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2008年12月14日 イイね!

ガラスの腰とDomination

ものが捨てられない性分と、気になるものがあるとついつい収集してしまう習性を持ち合わせた、だらしなさハイブリッド仕様の主人をもつ、不幸な私の部屋は、毎年、この時期、絨毯が見えなくなるほどの壮絶なカオス状態に陥るのが恒例でして、、、

いつも私の部屋を見る度に、「ここはドンキか(怒)!!」と斜めになる嫁のご機嫌が、先週末、ついにピサの斜塔の傾斜角以上に傾き、
「もう、どうして毎年こうなるの??いい加減にして!!!」とバッタリ倒壊してしまい、先週末の日曜、しぶしぶ片づけとあいなりました。

私一人だと、なにも捨てられないことを読み切っている嫁は、ゴミ袋、ビニール紐や軍手をしっかりと準備し、特に今年は、早朝から開始するといった、尋常でない張り切りよう(汗)
しかし、家庭内諜報網により、その情報をいち早くキャッチしていた私は、夜のうちに、セレクションしておいたグッズや本、そして、見つかると大切な何かが全て失われる最高機密をレンタル倉庫に移動させ、隠ぺ、、、いや、お片付け本番に向けたプレ準備が前夜のうちに完了。

まさに孫子の兵法「敵を知り己れを知らば、百戦して危うからず。」の実践。
息子の口をあっさり割らせたコロコロコミックのいい働きぶりに感謝です。

さて、当日は、予測通り、午前中から、車、音楽系の雑誌は次々と紐でくくられ、また、イベントでもらった怪しげな小物や、いつか使うだろうと取っておいた部品の数々が容赦なくゴミ袋に吸い込まれ、絨毯が見えてきたころには、雑誌の束が5つと、パンパンになったゴミ袋の出来上がり。

片付けが佳境に差しかかったころ、「はぁ~、、もうちょっとね。あと、あれを片づて。」と嫁が指さすのは、今年の夏に交換したまま部屋の片隅に置いてあった、純正の足回り一式。

「はい。」と答えたまでは良かったものの、総重量30kgはあろうかという重量物で、部屋に持ち込んだ時からそのまま放置していた難物。

長年のメタル活動で、変形ギター&ヘッドバッキングによりダメージが蓄積され、ベネチアのガラス工芸より繊細になった私の腰には、かなり、いや、ともすれば一撃で、今年の男性的活動が不能となるに十分な破壊力を秘めた危険物であることは、火を見るより明らか。

さて、どうしたものかと、見渡してみると、床から1.6mぐらいのスチールラック中段に丁度収納できるスペースが空いているのを嫁が発見し、「ここでいいんじゃないの。」との非情なコマンドが発令されました(泣)

「よりにもよって、そことは。。。」と最も腰に負担がかかるポジショニングに、脂汗が浮かび、じっとりと純正足回りを見つめること数分。
1本づつゆっくり持ち上げるのか、それとも一気にやってしまうものなのか・・・
逡巡した揚句に出た結論は、上下動の繰り返しが少ない、2本づつ片づけてしまうこと。
男子たるもの、一旦決めてしまえば、後はやるのみ。
早速、「おりゃー!!」とリア2本分を持ち上げ、腰の重心がずれないように慎重に運んで、まず2本分の積み上げが完了。

思ったより腰の具合がよく、以外と簡単に出来たため、その調子でフロント2本(スプリング&アッパーマウントつき)を一気に腰のあたりまで持ち上げ、ウェイトリフティングのジャークの体制で、棚の中に押し込もうとしたその時!!
腰のあたりに走る、軟骨が潰れるような、なんとも言いようのない違和感。。。
「や、やばい(滝汗)」と無理やり押し込んだときには、その違和感が痺れに変わり、そのまま床の上に手と両膝をついて固まってしまいました。

背骨と骨盤の接合部が、一定のリズムで脈動しているかのような熱っぽさを帯び、それが落ち着いてきた頃に、ようやく痛覚の信号が脳に到着。

「ううう、、、痛ててててて」と声が出るまで、嫁から、ネタに入る前の小島よし男だと思われていたらしく、このうめき声を聞いて初めて、本当に下手こいたことを分かってもらえました(涙)

ああ、ついに、いわしてしまった、ガラスの腰・・・
ギックリまではいかないまでも、これはこれで別の種類の鈍痛(泣)

サザエさんのお父さんである波平さんの頭頂部分に生えている、唯一本の、あのカールした巻髪を波平さんが愛おしそうにドライヤーをかけるとの同じように大切に大切にしていたのに。。。
M3に乗るときは、『癒し系』低反発クッションをシートに引き、あれほどデリケートに扱っていたのに、こんなことで壊れてしまうとは、とほほほほ(嘆泣)

そんなこんなで、今、温湿布をしながら頑張って仕事をしています。

腰は体のクランクシャフト。

今年一杯、高回転域の常用は封印となりましたが、
脅威的なヘッドバッキングで同じく腰を悪くし、2004年12月8日にステージ上でサイコ野郎の凶弾に倒れた、私の大好きなPANTERAのギタリスト、『ダイムバッグ・ダレル』の在りし日の姿を見ながら、慣らし運転は、この曲にしようと、心に決めたのでした。

PANTERAの激情ナンバー『DOMINATION』



R.I.P DimebagDarrel
Posted at 2008/12/15 23:33:38 | コメント(3) | トラックバック(0) | 悲しいとき | 日記

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「気が付くと、いつも目の前にヤツがいる (+メタルネタ少々) http://cvw.jp/b/192969/48809713/
何シテル?   12/09 20:38
偶然出会った96年式M3CLimousineを溺愛すること4年、そして涙の別離を乗り越え、その後、やって来たE46M3と忘れえぬ10年来を共にした不人気車とメタ...
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