• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

FlyingVのブログ一覧

2017年04月26日 イイね!

モディファイ&メンテ 怒涛の二日間【後編】

後編はメンテです。

衝撃のオイル交換から3カ月、直噴特有のオイルダメージに加え、カーボン除去剤を2本使い切りエンジンオイルの汚れも飽和状態に近いのではないかと勝手に判断し、再び、オイル交換に踏み切りました。



今回もオイル交換時の頼りになる仲間たちを引っ張り出し、DIYで作業です。
電子機器の塊と言われるS3だからこそ、CARBOY世代として、敢えて自分でできるところは自分でやりたい。

前回は純正オイルの交換のみで、そのタール状になった廃油の惨状は記憶に新しく、フィルター交換もしておけばよかったとの反省含め、フル装備で。
オイルはM3の時に愛用していたMOTULの300Vを考えていたのですが、S3の規格は504 000とこれまた独特のもの。
しかし、さすがはMOTUL、504規格に対応するラインナップがあったので、迷わず注文。

うちのガレージには傾斜がついているため、車を玄関口に移動して作業開始。


じっくりゆっくり上抜きで吸い上げられるオイル。
パイプが魔界の底に繋がっているんじゃなかってぐらい禍々しい黒さの流体は想定内。

さて、フィルター交換となったとき、全然いらないイベントが発生!!
インパクトレンチのアダプターがどこを探しても見当たらない(汗)

ここまで作業が進んでいたのに画竜点睛を欠くとはまさにこのこと。
近所のホームセンターまでチャリンコで走り、お値段1,900円でした、トホホホホ(涙)



指定トルクが書いてありましたが、ここはいつも通り、白鳥師匠の教えに倣い『テルクレンチ』で。



フィルターを交換している内に、吸い上げが鈍くなってきたので、一旦計量。
1回目では4.5Lを計測。これを廃油パックに流し込み、残油の吸出しに。


相変わらず、タール状の臭い立つ廃油。

再びノズルをオイルゲージに差し入れ、しばし吸引していると、オイルパンの底が空になったことを伝える、「ズズ、ズ、ズゾー」との吸い出し音が聞こえてきたところで、2回目の計量へ。
しかし、ここで、重大な疑惑が突如として湧き上がってきたのでした。
2回目で吸い上げたオイルの量は2L。ということは、都合、6.5Lが入っていた計算になってしまうではありませんか!!
メーカー規定量は5.7L(フィルター交換時)
確か、前回、抜いたオイルが5L弱で入れたオイルは同量。。。ということは、その前のディーラー交換で入れすぎていた可能性!?それとも自分の不注意で前回入れすぎてしまったとか、、いや、レベルゲージで確認してもHレベルぎりぎりだったので、そんなことはないはず、、、
ま、エンジンも調子よかったですし、MOTULのフィーリングを早く楽しみたかったので、そこそこ気になるものの、MOTULを投入。
それにしても、MOTULの1L缶、めちゃくちゃ開けにくい・・・蓋がビニョーンと伸びるなんて、聞いてないぞ。



と考え事をしながら入れていたら、ついうっかり6L全部を入れきってしまい、
「あー、、、」とうなだれる私のもとに、
「パパ、車直った?」と見に来た娘に手伝ってもらいながら、300mlを抜いたのでした。



で、作業が終わったのが正午近いこともあり、お手伝いの対価として、娘のリクエストでラーメンをご馳走。



交換後のエンジンは、別物かと思うほど滑らかで静か、ボンネットの下で黙々と働き続ける謙譲の塊のような心臓部になってしまいました。
これも歴代M3で感じていた、MOTULの効能に違いなく、常用域の質感が向上し、踏めばカミソリのようなレスポンスが味わえる極上ユニットの出来上がりです。
う~ん、もっと早くMOTULにしておけば良かった。

モディファイ&メンテで激変したうちのS3。
その変化のインフォメーションが多すぎて、走りとモディファイ&メンテの因果関係がよく分からなくなっていますが、予想を上回る効果と満足度だったこの2日間。

車への欲求が満たされない慢性的なジレンマから、乾いていたここ最近。
今回のモディファイ&メンテで、S3への愛着とイジル楽しさを再認識し、潤いが差した気がいたしました。

Posted at 2017/04/26 10:33:47 | コメント(4) | トラックバック(0) | AUDI S3 | 日記
2017年04月25日 イイね!

モディファイ&メンテ 怒涛の二日間【前編】

『悪魔の辞典』の著者、アンブローズ・ビアスは言った。
「人は頭がおかしくなった時に、やることが二つある。一つは自殺、もう一つは結婚だ。」と。

花見だなんだで、テンションが上がり、年も考えず、思い切り遊び呆けていたのがイケなかった。
長年のメタル活動でこしらえた虚弱体質がこれでもかと弄ばれ、免疫システムに甚大なダメージを負って寝込むこと一週間。黄泉比良坂の入り口から常世に復帰した際に、あちら側に正気を置き忘れていたのかもしれない。
気が付くと、目に前に、見違えるようになったS3がある。
オートマティスムがそうさせたのか、それとも正気と引き換えにした代償なのか。

てな訳で、抗生剤で頭の中に変な靄がかかったままブログを書いております、ウイルス体質のFlyingVでございます。

先週末、2日連続で、モディファイ&メンテをしてまいりましたので、そのご報告をば。
まずは、モディファイから。
納車してしばらくの間、嫁があちこちでこっそりこさえてきたホイールのガリ傷。
視界に入るだに痛々しく、リペアか交換か、煩悶すること約1年。
実は、S3のホイールサイズがかなりシビアで、某ヤフオクで探しても、あったとしても程度に問題があったり、よくよく確認するとフェンダー干渉していたりと、セカンダリーでは埒が明かず、思い切って近所のタイヤショップに立ち寄ったところ、ようやく納得いくホイールを見つけ、その交換をしてしまいました。



それは、GT-R生みの親でもある水野和敏御大お勧めのブランドRAYSの中でも、コンサバティブなデザインでもあるVARLTZのS5(鍛造、コンフォートモデル)です。このモデルをチョイスしたのは、ボディカラーとの親和性の高いフォーミュラーシルバーの設定がそれしかなかったから。
最初、VALTZのS7 19インチを考えていたのですが、フィッティングしてみると、なかなか、いや、かなりヤンチャなワルメンに。。。



それに、嫁からはあんまり大きなホイールだとまた傷つけちゃうかもしれないと目をウルウルさせておりましたので、サイズは18インチに決定。あとはどのモデルにするか、カタログを凝視していると、ちょうど、VALTZのS5を取り付け中のGolfがピットにあるとのことで覗かせてもらったところ、まさに一目ぼれでした。
その場でメーカー在庫を確認してもらうと最終ロットの1セットがあるとのこと、純正ホイールの下取りも頑張ってもらい、即決です。
タイヤもついでだからと、新製品でもあるADVAN FLEVAに交換。S-Driveの後継モデルでもあり、定番のグリップ性能の他、静粛性や転がり抵抗を重視したスポーツエコタイヤですので、今のコンチネンタルとそれほど遜色なさそうです。
ま、ショルダーが数値以上に張り出しているので、見た目の押し出しが効いていてカッコイイのが理由ですけど。

そして待つこと一週間。

入荷連絡をもらい、仕事もそこそこに伺いました。

車を預け、待合室で作業が終わるのを今か今かとwktkするも、頭をよぎる一抹の不安、、、もしフィットしてなかったらどうする、、、スタッドレス用か、それとも純正に、、、、と逡巡していると、
「Vさん、終わりましたよ。」と呼ばれ、いよいよS3とご対面。
果たして、そのアフターは、、、、


「うはー、、、」と嘆息しながら見とれること数十秒。
どう控え目に見ても、ものすごいイケメンになったS3がそこに。





「かなりお似合いですよね。」とのスタッフさんの一言に、
「いや、はい、うふふふふ。」
コピペのセールストークだとしても、つい、笑みがこぼれてしまう。
一通り、注意事項の説明、保証書などを受け取り、帰路へ。



サイズは、ホイール8J-18 ET45、タイヤ235-40-18
明るいところで見ると、リムまで伸びたコンケープデザインの視覚効果か、18.5インチぐらいの大きさに見えてしまいます。

純正に比べ、1本当たり3~4kgの軽量化になっているとのこと、その効果は、国道に出た所で実感いたしました。
出足含めた車自体の動きがシャープになり、そのまま名古屋高速の周回路に足を伸ばしたところで、水野御大が言っていた、「高剛性軽量ホイールは、足回りを交換するのに等しい。」に納得。
新タイヤADVAN FLEVAはと申しますと、ある程度覚悟していたロードノイズは、トレッドパターンからすればそこそこ抑えられており、S-Driveとは一線を画すものであることが分かりました。路面状況によってはコンチネンタルよりも静かだと感じられるシーンもないことはないですが、にぎやかなタイヤであることは間違いありません。グリップは期待通り、燃費悪化もなさそうですし、その辺り、もう少し走り込んでからレビューしたいと思います。

さて、足元イケメンとなったS3のモディファイの次はメンテ、後編に続きます。

Posted at 2017/04/25 11:58:01 | コメント(2) | トラックバック(0) | AUDI S3 | 日記

プロフィール

「世の中、捨てたもんじゃない http://cvw.jp/b/192969/48592459/
何シテル?   08/10 22:33
20年前に偶然出会った96年式M3CLimousineを溺愛すること4年、そして涙の別離を乗り越え、その後、やって来たE46M3と忘れえぬ10年来を共にした不人...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2017/4 >>

      1
2345678
9101112131415
16171819202122
2324 25 26272829
30      

リンク・クリップ

蛇使いたちの特濃空間 エテロドッソさん 
カテゴリ:メンテ&チューン
2011/12/06 10:03:34
 
BMWのマイスターショップ TKsquareさん  
カテゴリ:メンテ&チューン
2011/12/06 09:56:25
 

愛車一覧

BMW M3 セダン おハナさん (BMW M3 セダン)
M3最後であろう純粋な内燃機関をどうしても乗っておきたく、大好きなF80M3を手放し、迎 ...
BMW 1シリーズ ハッチバック BMW 1シリーズ ハッチバック
スイフトRS-Tを嫁に進呈し、その後釜としてやってきたのがこちら。一度は真剣に購入を考え ...
スズキ スイフト スズキ スイフト
初めての新車として我が家にやってきたスイフトRS-Tです。 旧型よりも格段に向上したボデ ...
BMW M3 セダン 電子制御の鎖で繋がれたバイエルンの獣 (BMW M3 セダン)
難病が寛解したら絶対にこれに乗ると心に決め、闘病し続けた3年半。 2020年に待ちに待っ ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation