2022年01月18日
ここ最近、毎週の如く雪が降るここ東海地方。
そして、今朝も、若干の積雪があり、路面も凍結していないことから、M3で出掛けようとしたところ、目を疑う光景が。
「え!?私の年収、こんなに低、、、じゃなかった、な、なんじゃこれぇぇぇぇ!?」
2㎝程度の真っ白い雪で覆われたM3に漂う違和感。
まず、黒いはずのシートが白い。
次に、黒いはずのドアパネルが白い。
更に、黒いはずのフロアマットが白い。
でもって、サイドウィンドウが、、、、ない。
運転席だけでなく、全てのサイドウィンドウが、、、ない。
ガラスの破片や荒らされた跡はなし。
車内には、まだら模様の雪景色があるのみという・・・・
一体誰がこんなことを、、、深まる謎、そして、更なる被害者が!!
それは、シートの上で、変わり果てた姿で見つかったのです。
長年のヘッドバッキングと低ポジションギターでやらかした腰痛対策の低反発クッションがカチコチになって(落涙)
そうなんです、コンフォートキーの謎のバグにより、深夜未明から全ての窓が大気解放され、車内のいたるところに雪が吹き込んで、人知れず深々と降り積もり凍り付いていたのでした(泣)
会議の開始時間がタイトだったことから、きちんと雪を拭き上げることもできず、適当に雪を払って乗り込み、暖房やらシートヒーターを全開にしてひたすら乾燥に徹するも、中途半端に温められてビショビショになったシートと内装パネル、暖気でボーとする頭とは裏腹に、溶けた水がズボンやら下着に凍みわたり、濡れて冷えきった下半身に、M3の車内で時折「ちべてぇー!!」と叫ぶ、涙目のメタラーがいたとかいなかったとか。
もう、M3も心もグッショグショだよ、、、ああ、、、尻もだった(涙)

画像はどこかから拾ってきたスケキヨらしきスノーアート
Posted at 2022/01/18 17:55:32 | |
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F80M3 | 日記
2022年01月14日
仕事帰りに、交差点での信号待ちで、「ぬおおおおおおー!!」と叫びながら激写した1枚です。
ほんの数分ながら、80年代後半へと巻き戻った時計の針。
もし、当時なら、横に並んで、シグナルグランプリが始まってたなぁなんて、懐かしく思いつつ、しばし観察。
テールランプは後期型でナローボディ、グレードはエンブレムがないため不明ながら、恐らく2000GTツインターボもしくはめちゃくちゃ希少なNAの2000GT。
純正マフラーやホイールからするとフルノーマルの極上個体のよう。
70の二桁ナンバーは長年大切に乗り続けた証。
この後、スープラは直進、私は左折しましたが、束の間の80年代の憧憬を楽しみ、その余韻を引き摺ったまま帰宅いたしました。
当時の衝撃ときたら、ただでさえ、よろしくメカドッグで、XXのカッコよさを刷り込まれた世代として、『トヨタ3000GT』 の触れ込みでデビューした初代スープラは、XXをさらにイケメンに仕立てたロングノーズショートデッキの迫力ボディに、国産最強のネット230psの3Lツインカムターボ、そして、名機1Gにタービンを2基掛けした上にインタークーラーまで追加した、よろしくメカドッグのチューンをメーカーがしたらこうなる的なロマンの塊ともいうべき、次郎系ラーメンの全部乗せグレードは、当時高校生だった私や車好きの友人たちの胸を熱く焦がさないわけがなく、「絶対、俺が最初に買う!」と競い合った憧れの1台。
結局、実家が喫茶店を営むボンボンが親から新車の前期型ツインターボを買ってもらってたりしましたが、当時、バンド活動に全てをつぎ込みロクに大学にもいかず、バイトに明け暮れ、食費にも困るほどの赤貧メタラーの私は、実家が医者の先輩の7Mの異次元の加速に衝撃を受け、スープラへの憧れをますます深めつつ、カーセンサーを立ち読みしては、ため息をついていたのでした。
GTとしての性能は一級品ながら、モータースポーツでは絶対王者R32の陰に隠れ、あまりパッとした成績は残せなかったものの、日産の西部警察の向こうを張るべく、太陽にほえろの劇場版に登場したり、なにより、東京ラブストーリーの江口洋介が深紅のスープラを転がしていたシーンは、今思えば、いい男といい車が組み合わさったらこうなるという、最強のステマではなかったのではないかと。
そして、後期型となり、ハイオク化した他、三本爪が印象的なリアテールランプによりますますアメリカナイズされ、また、下宿の近所に2.5Rが納車されたことで、私もスープラ欲しい病は沸点に。
結局、手が届かず、当時、割と値段がこなれたZ31を最初のマイカーにしてしまい、Zフリークへと傾倒し、スープラのハンドルは握れずじまい。
現行のスープラは、復活したこと自体、奇跡的ではありますが、個人的に70や80が出た時の熱は感じられず、ついでに欲を言うと、『トヨタ4000GT』を踏襲し、エンジンだけは内製化した400ps超のものを乗せてほしかったなぁと。
ワイルドスピード第1作で、「2JZだ、すげぇ!!」とブライアンが目を輝かせた、あのシーンほど、かつてスープラに熱狂した1ファンとして誇らしく、EV化の潮流から無理と分かっていても、どうしても、それを超えるトヨタ純血の直6の登場を待ち望んでしまうのでした。
こちらは、何年かぶりに書棚からひっぱり出して、深夜の布団の中で開いたら眠れなくなった1冊。

Posted at 2022/01/14 10:44:02 | |
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My Life | 日記
2022年01月05日
元旦朝から39度の発熱により、私の残り少ないライフがいきなりレブリミットに突入し、しかもただの風邪とは明らかに違う寒気と痛みで意識がまだら模様に、その翌日には、熱が下がらないままは血尿に尋常でない下腹部痛と、生まれて初めての泌尿器系腰下及びシリンダーブローの症状へ、初詣はおろか、年始の親戚周りはじめご馳走も全く食べられず、ひたすら熱、痛みと猛烈な尿意に堪えながらポカリスウェットで生き永らえ、ようやく先ほど、布団から起き上がったところでございます。
ちなみに、今年の初夢は、小さいころ高熱を出すと良くうなされていた、幾何学模様の訳の分からないサイケな夢を30数年ぶりに見させていただきまして、え~、おせち料理といえば、僅かに残っていた黒豆数個と田造数本にあり付けただけで、元旦の楽しみにとっておいたハーゲンダッツもすっかり消え失せるなど、我が家のアングロサクソン的弱肉強食観は徹底されていたのでしたと。
にしても、CTやらエコーで映った、私の可愛い膀胱やらあれやらが、炎症で、火星の衛生ファボスとディモスみたいに歪んだ姿になろうとは(涙)
そんなこんなで皆様のブログにもきちんとお邪魔すること叶わず、文章もかなり怪しい上に、シモの話で2022年も始まってしまいました、Bloody Piss Squirting メタラーことFlyingVでございます。
改めまして、皆様、明けましておめでとうございます。
考えてみると、30日の仕事納めから本日まで全くM3のハンドルを握ることなく、家人が運転する車の助手席だったり、タクシーだったりで自宅と病院をただ往復するだけ。
となると俄然、恋しくなるのは、ターボ化したとはいえそれでもM社がしっかり味付けをし、ハイチューンならではの危うい野性味と扱いやすく洗練されたアンバランスさが色濃く残るS55の直6フィーリング。
NAのS54に比べ、エンジンルームからのメカニカルノイズが抑えられ、排気音が低音一辺倒になったのは個人的には寂しい限りですが、とにかく、内燃機関フェチとしては、慶賀すぎる心臓部です。
例えていえば、食べそこなったハーゲンダッツのバニラのような、なんというんでしょうか、一度食べたい衝動に駆られるとどうしても止まらなくなるみたいな、、、
くっそー冷凍庫に入れる前に、蓋にマジックで名前買いときゃ良かった(血涙&血尿)
そんなS55の奏でるビートは、まさに芳醇そのもの。
律儀で精緻なアイドリングは、清楚な淑女の雰囲気を漂わせながらも、何かそれだけではない、したたかな二面性を匂わせ、常用域は贅沢すぎるトルクを涼しい顔で差出し、3000回転ぐらいから聞こえてくる、M社が敢えてなんらかの機能性を持たせたであろう排気干渉音も、いいスパイスに。
そして、圧巻の中高回転域では、先ほどまでの貞淑さが嘘のように、干渉しあっていた排気音も調律を揃え、快楽の渦へと歌い上げるように身もだえしながらターボゾーンを上りつめる様子は、カタルシスとカタストロフィーが一気に襲ってくるかのよう。
まさに、個人的にはそれほど好きではないながらも渡辺淳一の、名著「女優」の松井須磨子と島村抱月の関係のような、そんな気持ちにさせられてしまうのです。
(あくまで個人の意見です。あと、渡辺淳一は『遠き落日』が出色の出来かと。)
ああああああ、こうして書いているだけで、今からハンドル握って、ガソリンをシリンダーにありったけぶち込みながら、遠出して、どこか知らない峠の駐車場で熱々の缶コーヒー片手にハーゲン食べたい!!
まず布団から抜け出し、コッソリ着替え、嫁の目を盗み、RANDYの嗅覚を掻い潜って、やっとM3にたどり着くとして、スタートボタンをプッシュした瞬間、いや、絶対バレるなこれ・・・
例え、奇跡的に出ていけたとしても、どこかの峠のふもとで行き倒れていたところを発見⇒入院&緊急家族会議必至。
うん、やっぱりやめとこ。
医師からも今週一杯は安静と言われましたので、この辛い抑制と解放がもたらす心理的効果を楽しみに、来週、M3の『JUICY BEATS』をたっぷり味わいたく、本年もよろしくお願い致します。
※おまけ
こちらは、寒い寝室から割と暖かい書斎へと布団を移し、元旦にうなされていた時に、ふと目覚めたら目の前に心配そうな顔をして座っていた、我が家の干支の親戚トリオの末っ子。
あれ、まさか、弱った獲物だと思われてる??

「べ、別にあんたなんか食べたって美味しくないし、心配で来た訳じゃないんだからね!!」とわざわざ散らかりまくった書棚の方へ。そんなツンデレぶりに癒されている内に、再び意識が消えていったのでした。

年末の仕事終わりに、珍しくほとんど無人だったクライアント近くの地下駐車場で撮影した一コマ。
まさかこんな年明けになるとは、この時、微塵も思ってもいなかったという。。。今年は少し仕事減らそうかな。
Posted at 2022/01/05 18:42:30 | |
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My Life | 日記