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2024年10月29日 イイね!

【後日談】美人JKに公開処刑された青春クソヤローな元カレと、それに加担させられたメタラーは悪夢しか見ない【後編】

※車に無関係な長文ブログは、やはりみんカラに向きではないようですので、前編含め、しばらくしたら限定公開か削除しようと思います。

前編からの続きです。
秋の学校行事で講義が中休みに入っている内に元カレ君の推薦が終わり、久々の講義の前に資料室で待機する私の前に現れたのは・・・

「先生、私知ってますよ。アイツの推薦、手伝ってたでしょ。」
リカでした。
「な、、、いや、ほら、、、、」
(お前のせいだろ。)と口元まで出かかったセリフを何とか飲み下し、
「うん、ちょっと気の毒になって。」
「制汗剤というかコロンとかすごくなかったですか?」
「あー、うん、言われてみれば。」
そう、物凄いケミカルな芳香を体中に漂わせており、正直、何度かむせかけていたのでした。
「元カノ全員、自分のこと引き摺ってるって言ってませんでしたか?」
「言ってた。すごい自信たっぷりに。」
「別の意味で引き摺っでるんですけどねー被害者の会みたいな。あと、いっつも鏡出して、髪型とか気にしてませんでしたか?」
「してた。」
「で、顔が丸くてデカいから、鏡に入らず、思いっきり腕伸ばしてませんでした?」
「それもしてた。」
「眼鏡も度が強いから、ズレると目の大きさ変わるんですよねww」
「なってたわ~」とつられて笑いながら、ケントデリカットの懐かしいネタを思い出していると、少し間を空け、ふうと一息置いたリカが、
あと、、、、あの、私の事、、、何か言ってましたか?」と表情を硬くしたのでした。
「ううん、何も言ってなかったよ。」
当たり前だ。誰のせいで、元カレ君のメンタルにクリティカルな一撃が入ったと思っているんだ。折角立ち直って来たと言うのに、リカのことなんか口に出せる訳がないだろ。
「ホントですか!?あいつ、性格最悪だし、もう女子全員に相手にしてもらえなかったりで、根に持っているかと思って。ちょっとやり過ぎちゃったかなぁなんて反省したりしましたし。」
「え?マジでそんな心配してたの?」
「全然してませーん♪」と大げさにテヘペロするリカ。
「だよね~」
「むしろ清々してます!」と言って席を立ち、
「なんかアイツ、腹立つことに受かったみたいですよ。後から報告に来ると思います。」
と教室へと向かっていったのでした。

するとほどなくして、
「失礼します。」と扉を開けて一礼する男子生徒の姿が。
「おお!どうだった??」
合格しました、やりました!ありがとうございます!!
とダブピー✌️✌️に満面の笑みを浮かべる元カレ君。
「いや~良かった、おめでとう!6年間長いから、留年せずに国試受からないとだね。」
「それは入ってから頑張ります。マジで感謝しかないです、将来、面接で尊敬できる人を聞かれたら、澱みなくV先生と伝えます(笑) あ、インスタとXも再開したのでフォローして下さい!」
と嬉しそうな顔を眺めていると、右耳に、この前までなかったピアスが空いている・・・
声も気持ちイケボに聞こえる上に、瓶底眼鏡からコンタクトに、なんか髪の毛も茶色く、眉毛も細くして、明らかにチャラくなっているではないですか。
正直、どこぞの大陸の悪趣味な成金みたいで、全然似合ってない。

「あ、さっき、リカいましたよね?今だから言いますけど、あいつホント、クソビッチですよ。オレのことが好きって言ってたから、付き合ってやったのに、全然やらせてくれないし。医学部目指していたのも、リカが学歴厨で、そうして欲しいって我儘聞いたからで、オレ、正直、行きたくなかったんすよね。で、今、歯学部受かってから、他校の女子とめっちゃイイ感じになってるんで、もうリカなんて眼中にないっす、アイツ、全然やらせてくれないし。」
なぜ、そこを2回繰り返したのだろうか。
その後も、合格したことで心のタガが外れたのと、この前の仕返しとばかりに、リカへの悪口は止まらず、
「あんなこと書いてましたけど、こっちから捨ててやったんすよ。リカ、別れるのヤダって泣いてましたもん。全然やらしてくれないですから当たり前ですよね。」
(いやいや、別れるの嫌だって泣いていたのはお前って聞いていたんだけど、都合が悪いことをこうまで自己改変できるとは、クラピカレベルの念能力者なのか!?)
など、リカが前回、原稿用紙と一緒に提出してきた下書きにびっしりと書いてあった目の前の元カレ君の悪行を思い返している間も、リカへの悪口はヒートアップしていき、
「メンヘラは嫌いじゃないんですけど、マジ、ヤンデレ化して萎えました。顔だけじゃ、オレは本気にはならないってことで、黒歴史もいいところです。LINEも馬鹿ウザいし、オレより身長あるからヒール履くなって言っているのにヒール履いてくるし、服とメイクのセンスも最低で、、、、」などなど止まる様子もないディスりに、
(振られた挙句にあんなことをされたから、気持ちは分からないでもないけど、もしかして、こいつ、真性のクソヤローなんじゃね?)と思い始めていると、
「先生もあまり真に受けないでくださいね。アイツ、周りを利用するだけするヤツですから。」
確かに、この前、計算と打算で動くことを思い知らされたので、そこは否定できない部分はあるが、次の捨て台詞は受け入れがたいものだったのでした。
「リカ、受験失敗しないですかね。そしたらワンチャン、ヨリ戻してやってもいいんですけど。ほら、先生もオレと同じで利用されたクチじゃないですか。」
と言い放つと、今からカラオケに行くと言って、出て行ったのでした。
このクソヤ、、、いや、元カレ君は、もう講義には出る必要がないので、面と向かって会うのも実質最後。

あまりの清々しさに『そのクズさ加減やよし!』とキセルがあればポンと振り降ろしそうになるほど、ある種の敬意すら感じてしまった私は、とあることに思い至ったのでした。

リカのコンセンサスを取って、校正した彼女の原稿を模範解答例とし、毎年、受講生全員に配り続け、所業を語り継いでいくことを。


※おまけ

生原稿の一部、掲載了承済み
Posted at 2024/10/29 10:15:35 | コメント(5) | トラックバック(0) | My Life | 日記
2024年10月28日 イイね!

【後日談】美人JKに公開処刑された青春クソヤローな元カレと、それに加担させられたメタラーは悪夢しか見ない【前編】

風邪が悪化し、さらにクライアントさんから、そちらの社内不連絡が原因で、当方に非がないにもかかわらず、理不尽なお叱りを頂戴してしまい、そのフォローに腐心していたことで、下書きが投稿できずにおりました、絶賛喉荒れ&不貞腐れ中のFlyingVです。

やっと落ち着いたと思ったら、画像なしのひたすら長文につき、宜しければお付き合いください。

さて、先日のブログにてご紹介をいたしました、美人JKことリカの無慈悲な策略にまんまと嵌り、その最低なクソヤローこと元カレ君は、リカにした自身の愚かで罪深き行為への代償として、特殊な性癖と所業をクラスメイトの前で暴露され、悪魔すら同情を禁じ得ないトラウマと、卒業までの地獄のような日々が確定し、そして私は、その彼の公開処刑に加担したという重い十字架を背負わされてしまったあの日あの時あの場所・・・
ただ、二人とも受験生であることは変わりなく、色恋よりも優先すべきは当然受験勉強でして、成績抜群なリカは置いておくとして、
最低なクソ野郎と言えども、元カレ君の心はクリティカルに破壊されて受験勉強どころではなく、かつ、推薦入試の日程が迫っている上に成績はギリギリ、もし受験が失敗したら、その一端は間違いなく私にもある。。。

私とリカが思う存分ディスったやり取りを、一体彼はどんな気持ちで聞いたのだろうか・・・
リカの文章からすると、同情の余地がないクソ野郎であることは、疑いようはないとして、果たして、ここまでの仕打ちを受けるほどのことだったのであろうか・・・
机に突っ伏し、小刻みに震えていた背中を思い出すと、胸の中に僅かに鋭い痛みが起き、あの時、「絶対に合格させる。」と伝えた言葉を履行せねばと、2回連続で欠席が続き、もう来ないだろうと踏んでいたにもかかわらず、再び講義に出席するようになった彼の不屈のメンタルを汲んで、個人授業をすることにいたしました。

講義が始まる前に、憔悴しているのか、表情が浮かない元カレ君を呼び出し、
「この前は申し訳ない。」と改めて謝罪すると、
「あ、、はぁ、、はい。」と下目使いのまま溜息のような返事が。
(元気ないなぁ。)と思うも、こればっかりは仕方がない。18歳であの仕打ちを受けたにもかかわらず、講義に来ること自体、奇跡みたいなものなのだ。
「あのさ、償いと言うか、推薦受けるって聞いて、その手伝いをさせてもらえないかな?」
「あ、、、はぁ、、、、はい。」とエンドレステープのごとく生気の抜けたレスポンス。
一応念のため、再度、
「いいかい?」と聞いてみると、
「あ、、、でも、、、授業料、、、、、、、、」
なんだ、金銭的な心配もあったのか、それなら、
「いらないよ。あと2ヶ月だもんね。この講義の始まる前にどうかな?」と伝えた途端、表情がパァーと明るくなり、
「え!タダでいいですか!?それならお願いします!!」
との、あまりの現金な変わりように、面を食らうも、
「勿論、、、でも、他の生徒には内緒だよ。」
「はい!宜しくお願いします!!」
と約束をし、次の講義から彼の個人授業がスタートしたのでした。

なんでも、内申と受験科目から医学部をあきらめ、歯学部に志望変更したとのこと、やることは、自己推薦書と志望理由書を書いては直し、当日の過去問を徹底的に回していくこと。
「よし、じゃあ、自己推薦書の下書き、出して。」と言って受けったそれは、、、
話言葉が混入しているのは直していけばいいとして、まず、理論だった文書として成立していない。
私も人のことが言えないながらも、悪筆過ぎて読むことが困難で、その悪筆も丁寧に書いてそうなったのではなく、生来のだらしなさに由来したものが見て取れる。
さらに、自己評価がやたら高く、行間からも謎の上から目線が滲み出しているではないですか。
読み進めるうちに、私の脳が溶け出し、カニミソみたいに耳から流れ出してくるような感覚に襲われてしまうほどの自己中でカオスな内容に、
「これはちょっと、、いや、大分頑張らないとね。。。。」と伝え、次に志望理由書を見ると、大言壮語はいいとして、まさかの、別の大学について書いちゃってるじゃないですかorz
「お前、これ何見て書いたの?」と聞かずにはいられず、色々と言い訳はしていましたが、原稿用紙が真っ赤になるほど赤入れをし、解説を加え、再度書き直しを指示。
それを何回か繰り返しているうちに、進学校に入学しただけあって地頭は悪くないため、次第に形になり、ボーダーを超える程度にまで仕上がってきたのでした。
曇っていた表情も少しずつ明るくなっていき、軽口にも笑うようになり、やがて、戦友のごとく、お互い、打ち解けていったのです。
彼自身、一見、等身大の10代と言ったところですが、性格の癖が相当強く、リカの原稿用紙に書いてあったとおり、自分をイケメンだと思い込んでいる節がそこかしこにあり、かつて付き合った(自称)元カノ達は、まだ自分のことを好きでいると信じて疑わず、眼鏡の奥の小さな瞳をいびつに細め、その話をするたびに、嬉しそうにニヤつくのでした。
(なんでこれがリカと付き合えたんだろう?)そう思うこと数え切れず。
ただ、リカの話題だけはアンタッチャブルであるのは暗黙の了解。

そして、推薦の出願期間に入り、これなら当日の科目試験と面接でよほどのことをしない限り大丈夫なレベルに達し、
「うん、これでいこうか。」とGOサインを出したのでした。
ま、その実、私が赤入れをしたものをほぼ丸ごと転記したものなのですが(汗)

秋の学校行事などがあり、しばらく講義はなくなり、そして今月。
資料室で待機していた私の下に、やってきたのは、、、

(前編ここまで、後編に続く。)
Posted at 2024/10/28 12:45:06 | コメント(2) | トラックバック(0) | My Life | 日記
2024年10月15日 イイね!

秋晴れ、洗車、ドライブ、そして白昼夢へ

先々週末、遅ればせながら合格祝賀会を開催し、半年で見違えるほど垢抜けた女子大生となった、かつての教え子たちに囲まれ、絶品点心に舌鼓を打ちながら、張り切って3次会まで付き合った結果、高額な領収書とともにとんでもない喉風邪をもらってしまった不肖FlyingVでございます。
週明けから激烈な痛みによって声帯が潰れ、まるで口いっぱい咀嚼しながら話す天龍源一郎のようなデスヴォイスに加え、それなら板書をと思うも、かつて悪筆と癖字を直したくて始めたペン習字の日〇ンから、「ウチで習っていたことは黙っておいて欲しい。」という信じがたいお言葉を頂戴するほどの解読不能な私の筆跡は、ヘブライ語か、ヴォイニッチ手稿を思わせるような古代文字の集合体が黒板に羅列され、90分、ほぼ人語での意思疎通が不能と化し、破綻した私の授業は、ある種、伝説となって語り継がれることになったのでした(その節は誠に申し訳なく、、、orz)

ちなみに、テストの採点すらままならないほど悪筆極まった中学2年の正月、年賀状のあて名が郵便局で読み取れず、さらに差出人も読み取れなくなって、私の出した年賀状が届くことも帰ってくることもほとんどなかったという珍事が起きたこともございました(思出涙)

当然、クライアント先に行くことも出来ず、リスケして在宅に切り替えて静養している内に、体調と喉が回復の兆しが出てきたこともあって、よせばいのに洗車をすることに。

ショップ自慢の分厚いコーティングが施行してあるため、大体、水洗いで済むのですが、よく見ると、それなりに小傷もあり、フロント周り、特にメガキドニーにはコーティングがされていないのかウロコが付着し、左右のハニカムカバーにも汚れが堆積してる。

今まで面倒くささが先に立ち、それほど集中して洗ってこなかったことため、なまじボディがきれいなだけに、一層、汚れが引き立って見えてくる。
適当に拭き上げてきたツケが来たのかと、AUTOGLYMのレジンポリッシュでウロコや汚れを綺麗に拭き取り、キドニーにはガラスコートと、ハニカムカバーにはシリコンスプレーを塗布しておきました。

それにしても、ハニカム模様の終わりのなさと言ったら、、、、
ドストエフスキーのどこかの小説に出てきた、3ヶ月程度で精神異常をきたす、とある強制労働を課せられた囚人のメンタルになり替わるところだった(汗)

さらにポリッシャーで小傷を浚って、ガラスコートを塗布し直したら、G80を連れ出さない手はなく、ドライブの準備に。
ついでに、嫁のスイフトもシャンプー&ポリマーコートを施行して点数稼ぎを。

爽やかな秋晴れの下、ピカピカになった愛車のハンドルを握るのは、普段、走り慣れた味気ない近所の道ですら、紅葉し始めた街路樹の、去って行った夏を名残惜しそうに葉を揺らしている様子に新鮮な感動を覚え、渋滞のノロノロ運転ですら、優美に感じてしまう。
前が空き、スロットルペダルを少し踏み込んだだけで、S58のバリトンは高らかに歌い上げ、シフトチェンジをする度に、ウオンと一声、勇ましく吠えるチタンテール。


買い物を終え、ガソリンが心もとなかったため、いつものGSが特売日だったことを思い出し、立ち寄って、ふと給油口を空けたその時、とある失われたものが目の前に。


『BMW MはV-Powerを推奨します』

『海賊とよばれた男』も読んだし、出光は応援したいけど、V-Powerの再販、是非ともお願いします(切実)

というわけで、帰宅後、病み上がりに無理をしたことで風邪がさらに悪化し、この3連休、高熱とともに布団の中で、汗びっしょりになりながら、サイレントヒルばりに不気味な白昼夢にうなされてしまっていたのでした(背汗)



Posted at 2024/10/15 14:44:32 | コメント(6) | トラックバック(0) | G80M3 | 日記
2024年10月02日 イイね!

異形のモンスターセダン

異形のモンスターセダンイケメン揃いだった過去のモデルたちとは一線を画し、賛否両論を巻き起こしたメガキドニーを抱く異形のフロントマスクは、神仏か悪鬼のような人知を超えた存在に遭遇したかのごとく圧倒的なインパクトをもたらし、その異形に違わない走りのパフォーマンスに、万人の価値基準をバグらせ、美醜の概念もを超越してしまうMシリーズきっての異端モデル
Posted at 2024/10/02 11:17:02 | コメント(1) | クルマレビュー

プロフィール

「身近にあった珍百景 http://cvw.jp/b/192969/48581865/
何シテル?   08/04 15:32
20年前に偶然出会った96年式M3CLimousineを溺愛すること4年、そして涙の別離を乗り越え、その後、やって来たE46M3と忘れえぬ10年来を共にした不人...
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