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FlyingVのブログ一覧

2009年07月30日 イイね!

ブレンボ装着!!

ブレンボ装着!!私のカーライフの結晶となるべく、惜しみない投資と愛情を注ぎこみ、ご近所さんからも可愛がられてきたE36M3Limoの、後釜としてやってきたのが現車のE46M3。

今度こそ長く乗り続けたいとの思いと、M社最後の直6NAとなったE46M3をレスペクトし、オリジナルを引き立てるチューンを心がけて、ケレナーズのCPU、極太の尻管をぶちこんだ吸排気、そしてACシュニッツアーの足回りなどなど、ひたすら物欲を抑え、嫁の監視の目をくぐっては、こっそりと既成事実を積み重ねていきましたが、今日(日付変わって昨日)、とうとう次のステップに進んでしまいました。

悩みに悩み、発注すること数週間。
先日、入庫連絡があり、本日の午後、TK-Squareさんに伺って装着していただいたものが、これ!!

そうです、ブレーキ業界において、そのステータス性はルイヴィトン、伝統と信頼性ではロレックスと言われる『brembo』の GT Kit 6potキャリパーです(喜)

本国ではモデルチェンジ中とのこと、在庫は4potが1個でカラーの選択も限られていたため、最初は発注を見合す予定だったところ、6potが1個だけ用意できるとのホットラインを辻社長から頂き、考えるより先に、脊髄反射だけで「お願いします。」と口から発してしまいました。
ま、4でも6でも肝心な自制心に制動がかからないのはいつものことですが・・・

チョイスしたのは、黒のキャリパー。
赤だと目立ち過ぎて、純正のリアとアンバランスになってしまうことから、ボディ・カラーと調和がとれる黒にいたしました。
ちなみに、第一希望だったシルバーは在庫ゼロだそうです。

装着前に、段ボールを開梱して実物を見せてもらうと、とにかくでかくてゴッツイ!
それでもアルミ・モノボディのため、重量は純正とそれほど変わらないとのこと。
ローターは355のドリルド。
表面のメッキ加工は、ブレーキパッドが当たるにつれ、シルバーのメタル面が出てまいります。

実はbrembo初体験の私(汗)
ビッグキャリパーを前に、これでフルブレーキングをした日には、M3が前につんのめって、そのままでんぐり返しをしてしまうんじゃないか、、、いや、ネガキャンが付いているから開脚前転に、、、待てよ、それじゃあ難易度が低いから、LEDテールでひねりを加えて開脚前転1/2捻りを、、、、、なんて毒にも薬にもならない妄想をしている内にさくさくと作業が進行。

作業を担当していただくのは、確かな技術に裏付けされた豊富な経験により、BMWの酸いも甘いも、辛いもしょっぱいも、エロイも気持ちいいも、「ダメ、そんなことするつもりじゃないの。」「ここまで来ておいて、違うとは言わせないよ。さあ、力を抜いて。」「いや、、、あ・・・・」も知り尽くした、若いながらも熟練のメカニックさん(笑)
安心して作業をお任せできます。

取り外された純正はパッドの溝もローターもまだまだ十分使えるため、持ち帰ることに。

順調に作業が進み、3時間弱で取り付けからエア抜き、テストドライブが終わり、いよいよ私自身がbremboを体験する時がやってまいりました。
『250kmからのフルブレーキングの減速Gで、首の骨が粉砕したらどうしよう・・・』
頭をよぎるのは、机の引き出しからドラえもんが出て来たとき、みぞおちに強烈な一撃をもらったらどうしようかと考えているのと同じくらいナンセンスな不安。

辻社長からは、「最初は効きが甘いため、慣らしを兼ねて、いつもより手前からゆっくりと踏んでいってください。急激に熱を入れると、あまり良くないですから。」と伝えられ、ソロソロとお店を後にいたしました。

県道との合流で、初めてブレーキペダルを踏み込んだときには、前よりもカッチリとしたタッチに変化し、かなり浅い踏みシロで効き始めることが分かりました。
ある程度スピードが乗った際のブレーキングでは、辻社長から言いつけどおり、ナメクジ・ブレーキングを繰り返しつつ、深く踏んでも車がギクシャクすることも当然なく、さらに微妙な踏力に応じてコントロールができるような奥深さに脱帽。

E46M3は重量級GTながら、私の走行スタイルでは純正のブレーキは過不足ない性能であるため、bremboに交換した時の変化が分かるのかどうか一抹の不安があったのですが、あっという間に杞憂となるぐらい、鈍感な私でもフィーリングの違いを体感出来てしまうほど劇的な変化がありました。

結局、今日は慣らしに徹したためガツンと踏み込む機会はなく、週末に、様々なタウンスピードや高速道路でのブレーキフィールを試すが楽しみです♪

それにしても、6potは少々やりすぎた気がしないでもないような(汗)
そう言えば、同じようなことを謳われた歌がありました!!
え~と、、、
・・・「光成に過ぎたるものが二つあり、島の左近に佐和山の城」・・・

なるほど、bremboは私には過ぎたるもの。
それが島左近か佐和山城か定かではありませんが、確かなのは、二つどころじゃないということか(泣)

末筆となりましたが、TK-Squareさん、いつも素晴らしい作業をありがとうございます!!
作業風景と詳細なインプレは後日、フォトギャラリーにUPいたしますので少々お待ちください。
Posted at 2009/07/31 01:10:34 | コメント(15) | トラックバック(0) | E46M3 | 日記
2009年07月26日 イイね!

直6サウンドの頂

今月、ついに一生の買い物をしてしまい、人生の退路を自ら断ってしまった、神風メタラーこと私FlyingVでございますが、いまだ実感も沸いてこないどころか、周りが俄然慌ただしくなり、極めて受動的に人生のカオス状態に突入してしまった先週。

心境としましては、ガンダムにつられて、なんの準備もないまま大気圏に突入し、保護フィルムをまとったガンダムを横目に、燃え尽きようとするザクと申しましょうか、、、、なんだか熱いことになっています(笑)

そんなこんなで、ブログの更新はおろか、ロクにM3を構ってあげることもできず、ニュートン的時間が物理的に過ぎるだけの灰色の日々の中、
前頭葉がドーパミンで下膨れになってしまうぐらいの極上サウンドに出会ってしまいました!!

ドライビングプレジャーを感じるうえで、もっとも重要なファクターの一つが、メカニカルサウンド。
私にとって、心臓部である内燃機関がきれいに燃焼して発するそれは、絶対性能よりも、琴線に響くかどうかが車選びの基準になっています。

ただ音が大きいだけではいいものではなく、要は揃った倍音。

フェラーリやアルファのマルチシリンダー、日本ではホンダのV-TEC系エンジンなどなどが代表格として挙げられ、我がM3の心臓部S54ユニットも、高回転域では、気筒間の肉厚を極限ともいえる4mmの薄さまで削り取ったシリンダーブロックが共鳴し、長いクランクシャフトがF1エンジンのピストンスピードと並ぶ勢いで6個のピストンを捻じれんばかりにぶん回して発する、メタリックで低音が効いたジューシーなサウンドは、脳髄を嫌というほど揺さぶってはくれていますが、ボアとストロークの連棹比のバランスが適正値を大きく外れるほどリスクを冒したハイチューンユニットであるがために、7500rpmから8000rpmまでのゼブラゾーンでは、やや色気を失ったサウンドになるのが惜しいところ。

各評論家からは、究極の直6NAとは言われているものの、果たして最良のサウンドであるのかどうか、、、、
そこで、名機と呼ばれた直6エンジンのサウンドをYOUTUBEで閲覧しようとしたところ、どえらいものを見つけてしまい、ドーパミンの大量分泌がしばらく止まらなくなってしまったのです。

それは、国産直6NAユニットの伝説的存在、S20。
ご存じのとおり1969年にR380に搭載され、そのデチューン版が搭載されたのが、KPGC10とZ432。
気難しいセッティングのため、本調子のS20にお目にかかったことがなく、その実力もサウンドも分からずじまいでしたが、CGの付録DVDで見た、富士を激走する当時のハコスカGT-Rが忘れられず、検索してみると、なんと、ガンさんがSUGOでハンドルを握った最近の動画があるじゃないですか。
あの辛口のガンさんの最初の一声が、「すごいな!!」で、後は感嘆しきり。
低回転からすでに聞き惚れるようなサウンドで、回転の上昇に伴って様々な倍音が重なってシンフォニーとなり、圧巻は、7500rpmから上の高回転域で、もう一段、ファルセットのような澄んだ音域変化が起きるところ。



オリジナルのS20ユニットではなく、2.3L化して270psまでチューンしているとのことですが、ターボなどの補機類に一切頼らない、ギミックなしでのこのサウンド、恐れ入りました(滝汗)

私が免許を取ったのは、NSXが登場しGT-RがR32として復活を遂げた頃でした。
その当時、太い排気音が聞こえて来ると、ニキビ面の中学生もスーツ姿のサラリーマンも、羨望やライバルを見るような視線を送っていた姿がよく見られ、私もツレと「あれは柿本だな。」なんて会話をしていた20代。。。

NVHやECOはほどほどに、決してハイパワーでなくていいので、こんな音を聞かせてくれる直6NAを積んだ国産スポーツカー、出して欲しいなぁ(遠い目)
Posted at 2009/07/27 00:58:59 | コメント(11) | トラックバック(0) | My Life | 日記
2009年07月17日 イイね!

いとこに纏わる、ちょっと深イイ話

知る人ぞ知る、私のいとこ“ミッシェル”(国籍:日本、年齢不詳、多分♀)はプロのバイオリニスト。

思春期真っ只中の高校生の頃、私と一緒にメタルにどっぷり浸かり込み、数々のアナーキーな伝説を残した彼女は、その後、私がメタルの深淵からちっとも社会復帰できないのに対して、多くの音楽家がそうであったように小さい頃から厳しいレッスンを積み、才能を開花させることで、音大に進み、メタルから脱却してまっとうな音楽家になりました。

ただ、多感な時期に受けたメタルの影響だけは抜けきれなかったようで、メタルの名曲をバイオリンでカバーするコンスピ・アルバムを次々企画しては事務所にはねられるなど、メタルの後遺症に悩まされてはおりますが、その内なる感情をストレートにぶつけ、聴くものすべてを自分の世界に引き込み、共演者を決して寄せ付けない孤高のスタイルは、ジプシーバイオリンというジャンルを確立しました。

クラッシックにも関わらず、青少年にはドギツ過ぎる情熱とフェロモンがほとばしり過ぎて、時々ライブがR指定になるとかならないとか(爆)

琴とのコラボレーションで南米ツアーに出るなど、ワールドワイドに飛び回り、多忙な音楽活動の傍ら、どういう経緯で声が掛かったのか不明ながら、超有名私立中学から彼女に課外活動でのバイオリン講師の依頼があったそうです。

その付属高校は、東大進学率がトップクラスのスーパー進学校。
小学生の頃から、有名大学進学を運命づけられた医者や弁護士の息子達が学業に勤しむ無菌室のような環境に、彼女を放り込めば、熱帯のウイルスのごとく、あっという間に毒が蔓延し、勉強どころではなくなるのではと、脳裏によぎる、一物、、いや、一末の不安。

そんなミッシェルと最近話をする機会があったので、近況を聞いてみると、、、、、
「久しぶり。」
「ご無沙汰!!」
・・・・(中略)・・・
「ふ~ん、そういえば、どう、例の学校のレッスン??」
「ああ、あれね、やってるよ~。」
「秀才君だし、生意気な子っているでしょ?」
「いるよ~。最初は、青っちょろい顔した子ばっかりで、名前呼んでも返事が小さい!!なんでも理屈こねたがる子もいたよ。手なんて、鉛筆しか握ったことがないんじゃないかぐらい、皆、女の子の手みたいにきれいで。」
「うんうん。」
「後は、とにかくお母さんにお伺いを立てる子。勉強とバイオリンを両立するなんて、それこそ、社会からいくらか隔離していないと中々集中できないから、自主性が追い付いてないというか、、、、ま、最初は面食らったよ。」
「へぇ~。昔、そんな彼氏いたよね。エリートだけど、あんまりだらしないから、髪の毛掴んで引きずりまわして、ヤキ入れてたっていう。。。。それにしても、大人になったねぇ。」
「あははは、あったあった。打たれ弱い秀才君は本当に手が掛かる。。。。でも、同じようなこと、やっちゃったんだ。。。」
「ええ!!ど、どういうこと??」
「最初の頃は、そりゃあ、猫かぶって大人しく教えてたよ。いいところの坊ちゃんだし、変なトラウマ刻んでも気の毒だしね。
でも、知能犯というか、私が大人しくしているのを見透かして、だんだん横着になっていったのさ。携帯は鳴るし、途中でいなくなるなんて、しょっちゅう。やんわりと注意はしてたんだけどね。」
「あら、大人じゃん。それで??」
「で、ある日のレッスンを始めようとしたら、DSを開いて対戦している子達がいたの。さすがに、カチンと来たけど、そこは、グッと堪えて、『さ、ゲームは終わり。あなた達が持つのは、バイオリンのほうよ。』って注意したんだけど、全然聞く耳もたなくて、その内、対戦が終わって、やっとレッスンを始められると思ったら、彼ら、どうしたと思う??負けた子が『もう1回!!』って勝った子に言うなり、また始めたのよ!!!他の子たちも集まってきちゃって。」
「ひどいなぁ。」
「私もこれだけ舐められたら、もう限界。頭のてっぺんがカーと熱くなったと思った途端、気がついたら、DSを取り上げて、、、、、、」
「うん、うん、、、」
「こう、、、、バキッて、折っちゃった。」
「!!」
「で、流れで、相手の子のDSも取り上げて、、、、、、、バキッと。。。。」
「や、やっちゃったね。。。」
「うん。さらに、折れたDSを踏みつけて、窓の外に投げ捨てちゃった。飛んでいくDSを見ながら、ああ、首だなって思った。」
「普通そうだ。で、DSの持ち主は??」
「呆然としてた。で、思わず『舐めんな、くそガキども!!ちょっとぐらい勉強できても、なんにも偉いくないんだよ!!次はこれで済むと思うなっ』って睨みつけてやったら、一人シクシク泣き出しちゃった。どうせ、これで最後だと思ったら、もうそこからスパルタよ。」
「うわ、、、」
「一人づつ立たせて、私とアンサンブル。できないところは何度もやり直して、ボロッカスに言ってやったさ。」
「お気の毒様・・・」
「そうしたら、レッスンが終わったら、全員で『ありがとうございました。』って、しおらしくなってて。私も、勢いで、『いい男になれよ!!バイバイ。』って言って帰っちゃった。」
「へぇぇぇぇぇ。でも、まだやってるんでしょ??」
「うん、でね、その晩、案の定、保護者から電話が掛かってきて、、、、DSを折られた生徒のお父さんなんだけど、お医者さんって言ってたっけ。私も一言あったので、気合入れて電話に出たら、DSの件、もう一人の子の親御さんと話したらしく、その代表として電話を掛けてきたんだって。それ聞いたら、私もテンション上がっちゃって、来るなら来いって顔じゅう青筋立ちまくり。そしたら、なんと・・・」
「なんと??」
「『愚息のDSの件、、、、ありがとうございます。』だって。」
「ええええ??」
「『お前が甘やかすから、常識を教えてやったんだよ。』と喉まで出かけてたのが、『は、はぁ。』と拍子抜けしちゃって、、、、なんでも家に帰ったその子が、いきさつを全部話して反省していたみたいで、それで、悪いのは僕だから、先生を怒らないでって親御さんに伝えてくれたんだって。」
「ふ~ん。」
「その後、別の子のご両親と連絡を取りあって、それで、代表として、お礼とこれからもお願いしますってことを改めて伝えてくれて。。。で、まだ先生、やってます。」
「すごいなぁ。良かったねぇ、理解あるご両親と、素直な子で。」
「いやいや、これも私の人徳、、、な訳ないけど、なんとか結果オーライだった。
今、皆すごく言うことを聞いてくれて、バイオリンも上達してるよ。私がお茶って言ったら、すぐに入れてくれるし、不機嫌だと顔色伺っちゃって、かわいいんだこれが。」
「あれ、、、なんかベクトル違ってきてない??」
「そう??バイオリンも精神修行の場。強いて言うなら、ガチンコ・バイオリン倶楽部、、、いや、クラッシック版の戸塚ヨットスクールみたいな(笑)」
「・・・・・・」

そんなこんなで、本性を出した途端、持ち前のカリスマと目力で秀才達を服従させ、厳しすぎるレッスンは時に泣かしてしまうこともあるそうですが、課外授業ながら誰も辞めることもなく、親御さんたちからは感謝の言葉が絶えないとか。

それにしても、彼らが一体、どんな大人になっていくのか、、、
きっと素直で頭のいい彼らのことですので、このレッスンをポジティブに咀嚼しながら真っ直ぐに成長していくことでしょう。

そして、その時に、初めて彼らは気がつくのです。そこにあったのは溢れる教育愛ではなく、ミッシェルがとびきりの『ドS』だったってことに・・・
Posted at 2009/07/17 18:14:24 | コメント(13) | トラックバック(0) | My Life | 日記
2009年07月12日 イイね!

うろこ取り

うろこ取り7月に入って、ほとんど無休状態&梅雨のラストスパートにより、M3のハンドルを握った日数、延べ1日と30km(汗)

つい最近、満タンにしたのが先月のHAZM4から帰宅した夜のことで、確か、カード会員価格でハイオク110円台の後半だったのが、それが今や130円台だなんて、
3年前の納車時には、E36M3Limoを振り払うかのように、S54ユニットの刷毛でなぞるような超絶フィーリングと艶やかな嬌声に毎夜のごとく溺れまくり、コンロッドがねじ切れんばかりに8000rpmまで上り詰めていたあの頃と比べたら、ここ1ヶ月のM3との逢瀬はほとんど倦怠期の夫婦の営みと言わんばかりの体たらく。。。

このままでは、ドイツ製の贅沢なガソリンタンクと化してしまいかねないため、午前中で仕事を片付け、近所の量販店までちょい乗りをしてまいりました、
薄肉のシリンダーブロックを真っ赤になるほどガソリンを注ぎ込むまではいかないにしろ、低いギアでそこそこ回して、カーボン除去にいそしみながら、ZIP FMでの不謹慎発言で番組降板となった某パーソナリティと同じ名前のカー用品店に到着。

特に目的もなく店内をぶらぶらしていると、目に入ったのがこちら(画像)

前々から気になっていた、リアとサイドウィンドウのウロコをいつか何とかしなければと思いつつ、この時もすっかり記憶野から抜け落ちていたのが、これを見た途端、猛烈にフラッシュバックいたしました。

という訳で、早速購入し、試してみることに。

使い方はいたって簡単。
添付のスポンジに付けて、ガラスに塗布するだけ。
擦る必要が全くないにもかかわらず、ついついウロコにスポンジを擦りつけてしまうのは、ガラスコンパウンドを愛用していた時の癖であり、決して、なにか液体が出ると反射的に擦りつけてしまう切ない習性がある訳ではありません(滝汗)

塗布後、1分が経過し、ウェスでふき取ってみると、ビッシリと張り付いたウロコの半分ぐらいが見事に消失しているではありませんか!!

一昔前はガラスコンパウンドで時間を掛けて苦労して削り取っていたのが、ただ塗るだけでこうも簡単に取れてしまうなんて、科学の進歩、凄すぎます。
しかも、ウロコで腐食した部分をも修復してくれているなんて、これは机の引き出しから、いつネコ型ロボットが飛び出して来てもいいように、心とドラ焼きの準備だけはしておかないといけません。

ただし、悠久の大陸からの飛来物でウロコ車になり果て、ご近所の奥様を恐怖のズンドコ(出典:寺島純子アナ「3時のワイドショー」より)に陥れたドイツ車には使用できませんので、ご注意ください(笑)

とまあ、リアガラスをある程度綺麗になったところで、左右のサイドウィンドウも処理を行い、大方のウロコを除去することに成功。

外国車への使用は控えるよう注意書きがあることに気がついたのはすでに塗ってしまった後でしたが問題なしです。

積年のウロコ問題に決着がつき、梅雨明け後の猛暑に向けて、今度はウィンドウフィルムをどうしようか逡巡するこの頃。
それとビッグキャリパー計画をいかに秘密裏に進められるか・・・
これまでも何度となく触れては天罰覿面だった、嫁の喉元にある1枚のデッカイ逆ウロコ、一瞬でもいいから消えてくれないかなぁ。。。
Posted at 2009/07/12 21:31:20 | コメント(4) | トラックバック(0) | E46M3 | 日記
2009年07月10日 イイね!

主様と王八蛋

主様と王八蛋このところの雨模様のため、水位がグンとあがった実家近くの用水路で、出会ったのがこの亀さん。

実家に寄ったついでに、犬の散歩に息子と出たところ、水深1mほどの川底に生い茂る水草に、お腹の下をそよそよと撫でてもらっているかのように優雅に水面を漂っている姿に遭遇しました。

都会っ子の息子が大喜びで駆け寄って、泳いでいる様子をまじまじと観察しても動じる様子もなし。

私が小さい頃、良くタモを持ってザリガニやら捕まえた田んぼ道でしたが、これほど間近で亀を見ることはなく、しかも、大きさも相当なものだったため、身を乗り出していると、
ゴールデンレトリバーのモモも、未知なる生物に興奮したのか、しゃがみ込む私の横から水面ぎりぎりまで鼻を伸ばし、しきりに甲羅を追跡しようとした揚句、右前足を思わず川の中に落としてしまいました。

「ドポン」というスプラッシュサウンドにさすがの亀さんも驚き、急速潜航し、そのまま水草の合間に。

それでも、まだ水面から手が届くところにまんじりとしているあたり、慌てて逃げていくそこらへんの泥亀とは、また違う風格を感じさせ、ひょっとすると主クラスなのかと怪力乱神の類にめっぽう弱い私は、そのままそっとして帰宅しようと腰を上げると、
子供の好奇心と犬の猟奇心はますます膨れ上がったようで、モモの尻尾は振りきれんばかりに振られ、息子も鼻息荒く用水路に跨る始末(汗)

「もう行くよ~」と声を掛けても、そこから貼り付いたように動かなくなってしまい、「ほら、亀さんも怖がっているでしょ??」と諭してみると、ようやく顔をこちらに向けた息子から「でも、、、ちょっとだけ触ってもいい??」と普段見せたことのないような、知的好奇心溢れるきらきらした目を投げかけられ、そんな瞳で訴えられたら親としてNGを出せるわけもなく、「ちょっとだけだよ。」と少し待つことにしました。

「やったぁぁぁぁ♪」と言うが早いか、両手を肩近くまで水に入れ、その数秒後の出来事が画像のもの。
体長、約50cmぐらいのひと際大きな亀さんにたじろぎつつ、
「・・・おいおい、ちょっと触るんじゃなかったのかよ。。。」とたしなめると、
「うん、持ち上げてみたくなっちゃった。」と嬉しそうな息子でしたが、肝心の亀さんは手足を甲羅に仕舞い込み、ブクブクと少し泡を吐き出し、あまりご機嫌がよろしくない様子。

息子は持ち上げた亀をしばらく観察した後、「びっくりさせてごめんね。バイバイ。」とゆっくりとリリースすると、再び、手足を出して、もと居た場所に悠然と戻っていきました。

「初めて亀触ったんだけど、思ったよりも重いし、甲羅も硬いだけじゃなくて、なんだか分厚い爪みたいだった。」と興奮冷めやらぬ息子から、
「亀はなに食べるの?オスとメスはどうやって分かるの??ウミガメとどこが違うの???」と矢継ぎ早に質問され、実家に置いてある百科事典を一緒に見ながら、答えを探し、「ふ~ん。」と二人で納得。
それでも、どうしても分からなかった疑問がありまして、それは、
「亀の甲羅って、どうやって出来るの??」というものでした。

百科事典では、「・・・・・と見られている。」と書かれているだけで、結局真実は分からずじまい。
それから数日が経ち、そのまま記憶が希釈されつつあった、今日、まさにジャストミートの記事が載っておりました!!
亀の甲羅 形成過程を解明』 理研センター(毎日新聞)
甲羅は肋骨が扇形に変形して出来たものなんですね。。。

ちなみに、甲羅内部の様子はこんな感じ。

なるほど、確かに肋骨です。
タメになったねぇ~、、、タメになったよぉ~

今日は、息子の9回目の誕生日。
好奇心がよそに行ってしまう前に、さっそく教えてあげないと!!

それにしても、昔話では、子供にいじめられていた亀を救った青年は、確かとってもいいところへ連れて行ったもらったはず♪
竜宮城での留守中、不自由ないよう、ちゃんと嫁に託をしておかないといけません。

あと、確か亀をもじった古典が中国にあった気がしたので、ついでで調べてみると、
王八蛋』・・・亀、スッポンの俗称。古典では「女房を寝取られた亭主」の意。
現代では、強烈な侮蔑用語で「大馬鹿野郎」や英語の「Fu×k you」に相当する。

こ、これは、すなわち、、、、(ナイアガラ汗)
もう、返す言葉がございません。。。。
Posted at 2009/07/10 17:41:21 | コメント(7) | トラックバック(0) | 奇怪生物 | 日記

プロフィール

「身近にあった珍百景 http://cvw.jp/b/192969/48581865/
何シテル?   08/04 15:32
20年前に偶然出会った96年式M3CLimousineを溺愛すること4年、そして涙の別離を乗り越え、その後、やって来たE46M3と忘れえぬ10年来を共にした不人...
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