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FlyingVのブログ一覧

2010年06月30日 イイね!

アマゾンさん、それはいくらなんでも

個人的にはPKはもうやめて、再試合制にした方がいいと思ったワールドカップ。
昨晩の日本代表、本当によく頑張りました(感涙)
負けたとはいえ、良く走る強いチームになり、これからが楽しみです。

さて、本屋に通うことなく、PCの前で座ったまま、買いたい本が簡単に見つかり、そしてそのまま自宅に届けてくれる、そんな、本をはじめとした流通に革命をもたらしたのがamazonでして、私もできることなら、本屋でインクの臭いを嗅ぎながら好きな本を探したいのですが、その利便性についついヘビーユーザーになってしまっています。

昨日UPした堅っ苦しいブログに、『らしく』ないとの私信をいくつか頂きまして、「梅干と日本刀」を購入したのもamazonながら、それならばと、amazonにまつわる、小ネタをご紹介したいと思います。

amazonといえば、同じユーザーが買った商品を分類して関連付け、商品ページに「この商品を買った人は、こんな商品も買っています。」と表示がなされることで、購買意欲をくすぐろうとする機能が付いているのは皆さんご存知の通り。

これをおせっかいと取るか、役に立つと取るかはそれぞれのご判断によるとして、こと私に関しては全くもって前者です(笑)

しかし、この便利機能が、ドイツでえらいことなっていると話題になっていました。

商品は、どこにでもある普通の金属バット。

果たして、商品紹介ともに、そこに表示されたものとは、、、、、、



手袋、催涙スプレー、覆面て(滝汗)

極めて特殊な目的と計画を持った方々は、まとめ買いできちゃう。。。。。

一体これで何をするのか、いや、何もしないことを信じたい。


しかし、これで驚くのはまだ早計というもの。

もっと恐るべき事態が起きていたのでした。

しかも、それが起きているいのは、ここ日本。
これを見たら、ドイツだからと笑っていられなくなること必至。

GOOGLEやYAHOOなどのサーチエンジンと連動して、検索したいキーワードを入力すると、右のスポンサーページの最上段に「~ならアマゾン」とよろず屋のごとく御用聞きをしてくれる、とっても便利なリンクがいつもでているのはamazonならでは。

そんなamazonが、実は、裏社会のとんだ汚れ仕事までしていたという恐るべき事実がこちら。



機械的に表示されたとはいえ、これは怖すぎます(ブルブル)

ゴルゴ13の在庫まであるとは、ひたすら恐れ入りました(笑)


とまあ、一時話題になったamazonの、既出のものばかりですが、梅雨の中休みの小ネタとしてご紹介しました。

※現在、この表示はされなくなったそうで、なんともつまらない、、あ、いや、常識的なページになっています。


Posted at 2010/06/30 14:35:32 | コメント(6) | トラックバック(0) | 社会 | 日記
2010年06月27日 イイね!

梅干と日本刀

梅干と日本刀後輩が立候補していたり、元代議士の叔父から応援要請されたりと、にわかに身の回りが慌ただしくなり、私が望む望まないにかかわらず参議院選の投票日が迫っていることが嫌というほど伝わってくるのですが、こと今回の選挙には全く投票意欲が沸かないでいるのです。

大マスコミの取材メモ付け合わせによるジャーナリズムのかけらもない記者クラブ談合記事や偏向報道、国政担当能力もないどころかスネに傷持つアスリートの擁立、そして、6年間緊張感なく腰かけができる参議院にあれだけの議員が必要なのか、そもそも二院制自体が機能していないのではないかなどなど、言いたいこと全部書いていると紙幅がなくなりそうなので、ここまでにしておくとして、
大前研一が、得票率が一定数に満たない候補者は全部落選させ、その選挙区は当選者ゼロにしたらいいとの論評をSAPIOで読んで激しくシンパを感じながら、それでも、納税者の一人として、茶番と言えども参議院選をボイコットするのはこれまた癪ですので、民俗学にでも触れて、姿勢を代えてみようと思い、坂口安吾の『堕落論』、柳田国夫の『遠野物語』、内村鑑三の『代表的日本人』(お勧め)を引っ張り出して再読をしていたところ、知人から勧められ、買ってみたのがこの本。

小さい頃、お世話になった学研の「漫画 日本の歴史」でもお馴染み、樋口清之先生の著書、

梅干と日本人

1974年の刊行で、現在は絶版。
当時、ベストセラーとなったこの本ですが、人から勧められて読んで良かった本が経験則上極めて少なかったので、失礼ながらamazonで1円で買わせていただきました。

時間の無駄となるか、それとも、心に響くものなのか・・・・・
表紙をめくって、読み進めること小1時間。

驚きました。。。久々の良書との出会いでした。。。

20代の頃、読んでいる内に気持ちが悪くなった、ルーズベネディクトの『菊と刀』の対極をなす1冊で、
恐らく、樋口先生は、ルーズベネディクトへの痛烈な皮肉を狙って、タイトルをつけられたものと推測され、内容は、amazonのレビューで皆さんが書いてらっしゃる通り、日本人の感性の豊かさ、そして、独自の合理性と精緻な計算能力に裏付けされた日本の古き良き伝統と慣習について平易で分かりやすい注釈のもと、書かれています。
民族的に欠如していると言われていた創造力も、これほど逞しいものだったとは、改めて見直しました。
もし樋口先生が、今もご存命なら、『はなぶさ』についてもなにかしら書かれていたことでしょう。

特にタイトルとなった、梅干しと日本刀がまさに日本が誇る食と技術、精神性を表しているものと思われ、梅干しの保存食としての優れた機能性、そして鉄を融解する高温炉を持たなかった日本人がいかに鉄を鍛え上げ、欧米を震え上がらせた武士の魂たる日本刀として昇華させていたったのか、月並みですが目から鱗です。

戦前の国粋主義が決していいとはいえませんが、見直してもいい頃かもしれないと思いつつ、やっぱりどうしても選挙を俯瞰して当事者に成り得ないでいる自分・・・

取り敢えず、別の知人やクライアント先に贈呈すべく、愛蔵版として1,000円程度のプライスタグが付いた数冊をamazonで購入した週末。
『美しいニッポン』と空々しく言った、おぼっちゃま首相の、その一言の輪郭がこの本の中に垣間見た気がいたしました。

Posted at 2010/06/29 11:55:04 | コメント(8) | トラックバック(0) | My Life | 日記
2010年06月25日 イイね!

クンタッシュ!!

クンタッシュ!!日本代表の圧倒的な勝利、本当にお見事でした。
実は、その勝利を予感させるというか、かなり強引ですけど、昨日、大変縁起のいいことが私の身に起こりましたので、ご報告。

画像からお察しの通り、なんとなんと、三十数年来の憧れであり、スーパーカーブームという焼き鏝により当時のインパクトを幼心に深々と刻まれ、今だ私の中でキングオブスーパーカーとして君臨し続ける『カウンタック』と遭遇してしまったのです(歓喜)

GTVでの仕事帰り、名古屋高速を降りたところで、信号待ちをしていると、前方から響いてくる、只者ではない極太のエキゾーストノート。
ただボリュームが大きいだけでなく、幾重にも折り重なった音厚は、明らかに8気筒以上のもの。
かと言って、コルベットのようなドロドロしたOHVサウンドではなく、遠慮なく吐き出される音の塊は如何にもハイチューンユニットであることを主張していました。

しかし、音はすれども、姿は見えず・・・・

恐らく、車高が低い80~90年代のイタリアンスーパースポーツと推測し、「今日の運勢、F40だったらラッキー、288GTOなら絶好調。」なんて、勝手なスーパーカー占いをでっち上げながら、その主の姿を探しているうちに信号が変わり、「ヴォ、ウォン、ウォオオオオオオオ」と地鳴りのような咆哮が前方から聞こえたかと思うと、前車が車線変更して、、、、そして、私の目の前に現れたテールが、、、、、これだったのです!!!

一目見た途端、「ギョ、ギョギョギョギョ魚・・・・」と、分別盛り真っ只中にいるはずの自分をあっさり見失い、なぜかさかなクンになる私(汗)
そうです、カウンタックの語源となるクンタッシュとなった瞬間でした。
イタリアのピエモンテ州の方言で驚きを表す言葉とのこと、「とんでもなく美しい女性を見た時に発する時に使う」らしいのですが、まさしく、これがその時でした。

すっかり小学校低学年へと退化した私は、「ワーイワーイ♪」と無邪気にストーキング、、、いやランデブーすること数分間。

「え~と、LP500は間違いないとして、クワトロバルボーレか25thアニバーサーリーか、一体どっちだったっけ。。。。」と、スーパーカークイズのシルエット問題を思い出しながら煩悶していると、次の信号で運良く停止したので、リア周りを観察させていただくことに。
すると、リアのエンブレムから25thアニバーサリーだと判明。

それにしても、スペックや形式すらも諳んじることができたカウンタックの実車を前にして、モデル名すら迷うなんて、なんたる体たらくぶり(滝汗)
本番に備えて、帰宅したら、家宝のスーパーカートランプで、一子相伝の『パーフェクト神経衰弱(絵柄が同じでも、取る前に、そのトランプに書かれているスーパーカーの最高速や諸元を説明しなくてはならない神経衰弱。いわゆる百人一首とのハイブリッド版。)』を30年ぶりにやらなければなりません。

しかし、永遠に続くと思われた、夢のような時間は、2つ先の交差点であっけなく終わりを告げたのでした。

私は直進、カウンタックは右折と、1台ほどずれて信号待ちをする新旧イタ車の2台。
開け放った窓から耳に届くのは、「ヴァロロロロロ」と低く唸るファイティングブルの息遣い。
信号が変わり、右に折れていくカウンタックから、「ヴォロオオオオオオ、ウォオオオオッオン!!!」との威嚇するかのような甲高い咆哮と触媒レスであろう刺激的な排ガスが、丁度真横に並びかけ、窓から食い入るように見つめていた私のビジュアル系フェイスを直撃し、感傷に浸るより先に、涙目にさせられてしまいました(泣笑)

仮ナンバーでしたので、恐らく、この近所に何件かあるスーパースポーツ専門店のどこかにテストラン兼ねて陸運されてきた1台と思われます。

「いつか絶対にこれに乗るんだ。」と堅く誓った幼い頃の自分。
そして、それは今でも進行形であることを痛感し、とても偶然とは思えないたカウンタックとの遭遇でした。

『よし、いつの日か、これを自宅まで陸送させてみせるぞ。』と、アルファサウンドに包まれながら、再び誓いを新たにした昨日。
興奮冷めやらぬ私は、自宅に着くなり、嫁に「今ね、カウンタックと一緒でさ、それで、カウンタック乗るの夢だったんだよ。いいよね??」と、うっかり聞いてしまい、『しまった、怒られる・・・』と構えたところ、
「知っているわよ。それはパパの勝手だけど、私の夢もお願いね♪」との意外な回答。
「いいんだ。やった~☆」
「うん、私の夢をかなえてくれてからならね。」
「それって、なんだっけ??」(滝汗)
「あれ、忘れたの??」と途端に危険な闘気に包まれる嫁。
「あ、あ~、、、、あれね。うんうん、忘れる訳ないじゃない。」(背中汗)
「そう、良かった。宜しくね♪」
と嫁の夢がなんだったか全く思い出せず、適当に話を流してしまいましたぁぁぁぁ(ナイアガラ汗)

いまさら聞くに聞けない嫁の夢。
カウンタックに辿り着くまでの道のり、尋常じゃないほど困難で長い旅路になりそうです。。。。
それでこそ、夢なのかなぁ。

※追記

私より先に憧れの『カウンタック』を手に入れたエガちゃんの懐かしいドキュメンタリーがありました(笑)
こういう番組、また作ってよ、テリーさん!!
~浅草橋ヤング用品店より~







Posted at 2010/06/25 16:43:48 | コメント(6) | トラックバック(0) | My Life | 日記
2010年06月23日 イイね!

イタリア娘のアンチエイジングその1 プラグ交換

イタリア娘のアンチエイジングその1 プラグ交換ラインオフから数えて11年は経過し、プロポーションは美しいままながら、肌アレやら年式相応のくたびれがあちこちに見られるうちのGTV。

リフレッシュ作業は、できる限りDIYでやろうと、HID、エアクリ、LEDやら買い揃え、中指に火傷を負いつつも、徐々に進めておりましたが、どうしてもDIYでやり切れなかったのが、プラグ交換。

エンジンルームのブラックボックス化が進み、DIYで作業しずらくなったとは言っても、エンジンカバーをはぐって、たかだか6本のプラグを交換するだけのこと。
12気筒や16気筒ならさっぱり諦めはつくものとして、E46M3はTKさんで作業してもらいましたが、Z31からE36M3までの過去の愛車全て、プラグは自分で交換してきた手前、GTVも我が手でといきんで、さて、作業開始と腕をまくってみたところ、
前バンクはただカバーを外すだけと簡単至極、問題は運転席側のバンクの前に高々と屹立し、美しく輝く6本の吸気管とサージタンク。。。



まさか、これ全部外さないとできないなんてことは・・・・・
う~んと唸って、WEBで調べてみると、形状が同じ156のV6のプラグ交換作業の記事を見つけ、読み進めてみれば、やっぱり全部外さないと不可能と判明(滝汗)
しかも、アルファのプロショップでのメンテ内容でして、『難易度の高いアルファロメオV6のプラグ交換は是非当店で!!』なんて文句につられて思わず電話してしまいそうになってしまいました。

エアクリ交換でも、その作業性の悪さに熱中症になりそうだったのに、この蒸し暑い中、コツコツ作業をする自分の姿を想起しただけで卒倒しそうになり、ましてや、どこか割ってしまったりしようものなら、自分のエントリープラグが外れて、そのまま再起動不能になること間違いないので、やはり餅は餅屋と言う軟弱な結論に達し、泣きついたのは、私の様なイタ車ビギナーが安心して相談に行けるエテロドッソさん。

既にプラグ6本を購入していあることを告げると、「全然いいです。」と快く作業を請け負って頂き、GTVを預けて夕方再び取りに行くことになりました。
忙しそうにされている中、エアコンフィルターの交換もあつかましくお願いすると、「ついでですからOKですよ。」とこちらが恐縮するぐらい爽やかなお返事。

その後、仕事場に移動し、最近何気にシナをつくって来るアラフォーOL達からの逆セクハラをいなしながら、隙間仕事なんぞしていると気がついたら夕方になっていたので、車を取りに伺うと、作業を完了したGTVが出迎えてくれました。

メカニックのSさんから、取り外したプラグを見せてもらうと、新車当時から無交換の割に、6本全部が摩耗もなく、素人目にも綺麗な焼け方をしておりまして、
「良く燃えていて、いい状態です。交換後の効果は、それほど体感できないかもしれませんが、リセットメニューだと思ってください。」と心臓部が元気だったことに太鼓判をもらい、名機の旬をまだまだ堪能できることに一人悦に入っていると、「すいません、残念なお知らせが一つ。。。」と顔を曇らせるSさん。
「な、なんすか?」と、よからぬ妄想を途中で断ち切られたかのようなバツの悪い顔をSさんに向ける私に、「あの、エアコンのフィルターなんですが、、、」
「サイズ違ってましたか??適合ではバッチリでしたけど。」
「いえ、サイズとかではなく、、、、」
「サイズ違いでなければ、一体・・・」
「もともと、フィルターがないタイプでした。」
「そんなことがあるんですかっ!!!」

なんでも、98-99年のニッチモデルらしく、内気循環しか使わないことを前提にしたタイプのようで、
「アダプターがあるので、探しておきます。」と送りだして頂いたものの、まさかのコーンズ正規モノがエアコンフィルターレスとは、全くの予想外のことでした。

さて、プラグ交換のインプレはと申しますと、確かに目立って体感できる効果はないものの、4000rpmを超えた辺りからの倍音が増え、カルテットがコンチェルトになったぐらいの迫力がサウンドに加わり、K&Nのエアクリに交換したこともあって、以前よりももっと高回転域を好むようになったことは確実に分かりました。

当たり前ながら、点火系のリフレッシュ、効果覿面です。

今回交換したプラグ:某オクで落札したDENSO イリジウムパワーIK20 6本で4,800円
交換工賃:6本しめて、激安の6,600円(感涙)
それで得た、アルファサウンド、もちろんプライスレスです。

Posted at 2010/06/23 18:35:41 | コメント(9) | トラックバック(0) | GTV | 日記
2010年06月21日 イイね!

尻間違いと蘇る純情 【後編】


前編を読んだ知人から、「くだらなさ過ぎてドン引きした。でも後編も気になる。」とのお褒めのメールをいただきまして、今から削除するにも、すでに書置きしておいた後編をお蔵入りさせるには少々忍びないため、ドン引きついでに時限的に掲載しておきます。

>>>前編からの続き>>>>

~あらすじ~
M3のバックランプをLED化しようとして、うっかりソケット違いのLEDを間違って買ってしまった私の、ふとフラッシュバックした10歳の頃のエピソードです。
人生のピークを謳歌し、クラスの人気者だった私に悪友達が仕掛けた七年殺し(別名:浣腸)のリベンジ
に、個別撃破を決意した私は、掃除の時間、ついにリーダー格のIの尻に向かって、乾坤一擲の一撃を喰らわせようと、その背後から、二本の人差し指を突きあげたのでした。
しかし、肩口から見えたのは、なぜかポニーテール。
そして、そのまま浣腸モーションに入った私は・・・・

>>>>>>>>>>>>>



いくらIも髪が長めとはいえ、縛り上げるほどでもない、、、、と、いうことは!!!
一瞬で人違いどころか性別までも違うと判断した私でしたが、固く組み合わせ、勢い良く突き上げた人差し指を止めることは到底不可能。
根性でスピードだけはなんとか殺したものの、指は無情にもその局部に(赤面)

「キャッ」という小さい声が漏れたと同時に、『学級委員が掃除の時間に女子に浣腸、、、、終わった、俺の人生』と走馬灯のごとく流れ出した10年間の思い出。
立て膝から立ち上がるまでに、すでに転校までをも決意し、「本当にごめんなさい。同じ色のジーンズ履いているからIと間違えた。」と、真実を伝えて顔を見上げてみると、そこにいたのは、よりにもよって、クールな美少女として隠れファンも多いS子ではありませんか(絶望)

不幸中の幸いといえば、誰も私がS子に七年殺しをかましてしまったことに気がついていないこと。
真っ赤に上気した顔で涙目のS子は、私の顔をまじまじと見ながら、
「V君、ひどい、エッチ、バカ、変態。。。。」といっそ死んでくれと言われたほうがましなぐらいの、殺傷能力抜群の言葉を投げ掛け、
『そうだよなぁ、俺、明日から変態か、、、お父ちゃん、お母ちゃん、ごめん、、、妹よ、肩身のせまい思いをさせることになるけど、こんな兄ですまん。』と変態のレッテルを甘んじて受けようと覚悟し、
「わざとじゃないってことは分かって欲しい。」と言い残して、S子が落としたちり取りを拾って、片づけようとした時、
「うん、そんなの知っているよ。いいよ、先生もみんなにも内緒にしておいてあげる。」とあんな仕打ちをしてしまった私に、S子から、救いの言葉が。
「本当??信じてくれるの、それで、内緒にしておいてくれるの??やった~」と転校計画を白紙にし、まだまだ人気者でいられることに気を良くした私に、S子は、
「その代わり、約束して。」と交換条件を出してまいりました。

一度地獄のどん底に突き落とされた私には、「変態」のレッテルが消えるのなら悪魔との契約も喜んで飲んでしまったに違いありませんが、この時、目の前にいたのは紛れもない天使。

「うんうん、なんでもどうぞ。」
「あのね、この責任とって、将来、V君、私と、、ね??」とさらに上気した顔で上目づかいのまま10歳の私に詰め寄るS子。
天使と言うよりも、見た事もない大人びた表情に、怯みながら、も「え??え、、、、はい。」と条件を飲んでしまうしかありませんでした。
「約束だよ。ああ、恥ずかしかった。」とウィンクをしながら、私の手からちり取りを取り上げ、掃除道具入れに駆け出すS子の後姿に、それがなにか分からないまま股間のあたりが少しムズムズした10歳の私。

これが、私がしでかした尻間違いの甘酸っぱい原体験です。
LEDのソケット違いから、点滴が効きすぎたのか、薬の副作用なのか、鮮明にその光景が浮かんだ日曜の作業。

S子は中学卒業前に転校してしまい、風の噂だと看護師になったとか。
この時の約束はと言いますと、実は、次の日から、お互いとてもぎこちなくなり、5年生となってクラスが替わるとそのまま疎遠となり、結局、履行はされずじまい。

今思えば、人生のソケットも色々と適合があるもんだと、深く考えてしまい、ブログを書きだしたら止まらなくなり、ここまで書いてしまいました。

以上、前編から取りとめとなく続いた、くだらない尻間違いにお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

しばらくしたら前編ともどもお蔵入りしますので、悪しからず。
Posted at 2010/06/21 19:31:38 | コメント(12) | トラックバック(0) | E46M3 | 日記

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何シテル?   08/04 15:32
20年前に偶然出会った96年式M3CLimousineを溺愛すること4年、そして涙の別離を乗り越え、その後、やって来たE46M3と忘れえぬ10年来を共にした不人...
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