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2023年12月04日 イイね!

吠えるV8、荒ぶる直6

先日、みん友歴16年と、私のみん友さんの中では、ほぼ最古参のたこゆきさんが、M3に帰ってきたとのことでしたので、そのお披露目をしていただきました。
参加者は、FlyingVこと私と、これまた私の最初のみん友さんでもあり、みん友歴最長のマイレージを刻む、もはや幼馴染とも言っていいユルゲンさん
集合場所は、ドラッグストアとだだっぴろい駐車場を共有しているお洒落なパスタ店。

このお二方とは、5月にラーメンオフをした以来。

時間より少し早めに着くと、ミニバンやらに混じって、只者ではないオーラを静かに発する1台が。
「うほぉ~かっけぇぇぇぇ!」とつい口走りつつ、挨拶もそこそこに、並べて駐車。
たこさんは、E46M3×2、E90M3、そしてF80M3からMINIを経て、再び、E90M3へと帰参された生粋のBimmerかつMフリーク。
ドリフト巧者としても有名ですね。



そのMを知り尽くしたたこさんが選んだのが、純白のE90M3のLCIモデル。
最初で最後であろう4.0LV8を積むM3で、ジェレミークラークソンも絶賛、エンジンオブザイヤーを4年連続で受賞したほどの名器。

内燃機関オタクとして、いつかガレージの一員に加えようと、知人に何度か乗せてもらい、WEBを物色するも、愛車として迎え入れる機会をことごとく逸し、結果、F80が登場し、今に至るという。。。

アイドリング付近にもかかわらず、ノーマルとは思えない、高い排圧からくる迫力のエキゾーストサウンド、パワードームの下からこだまするメカニカルノイズを耳にした途端、そんな憧憬の残滓が再びうずきだしてしまう。

お仕事帰りにつき、公共交通機関で到着したユルゲンさんが揃ったことろで、パスタ店へ。


ビールはユルゲンさんだけの特典。

最近オープンしたお店で、おそらくご家族で経営されていると思われるアットホームで落ち着いた店内に、パスタとピザもおいしく、お会計もリーズナブルでございました。
さて、その食後、なんと、たこさんおご厚意により、試乗タイムが!!

まず乗り込む前に驚いたのは、年式を全く感じさせないほどのボディコンディション。
クリア塗装も艶々、BMWの泣き所である再生プラや樹脂類も色あせ、ヒビなどもなく、車庫保管されていたとのこと。
その室内も、シートの張り、インパネの状態は現行モデルのようで、BMWならではの香りを漂わせていました。

いよいよV8に火を入れ、近場をぐるっと回っていただくことに。
車高調は一番柔らかいセッティングだとしても、なんという上質な乗り心地。
外ではあれだけ勇ましかった排気音も、遮音性の高さ故に、車内にはほとんど届かず、V8も低回転域では黒子に徹しているかのように粛々と鼓動を伝えているだけ。
だが、可変式のタコメーターがエンジン全体に熱が入ったことを知らせると、レブカウンターの針は、鬼のようなエンジンレスポンスとともに連動して上昇し、計量フライホイールが入っているかのような一瞬のブリッピングで下降していくのでした。
レッドゾーンは驚異の8200rpm。
しかしながら、最高出力の420psは8300rpmで到達するため、まだ先まで踏めるウルトラハイチューンユニット。

でもって、個人的に一番驚いたのは、私がかつて乗せてもらったことのあるE92&E90M3の前期型は、エンジンフィールは不等間爆発から来るV8然としたドロドロサウンドが、高回転域においても、フェラーリのように粒が揃わず、突き抜けるような甲高いサウンドにならなかったのが、たこさんのM3は、4000rpmぐらいから、湿り気を帯びたシンフォニーとなり、音の周波数が奇麗にシンクロして吠え始めるではありませんか!!
「ちょ、これ、本当にノーマルなんですか?」
と聞いてしまうほど。

例えて言うならば、S65のV8はよく鍛えられた鋭利な日本刀、かたやツインターボ化されたS55はメイスのような鈍器といった出力特性ところでしょうか。

M3史上、最もイケメンなフロントフェイス、出た当初は大きくなったといわれながらも、今見ると、コンパクトなボディサイズ。

20分ほどの試乗タイムを終え、再び駐車場に。
コンディションを見極めるのが難しいM3において、前オーナーさんからたっぷりと愛情を注がれ、ツボを押さえたモディファイを施された極上のE90M3に巡り合ったたこさんのヒキの強さに感嘆しつつ、ユルゲンさんの次期愛機について語らうなど、有意義な時間はあっという間に流れ、両名は明日、お仕事とのことで、早めに解散をいたしました。



で、帰りの高速では、そこそこのペースで流すことができたのですが、それほど踏むこともなく、ブーストをかけた覚えもないのに、なんじゃこりゃ(滝汗)


※画像はピークホールド

ブ-ストリミッター140kPa(1.4㎏)に設定をしたにもかかわらず、オーバーシュートしているとはこれいかに・・・
幸いにも、なぜかMAPがスロット1のACN91と最もオクタン価が低いものになっていたので、さほど負荷は掛からなかったものの、本日、再フラッシュして様子見です。

たこさん、ユルゲンさん、お忙し中、ありがとうございました!!

また、ゆっくりとツーリングしましょう。

E90M3のプラグとマフラー変えたら、16年前に我々が初めて一堂に会したときとと同じく、パワーチェックですね💪

Posted at 2023/12/04 11:01:11 | コメント(5) | トラックバック(0) | M3フレンド | 日記

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