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2025年03月23日 イイね!

赤い靴履いていた女の子

の像に、会いに行ってまいりました。

以下、長文&画像多めです。

きっかけは、この春、晴れてJKとなる娘。
先週末のこと、いつもなら夕食が終わると、そそくさと自室に戻ってしまう娘は、珍しく、そのまま食卓に残り、お茶を傾けながら、私、嫁、息子とのたわいない会話に付き合ってくれていたのです。

そうして話が一区切りついたところで、私が自分の部屋に行こうと立ち上がった時、娘が、
ちょ、ちょっと、待って。あの、、お願いがある。
と引き留めたのでした。

さっきまでのにこやかな表情とは打って変わって、どこか只ならぬ雰囲気が漂っている。
普段、自分から何かをおねだりすることもほとんどない娘からの、敢えてのお願いとあらば、聞かない選択肢はない。
「ん?お願い??いいよ、なに?」と姿勢を正し、向き合うことに。

しかし、お願い慣れしていない娘は中々核心を言い出せないでいる。

待つ間、私の頭の中で良からぬ想像ばかりが膨らんでいき、
『スマホを買い替えたい。』ぐらいなら、お安い御用。
『エステに行きたい、いや、もしかしたら、湘南なんちゃらで、、、』とかだったらどうしよう・・・以前、茶髪にしたいと言ってたし、、、
もし『会って欲しい人がいる』なんてぶっこまれたら、その場で失禁&爆散し、部屋を汚すなと嫁にど叱られること必至。
なんて勝手なことをグルグル巡らせ、『だ、誰が、お父さんと呼べと!!』などぶつぶつ言いながら身を捩っていると、

嫁が、「ほら、大丈夫だって。言ってごらんよ。」と助け舟を出したのでした。
どうやら事前に嫁にも相談していたようで、なら、パパに直接伝えてみたらと言われた模様。
「うん、、ん~と、、、横浜に連れて行ってほしいの。」
「横浜?いいけど、どうして?」
ある人に、、、会いたい。
「な、に、、、、ある人に、、だとぉ!?」
思わず、立ち上がろうとする私を嫁がすかさず制し、

「全然そういうんじゃないの。ほら、パパはすぐ早とちりするんだから。」
「お友達、ネットで知り合った人で、18歳の女の子なんだけど、何年も仲良くしてくれて、お互い、会ってみたいねとずっと言ってて。あと、その人、横浜に住んでるから、一度行ってみたい。」と娘。
「それ大丈夫?行ってみたら、汚いおじさんだったとかない?」
「大丈夫!ビデオ通話もしている。だから実際に会って話をしたい。」といつもの遠慮がちな娘の言葉とは違い、意志の強さがはっきりと表れている。
「私もその時は付いて行くから。」との嫁のフォローもあって、
「よし、行こう!!」と決断したのでした。

思春期に入ったことで、半ばあきらめていた家族旅行に、私も嫁もテンションが上がり、速攻でホテルを予約し、最初、新幹線を考えていたものの、娘が、車が行きたいと言ってくれたため、その準備を開始。

てっきり、G80で行くもんだと決めつけていた私は、気合の洗車&エアを高めに入れて帰宅すると、なんと、娘の希望は、まだ乗ったことがないから、白い小さいほう(F20)で行きたいとのこと。
そこで、急遽、大掃除をし、

3本目となるHadoを注入、

ちょうど、TAGHeuerのCarreraがオーバーホールから帰って来たので、そちらを巻いて、準備ができたところで、いざ横浜へ。
ちなみに、息子は仕事のため、ニャンコのお世話とお留守番。
彼女を呼んでもいいかと聞かれ、どの彼女か聞くのも過去のヤラカシによりナンセンスだったため、それなら駐車場を使ってもいいよと返事をしておきました。

そう言えば、この車で、大人3人を乗せ、長距離移動をするのは初めて。
車齢12年を超えたBMWのエントリーモデルが、新東名でどんな走りを見せてくれるのか、車好きの端くれとして胸が躍ってしまう。
結論から言えば、アウトバーンで鍛えられたモデルだけあって、むしろ、こっちが主戦場と言わんばかりのスタビリティに加え、先回りするかのような8ATの緻密な制御と200psを超えるbm3などの効果による予想以上の走行性能に、ほとんどヤレを感じないボディ剛性はさすがの一言。その上、静寂性、快適性をも高いレベルで提供してくれておりました。
恐るべし、バイエルンの設計思想です。



途中、見事な富士山を拝みつつ、駿河沼津SAで昼食。
背格好がほとんど同じ嫁と娘のバックショット。



山下公園近くの24時間打ち切り&繰り返し適用有りの駐車場に滑り込ませ、ネッともさんとの待ち合わせ時間の1時間前にホテルに到着。



少し休憩した後、嫁と娘は待ち合わせ場所の赤レンガ倉庫へと向かい、私はと申しますと、仕事が溜まっていたため、PCを開いて、ひたすら、一人寂しく無機質な時間を過ごしておりました涙

屋上テラスからの夜景も絶景。


ネッともさんが薄汚れたおっさんでも人攫いの異人さんでもないことを確認した嫁がシーバスで先に戻り、2時間ほどして、娘も無事帰還。
しかし、ここでネッともさんの靴底がはがれるというアクシデントが発生し、親御さんが迎えに来るまで、近くのマックで待機している事態に。
マックまで出向き、お礼かたがた夕食を一緒にどうかと提案したところ、すぐに迎えが来るからと丁寧に辞退され、少し話しただけでも感じの良い人柄だと分かりました。
良き相談相手となったり、色々と仲良くしてくれて、本当に感謝です。

夕食は中華街。
ちなみに次の日の朝食の朝粥と昼食、お土産も中華街でした(脂&膨満感汗)



次の日は、娘が行きたがっていた、氷川丸⇒横浜そごう⇒カップヌードルミュージアムを、シーバスを駆使してはしごし、途中、タクシーが全然拾えずに往生しましたが、何とか、24時間料金より少し足が出る程度で帰路に就くことができました。


個人的に気になっていた山下埠頭のインポートカ―イベントは時間の都合、イケずじまい・・・

帰りはそこそこの渋滞にはまるも、いいペースで走り抜けることができ、往復650㎞を無給油で走破するという望外な燃費を記録。
G80しかり、過去のM3でもそうでしたが、長距離の高速走行をすると、途端にエンジンの調子が上がる現象も発生。

好天にも恵まれ、予定をコンプリートでき、嫁も娘も大満足の旅行となり、息子の彼女とのエンカウントも無事回避です。



翌日は、労りの洗車(疲れて手洗いまでは出来ず💦)と給油で旅を締めくくり。

赤い靴履いていた女の子の童謡は、悲しい実話をもとにしているとのこと、いずれ、娘は異人さんではなくとも、どこぞの馬のほ、、いや、素晴らしい青年(親の希望)のもとへと行ってしまうに違いなく、こうした思い出をたくさん抱えながら、特別に仕立てた靴で幸せに歩んで欲しいと思う親心でした。

なんて話を娘にしたら、「大丈夫、結婚しないから👍」だそうです(背汗)

Posted at 2025/03/24 12:57:41 | コメント(5) | トラックバック(0) | My Life | 日記
2025年03月19日 イイね!

洗車場今昔物語

洗車は愛車のコンディションを見る、絶好の機会。
そして大切な愛車を思う存分愛でまわし、「このフェンダーラインがたまらん♡」と濡れたボディへとスポンジの代わりに顔や体のある部位を密着させてみたりと、倒錯したフェティシズムに浸れる貴重な時間(そんなことするのお前だけ定期)

四半世紀前のCARBOY誌には、毎朝、愛車サニーを洗車し、印旛沼の総水量の10分の1を使用していると言われ、毎月の水道代が10万円を超える変態さんツワモノが登場したことも。


WEB CARBOY RETURNSより

コーティング技術と洗車グッズの格段の進化、そしてWEBサイトなどでの情報の充実もあり、車にやさしく、ものすごく効率的かつ時短が実現できるようになったのはいいのですが、1日仕事と決め込み、色々なケミカルや用途別のスポンジなどずらりと並べて、マットやらエンジンルームやらを気合入れて洗っていた一昔前に比べると、なんとなく物足りないような気がしてしまう今日この頃。

ブラシレス洗車機が設置された近所の洗車場の横を通りかかったりした時に、仲睦まじく車を洗い合うリア充カップルを微笑ましく眺めたりしていると、最初の愛車Z31を洗車場で洗っていた記憶がフラッシュバックし、
『兄ちゃん、こっちのマットで泡々にされるのも大切な人生経験なんだぜぇ』と、突然、ヤニ臭い塩枯れ声で話掛けられ、振り返ると、パンチパーマに金壺眼、まくり上げた二の腕には、狩野派と思しきリアルな虎と牡丹のイラストがびっしりと描かれており、きっと動植物を愛する優しい心をお持ちに違いなく、その肘の内側に赤い斑点が点々と浮かび上がるほどのデリケートなお肌であろう、Sクラス乗りのおいさんが、ニヤリとしながら、その方の所属する団体が経営していると推察される大人のお店の割引券を手渡され、そのままツレ(このブログに度々登場するアイツです。)に進呈したところ、うっかり恥ずかしい病気をもらい、泌尿器科に通いながら抗生剤飲んでいたツレのことや、
フェラーリ328でさっそうと乗り入れ、洗車ホースでエンジンルームに直接ぶっかけたと思ったら、エンジンルームから激しく白煙が立ち上り、不動になった328をみんなで動かしたことを懐かしく思い出したりと。

その洗車場も少なくなり、随分前のブログでご紹介したように、場所が空くのを並んで待つこともほとんどなくなり、混みあうのはほぼ年末のみ。

そして、愛車G80は、行きつけのGSで洗車機に入れようとしたところ、店員さんが飛び出してきて、腕を交差させてデッカく×をするなど、ボディサイズが肥大化したために、自宅洗車オンリー。

暖かくなるにつれ花粉が乱れ飛び、黄砂が飛来してくるこの季節。
納車1年になるG80のボディが黄色くくすんでいくのは見るに忍びなく、
たまには効率&時短を忘れて、丸一日たっぷりかけて、隅々まできれいに洗ってあげようと、G80にホースで水を掛けながら、花粉症で充血する目をこすっていると、ふと頭によぎる、新入社員だった頃の記憶。

新卒とはいっても、バンドのメジャーデビューの夢破れ、留年を繰り返したことで全くフレッシュさはなく、入社して少し経った、春の日差し暖かなある日、なぜか仕事帰りに、指導係だった女性上司(20代後半)の黄砂でくすんだ車を、一緒に洗うことになり、洗い場でバケツに水を入れていると、とあるイタ車ディーラーのツナギを来た兄ちゃんから、
「ええなぁ、可愛い彼女連れて。洗車デートか?ほら、さっさとあそこのホテル行けや。」とやっかみ半分でからかわれ、それが聞こえていたのか、しゃがんでドアを拭き上げている時に、その上司がすっと隣に座り込み、
「彼女だと思われたみたいね。じゃあさ、この後、ホントに行っちゃう?」と腕を絡めながら、いたずらっぽい上目遣いを向け、本気か冗談か分からない微笑みを浮かべていたのでした。
当の上司が婚約していたのと、こっちはこっちで恋愛偏差値が低すぎて、上手く返せず、ただあたふたしていただけで洗車が終わり、どういう訳か、その後、ゲーセンのプリクラに付き合わされたあの日。
からかわれていたのか、それとも、別の何かがあったのか、今となっては、分かりようもありませんが、そんな記憶の滓が黄砂のように付着し、ボディに当てたスポンジから滴る水滴に映りながら流れ落ちていくのでした。


※画像は在りし日のE46M3と嫁車のソニカで洗車場デートをした時のものです。
Posted at 2025/03/19 11:11:24 | コメント(3) | トラックバック(0) | My Life | 日記
2025年03月13日 イイね!

そんなこと言われたら、効いてまうやろぉぉぉぉ



オカルトとは対極の、常に合理的な思考と科学的な根拠に基づき行動するリアリストであるみん友さんが、長年共にした愛車に投入し、客観的視座に立って観察を続けたところ、燃費、オイル消費などの点から数値としての効果が出たとのご報告をブログで拝見し、いてもたってもいられず、前から気になっていた、これを添加してしまいました。


※エンジンオイル添加剤 Xado ウクライナ製で実勢価格3,300円

YouTubeやインプレでも評価が高く、知ってはいたのですが、オカルトパーツ好きを公言しておいて、手を出さなかったのは、ウクライナの工業製品に対して知識がほとんどなく、そして、大切な心臓部に入れる添加剤にしては、らしからぬ色合いに食指が動かなったため。

さて、今回の被検体は、主に仕事の相棒であるF20(120i、マイレージ55,300㎞)
オイル交換(Mobile1プレミアム)をして500㎞を走行かつ、今までエンジンオイル添加剤は未実施の個体であるため、効果測定にはうってつけ。

もはや勝利は確定済み、あなたの知らない世界や矢追純一やらで、すっかりスピリチュアルなお花畑が頭の中に広がっているオカルトメタラーな私は、注文した瞬間、プラシーボ効果が盛大に発生。
パッケージを手にした時から、ウルトラデッドスムーズに回るN13に慄く自分の姿しか見えなくなっておりました。


この時点で、『間違いなく効いている、効いているって!!』との心の声

計3本を150~200㎞間隔で注入するため、遅効性かなと勝手に想像したところ、給油したGSの隅を借りて投入し、室内清掃中にアイドリングを終え、回転数を上げずにゆっくり走行すると、なんだかハンドルに伝わるパルスが小さくなっている様子。
さらに、その後、高速と下道で30㎞ほど走り終えると、明らかにフリクションが減ってレスポンシブに、そして、負圧域のトルクも増え、上まで回りたがっているように感じたのです。
驚いたのは、2つギアを落として高回転域でのエンブレを使用した際のサウンドやバイブレーションが別物になっており、いつもの朝の始動直後は、燃焼バランスやらクランクシャフトの回り方が固く、アクセル開度に対して少々チグハグしていたのが、今朝は暖機を終えたかのような滑らかさに変化。

向こう2回分の添加を終えた時は、一体どんなフィーリングになっているのか、期待に胸が高鳴る一方、ふと、こんな自分が冷や水を掛けようとしていたのでした。

『UMAやUFOとかは謎があってこそ楽しいんじゃないのか?本物が来てしまったら、それは事実となり、科学の領域だろ。』

確かに、オーパーツの謎解きほど興ざめな物はないかもしれませんが、それはほとんどが偽物だったから。
小学校の入学式のために散髪に連れてこられた床屋さんの待合室で、シーラカンスが発見されたと新聞で見た時、感動に打ち震えたあの日。
その後、シーラカンスのことで頭がいっぱいになり、ボーとしたまま家に帰ってから、5分刈りの頭に初めて気が付いて泣いた幼き頃の自分。

公取の規制が入ったのを契機に、確実な効果が見込まれるオカルトグッズが増えたのは喜ばしいことであり、ムダ金使いにならないのは歓迎すべきことではありますが、得体のしれないモノへのロマンは、いつまで経っても尽きず、そして、Rewitecをはじめとした、時々、このような本物と出会った時の感動は一入だなぁと感じ入ったのでした。

なお、このブログは、オカルト大好きメタラーの主観による成分が多分に含まれており、科学的な検証や根拠、効果を保証するものではなく、感じ方は、あなた次第ということで。

Posted at 2025/03/13 14:18:22 | コメント(3) | トラックバック(0) | F20 | 日記
2025年03月04日 イイね!

【嫁出題】回答不能なM3アウフヘーベン

【嫁出題】回答不能なM3アウフヘーベン毎度のことながら、大変くだらない上に、プロローグ含め長文となります。
あまりに暇すぎて別人格が出現し、今現在、目の前で話しかけているなど、危急の事態にございましたら、どうぞお付き合いください。

先々週末、うちの近所の中華料理屋の前に、なんとトヨタ2000GT(レプリカかどうかは不明)が路駐しておりまして、数年前のマクラーレンF1といい、カウンタックLP500QVのプラグ交換が路肩でされていたり、ウラカンが砂利の青空駐車場に置いてあったりと、名古屋の端っこの何の変哲もない住宅街に石油王かマハラジャ、はたまたトニー・スタークやブルース・ウェインが引っ越して来たんじゃないかと思うほど、とんでもない珍百景が時々出現しては、腰を抜かすほど驚かせてくれているのですが、
我が家でも、推薦が無事終わり、来年JKになる絶賛反抗期の娘から、
「パパ、モンハン上手いよね?ちょっと手伝ってほしんだけど。」とお願いされ、期せずして、娘との親子プレイが実現するミラクルがあったのでした(男泣)
そうなのです、私ことFlyingVは、モンハンは全シリーズ履修済み、ほぼソロ専かつ廃人でもあり、火事場の火力マシマシ+フレーム回避、ジャストガードによるぶっちぎりの被弾率の少なさ、TAでは常に上位、息子からもこればっかりは手放しでレスペクトを受けるPSの持ち主なのです。
きっかり1時間プレイした後、「さすがだね、また手伝ってね♪」と娘からお褒めの言葉と次回の予約までももらい、嫁からも「パパ、良かったね。」とのダメ押しをされ、無事、涙腺が決壊したのは言うまでもありませんでした(思い出し涙)
とは申しましても、モンハンワイルズ発表日の夜、謎の回線障害が起き、1秒もプレイすることが叶わず、モンハンライズをローカルでつないだだけですけど。

え~、あまりにも心震えたものですので、ついつい前置きが長くなりましたが、遡ること先月の3連休初日、G80に嫁を乗せて、買い物に向かう道中、ふと、嫁がこんなことを聞いてきたのでした。

「パパさぁ、たくさんBMWのエムスリーってモデルだっけ、、、乗ったよね。このおハナ(G80)もそうだし。」
「うん。乗った、4台。120のMスポ入れると5台になる。」
「初めてのが、あの青いセダンだったよね。次が黒いので。」
「そう。それで白いのと今のこれね。」
とE36M3LimoやE46M3との懐かしい思い出からF80M3に纏わる様々な記憶がフラッシュバックし、ノスタルジーにじんわりと浸り始め、淹れ立てのコーヒーの入った水筒を口に持っていった時、突然、嫁がすさまじい難問をさりげなくぶっこんできたのでした。
でさ、結局、どれが一番だった?
「は?え、、、ゲホゲホ、、、、、何???」と、あやうく誤嚥しそうになり、激しくむせる私に、
「だから、どのエムスリーが一番だったのって。」
「エホ、ウェホ、、ちょっとハンカチ、、、どれが一番って、え、、、そんなこと、、、考えたことない。」と、なんとか口を拭い、呼吸を整えたところで、
「『どれも最高~!!』って言ってたのは知ってるけど、本音の所はどうなのかなって。」と嫁。
「いやいや、可愛い愛車達に順位とか付けられないし、どれも最高としか答えられないけど。ビートルズやラウドネスの曲の中でどれが一番好きかって聞かれているのと同じだよ。」
「とは言ってもさ、性能とデザインとか、色々あるでしょ?気持ち的にはそうかもしれないけど、車としての評価としてどうなの?」と鋭く切り込まれ、
「う、、、う~ん、、、、、ちょっと考えさせて。」と伝え、G80のハンドルを握りながら思案すること数分。
「まず、走行性能だけだったら、これ(G80)だよね。M3最後の純ガソリンエンジンになるだろうし。」
「うん、なるほど。」

※コーティング復活後のG80 整備手帳より

「次にパッケージングとしては、E36M3、あ、最初の青いのね。まさに羊の皮を被った狼だった。」
「確かにコンパクトだったね。」

※18年前の深夜のオフ会。この頃のみん友さん、今、どうしてるんだろう・・・

「エンジンの官能性と情感は、黒いM3(E46)がぶっちぎり。」
「うん、それで。」

※飛騨エアパークでのゼロヨンオフ。愛器FlyingVと。

「白いM3(F80)はハンドリングとミッションとして搭載されているDCTのダイレクト感が良かったかな。」

※病気が完解したのもこの車のおかげ。ずっと乗り続けるものだと思っておりました。

「ふ~ん、で、総合的な一番は?
「え??いやぁ~一番とか、ランキングをつけるのはどうしても無理だよ💦
そもそもまだオーナーになってないM3(E30&E9×、いずれも試乗経験のみ)もあるから、簡単には比べられないし、、、」と困り顔をしているであろう私に、
「ま、そう言うのは分かってた。でも今はおハナのオーナーだからさ、この子可愛がってあげないとね。あ、でも変にイジッたりしたらダメよ。」と、あの『やからし』が未だ許されていないことを示唆する、ありがたくもおっかないお言葉を賜ったのでした。

何気なく聞いてみただけなのか、はたまた何かをM3に例えて聞かれているのか、嫁の本心は定かではありませんが、色々と考えさせられた、このやり取り。
そしてその締めに、特大の宿題を出されたのでした。

「じゃあさ、パパが、もしBMWの開発責任者で全権を持っていて、予算は無尽蔵に使うことができる条件で、最高のエムスリーを作るとしたらどうする?あ、これ、今答えなくていいからね。」

てなこと聞かれたら、妄想がはかどり過ぎて、仕事どころじゃなくなってしまう( *´艸`)

ちなみに嫁のM3ランキングは、私の宿題の後に発表だそうです(汗)


注:タイトル画像は分かる人にはわかる、ひょうきんベストテンです(懐)

Posted at 2025/03/04 12:22:21 | コメント(7) | トラックバック(0) | My Life | 日記

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「世の中、捨てたもんじゃない http://cvw.jp/b/192969/48592459/
何シテル?   08/10 22:33
20年前に偶然出会った96年式M3CLimousineを溺愛すること4年、そして涙の別離を乗り越え、その後、やって来たE46M3と忘れえぬ10年来を共にした不人...
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