2024年07月16日
オッドアイとは、左右の虹彩の色違いにより、瞳が神秘的な発色をする症状。
先天性と後天性に分かれ、前者は、ベネディクト・カンバーバッチ、後者はデビッド・ボゥイが著名で、色素の濃い日本人には出にくい傾向があるとのこと。
猫や犬に発症が多く、かつて、いとこのニャンコ(4代目マイケル)もそれはそれは美しいオッドアイをしていたのですが、盗難に遭い、いとこ一家は深く悲しんだのでした。
ラノベの設定では陳腐化するほど使われており、中二病を発症した際に、密かにカラコンを買って、その上から眼帯を掛け、教室などで、「う、うずく、、邪眼が、、、、まだ、ダメだ、、、」と眼帯を抑えるフリをしながら、少しずらしてカラコンを見せつけたりするなどし、
やがて思春期が落ち着き、中二病が収まった後、「エンッ!」で有名な『毒物くん』や「気持ち悪すぎるラブレター」の主である『放課後ジョーカー』に比肩するほど、重篤な黒歴史として、深夜に突然思い出しては「あぁぁぁぁぁぁぁーーーー!!!」と絶叫しながらのたうち回るなど、長い間苦しめられる代表的な症例の一つ。
中二病と言えば、私自身もそうでしたし、教え子にも中二病をこじらせ、レールガンを自作したり(諸事情によりブログ削除しましたm(__)m)、年中黒いコートを着込んで、その中に暗器を仕込んできたり、医学部小論文で優生思想をぶち上げ、メンゲルを賛美する論文をとんでもない理論武装で展開したり、十字架が直視できなかったりなど、枚挙に暇がないのです。
しかし、しかし、、、、いくら後天的とはいえ、このオッドアイはいただけない(涙)

乾燥させてから数日と経たず、左側は猛烈な湿気にやられ、右側はオゾンホールから差し込む紫外線に焼かれて、こんなに黄ばみが進行しているなんてorz
左右のヘッドライトで弱点と症状が違っているのは、何かあっても片方は点灯できるという点でリスクを分散しており、ある意味、正解なんでしょうが、どうにもみっともなく、やんごとなき平安貴族が見たら、「いとあさまし」とのたまふこと甚だし。。。
脳裏に蘇るのは、遡ること1年前、YouTubeの作業動画を視聴し、すっかり自分でできる気になって、大爆死したあの忌まわしい記憶。
次こそ成功できるかの保証は何もなく、失敗した時の経済的かつ体力的な消耗も大きく、左右セットで新品に買い替えてもいいですが、ラインオフから12年を経過したボディコンディションだと、逆に悪目立ちしそうなので、黄ばみ取りとブロアーで、対症療法を施すことにいたしました。

ああ、つい先日のブログで『身勝手なジレンマ』と書いたばかりに、こんなことになっているとは、なんてオーナー思いの愛車なんだろう、、、トホホホホ(膝落ち)
それにしても、特に右側のヘッドライトがこれほどまでに黄ばみが進行していることに今日まで気づかないなんて、オーナーの目の曇りのほうがよほど深刻かもしれず、つい先日、クライアントへの資料に「DX推進」と書くところを、「DV推進」と絶対に推進してはいけないモノを表題にしてプレゼン※するなど、4ビットの脳みそも黄ばんで劣化してしまっているのでした。
※あやうく大事故になるところでしたが、謎のアドリブを混ぜつつ、秒で訂正&謝罪し、事なきを得ています。
Posted at 2024/07/16 16:54:13 | |
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F20 | 日記
2024年07月14日
E36M3LimoやE46M3であったような重ためな整備が、F80ではラジエーター交換とボッタくりドラシャ騒動(リコールで生まれて初めてディーラーに入庫した際、ドラシャの破断の指摘を受け、片方で工賃50万超の見積もりが出され、泣く泣くそれに応じ、車を預けに行く当日、ほんの気まぐれで下回りに戻ったところ、ドラシャ自体には何の不具合もなく、ディーラーの見間違いと判明し、結果、数千円で収束したという、全米が胸を撫でおろした九死に一生のエピソードはこちら)ぐらいとめっきりと少なくなり、G80ではさすがに年式や距離などからしても、そう簡単に起こりようがなく、それはそれでありがたい限りなのですが、長年、欧州車の甘い泥沼にどっぷり漬かり切り、さらに、アルファロメオGTVのイタ車ならではの愉快な洗礼(レオンも顔負けのアサシンぶりはこちらです。)を浴びた身としては、何だか物足りなく、時々、物寂しい気分にさせられる、ここ最近。
さすがに、愛車への激しいリビドーが沸き上がって下腹部に血流が集まり、トラブルが起こると、しなやかな鞭で打たれるがごとく熱く甘美な痛みに身を捩るなどの、自転車のサドルを収集するなどの性癖にも似た、常人の理解を超えた上級者には及ぶべくもないですが、Z31から始まった長い年月によって調教され、倒錯した私のような車好きにとって、メンテ含め、愛車に触れる時間は多ければ多いほど嬉しく、それが例え、トラブルに起因したものであっても、まるで愛車が自分を頼ってくれているような気がして、その時は大変だったりするものの、愛車の状態が良くなっていく時間を共に過ごす喜びは一入だったりします。
我が家のG80は、トラブルフリーな上に、目を皿のようにし、耳と嗅覚を研ぎ澄まして、神経質に観察していく必要がそれほどなく、その上、一気に、自分好みに仕上げてしまったことから、今月末のアライメント調整とブレーキパッド交換を控えている以外、はっきり言って、これ以上、やることがほぼ無いという状態で、毎週、していることと言えば、ちょっと遠出をすることと補充電ぐらい。
マイレージが進めば、それなりに手が掛かるようになるはずながら、F80の優等生ぶりを知っていると、クランクハブなど対策がされたG系はきちんとメンテをしておけば、消耗品で済みそうな予感。
サブのF20もラインオフから12年が経過し、一年前の盆に起きた、ガソリンタンク破断(リコール修理、詳細はブログにて)はまあまあのインパクトでしたが、その他はラジエーターパイプのOリング3個所の交換と軽整備がほとんど。
昨年の夏、ハンドルを据え切りした際に、僅かに聞こえた、「キュウ♡」というゴマフアザラシの鳴き声のようなコケティッシュな音も、いつの間にかしなくなっている。
『無事これ名馬』とは、まさにその通り。
しかしながら、『手が掛かる子ほど可愛い』のも道理。
愛車が健康で、「イタイ、イタイ」のメッセージが届かないのは本当に良いことであり、これから過ごす中で、お互いの経年劣化とうまく付き合っていくことになることは想像に難くないのですが、心が折れない程度に、ほんのちょっぴりデレてくれると嬉しいんだけどなぁなどと、滅多なことを考えていると、本当に変なフラグが立ちそうなので、ここらへんで止めておきたく、めちゃくちゃ身勝手なジレンマを吐き出しつつも、梅雨明けに向けてパワーショット注入し、ご機嫌取ってしまう自分がいたのでした。
タイトル画像は、毛皮を着たファニーにひざまづくマゾッホ(Wikiより)
Posted at 2024/07/14 13:06:16 | |
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G80M3 | 日記
2024年07月02日
シリンダーヘッド、ブロック、タービン、カムシャフト、エアインテーク、マフラー、足回り、ギアハウジング、風切り音、ロードノイズなどなど、車の発する音は、車好きかそうでないかによって、真逆の受け取り方になるのは勿論、車好きの中でも、好ましいものとそうでないものに分かれるのは当然のこと。
メタラーかつギタリストの私としては、ゴリゴリに歪ませたサウンドが好みながらも、ただ歪んでいれば良いわけではなく、アンプやエフェクターによって、その音色は千差万別、そして好みもメタラーの数だけあったりします。
我が家のG80M3も、Mモデルとしてのコンセプトからして、そもそもの設計思想から、それほど静かに走らせる車ではない上に、納車前ヤラカシ整備によって歴代の愛車達に負けないほど、よく言えば『迫力あるサウンド』、有体に言えば『騒々しい音』を、前から後ろから発しており、運転している分には非常に気分を高揚させられるのですが、大多数の車好きでない方からすると、騒がしいドイツ車だなと、眉を顰めさせてしまうこともあったりするかと思われます。
そんな肩身を狭い思いをしつつ、ネガティブな注目を集めないようジェントルな運転を心がけているも、実は、納車当時から悩まされているノイズがございまして、、、、
それは、ローターとパッドの金属面が発する擦過音、そう所謂、ブレーキ鳴きです。
納車当日より、ローターに熱が入った頃合いに、低速時に軽く減速をすると、キーキーと鳴き出し、最初は断続的かつボリュームもそれほどではなかったのが、一度鳴き出すと、止まることがなく、なぜか、深く踏み込んだ時には鳴かず、停車間際の減速時に限って出る、困ったもの。
ウィンドウを閉めていると優秀なNVHのおかげでほぼ気が付かず、ウィンドウを開けた途端、キーキーと生理的にかなり耳に障る音が、盛大に車内に入ってくるのでした。
そして、周囲からの視線も相応に集まり、かなりマニアックな車好きなら、サーキット用の強化ブレーキキットでも入れているのかと好意的に捉えてくれるのかもしれませんが、一般的なドライバーさんからすれば、自分の車のブレーキの摩耗を疑ったり、あの車、壊れてるんじゃないのかと思われてしまいかねないほど、でっかい音なのです。
ASMRどころか、姦しいとかのレベルではなく、黒板に爪が当たった際に発するのと同種の、100人に聞いたら、ほぼ間違いなく100人が不快に思うであろうこのノイズ。
走行距離5,000kmとパッド残量は十分で、もともと鳴きやすい車種ではあり、安全面から意図的に鳴くような仕様になっているとも聞いたことがありますが、鳴かないような運転を心掛けているも、ブレーキダストよりも、この音の方がどうにも我慢できなくなって、ついに、交換を決意いたしました。
色々なヤラカシで、高額な買い物は嫁の決裁が必須であり、嫁に同乗して聞いてもらったところ、「窓を閉めていたから良く分からなかったけど、こんな音してたんだ。いいよ、交換しても。」とのOKをもらい、早速注文。
ということがあって、実は先月初めに届いていたこの商品。

※画像は南米の熱帯雨林から拝借しております。
DIXCELのタイプM 前後セットで、ブレーキダストの軽減も期待。
やっと、ピットに空きができ、今月末の取り付けとなりました。
その前日には、アライメント調整と、これまたハンドリングの隠れたノイズが消えるようなリファインが続きます。
その反面、私自身、仕事でかなりややこしい案件が重なり、利害関係者がザワザワと騒がしく、そこから発するノイズが増えているここ最近。
取り敢えず、良書に触れ、好きなフレーズをギターで弾き倒し、そしてG80とF20のハンドルを握って心のチューニングをしつつ、アドラーの心理学でも読んで、メンタルへのノイズを遮断してみようかな。
PS:学生時代、杉並区のライブハウスで対バンした、ノイズバンド『絶倫アニキ』の皆さん、今も活動されてますでしょうか?
Posted at 2024/07/02 17:04:39 | |
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G80M3 | 日記