2010年02月24日
カー用品店に行くと、必ず燃費向上グッズコーナーの引力に引き寄せられ、『イオン効果でパワー10%UP!』とかの謳い文句が目に入ると、気がついたときにはその商品を持ってレジに立ち、節約できる燃費の100年分ぐらいのお支払いに、ふと我に返るオカルトメタラーな私でして、そんなオカルト好きのルーツのひとつが、ホラー映画。
小さい時から大の怖がりのくせに、オカルトや心霊現象が大好きで、小学生の頃、夏休みのお昼にやっていた『あなたの知らない世界』を一人で観てトイレに行けなくなったり、四次元ミステリーや恐怖の怪談物語、怪奇特集の本を読みふけっては、怖くて眠れなくなったこと数え切れず。
特に、1980年代は木曜洋画劇場で『エクソシスト』をノーカット放映し、あまりの恐さに全国のお茶の間を恐怖のドン底に陥れるなど、自由奔放なTV局のオカルト企画が目白押しで、そんな私の幼心には、打ち震える恐怖と同時にトラウマを昇華した小さなカタルシスが芽生えてしまいました。
この頃の原体験が今の自分のオカルト好きを決定づけたと言っても過言ではありません。
メタルの世界観やファッション(古くはWASP、最近ではSRIPNOT、LORDIなど)にも共通点が多くありまして、
ジョージAロメオの『ゾンビ』3部作、今や、スパイダーマンやトランスフォーマーを手掛ける人気監督サムライミの出世作『死霊のはらわた』、その他、『ローズマリーの赤ちゃん』、『マニトウ』、『ゾンゲリア』、『サンゲリア』、『悪魔の棲む家』、『ペットセメタリー』などなどの古典ホラーの名作は言うに及ばず、金はなくとも時間は腐るほどあった学生時代は、B級ホラー映画も触手が伸び、『アタックザマミー』の陳腐さに失笑しつつ、『死霊のしたたり』の低予算にずっこけ、『アタックオブザキラートマト』の突き抜けたくだらなさに喝采したりと、手当たり次第に観まくってました。
今でも、勿論、新作が出るとチェックしていますが、ただ、最近のホラー映画はCGに頼り過ぎて、どうにもSFチックになったのと、画像が鮮明であることが裏目となり、古典ホラーが持っていた仄暗さが失われてしまい、忍び寄る得体の知れない恐ろしさというものが伝わって来ず、そしてなによりも、台本の構成が甘いため、伏線もバックボーンも脆弱で見応えのないものが多い。。。。(嘆息)
書き出すと紙幅が足りなくなるので、続きはまたの機会にして、、、
さて、画像は、ボンテージに身を包み顔中にピンを打たれ極端に顔色の悪いおじ様がも痛々しいVHS2本。
これ抜きにして現代ホラーを語れない、不朽の名作『ヘルレイザー』とその続編『ヘルレイザー2』です。
禁断のパズルボックス(ヘルレイザー)を開けてしまった者の前に登場する魔導士達と彼らから得られる極限の快楽・・・
この青白いおじ様は、その魔導士達のリーダー「ピンヘッド」さん。
もともとは人間だったのが、このパズルを開いたばかりに、頭蓋骨にピンをしこたま打ちこまれて悪魔の手先に転生させられた気の毒といえば気の毒な方です。
第1作は87年の作品ながら、初めて観たのは、バブルが弾けた世の中とほとんど無関係だった大学1年生の時でして、人間の根底にある背徳行為への渇望と独特の地獄描写、そして、CGもなく作り上げたグロいながらも耽美的ともいえる映像に衝撃を受けました。
2作目は1の伏線をさらに深掘りしたもので、シリーズ最高傑作との呼び声が高い作品。
3、4作目はSFに近い娯楽映画で失望しましたが、5はその反省からか、複雑なストーリー構成と暗く靄が掛かった背景を軸にした正統派?ホラーに。
この手の映画にしては珍しく、神の救いはおろか、キリスト教的価値観が一切排除されているのも特筆できる点です。
現在、7まで続編が作成され、人気漫画の『ベルセルク』もこれをモチーフにしているとか。
数年前からDVDを探していたところ、先週、中古品として近所のレンタルビデオ店の中古品コーナーで偶然発見し、買い受けることができました(感涙)
そして、その日の深夜、10数年ぶりに観るヘルレイザーシリーズに胸をときめかせ、トイレもしっかり済ませてビデオデッキを引っ張り出し、まずは、記念碑たるシリーズ1作目をデッキにフェードイン。
「ふむふむ、、、パズルが開いて、、、、、うひゃー、ピンヘッドのご降臨!!!ここでドバーといくのね、、、、ええええ??そ、それはやめてぇぇぇぇぇ」と深夜に一人盛り上がり、余韻が残るうちに2へ。
「おお、こ、これは、そう来たか、、、医者なのになんて悪い奴だ。。。あ、そのパズルを開けたら、ほら言わんこっちゃない、またまたご登場ぉぉぉぉ!!!ひぃぃぃぃぃぃぃ、なに、そこを引っ張る??、、、、ああ、そんなご無体なぁぁぁぁぁ」
と一人でハァハァ言いながら、全部観終わってみると、午前4時(汗)
さすがに映像の古さは隠しきれず、数々のホラー映画で感受性が慣れてしまっているのか、震えあがるほどの怖さはなかったにしろ、古典としてそれなりに楽むことができました。
これでお値段、1本 150円!!
すでに絶版となり、コアなファンの間ではプレミアがつこうかというものを、回転が悪いだけで吐き出すビデオ店の不当な評価に嘆きつつも、ありがたさに感謝です。
さて、ここから回顧録。。。
かつて、とあるメタラーの手元に、開けてはならない禁断のパズルボックスがありました。
通信手段にもなるそれは、電子デバイスで厳重に封印し、常に携行していたところ、
なにかのはずみで、嫁の手の中で封印が解け、、、、
そこから現れた嫁の顔をした魔導士は、地獄よりも過酷な、無限の苦しみと償いをメタラーに課したのでした(ブルブル)
ようやく、その苦しみが解けかかった今日、なぜか再びその箱がモデルチェンジして、メタラーの手に・・・・
皆様も、お手元にある禁断の箱から魔導士を召喚しないよう、どうぞお気を付け下さいませ。。。。。。
注:あくまで個人の感想でして、映画自体をお勧めしているものではありません。あしからずご了承くださいm(__)m
Posted at 2010/02/24 17:05:42 | |
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My Life | 日記
2010年02月20日
立春が過ぎ、いよいよ春めき出した先週の土曜。
来月の啓蟄を前に、小動物達が冬眠から覚めてしまうのではないかと心配になるぐらいのポカポカ日和に、M3のカバーをめくらない手はなく、野球の練習から帰った息子を連れてSABに立ち寄り、ポイント1.5倍デーだった近所のスタンドに給油へ。
車内で「暑い~!!」と窓を開ける息子が、「地球温暖化だね。」と学校で習ったことをしたり顔で話し始めたので、
「地球温暖化はね、実は、二酸化炭素排出量よりも、金融経済と環境エゴのほうが密接に結びついている、案外、胡散臭いもんなんだよ。」との主旨をやんわりと伝えると、
「へぇ~、昨日の夜、おとうちゃん、遅かったでしょ。お母ちゃんが『なんだか胡散臭いわね。』って、言ってたけど、同じことなの?」とバッサリ(汗)
「ま、見方によっては、それぞれの意見があるし、、、ものごとには、真実を知らないままでいることも大事だってことをそのうち分かるようになるさ。」
「ふ~ん。地球温暖化とおとうちゃんはあまり突っ込まない方がいいってことだね。」と、知ってか知らずか本質をえぐられ、戦慄を感じつつも、ガソリンスタンドに到着。
タオルで窓を拭き、いそいそと給油している最中、「こんにちは~」との声に、「はい。」と顔を上げてみると、そこに立っていたのは、息子のクラスメートのT君とそのお父さん。
T君と息子は1年生の頃から、恋に勉強にと、なにかと競い合っている幼馴染でもあり良きライバルでして、3年生になって入った野球チームでも、レギュラー目指し、凌ぎを削っています。
そんなT君のお父さんはここみんカラでも何度かご登場いただいた911のオーナーさん。
一昨年の運動会での徒競争で、偶然、同じ組となり、M3VS911の宿命のオーナー対決にて、私が圧勝
した因縁の相手。
ただし、その時はT君のお父さんが無念の転倒による途中棄権となったため、本当の意味で勝負がついたという訳ではないのです。
2つ向こうのレーンに白い911が停まっているのが目に入り、
「あ、こんにちは。」と返すと、極めてさわやかなスマイルとともに、「どうですか、M3の調子は?」と尋ねられました。
「異音も解消して、すこぶる好調です。」
「おお、そうですか!!今度、走りに行きませんか?」となにげに挑戦的なT君パパ。
T君の、お父さんを見る目も頼もしそうです。
「いいですよ。なんでしたら、今からでも。」と、息子の手前、売られたケンカは定価で買うことをモットーとし、今まで数々の余計な災難に巻き込まれてきたメタル根性が顔を出してしまい、ついつい乗ってしまいました。
しかし、これは連綿と続くゲルマンスポーツ同士の聖戦。
東洋の辺境たる小さな島国で、二人のオーナーが出会ったのもなにかの運命。
いまここで終止符を打たねばと、満タン給油を止めようかとしたその時、
突然、「ウフフフフフ。」と不敵な含み笑いを浮かべるT君のお父さん。
「ど、どうかされましか?」
なにかとんでもない秘策があるのか、、、もしそうなら、うちのM3もびっくりドッキリメカでも出動させないとと一瞬怯んでいると、T君のお父さんが、M3のリアの三角窓を指さし、
「このステッカーは、、、、、、、」
「ええ、ご存知ですか?」とT君パパも、もしかしたら、みんカラユーザーなのかと淡い期待を抱いていると、
「違ってますよね。」と、私が片時も忘れたこともないE36M3Limoの証というべき、ClubE36M3の名誉会員としてtoto会長から下賜された神符に対しての、我が耳を疑う信じがたい暴言!!
「な、なんですとぉ??」思わず、声が裏返る私。
「あ、あのぉ、、、形式がというか、、、なにかこだわりを持たれているのかなぁと。」と少し恐縮した雰囲気のT君パパ。
「こだわりはありますよ。なんといってもこれは、E36M3クラブの、、、ん、んんん??」

・・・・・・『ClubE36 3』・・・・・・・(本来はClubE36M3です。)
なんと、パチンコ屋のネオンで、『パ』の字だけは消えてはいけないのと同じぐらい重要でもあり、うちのM3との唯一のレーゾンデートルたる『M』の文字だけが欠落し、少しBMWに詳しい人が見たら、ちょっと勘違いしちゃったステッカーになってしまっているじゃありませんかぁぁぁぁ
ステッカーを見つめる私の目が点になるのを察してか、心優しいT君パパは、
「先代に敬意を払うとか、そういう意味なんですよね。うちのポルシェにも930ってステッカー、貼ってもいいかもしれません。」と心にもないフォローを残して、「じゃあ」とめぞん一刻の三鷹さんの様な爽やかな笑顔でT君と911に乗り込んで走り去って行きました。
後に残ったのは、怪訝そうな顔の息子ときっちり満タンになったM3。
「おとうちゃん、間違えたの?」とむっつり聞く息子。
「いや、間違えちゃいないさ。ただ、大事なものが足りなかっただけだよ。」
「へぇ、こういうのも胡散臭いって言うの??」と蒸し返すあたり、嫁譲りの観察力のなせる技。
「そのうち白黒、しっかりつけるから。」
「そうしたら、お父ちゃんのM3、黒で最初から負けてるじゃん!!バカ!!!」
と膨れっ面の息子を乗せて、帰宅しました。
ステッカーを頂いたのが、2年前のFamilie。
あの時、ふっ切ったM3Limoへの思いが希釈されていったのと同時に、剥がれおちた『M』の文字。
いっそ、息子が免許を取るまでそのままにしておいて、「お前が貼る番だよ。」と息子に託してしまったらカッコいいだろうなぁと想いを馳せつつ、i-Podからほとばしる珠玉のメタルチューンで悦に入りながら、「そういえば、親にバカとは何事だ!!と今更ながら突っ込むと、ナビシートでスースー寝息を立てる息子。
T君とは大きくなっても良き競争相手であり、助け合う友に成長し、そして、いつか二人がメタル布教活動の中核になって、もう一つの『M』であるMetalの頭文字を掲げて欲しいと願う少し歪んだ親心でした(汗)
Posted at 2010/02/22 17:55:13 | |
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E46M3 | 日記
2010年02月17日
先日、JR高円寺駅で、線路に落下した女性を救助した、会社員の男性の義挙がニュースになりましたが、電車と枕木の隙間に女性を移動させ、自分はホーム下の避難スペースに入り込むなど、まさに危機一髪の救助劇だったとのこと。
実際、その男性のインタビューでも、「うちに帰ったら震えが来た。」など、その時の緊張状態が如何に尋常でなかったか良く分かります。
こんなニュースを見る度に聞こえてくるのは、「もしその状況に自分が居合せたなら、同じ行動ができるだろうか。。。」との内なる声。
そして同時に思いだされるのが、2007年2月に、東武東上線の急行電車がまさに通過せんとする踏切内に侵入した自作願望の女性を自らの命を賭して助け、殉職された板橋署常盤台交番勤務の宮本邦彦警部。
ソクラテスの有名な言葉で、『いちばん大事にしなければならないのは生きることではなくて、よく生きることだ』とありまして、
毎日を「よく生きること」が、自ずとこうした義挙に体を突き動かすのかと、今の自分を見つめなおすとと、もう恥じ入るばかりです(赤面)
さて、海外でも踏切での危機一発映像がありましたので、ご紹介します。
踏切内でエンストし、立ち往生した車の運命は・・・
そして、後ろのライダー達の取った行動とは!?
よくぞ!!
日本の踏切でしたら緊急停止ボタンがついていますが、電車の運転手が目視で危機発見してからの緊急ブレーキは往々にして間に合わないものなんですね。
こちらは、絶対絶命の状況から、奇跡的な偶然が重なり、九死に一生を得た動画集です。
こ、怖すぎる、、、、背中に冷たい汗をかいてしまった。。。
15年前、Z31で甲州街道を走っている時に、幼稚園の送迎バスに側面から突っ込まれ、Zは大破、私も血まみれになりながら打撲数か所で済んだ時のことを思い出してしまいました(ブルブル)
ラリーはTVで楽しむだけにしておこっと。
Posted at 2010/02/18 18:18:58 | |
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社会 | 日記
2010年02月13日
週頭から国税にカチコミを喰らい、尻の奥まで見られた挙句、生気すらも吸い取られ、今日もリビングデッドと化している私こと不肖FlyingVでして、下書きしていたブログをどうにかUPする僅かな気力が出てまいりましたので、先週のことながら、やっとご紹介。
土曜、CBCTV主催のイベント、『食べモノ作りから東海は元気になる』の招待券をいただいたので観覧してまいりました。
朝日新聞がもっとも忌み嫌い、数々の激辛コメントで『たかじんのそこまでいって委員会』ですら、発言をカットされてしまう勝谷誠彦氏が、初めて政府系のイベントの招待され、しかもそこでパーソナリティを務めるという、これも政権交代の効果があってのことだなぁと感慨深く会場に。
自民党政権時から氏が紛糾してきた農水省の、そのトップである赤松農水大臣やら元官僚との討論などなど興味深い催しでして、テーマ以上に何かが起こる予感。
折角の催しですので、一人で見に行くなどというもったないことはせず、金融商品のネタにでもなればと、日本の金融経済をしょって立つであろう、頭脳と美貌を兼ね備えたうら若き20代の女性ファンドマネージャー(以下、Wさん)をお誘いいたしました。
Wさんは、「農は国の元。現在の日本の自給率40%では腹4分目しかお腹が膨れないということ。これじゃあ、草食系男子が増える訳だわ。」と、女子アナ顔負けのルックスに巻き髪を揺らしてクールに言い放つ、なかなかの慧眼の持ち主。
討論会の前にランチでもと、会場近くの中華レストランを予約いたしました。
レストランでは、私より先に到着していた彼女。
凛とした雰囲気はある種の近寄りがたさを感じますが、黒のスーツとタイトスカート、スラリとした脚からのぞくロングブーツとTPOを弁えた出で立ちはいつものことながら、栗色の巻き髪は気持ちふんわりしていて、少しカジュアルな感じがします。
佇まいは、OLっぽい佐々木希といったところでしょうか。
そんなルックスで現れたら、普段の私でしたら、目を細め、伸びきった鼻の下を引き摺るぐらい舞い上がるってなもんですが、この方との打ち合わせは、いつもある程度、経済指標やFOMC、FRBの動向など予習をしていかないと話が噛み合わないぐらいでして、メタルドランカー症状が出始め、思考にディストーションが掛かり始めた私の無知が、展望レストランから名古屋の繁華街に晒されないよう、体を強張らせていたところ、まず切り出されたのが、トヨタの品質問題。
Wさん「やっぱりトヨタバッシングなんでしょうね。Vさんはどう思います?」
私 「ええ、過剰ですね。でもトヨタがつぶれたら日本経済が成り立たなくなるので、困るのはむしろアメリカじゃないですか。」
Wさん「なんでも、アメリカでは、トヨタはモア・ベターで、このリコールでベターになったということみたいです。品質の高さは折り紙つきで、自国の車メーカーなら、あんなことで目くじら立ててたら乗ることもできなくなるって、向こうの友人が言ってましたよ。」
私 「な、なるほど。ということは、報道が過熱している節があると。」
とWさんの新鮮な切り口に、ボロが出ないようにするのにいっぱいいっぱいな私でしたが、実は彼女はロールケーキオフでご一緒した、スポーツカー好きOL二人組のお一人。
話題は時事ネタから外れ、自然とそちらの方に。
Wさん「でも、私もトヨタ車乗ってますけど、自分で乗る分にはとてもいい車なんです。」
私 「あれ、Wさん、トヨタ党だっけ?」
Wさん「いえ、そういう訳ではないのですが、、、やっぱり男性に乗ってもらいたいのは・・・」
私 「なんですか?やっぱりYAHOOのアンケートの通り、ハイブリッドですか??」と意地悪く聞いていしまったのは、tetsuさんのブログが頭にあってのこと。
Wさん「いえ、やっぱり助手席に乗りたい車は、スポーツカーです!!」
私 「えらい!!どういう車がいいんですか?」
Wさん「え~と、国産ならNSXとか、そうそう、最終型のRX-7(FD)なんて、カッコ良過ぎますよね。あとは、最近のガルウィンングのSLSのリアビューは、私的に久々にキました☆」
と目を輝かせて乙女の顔になるWさん。
さらに、「私の同僚にも、この車カッコイイよね~って洗脳しているんです。最近の一押しはあの、アウディのリアエンジンの、、、え~とR8ですね!!」
と、20代のOLさんならフェラーリ、ポルシェあたりで「すご~い。」の一言で話題が広がっていかないところを、車雑誌を読み込んでないとR8なんぞ飛び出さないマニアックな発言に、逆に私のほうが「すごいね。」と感心しきり。
Wさん曰く、「やっぱり、男性の向上心の一つの現れだと思います。」だそうで、
「若い世代の車離れ、深刻だよね。特に国産では魅力的な車が減ってきてるし。。。もっと声を大にして言おう!!なんだったら、日を改めて、討論会をそのテーマで、、、いやこうなったら国会答弁で!!」とまぁ、盛り上がり過ぎて、ついつい開演時間をオーバーするまで話し込んでしまいました。
Wさんは、「カッコいい車が持つ華と毒というか、、、それに乗るという肉食系のモチベーションは必要です。それを目標に頑張る男の子も、これまたカッコよく見えますし。」とキッパリ。
聞きましたか、モテたい世の男性諸君!!
草食系と日和っている場合ではありません。ガツガツ頑張ろうではありませんか!!
う~ん、このあたりの発言、LEON編集部に企画として持ち込みたい。
さて、少し遅れて入った討論会はなかなかの盛り上がりでして、その前半で「私はこれで。」と、次の予定があるWさんとお別れしました。
「はい、お疲れ様でした。」とお見送りしたものの、んん?なにか忘れているような、いないような・・・
本日は、2月13日。といえば、バレンタインデーシーズンど真中。
「あれ、そういえば・・・・・」
義理の一つでもと味の素程度の期待を潜在的にしてしまっていた私の下心は見事に空振りに(男泣)
お陰で、今年のバレンタインも、たかだか足が速いだけで、クラスメートがわざわざ家にチョコを届けに来るぐらいウハウハだった息子に、質でも量でも完敗。。。
あの勝ち誇り、そして憐れむような顔のこ憎たらしいことといったら、、、くぅぅぅぅぅ(握拳)
Wさんのようなスポーツカー好きの20代女性は極めて希少ながら、スポーツカーが大好きと熱っぽく語る姿勢に激しくシンパしつつ、義理チョコすらスルーされてしまう自分の姿を、夏の終わりの弱り切ったカブトムシのオスと重ねてしまった、少しセピア色のウィークエンドでした(涙)
Posted at 2010/02/17 19:06:50 | |
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M3とお姉さま達 | 日記