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FlyingVのブログ一覧

2025年02月15日 イイね!

遠距離恋愛や元カノが忘れられないのと同じことが車検で起きてしまった

遠距離恋愛や元カノが忘れられないのと同じことが車検で起きてしまったあ~、土曜日に休めるなんて、今年始まって以来かも。。。
とは言っても仕事持って帰ってきているだけのことなんですけど(滂沱涙)

年末からの超ド級業務がようやくクロージング間近となり、こうしてブログを更新したり、色々と考える余裕が出始めたここ最近。
120iMスポが我が家にやって来て2年が経ち、大変気に入っているものの、年式に伴う様々なネガ要素が頭をよぎり、今後をどうするかカーセンサーNETなどなど徘徊しながら逡巡した末に、車検期日が迫っていたため、先週末に、取り敢えずTK-Squareさんに入庫したしました。

預かり期間は1週間、車検時のメンテナンスは、ブレーキフルードとこのモデルの泣き所でもあり、そろそろ怪しくなってきたエクスパンションタンクの交換。
クーラントは、タービンパイプOリング破断などこの2年間で3回ほど、たっぷりリークしており、その8割(メタル総研調べ)が入れ替わっているため、今回はパス。

代車として、軽(NA)を貸していただいたところ、ストラーダのナビが搭載されていて、やたらとオーディオの音が良く、それならとCDを大量に持ち込み、F20の代わりとして快適に過ごせそうな予感がしておりました。
・・・・・のが、代車生活初日。

その次の日、仕事の足として代車を使用したところ、NAの軽ながら、ギア比などが工夫され、低速トルクは普段使う経路には過不足ないレベルだと感心しつつも、どこか運転が、何と言うか、しっくりこない。

その内、慣れてくるだろうとタカをくくった、代車生活3日目。
腰高のわりにハンドリングもキビキビしていて、取り回しは抜群、日本の都市の道路事情にはこういう車が合ってるんだなぁと感じ入っていると、
『違う、、、これじゃない、、、』といった呻き声の様なものが心底から湧き上がってくるのをかすかに感じたのでした。

そして、高速道での移動があることから、嫁のスイフトを借りて、クライアント先へ。
久々のスイフトは、令和のゼロファイターと称したインプレッション通りの動力性能で、楽しく往復ができたのですが、心底からの呻き声は消えるどころか、
『これはこれで良いのだけど、、、あれだよ、あれ、、、』と、さらにはっきりと囁き掛けてくるではないですか。

迎えた、代車生活5日目。
この日は歯医者を予約しており、仕事での移動含め、代車はフル稼働状態。
午前中に起きた仕事のきっついプレッシャーと、物凄く苦手な歯の治療が重なり、歯医者に着いた途端、つい、
「ああ、、、120に乗りたい・・・・」と代車のハンドルを握りながら、呟く自分がいたのでした。
そうなのです、リコールで入庫した時はそれほど感じなかったのに、たった5日とは言え、絶望的にF20が恋しくなってしまっていたのです。

セカンドカーとしてやってきた遠慮からか、私の知らない内に、いかに日々の仕事の疲れを癒し、適度な刺激と運転の楽しさを味わせてくれて、快適に、そしてメリハリあるドライビングをもたらしてくれていたことに、いなくなって改めて気が付いたこの日。

まるで、いつも私の我儘や子供っぽい言動に等身大の笑顔で接してくれて、何をするにも自分のことは後回しにして、見返りを求めることなく甲斐甲斐しく尽くしてくれていた、めちゃくちゃ健気な彼女が遠くに行ってしまったかのように

『う~、、、、、早く車検終わってくれー!そして、変な気を起こして悪かった、ごめぇぇぇぇん!!!』と歯医者の待合室で、思わず絶叫しそうになった時、スマホに着信が。
「Vさん、お世話になります。1シリーズの車検終わりましたので、宜しければ、本日、お渡しできますよ。」とスピーカーの向こう側から、今の私の気持ちを見越したかのようなT社長の声。

歯の治療が終わるや否や、その後の予定をオールキャンセルし、代車のガソリンを満タンにして、TKさんに向かったのは言うまでもありませんでした。

久々(とは言っても5日ぶり)にF20のハンドルを握った、夕方の帰り道。
実家の味噌汁のように乗り味の一つ一つが体にしみ込んで来ては、それらをいちいち気にしつつ感触を確かめていると、『ふふふ、また宜しくね♪』とキャビンのどこかから聞こえてきた気がして、「勿論!」と胸の中で返してから、自宅に着いてすぐ、ヘッドライトの結露の除去と、オイル交換をしたのでした。


PS:ちなみに嫁とは4年間の遠距離恋愛を乗り越えています(/ω\)

Posted at 2025/02/15 15:20:24 | コメント(6) | トラックバック(0) | F20 | 日記
2025年02月12日 イイね!

平安貴族のカーライフ

平安貴族のカーライフ大河ドラマ「光る君へ」が終わり、さらに共通テストでも源氏物語が出題されるなど、注目を集めた平安ライフ。

そんな平安貴族達も牛車(ぎっしゃ)によるカーライフを楽しんだ節があることが、様々な書物から読み取れまして、有名な所では、かの清少納言は、飾り付けたデコ牛車で爆走したり、ギシギシ軋み音がすることを心底憎んだりしたくだりが枕草子に認められています。

また、名月記には、建暦二(西暦1212)年、尊長(後鳥羽上皇の側近の僧)と葉室光親(同じく後鳥羽上皇の側近で藤原氏、中納言)が祭り見物の帰り道に、牛車でストリートバトルをして、コントロールを失った尊長の牛車が横転して頭に大怪我を負ったエピソードがありまして、その尊長さんは自分の駿牛に「獅子丸」と名付けるほどのスピード狂であり、『ワイルドスピード 平安京Drift』か、はたまた『頭文字G(牛車)』とも言える光景が繰り広げられたのでした。

そして、時代がいくら移り変わろうとも、年頃の男女が車内でイチャイチャし始めたらやめられなくなり、つい車内でサカってしまうなんてこともよくあったりと。

そんなこんなで予想の斜め上を行く修羅場となった平安貴族達の一コマを、古今著聞集の第五百一段から『原文』⇒『直訳』⇒『超訳』の順にご紹介しておきます。

【原文】
藤原有盛、主君宇治左府頼長に逢ひ、装束を着用に及ばず周章下車したること。
久安の比(頃)、宇治の左府、宇治へおはしましけるに、有盛朝臣、装束を車にぬぎ置きてありけるが、大臣(おとど)にあひたてまつりにけり。
主君の御車と見て、ものきるにおよばず、まどひおりたりける、いかにをかしとおぼしけん。

【直訳】
藤原有盛が、主君である宇治左府頼長(藤原頼長)に出くわし、所属を着用しないまま慌てて下車したこと。
久安(1145年から1151年)の頃、宇治の左府が、京都にいらっしゃった時、朝臣である有盛が、牛車にて装束を脱いでいたところに、大臣(宇治の左府)である頼長(の御車)に偶然、お会い申し上げた。
主君の御車と見るや、衣服を着ることもできず、うろたえながら牛車を降りたのは、なんとも滑稽に(頼長は)お思いになられたことであろうか。

とまあ、直訳では、なんとも間抜けな出来事でした、チャンチャンで終わってしまう、教科書に乗せても差し支えなさそうなエピソードなのですが、行間や登場人物の性癖を詳しく読み解いていくと、腐の付く女子達がザワザワしはじめ、読書感想文に書くと親が呼び出されること必至の、ロクでもない光景が浮かび上がってくるのです。

【超訳】
オレ藤原有盛。薩摩の守でただいま左府頼長公の臣下。
オレは今のっぴきならない状態になっている(滝汗)
お気に入りの女と宇治までデートして、牛車の中でいい雰囲気になり、憧れのカー×××に突入!しかけようとした矢先、外にいる従者の、
「だんなさま大変です!向こうからお殿さまの家来の方が馬でやってきます!」
との声。
小窓からのぞくとヤバイどうしよう、藤原頼長さま一行がこっちに向かってくる。
本日宇治への出張なんてあったっけ。つか役立たずの従者め、もう至近距離じゃないか(汗)
隠れようにもあちらからはお見通しだろうし、もっと早く気付け阿呆が。
うわー来た!あっ止まった。ヤバイますますヤバイ、早く車から出ないと不審がられて頼長さまの家来に中を見られてしまう。
女はテンパって衣を着るどころかかぶって震えてるだけだし、オレも自分では下着を着るのがせいいっぱい。高貴な方の前に出られるような着付けが一人でできるかー!
出るのかこの格好で・・・
下着一枚で平伏?伝説に残ってしまうわそんなの。(⇒無事、伝説になっております。)
つ~か、頼長さまガチホモなんだよな。こんな恥ずかしい姿を見て、急に欲情なさったらオレどうしたらいいんだ。。。
大丈夫だよな、オレ、30歳越えの中年だし相手になんてされないよな。
「あられもない姿で私を誘ってるんだなww」なんて誤解されないよな。
よし…降りるぞ。
まずは、車を降りて臣下としての礼儀は尽くさないとな。
ああ神さま仏さま、どうかオレの体面とを守ってくださいm(__)m

となります。

今も昔もTPOは弁えないとですね。

Posted at 2025/02/12 11:43:34 | コメント(3) | トラックバック(0) | My Life | 日記
2025年02月05日 イイね!

キリ番を迎えて当たり前に気が付いた

ついこの間まで、南米の熱帯や某オクを徘徊しながら、欲しかったパーツを片っ端からリストに登録しまくり、「これいいなぁ。」とか「めっちゃかっこいいやん。」「もう少し値段が下がったらなぁ。」などなど独りごちながら胸躍らせ、今もそうして楽しんでいる、、、はずだったのに。。。

やりかったモディファイは納車時のどさくさでほぼ完了してしまい、それが理由で、嫁にブチ切れられ、今後のイジイジは凍結された上に、G80の完成度の高さもあって、現在、それほど物欲が沸いてこない。

一時、CSLグリルとトラックパッケージのカーボンダクトを考えていたものの、1周回って、ノーマルのフロントマスクが逆にカッコ良く見え始め、動力性能についてもFRでこれ以上になると、ただでさえ手に負えない上に、楽しくなる以上にリスキーであることから望むべくもなく、サーキットも20代の頃に卒業してしまい、限界走行に挑む情熱も持ち得ていない。


(賛否巻き起こしたメガキドニー。ボディカラーのせいなのか、見慣れたせいなのか、これはこれで個性的なイケメンに見えてきた。)

年末には車検を通過し、嫁と約束したRZ34にバトンを渡すまで、穏やかにG80ライフが続くと言えば、その通りなのですが、なんというか、これでいいのか的なモヤモヤ感が蠢いているようなのです。

こういう時は、何も考えずに走るしかないと、週末に出かけたお山で、みん友さんらしきF20とすれ違い、麓のコンビニでは気合の入ったF82M4と遭遇、そして、帰路のグリーンロードは、Z4Mとランデブーさせていただくなど、MがMを呼んだかのように、ロンリードライブを盛り上げてくれておりました。
そして、7,777㎞のぞろ目に到達。


(このままだと年間4,000㎞行くか行かないかという、体たらく・・・)

しかし、帰宅後、買ってあったプロテクションフィルムを、懲りずにDIYで貼ろうとして盛大に大爆死し、テンションダダ下がりに。

う~ん、やっぱり、何かが足りない気がすると、冒頭のモヤモヤが再び頭をもたげ出したとき、
ふと、昨年の1月に嫁から言われた一言が浮かんだのでした。

「みんカラのお友達さんたち、私もオフ会で何回か会ったことあるけど、ずっと同じ車乗っている人も多いんでしょ?」
「そのこだわりとかポリシーってかっこいいと思うの。」


そうなのです、たかだか納車1年足らず、3,300㎞程度を走ったぐらいで、G80の何たるかを知ることも、イジれないだのなんだの言う資格は私にはなく、
E36M3Limoの頃に通っていた近所のショップで、フェラーリDINO246GTのレストアが5年かかったエピソードを思い起こし、名車には悠久の時間が流れるのは必定、そして、G80もその類になるのではと思うと、途端に、目の前に掛かったモヤモヤが雲散霧消し、『今の状態でもっと深くまで知り尽くし、じっくり味わいながら、付き合っていけばいいんじゃないのか』との、全く当たり前の結論に行き着いたのでした。
Mモデルだから、イジらなければいけないとのある種の強迫観念に支配され、大切なことを見失っていた自分に気が付いた週末。

一つのことと、長く付き合い続けるのは得意中の得意。
高校の同級生だった嫁がその代表例。
時に、あまりに大切にしすぎて、ズタボロに傷み、ゴミのようになったシャツや毛布を、『いい加減捨てなさい!』と怒られたこともありましたが(汗)

愛車は、高価で特別な道具ではあるものの、私にとっては人生の伴走者。
そう思うと、ハンドルを握るのがより待ち遠しく、初めての愛車Z31との関係がそうだったように、自分のエゴはひとまず置いておいて、F20、スイフトひっくるめ、肩肘張らずに腰を据えて、ゆっくりと対話していこうと思い至ったのでした。
Posted at 2025/02/05 11:07:54 | コメント(6) | トラックバック(0) | G80M3 | 日記

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「LとM (お披露目オフ&おまけの昭和レトロ) http://cvw.jp/b/192969/48462850/
何シテル?   06/02 11:47
20年前に偶然出会った96年式M3CLimousineを溺愛すること4年、そして涙の別離を乗り越え、その後、やって来たE46M3と忘れえぬ10年来を共にした不人...
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