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2012年09月26日 イイね!

『起きて朝オフ、寝て夜会』 その2 深夜のモンスターセダン

『起きて朝オフ、寝て夜会』 その2 深夜のモンスターセダンさて、偶然にも当地アイドルとの撮影会に遭遇したまいこサンデーの翌週。
今度は、こだわりの1台に乗る二人のオーナーさんとの硬派?な夜会に向け、再びM3で出撃いたしました。

そのお二方とは、若くして500Eを駆るrebitartoさんと、愛情をたっぷり注がれ素晴らしいコンディションを維持するE30M3オーナーのほろ酔いさん
場所は、ちょいちょいプチオフに使わせてもらっている、稲沢の喫茶店『明楽時運』。

なんでも、来月早々、rebitaroさんが仙台に栄転されるとのことで、その前に一度お会いしておかなければと、引っ越しやらでご多忙のところ、当方の無理にお付き合いいただく形での夜会となり、また、ほろ酔いさんも、突然のお誘いにも関わらず、リフレッシュ中のM3の代車であるE36改で馳せ参じていただきました。



実は私こと不肖FlyingV、メルセデスへの造詣は不明にして浅く、バブルの残滓漂う学生時代、六本木で派手なお姉ちゃんを乗せたE190 2.3の憧憬があるものの、身近なところでは、義理の兄が昔、W210のAMG E50に乗ってブイブイ言わせていたのと、クライアント先の経営が一時傾いたときに、社長が金策のために泣く泣く売った特別仕様のSクラスに時々乗せて貰っていたぐらい。
オーナーさんとの交流も極めて少なく、rebitaroさんとお会いするのを大変楽しみにしていたところ、車ネタを取っ掛かりに、個性炸裂のオーナーさん達の生き様やウィット溢れる多彩な経験談はとどまるところを知らず、初見にもかかわらず、ついには人生譚にまで行き着いてしまいました。

そんなこんなで、ほろ酔いさん交え、時間を忘れて盛り上がっていると、気が付いたら、アイスクリームと生クリームの乗った特性アイスコーヒー一杯で、3時間が経過。
午前様に突入したため、ほろ酔いさんはご帰宅となり、その後、rebitaroさんのご厚意で、500Eのご近所一周ドライブをさせていただくことに。

緊張のインプレの前に、500Eのスペックとほろ酔いさんの代車のエンジンルームをご紹介。

【500E】
乗車定員 4名 ボディタイプ 4ドアセダン
エンジン M119型 V型8気筒DOHC 4973cc 330ps/5600rpm 50.0kg-m/3900rpm
変速機 4速AT 駆動方式 FR
サスペンション フロント:マクファーソンストラット リア:マルチリンク
全長 4755mm
全幅 1795mm
全高 1410mm
ホイールベース 2,800mm
車両重量1,700kg
(WikiPediaより)

こちらは、本来、6気筒が乗るべきところに4気筒が搭載され、2気筒分のオフセットにより完璧なフロントミッドシップレイアウトとなったE36改



ちなみにrebitaroさんの500Eは、ほぼ地球6周分に相当する25万kmのマイレージを刻んでいる鉄人ながら、フルオーバーホールが施されているという幸せな個体。
機関部分がきっちり馴染み、本来の性能が維持されていることが伺えます。

さて、500E のインプレに向かうべく、BMWとは違った革のにおいが立ち込めるコクピットに乗り込み、クッションの効いたシートに腰をおろすと、ボンネットの鼻先に鎮座するスリーポインテッドスターがさりげなく視界に。
90年代メルセデスを代表するモンスターセダン、果たして、その走りは、、、、
直線路を軽く流したところで感じたのが、5LV8のデッドスムーズな回転フィール、カチッとしたステアリング、ミシリとも言わないボディ剛性。
そして、なによりも、内燃機関フェチな私にとって、知っておかなくてはならないのは330psの心臓部。
rebitaroさんのご了解を得て、アクセルペダルを深く踏み込むと、それまで粛々と控えめであることに徹していたV8は、スムーズさはそのままに、地の底からわき上がるビッグトルクによって、空母の甲板から箱型ボディを射出させるがごとく猛然と、しかし、あくまで紳士的に加速させ、5000rpmを超えてのパワーピークで「クォォン」と乾いた一泣きを残しながらレッドゾーンに飛びこむ様子は、E46M3に乗り慣れた私でも、空恐ろしさを感じた程。
代表的なV8と比べると、セルシオのV8が謙譲の精神から来る、おもてなしの内燃機関であるのに対し、E500のそれは、良く調教された刺激に満ち、かといって8000rpmを超えて楽々と回りきるE92M3の超絶体育会系ユニットとはまた別の、大人の色気を漂わせるもの。



ラインオフから20年近くが経過しようとするモデルだけに、歳月を感じさせる部分はなくもありませんでしたが、あの時代、レースフィールドのみならずBMWとのパワーバトルにしのぎを削ったメルセデスの、威信を掛けたモデルでもあり、設計思想は今も通奏低音として息づいている、まさに不世出な1台であることを実感いたしました。
貴重なインプレをさせていただいたrebitaroさんに感謝です。

そのお返しに、E46M3のナビシートに乗って頂き、お店の周りをぐるっと一周。
その後、お店が閉店となったため、名残惜しくも散会。

翌日、雨が上がったところで、M3を洗車。
水分を飛ばすため、近所の幹線道路を数kmほど往来し、バッテリーの端子を外した後、再びボディカバーを掛けると、2週に渡る久々のロングドライブを楽しみ、満足そうに眠りにつくM3。
車庫に吹き込んだ秋風が、ボディカバーの裾をはためかせると、「ね、今度はいつかな。」と無邪気なM3の声が漏れ聞こえてきそうな、朝オフと夜会でした。

ほろ酔いさん、E30M3が上がってまいりましたら、また秋の夜長の夜会しましょう。
そして、末筆とはなりますが、rebitaroさんの新天地でのご活躍を心よりお祈り申し上げます
Posted at 2012/09/26 23:17:43 | コメント(4) | トラックバック(0) | E46M3 | 日記
2012年09月25日 イイね!

『起きて朝オフ、寝て夜会』 その1 まいこサンデーで遭遇した天使達

『起きて朝オフ、寝て夜会』 その1 まいこサンデーで遭遇した天使達6年前に我が家にやって来てから今まで、志半ばにして手放したE36M3Limoの分も含め、大切に乗りたいとの一念から、ウルトラ過保護政策絶賛継続中のE46M3。

M3で出掛けようと家族と約束したある日、西の空の雲行きが怪しくなってくると、「雨が降りそうだ。」と言ってボディカバーを外さず、また、ドピーカンに晴れ上がったある日は、「国産のほうがエアコンの効きがいいから。」と言って、STiや嫁車のドアを開けること数知れず。

ついには、「このM3は、紙と蝋でできとんのか!!」と嫁にキレられ、今や、我が家の文化財とも禁忌とも化したE46M3ですが、
先々週の日曜は久々のまいこサンデー、そして先週末はみんトモさん達と夜会と、珍しく2週連続してS54に火を入れ、まとまったマイレージを稼ぐことができましたのでその簡単なレポを。

長文になってしまったのと時間が経ってしまったため少々恐縮ながら、まずは9/16まいこサンデー編。

海水浴シーズンが明け、6月以来の開催となったまいこサンデー。
再開を待ち望んでいた、まいこさんのファン達が東海地方のみならず遠方からもさぞかし集まってくるだろうと、気合いを入れて早起きしたものの、車庫の中でキーレスに全く反応しないM3に、まずしなければならないのが、お約束のバッテリーの積み替え。
ボディカバーをはぐって埃を洗い落とし、ガソリンを入れに行っている内に、相当な時間をロスしてしまい、「M3とお出掛けですか?お一人で??」と訝しがる嫁に、適当な言い訳をしつつ、急いで名二環へ。

なんとか10時前には着くかと思った矢先、伊勢湾岸に合流した途端、追い越し車線でのワンボックスとハイブリッド車の追突事故渋滞に巻き込まれ、たかだか1区間を抜けるのに30分を浪費。
主催者のいーさんに電話を入れると、ついさっきまで、まいこサンデーを待ち望んでいたファン達が駐車場の外まで溢れるぐらい集まっていたとのことで、渋滞が時間調整となり、到着した頃には、M3を置くスペースも十分過ぎるほどございました。



いーさんと同じく主催者のtogさんにご挨拶し、ピークを過ぎて車も人もはけた会場をぐるりと一周しながら常連さんとそのマニアックな車達を拝見させていただいた後、会場の掃除をお手伝いして、帰宅すべくM3のもとへ。
この日も、登録台数が最も多いはずのBMW勢はマイノリティでして、どげんかせんといかんなどと思いつつ、M3に乗り込んだ途端、突如、その前を塞ぐかのようにして現れた、白いワンボックス

M3の正面2メートルほどのところに停車し、運転席から降りて来た、えらくガタイのいい長髪の兄ちゃんのこちらに一瞥をくれる鋭い視線。
『すわっ、白昼堂々のメタラー狩りか!?』
中学生の時、通信教育で習った秘伝の暗殺拳、『蛇鶴八拳』を思い出し、M3のシートから腰を浮かせて鶴の構えのまま、有事に備える珍妙な私に向かって、その兄ちゃんが軽く会釈をし、撮影機材の搬出を黙々と始めたので、単なる荷物の積み下ろしだと判明。

暗殺拳を使わずに済んだことに安堵した私は、鶴の構えを解いて作業が終わるまで車内で待つことにしたその時、
すらっとしたスーツ姿の女性と業界人オーラ全開のおっちゃんが後部座席から降りて来た後に続いて、
キャピキャピとした声と同時に、私の目に入ったのは、次々に出て来るホットパンツから伸びる白くて健康的な長い脚、小ぶりな尻、脚、尻、脚、尻、脚、脚そして尻

突如、M3のボンネット前に降り立つ10代後半から20代前半と思しき5人のうら若き美少女達の、そのあまりの眩しさに、思わず、子供には決して見せられない蛇拳を発動させそうになり、
「なんだ、このイベントは・・・もしかしたら、掃除をしている時に、心臓発作かなんかを起こしていて、またしても、いまわの際のβエルドルフィンの大量の分泌によって、天使のお迎えが見えているのか??」と相変わらずの妄想フルブースト状態に突入していると、その5人の中にTVで観た顔があるではありませんか。

そうなのです、偶然にもこの日、新舞子で、当地のアイドル達が撮影会をしに来ていまして、たまたま、私のM3の前を塞ぐようにワンボックスを停めていたのでした。
名前もグループ名も分からずじまいでしたが、撮影機材が全て降ろし終わり、マネージャーらしき女性から「邪魔になるからこっち。」と女の子たちは誘導され、後ろ髪惹かれつつも無事、M3を出すことができました。

それにしても、ただ帰宅するのに5人の美少女のお見送りつきだなんて、たまにはM3に乗るもんだなぁとホクホク顔で会場を後にするも、すぐ次の信号で、ついこの間、女子大生にひどい目に遭ったのを思い出し、フロントウィンドウが霞んで見えなくなるメタラーがいたとかいないとか。

帰宅後、その話をしたら、「サインぐら貰っといてよ。」と残念がる息子を横目に、「ふーん。」と全く無関心な嫁。
しかし、嫁の顔を見た瞬間、私は全てを知ってしまったのでした。
M3に一人で乗って出掛けた代償として、膨大な家庭内奉仕活動が課されるであろうことを。

(その2 深夜のモンスターセダン編に続く。)

Posted at 2012/09/25 19:37:35 | コメント(5) | トラックバック(0) | E46M3 | 日記
2012年09月15日 イイね!

家族全員でSTiをインプレッション~2泊3日鳥羽の旅~

家族全員でSTiをインプレッション~2泊3日鳥羽の旅~激務により、家族サービスどころか、ただ帰宅しては、食事を済ませ、寝起きした後に仕事に行くだけの生活が続いていた8月。
息子の小学校最後となる野球大会で準優勝の喜びを共にできたのはたまたま仕事にクリアランスができたため。

おまけに仕事は奉仕活動に近く、連日、魂を削る羽目になった気の毒なメタラーの、その精も根も尽き果て、アブラゼミ達に混じって地面にポトリと落ちようとしていた8月の最終週、ようやくまとまった休みを取ることが許されましたので、家庭を顧みなかったその罪滅ぼしにと、STi-Alineを駆って家族旅行へと行ってまいりました。

と、本題に入る前に、まず、ここでお断り。
あくまで夏の1ページを記した日記につき、長々と書き留めた割りにオチもございませんであしからず。

目的地は、2年前にも訪れたことのあるペット同宿が可能な鳥羽のわんわんパラダイス。

我が家では、ワンコは家族同然につき、自分達が旅行を楽しむ間、ペットホテルに預けることは以ての外。
一度、生死の境を彷徨い、奇跡的な回復を見せたRANDYに対する子供達の愛情は一入で、例え旅先が限られようとも、荷物が増えようとも、ワンコを連れていく為の不自由さは全く厭わないと訴える健気さに、つい胸を打たれてしまうのです。

という訳で、我が家では、遠出をする際は、常に4人とワンコ1匹がデフォ。

そんなこんなで私の予定は空いたものの、一番肝心なのは、予約が取れるかどうか。
特にこの時期、毎日花火が上がることもあって、WEB上では満室と表示されている。
ダメもとで直接TELを入れてみると、奇跡的に空き室が出たとのこと!
絶景が広がるオーシャンビュールームとまではいきませんが、山側の和室を無事抑えることができました。

久々の旅行で、俄然盛り上がる我が家。
しかし、私にとって、旅行はもちろんのこと、それだけではない別の楽しみがあったのでした。

その楽しみとは、家族と初めて長距離移動するSTi-ALineのユーテリティと高速インプレッション

A-Lineのキャッチコピーは、 『走る楽しさを取り戻したいオトナへ』

先代よりひとクラス大きく広くなった5ドアボディと、そこにインストールされた300馬力のボクサーターボ、パドルシフトのATに、弟譲りのストイックなハンドリングは、そのキャッチコピーが空手形でないことの十分過ぎる説得力を有しておりまして、
嫁と取りあうように乗り続け、納車から半年で早くも5000kmのマイレージを刻んでしまったのは、燃費性能は別として、『走る楽しさ』が額面通りだという我が家の評価なのです。

さて、そんな大絶賛中のSTi-Alineですが、旅行に連れ出す前に、まずクリアしなければならないのは家族とワンコの2泊分の大量の荷物。

なにしろ、ベビーカーやワンコ用のキャリーケースなどの大物があったり、普通の4人家族ではちょいと考えられないボリュームでして、昨年、M3で行った際には、大きな荷物はホテルに送り、宿泊後にはお土産ごと自宅に返送していたほど。
A-Lineのラゲッジルームは一見、底が浅く、ホイールハウジングの頭が出っ張っているため容量がボディサイズほどあるようには見えない。
そこで、前日の夜からコンパクトに畳みつつ、クリアランスを埋めるようにカバンやらワンコのトイレを順番に詰めていくと、あっさりと飲み込んでしまったじゃありませんか。
そればかりか、もう1匹ワンコを連れていけそうなぐらいの余裕までも。
お土産を買い過ぎてしまう心配もなくなり、出発準備のできた家族と1匹を乗せ、潔いぐらい真っ青に晴れ上がった夏空の下、いざ鳥羽へ。

昨年、暑いだの寒すぎるだのとクレームが出たM3のエアコンに比べ、緻密に制御された空調と十分な頭上空間により、嫁も子供達もご機嫌そのもの。
その娘の足もとのキャリーケースの中では、すっかり寝息を立てるRANDYも。

そして、300馬力の専用パワートレーンは、ここ一発の速さもさることながら、2.5Lの排気量とフラットトルクのお陰で、右足のつま先に少し力を入れただけで、欲しい時に欲しいだけの加速がすぐに手に入る、余裕の強心臓。
等長エキマニは間に合わなわなかったものの、特筆すべきは非等長等爆のボクサー4とは思えないエンジンフィールの滑らかさと静寂性。
これに匹敵するのは、ロータリー2ぐらいではないかと思わせるぐらい、10年ほど前、一時愛車にしていたEJターボと比べて、格段に洗練されておりました。

足回りはギャップをいちいち拾うもの、割とストロークあるのと瞬時に収束するため、不快な突き上げはほとんど感じることがなく、AWDがもたらす矢のような直進安定性と相まって、アウトバーンをメインステージとするどっしりとしたM3とはまた違った味付けに改めて感心。

とここまでぶっちぎりに賛美したA-Lineですが、如何ともしがたいのは、ありものをチューニングしたATのダイレクト感。
他のトルコンATと相対的に見れば出来はいいものの、トルコンの宿命ともいえる滑り感やレブ近辺で変速を受け付けない機構など、現行レガシーのCVTが採用されていればと、つい頭をよぎってしまいます。

「STiは私のセカンドカー。」と公言する嫁はと申しますと、後部座席で娘とワンコの相手をしながら、パッセンジャーに徹しつつも、私のドライビングを観察しながら、
「パパばっかりハンドル握ってずるい。」と言いたげな顔をバックミラー越しに覗かせておりました。

さて、折角の2泊3日を思い切り楽しもうと、嫁が一生懸命作った旅のしおりに従い、まず立ち寄ったのが鳥羽水族館。
過去のブログでご紹介した通り、奇魚怪魚は私のスイートスポット。
鳥羽水族館は伊勢湾に面した立地環境からか、とにかくマニアックな海洋生物が多く、想像するだけで身もだえしてしまう。。。

ワンコをキャリーバッグに入れ、逸る気持ちを抑えて、いざ入館

果たして、そこは、、、、有名なラッコをはじめ、多足ダコ、ピラルク、ダイオウグソクムシ、トド、スナメリ、マナティetcと書ききれないぐらいコアな生き物たちに、子供達以上にはしゃぎまわるはた迷惑なアラフォーメタラーが居たとか居ないとか(汗)

多足だこ。
たまに網に掛かるそうで、96本の足がある個体も確認されています。


大迫力のトドの剥製


娘と私、その隣には嫁、、、ではなくお昼寝中のセイウチと。


アフリカ・マナティの画像を撮り忘れましたので、その大きさが良く分かるものをWEBから拝借いたしました。


広い館内とおもしろすぎる生き物たちに時間が経つのも忘れ、気がついたらあと数分でチェックインの時間。
「ほら、早く行くわよ。」
「やだやだ、もっと見る。。。」とダダをこねる私の手を引いて、予定より30分程遅れてホテルに到着いたしました。



ワンコ連れのご家族でにぎわうロビー、海に面した屋外プールではゴールデンレトリバーが水しぶきを上げて豪快に飛び込んでいたりと、部屋は勿論のこと食事もすべてワンコと一緒。
夜の目玉は、他の宿泊客やワンコたちと一緒にゲームを楽しむことが出来きるワンワンサロンと、季節限定イベント、伊勢湾での花火ショー。
海岸から見る、夜空と海原の両方に大輪の華を咲かせる打ち上げ花火は見事の一言。
その音にパニックを起こすワンコもいましたが、とにかく子供達は大喜びです。

2日目は鳥羽湾クルージングとイルカ島へ
その舞台は鳥羽という説もある、浦島太郎をモチーフにした遊覧船。


夏の日差しを目一杯呼吸して、鮮やかなブルーに色づいた伊勢湾の海原を進むこと20分。
イルカ島に到着です。
船着場の隣では、遊覧船の到着時間に合わせて、イルカショーが開催。



途中、すぐ近くでグルグルとローリングする行儀の悪いジェットスキー達が現れたため、音に敏感なイルカ達が怒り出し、ショーは一旦中断しましたが、ベテランインストラクターのお二人の生物学的知識を織り交ぜたコミカルなMCとイルカ達の賢さにただただ感心いたしました。
ちなみに、ショーの観覧は無料です。

船中や島では、RANDYはこんな感じで移動しております。



こうして2日目は伊勢湾クルージングを楽しみ、夜は夜で、ワンワンサロンで張り切るRANDYとゲームに興じた後、伊勢湾での打ち上げ花火を見て、大浴場で汗と疲れを洗い流し、4人とワンコで川の字になって就寝。
チェックアウト時に、支配人さんは私の大学の先輩でもあり、年次やゼミこそ違えど同学部ということが判明。少しお話したところ。温厚な雰囲気ながら、割とバンカラな学生時代を過ごされていたとお察しいたしました。

さて、その帰路。
伊勢湾岸自動車道に入った途端、あっという間に寝息を立て始める、助手席の息子、後部座席の嫁と娘は、そしてキャリーケースの中のRANDY。
話し相手が誰もいないとなれば、目を覚ました嫁がハンドルを持たせろと言ってくるまで運転に集中するまでのこと。
この日のために更新しておいたi-Tuneのメタルフォルダをヘビーローテーションさせながら、時々ヘッドバッキングしつつ、ひたすらSTiのハンドルを握る私に、最初に目覚めた嫁が掛けた一言はと申しますと、
「ん、、、んん、、、あれ、もう家に着いたの?」
そうなんです、2時間少々、誰も目を覚まさないまま、鳥羽から自宅まで走り切ってしまったのでした(泣)

息子も娘も、ノビをしながら車を降り、「ああ、楽しかった。」とご満悦の様子。
RANDYも長いあくびをした後、足取り軽く近所のマーキングに励んでおりました。

名古屋⇔鳥羽の往復をしたSTi A-Lineはと申しますと、まず燃費は、3日間での走行距離420kmに対し、満タン給油で45Lとターボ車には過酷な猛暑の中で、9.3km/Lとまずまずの好記録。

この猛暑でも熱ダレはほとんど感じられず、また、4名+ワンコといったフル乗車とほぼ積載容量を使い切ったカタログ値の最大重量に近い重量増に対しても、私ごときの腕では、ハンドリングになんのネガもないほどタフでした。

2泊3日の旅行を終えて、家族からの一言インプレは、次のとおりです。
特にパドルシフトがお気に入りの息子(12歳)は、「かっこいいし、快適。」
娘(2歳)からは、「パパ、ドライブ楽しかった。」との激萌えコメント。
そして、嫁(内緒の同い年)は「文句なし。さすが私のインプ。」と、最後まで私は嫁の運転代行でございました(涙)

総論として、STi-Alineは、嫁がGTVから買い換えるときに突きつけた、「4人とワンコがリラックスして乗れる国産スポーツカー」という条件を余裕でクリアするほどのパッケージングと、ハンドルを握るお父さんの心を熱く静かにたぎらせる、文句のつけようが無いスポーツカーだという評価に至りました。
ただ、一つ言わせてもらえるとしたら、それは、健康優良児過ぎて、毒がないかわりに、オーナーを泥沼へと引きずり込むような、麻薬にも似た破滅的な引力が足りないということ。
『ダメなのは分かっている。でも、どうしようもないほど離れがたい。』とは、GTVとの2年間で、トラブルのたびに幾度となく頭をよぎった言葉。
EJ25ターボのフィーリングにアルファV6を重ねては、良く調教されたボクサーサウンドの向こう側に艶やかで奔放な咆哮を求め、つい等長エキマニを注文してしまったのは、GTVとの特濃な時間に未だ支配されていることの裏返しなのかもしれません。

一方、女子大生送迎マシーンとして登場した以来、すっかりご無沙汰なM3はと申しますと、明日、久々のまいこサンデーに連れ出す予定です。

そして、同日、福島で開催されるのは、BMWオーナーにとって最大のイベントの一つ、ミチノク13。
残念ながらまだ一度も顔を出すことかないませんが、参加される皆様、道中お気をつけて、楽しんできてください!!

そう言えば、M3のバッテリー、、、S54に火を入れたのって、いつ以来だったっけ(滝汗)


Posted at 2012/09/15 23:48:03 | コメント(10) | トラックバック(0) | STi | 日記

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「身近にあった珍百景 http://cvw.jp/b/192969/48581865/
何シテル?   08/04 15:32
20年前に偶然出会った96年式M3CLimousineを溺愛すること4年、そして涙の別離を乗り越え、その後、やって来たE46M3と忘れえぬ10年来を共にした不人...
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