど、相容れなくなる時、偏った思想、信条に走ると、ブレーキが利かなくなる怖さがついて回りますので、俯瞰するスタンスが大切ですね。
2010年8月28日 13:08
こんにちは。
このブログ、とても良いですね。
読みやすくわかりやすく、心に響きました。
早速セヴンアンドワイで注文を。
また寄らせて頂きます。
コメントへの返答
2010年8月28日 21:14
無伴奏のチェロさん、初コメありがとうございます。
靖国を取り巻く問題や戦争史観は、多様な主義主張、意見があって、なかなか自論を展開するのがはばかられますが、これを読まずして日本人の魂に触れられないと思い、ご紹介しました。
赤い内閣のどんでも決定に、血が沸騰した日だったのもあってつい。。。

どんな思いで、英霊になったか、そのあまりに人間くさく、そて家族思いの言乃葉の数々、ダイレクトに伝わってまいります。
お手元に届きましたら、ハンカチのご用意を・・・(思出涙)

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