2007年11月19日
楽しいはずの遠足・・・
目に浮かぶのは、おやつをリュックに詰め込んで、いつもより大好物のおかずを奮発したお弁当を作ってくれるように母親にお願いした前日。
しかし、そんな遠足も、私にとっては、目的地につくまでの時間は苦行以外の何者でもありませんでした。
そう、それは、あのディーゼル臭がシートに染み付き、不特定多数の乗客が付けていった、独特の観光バスの臭い(´┐`)ォェー
他の車ではほとんど車酔いをしない子供だったのですが、観光バスは、乗りこんだ瞬間から車酔いが始まり、ビニールを握り締めながら堪えに堪え、遠足場所につく頃にはドロドロに(泣)
中学生になってからかなり改善されましたが、それでも、たまに臭いのきついバスだと、途端に具合の悪くなることも。
実は、一昨日、M3に家族を乗せて遠出をした時のことでした。
ひとしきり遊んで、高速に乗って帰る途中、突然、「気持ち悪い・・・」と青ざめた顔で訴える息子。
小さい頃から車にはめっぽう強く、最初は車酔いだとは全然気づきませんでしたが、最寄のサービスエリアに立ち寄り、しばらく落ち着かせて、よく聞いてみると、どうやらそのようです。
「揺れの少ない高速道路での車酔いとは珍しいなぁ。どこか具合でも悪いの?」
と体の不調を疑いましたが、なんと、息子から意外な答えが返ってくるではありませんか!!
「M3の臭いで気持ち悪くなっちゃった・・・」
「そ、そうなの?」
「うん。。。」
車内に芳香剤はなく、臭いをかいでみても、BMW特有の革の香りが充満しております。
一緒にいた嫁に確認してみると、確かに、前のM3よりも革の臭いが強く感じるとのこと。
「とすると、、、ひょっとして!?」と、自分の体の臭いを麻薬捜査犬のごとく上から下からかぎまくっていると、股間付近を集中捜査しようとアクロバティックな体制になったところで、嫁から「恥ずかしいからやめなさい!!」ときつく怒られました(汗)
M3に乗った人は押しなべて、この革シートの香りのことを言いますが、総じて好評だったのに、息子を酔わしてしまう臭いだったなんて。。。
再出発する際に、車内に常備してあるファブリーズを、息子のOKが出るまで振りまき、消臭いたしました。
ファブリーズさん、いつもいつもありがとうございます<(_ _*)>
学生の頃バイトをしていた杉並のガソリンスタンドでは、すさまじい食べかすやら生ゴミが転がる車内から、獣臭と発酵臭を立ち上らせ、「いらっしゃいませ~」と窓際ギリギリまで近づいた店員を、すかさず窓を全開にして、「ハイオクですか、レギュ・・・うええぇぇぇ」とのけぞらせていた奇特なお客もいましたが、これは極端な例。
前のM3や以前乗っていた革シートの車もそれぞれの革の香りがしておりました。
しかし、息子が酔うほどではありませんでしたので、体調も多少影響してか、うちのM3の臭いが息子にとってこの時だけは相性が悪くなったのかもしれません。
臭いには、エピソード記憶を甦らせるスイッチ機能があり、これをきっかけにM3の臭い=気持ち悪くなるという刷り込みが出来てしまってやいないか・・・
カーシートを掛けているのも、原因なのかなぁ。
それとも、、、、(秘)
今週の3連休、無事遠出できるのか、とても心配です(-_-)ウーム
PS:画像は中華の技術と壮大な誤解が生んだ銘菓。一時、話題になるも、偽装よりも根本的な問題により、惜しまれつつも現在は販売終了。
本文とオーナーおよびその車には全くの無関係のものであることを、あしからずご了承ください(爆)
ちなみに、イチゴ味のウェハースでした。
Posted at 2007/11/19 23:04:16 | |
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E46M3 | 日記
2007年11月17日
そう、30の声を聞いたのは、もう何年も前のこと(泣)
ついこの間まで、元気に屹立していたのに。。。
誇らしげに天に向かって反り上がっていたにもかかわらず・・
ちょっと触っただけで、あんな角度になるほどだった『あれ』。。。
今日も雄雄しく立ち上がるのが当たり前だった・・・
そして、それは、足と音もなく突然やってきたのです。。。
ついに今日、なにをしても立たなくなってしまいました(号泣)
え??NISHIKIの罰が下半身に当たった??
いやいや、ま、心当たりとそれは別として、、、
実は、今朝、早起きをしたついでにモーニングがてら近所をドライブしておりました。
晩秋だというのに、肌に心地よい秋晴れが広がっていたため、サンルーフを全開にして、その高い空をたっぷりと満喫した後、自宅に戻り、サンルーフを閉めたときに事は起こったのです。
モーターの駆動音とともにグラスルーフがスライドし、それとともに室内用カバーも動くはずが、なぜが、スライドするのはグラス部分だけ。
再度、全開にして、サンルーフを閉じてみると、やはり室内用カバーだけがユニット後方に取り残されており、ムーンルーフ状態になっているのです。
「こういうものかなぁ・・」と手動で引っ張り込むために取っ手を掴んで、力を入れると、ところどころ引っかかりながらグラグラと引き出されるカバー。
取り敢えず、閉めることはできたので、もう一度サンルーフを開閉してみると、やはり室内用カバーだけがついてきません。
引っ張るともっとグラグラになり、今にも外れそうな感触が伝わってまいります(汗)
試しに、ルーフスポイラー代わりになるチルドアップをしてみると、、、
モーターが動くどころか、うんともすんとも言わなくなっているではありませんか!!!
何回やってもダメで、半日置いてもダメ。
丹下段平のごとく「立て~立つんだぁぁぁぁ」と叫んでみても、なにも起きず、サンルーフのチルドアップは2度と起き上がることはありませんでした(男泣)
単なる内張りが外れただけなのか、それともユニット交換になるのか、、、、(ブルブル)
ああ、オーナーよりも先にM3が立たなくなるなんて
ま、使わなければ、立たないままでも良いんですけどね、使わなければ・・・
でも、まだまだ使いたいんです!!
おやっさん、『あしたのため』に何をすればいいのでしょうかぁぁぁぁ(心の叫び)
Posted at 2007/11/18 04:17:10 | |
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E46M3 | 日記
2007年11月13日
MTVの洗礼を受けた世代である私は、今でこそメタルに感化されておりますが、そのベースとなったのが、70~80年代の産業ロックです。
毎週木曜の深夜にON-AIRされるMTVこそ、洋楽の原体験。
部活や受験勉強で疲れた目をこすりながら、MTVを観ることでしか、プロモーションビデオに触れることが出来なかった当時・・・
今は、YOU-TUBEのお陰で、その頃、なによりも観たかったあの懐かしい映像群を再び目にできるようになったのはうれしい限りです。
そんなキラ星のように思春期を駆け抜けていったノスタルジックな名曲に、仕事で憔悴しきった今日は浸りたく、いくつか、産業ロックの大御所をご紹介。
まずは、今でも根強いフォロアーを持つ、KANSASから、『CARRY ON WAYWARD SON』
力強いメロディーと分厚いコーラスが印象的な名曲です。
次は、マサチューセッツ工科大学の秀才が生んだ産業ロックの代名詞、BOSTONのスマッシュヒット、『DON'T LOOK BACK』のLIVE
沈んだ心が鼓舞されてまいります。
さて、気持ちが徐々にポジティブになってきたところで、プログレの雄、初期RUSHの代表曲、『ANTEM』を。
ゲディ・リーのハイトーンと驚異的なベースラインは今も健在。
お次は、本人たちはハードロックバンドと称してはいるものの、売れる曲がことごとくバラードであるため、CICAGOと比肩するバラードバンドとして、不本意ながら評価が高いREO SPEED WAGON。
数あるバラードの中でもずば抜けて質の高い『IN MY DREAMS』を。
80年代の曲ですが、チャートを席巻しました。
さて、お互い幼過ぎたため、たくさん傷つけてしまった昔の彼女をついつい思い出してしまう、アン&ナンシー・ウィルソン姉妹(ナンシーのギタープレイがこれまた色っぽくて、観るたびにドキドキしました。)率いるHAERTの切ないヒットナンバー、『NEVER』が今日一日の締め。
70年代にはBARRACUDAなどの代表曲もありますが、これは80年代のヒットナンバーですね。
さあ、70~80'Sを彩った珠玉の名曲群に包まれ、贅沢に癒されたところで、明日も仕事頑張ろっと。
Posted at 2007/11/21 01:23:01 | |
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メタルギター | 日記
2007年11月12日
いまだ興奮冷めやらぬ飛騨エアパークオフですが、簡単なオフレポをフォトギャラに作成いたしました。
10数秒の間に、フルポテンシャルを400mの直線に叩き付けるM3達の雄姿に、脳内で蛇口が壊れたかのようにβエルドルフィンが出っ放しになったのは、ラウドネスを初めて耳にした高校生の時以来・・・S.D.I.
これほどドラマチックでエキサイティングなものだったとは、齢30を超え、失恋やらさまざまな人生体験を経て硬化しかかった感受性を、これでもかと揺さぶられてしまいました。
合法的かつ安全であることは勿論ですが、車の実力が拮抗しているのも大切な要素かもしれません。
しかも、このオフの大成功を受け、マッサさん主催の『BMW0-400mCLUB Team38』も結成され、ゼロヨンの気炎がメラメラと立ち昇ってまいりました!!
また、男汁とメタルエキスを撒き散らすぞ~(謎爆)
巨匠kimikimiさんの超大作に比べるとお恥ずかしい限りですが、よろしければどうぞ!!
>>>その1
>>>その2
Posted at 2007/11/13 23:09:20 | |
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E46M3 | 日記
2007年11月10日
飛行場を貸しきって、その滑走路でゼロヨン計測をしてしまおうという壮大なオフ会、マッサさん主催の飛騨エアパークオフに参加してまいりました。
当日の朝は、残念ながら雨。
天気予想の降水確率のとおり、東海北陸道に向かう道中、冷たい雨がフロントガラスを打ち付けます。
しかし、高山市街を抜け、飛行場へと向かうにつれ雨が上がり始め、開始時間の10時には、傘がいらないぐらいの小雨となり、ついに晴れ間が見えるまでに天気が回復!
まるでこの飛行場だけ雲が避けて通っているような晩秋の晴れ間に、ゼロヨン計測を前に全員のアドレナリン数値も上がってまいりました。
さて、メインは待望のゼロヨン計測。
滑走路の中央2レーンに100m単位でパイロンが設置され、光電管を使用しての本格的なゼロヨン計測です。
ここの集ったM3は、E36はM3B、GT、M3CとLimosine、E46M3はMTとSMGのバリエーション。
さらにBMW勢では、E36is、645、E39がそれぞれ1台、国産では日の丸のエンジン屋が生んだ名車、S2000とターボとAWDで武装したインプレッサSTIが加わり、ベストモータリングの企画のような豪華な顔ぶれです。
午前中は、ウェット路面がたたり、なかなかタイムが出ない中、私も初のゼロヨンにチャレンジしましたが、DSCの制御が入り、14秒台前半どまり。
DSCを切ってチャレンジすると、盛大なホイールスピンが2速でも止まらず、1速では8300rpmのレブに当たってしまい、痛恨のタイムダウン(泣)
Z31の頃は鍋田に出没していたのですが、昔取った杵柄が全く役に立たず、まっすぐ速く走るのがこんなに難しいとは・・・とほほほほ
そんな中、別格のインプとたこゆきさんのM3は13秒台をマーク。
たこゆきさんは、クラッチの寿命を削り取る、禁断のローンチコントロールを使用しながらの捨て身のタイムアタック。
その、ローンチを駆使しながら疾走する深紅のE46M3は、まさにガッチャマンの『科学忍法 火の鳥』!!
思わず、私の脳裏には『♪誰だ!誰だ!誰だ~!!・・・命を掛けて飛び立てば~科学忍法火の鳥だ~♪』がリフレインしておりました(懐涙)
※1960~70年代前半生まれの方のみお分かりいただけます。
たこゆきさんは、午後の部でさらに最速タイムを記録し、初代チャンピオンに決定ハ(^▽^*) パチパチ♪
さて、昼食後、私が参加した目的の一つ、メタル布教活動で閑話休題をし、その後、次第に気温が上がり、ドライとなった滑走路では好タイムが続出しているとのことで、再チャレンジです。
何本目かで少しこつと路面がきっちりグリップしていることが分かってまいりましたので、DSCをオフにし、ホイールスピンをなんとかコントロールしてのスタート
で、かろうじて13秒台(13秒92)を出すことが出来、なんとかKELLENERSのDMEと給排気系チューンの面目躍如を(汗)
アベイさん、ありがとうございますm(__)m
それにしても、13秒台を次々に叩き出すE46M3のSMGのシフトチェンジスピードは、最速でレーシングドライバーなみの0.08秒!
う~ん、公称値に近づけるよう、もっと頑張らねば(;^_^A アセアセ・・・
E36M3も13秒台に突入するなど、100分の1秒の刹那に数台がひしめき合う大接戦でした。
後半では、隠れキャラとしてS2000の妹分、FITのサプライズ参戦もあったり、マティラさんのM3Limoのハンドルを握り、そのままゼロヨンを走らせてもらえるなど、思わず、自分のE36M3Limoでゼロヨンを走っているかのようなデジャヴまでも体験。
マティラさん、いつもベリーサンクスです。
紅葉した高山の山麓にこだまする、全開のエキゾーストノートは、どの車もオーナーの好みが良く現れた素晴らしいもの。
爆音大会はもちろん、よんぱちさんのぶっちぎりの優勝☆
京都オフに続き、2冠だそうで、しばらく無敗伝説が続きそうですね。
ゼロヨンも好タイムでした。
しかし、澄み切った空気が満ち溢れているはずのここ高山の高地で、なぜかゴムやらなにか体に悪いものの燃焼臭などが時おり充満し、涙が止まらなくなったり、深呼吸すると肺が痛くなったりするなどの危険地帯に(笑)
この後、全員で後片付けを行い、事故もトラブルもなく、晴天に恵まれたオフは終了。
それぞれがホテルにチェックインした後に、2次会の松喜すしで極上の寿司と、私のテーブルでは師匠交えての、凄まじい大人の社会学で盛り上がり、とても楽しく勉強になりました。
アルコールが全く飲めなかったのが残念でしたが、いやぁ、上には上が・・・まだまだ未熟だなぁ(謎)
さらにM3バンドの結成まで決まるうれしいおまけも♪
この後、散会となり、私は私事の為、そのまま深夜の東海北陸自動車道をひたすら名古屋方面に。
道中、ものすごい濃霧で前方視界は10mもないぐらいにまでになり、とても怖かったですが無事帰宅(ブルブル)
良かった、気がついたらサイレントヒルじゃなくて・・
マッサさん、大変素晴らしい企画、深謝いたします。
また、お会いできた皆様、楽しいひと時を過ごすことができ、ありがとうございました。
このオフで、ますます自分の車が好きになり、高山の雪解け後、是非、第2回を開催していただきたいと切に願う今日この頃です。
詳細なオフレポは後日、フォトギャラにUPする予定につき、取り急ぎ報告まで。
Posted at 2007/11/11 22:55:50 | |
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E46M3 | 日記