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2009年04月05日 イイね!

男子たる者、外に出れば・・・

男子たる者、外に出れば・・・『男子たる者、外に出れば、七人の敵がいると思え。』

私がピカピカの新入社員だったころ、熱血漢の上司から「どこあっても人の目があり、油断をしていると、それこそ命取りになりかねないぞ。」と社会人としての覚悟を教えてもらった格言です。

あれから10年以上が過ぎ、どっぷりと身も心も仕事に絡めとられ、それ相応の覚悟ができている自負もあってか、久しく思い起こすことがなかったこの記憶が、先日、突然、このことを想起させる出来事がありました。

食事を終え、夜桜見物に出かけようと、とある幹線道路をM3で走行中のことでした。

それなりに通行量が増える時間帯だったこともあり、路駐も多く、周りの車も絶えず車線変更を繰り返すなど、かなり攻撃的なドライビングにひるみながらも、目的の夜桜スポットをひたすら目指していたところ、後方から、特にアグレッシブな2台が高速接近。

芸人ネタで盛り上がる車内では、特に気にせず、そのままパスさせてしまおうと、
春日ばりに「M3の横、空いてます。」と進路を譲り、先に行かせようとしましたが、後ろについたままだったり、並走したりと、なんだか絡んできている様子。

その内、「後ろからピッって言ってる。。。」と少し表情が硬直した連れに言われ、バックミラーを覗いてみると、光りものをたっぷりつけた、やんちゃそうなミニバンが映っておりました。

「あらららら、、、相手にしない方がいいね。よし、次で右折だ。」と、ウィンカーを出して車線変更をしようとすると、タイミング悪く信号が赤に(汗)

後ろにピッタリと着いたミニバン。
そして、会話が途切れる車内・・・
信号が変わるのが、いつになく長く感じられたその時、横に並んだ、大径ホイールがいかついレガシーから、「ピッ、ピピッ」とクラクション(滝汗)
「???横からも???なにか変な走り方でもしたのか???それとも・・・・」と、イタリア料理屋を出た時から、ここまでの道のりを思い出すこと2.195秒、、、、
別の心当たりはあるとしても、ことクラクションをならされるような心当たりはなく、さらに、運転席の窓からこちらに向かってなにやら合図をしている様子。

『夜桜を見に行くだけだって言うのに、一体なにをしたっていうんだぁぁぁぁぁ。』
と、脳内ではノルアドレナリンが、肝臓からはアセトアルデヒドが分泌され、謎のやましさを飲み込もうとしたその時、
「こんばんは~☆」との澄んだ声とともに、こちらに手を振る、知的な笑顔が。

咄嗟のことに、状況をのみこめず、一瞬、固まる私。
よく見ると、私と同じカーボンブラックのE46M3オーナーであるKさんがにこやかに手を振っていらっしゃるではありませんか!!
こちらも窓を開けて「こんばんは!!すいません、気がつきませんでした。」と返すと、信号が青に変わり、「それでは。」と簡単な挨拶だけで、Kさんはセカンドカーのレガシーでそのまま直進していかれました。

ミニバンもいつの間にやらいなくなっておりまして、しばし沈黙が続いた車内では、
「お知り合いですか??」
「うん、Kさんっていって、同じM3乗りの方だよ。全然、気が付かなかった。。。」
「ちょっとびっくりですね。目立ちますもんね、この車。」
「う、ん、そうなの??」
とのやりとりがあり、気を取り直して夜桜見物に。

結局、夜桜はどこも満開ながら、ライトアップがされておらず、暗闇の中、桜の枝のシルエットが薄桃色に浮かぶだけで、それほど盛り上がらずに、夜桜見学終了。
私の桜前線、開花予想はいまだ出ず仕舞いです、はい(謎泣)

そして、今日、お花見に行ったとある公園で、M3から降りた際に「FlyingVさんですよね?」と声を掛けられてしまいました(汗)
みんカラに登録されている方ではなく、よくブログをご覧になっているとか。

2本出しのオーバルマフラーやら特徴の多い、うちのM3。
たまたま偶然が重なったとは言え、みんカラというSNSに登場することで、ほとんどFlyingV号だとフラグを立てて走っているようなものだということを改めて思い知ったた先日と今日。

まさに『外に出れば、七人の敵がいると思え』

そう教えてくれた元上司は、風の噂で、数年前、海外でもらった恥ずかしい病気が奥さんにばれ、大変なことになったらしいとか・・・(合掌)
海外だからと油断した先輩、いまこそこのお言葉、そっくりそのままお返しいたします!!
Posted at 2009/04/05 21:13:31 | コメント(8) | トラックバック(0) | My Life | 日記

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「【思ひ出ぽろぽろ】某国のローカル線で命運尽きかけたメタラーがいた http://cvw.jp/b/192969/48795763/
何シテル?   12/01 11:55
偶然出会った96年式M3CLimousineを溺愛すること4年、そして涙の別離を乗り越え、その後、やって来たE46M3と忘れえぬ10年来を共にした不人気車とメタ...
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