2019年01月11日
私は値引き交渉というものをしない。
明らかに適正価格から逸脱した価格なら、内訳の説明を求めたりはするが。
価格ってのは、原価と利益ってのを合わせた金額になっていて、商取引ってのが営利行為である以上、利益を確保できなければ商売は立ち行かない。
値引きってのはこの利益部分を販売側に減らさせることを強要することになる。
まぁ、価格設定時にある程度の利幅のバッファを持たせているから、ある程度の値引きには対応できるケースもあるんだろうけど。家電とか車とかね。
実稼働分…つまり必要経費、原価を削って利益を確保すればいいって平気で言うけど、その原価を減らす方法によってはただのブラック企業になる。まぁ、大体がブラック企業的な減らし方に走りがちなんだけどな。
昨今話題の業務のAI化ってのは、今まで人間に工数をかけてやってもらっていた単純作業を機械化自動化することで、その工数を減らそうってのが魂胆だ。これはまぁコストカットの正しい方法論の一つではある。その単純作業をしていた人が失業するかもしれないという問題もあるが、産業革命やIT革命の時に似たようなことを人類は経験している。この時サボタージュという言葉が生まれたとも…
話がそれたが、ことは先日。
私のR1100のバッテリーがお釈迦になって、修理に出しているのだが、修理屋から電話が来て、ついでに色々検査して見つけた不具合の報告も受けて、その不具合修正も含めた費用概算を説明してくれた。
トータルで6万ちょっととのことで、内容を聞いて納得というか、むしろ安いなと思った位である。
業界が違うから単純比較はできないけど、自分の工数と比較したら安いなと…
友人と会話をしていて、バイクの修理が六万で済んだよという話題になったときに、その友人は「高いな!」と。まぁ、6万という金額は安くはない。コンビニバイトなら10時間近く働かないと稼げない。安めの客室露天風呂付き温泉ホテルに夫婦で泊まれるか否か位の金額だ。
とはいえ、部品価格、人件費、そして利益。おそらくかかったであろう時間。
これらを換算すると、人件費が安いのか利益が低めなのか、割と安上がりだなと言う感想を抱いた。もちろん、工数削減のための工夫はしてもらったが。
だから、仕事もしっかりしてくれてこの金額だから、むしろ安上がりな部類だと回答した。
しかしそれでも友人は、「高い、値引きしてもらうべきだ」と言う。
だから、「なにを基準に高い安いと判断しているのか?」聞いてみたところ、明確な判断基準はない。彼は自動車業界の人間ではない(バイクも持っていないし免許もない)から、作業工数も工賃換算もわからない。
ただ、感覚で高いのだと。
万を超えるモノは高いから、兎に角買い叩くべしと言うのだった。
正直、私はこういう考え方は嫌いだし、そういう相手とは商売はしたくないと思っている。とはいえ、彼には彼の生き方があるから、彼が自分の買い物をするときには好きなようにするがよいと思う。だが、私の買い物に彼の価値観を押し付けられる道理はない。しまいには交渉してやるとまで言ってきたが、丁重にお断りした。
正当に払うべき対価は正当に払いたい。それだけなのだ。
それを知恵がないと馬鹿にされたところで、私はかまわない。
良い業者と付き合うためには、まずは自分が良い客であるべきなのだと思うから。
だから、私は値引き交渉はしないというより、する必要性を感じないのだ。
Posted at 2019/01/11 13:00:05 | |
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2019年01月08日
先日某量販店に行き、買い物を終えて車に戻ろうとすると、数台ちらほらと空いている駐車場で某ミニバンが挙動不審にテロテロ動いていた。
空いているスペースに入れようとしているようだが、微妙にこれから出る車の邪魔になっている。
見事なハンドル捌きでその邪魔なミニバンをやり過ごして出ようとした車は出て行ったのだが、続いて私の隣に停まっていたミニバンも出ようとしており、そのミニバンが出ると二台分のスペースが空く。
挙動不審なミニバンはターゲットを変えてその二台分のスペースになる所に入れようとこれまた微妙に邪魔な位置に陣取る。
私の隣のミニバンも見事なハンドル捌きで何とか脱出する。
その挙動不審なミニバンがバック駐車で入れようとしているのだが、マゴマゴしている。
私はイヤな予感がして、そのミニバンがマゴマゴしている隙に、車のところに走っていき、急いで車に乗り込み、逃げるように駐車スペースから出た。
その後、そのミニバンは操作ミスをして駐車スペースの向かい側にある壁にドカンとぶつかった。
それに驚いたのか、今度は急加速でバックして元々私が止めていたスペースにはみ出して突っ込んだ。
あそこでイヤな予感がして、とっとと車を出していなければ横っ腹に突っ込まれていたのかも知れない…
怪しい車がいたら兎に角逃げろ。
そんな教訓を得ました。
Posted at 2019/01/08 21:03:33 | |
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2019年01月04日
後悔先たたずって言葉が好き。
人間は失敗するものであり、だからこそ次こそはという反省に生かせる。
とはいえ、取り返しのつかない失敗もある。たとえば、人の命を奪ってしまうような失敗。
それって、もう二度とやり直しがきかないわけで。
だからこそ、そういう失敗ははじめからしないように慎重に生きる必要があると思っている。
ハンドルを握る人間は、常に後悔先たたずという言葉を忘れちゃいけないのだと思いながら、ハンドルを握らなきゃならんと…
Posted at 2019/01/04 22:08:26 | |
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2019年01月03日
2019年になりました。
昨年10月に親父が亡くなったので、喪中ってことになってるんですが、喪中だとみんな年賀状くれないからちょっと淋しい正月でした。
別に喪中の人が出さないだけで、喪中の人に年賀状だしちゃいけないなんてことはないんですがね。
で、神道的には50日間が喪なので、新年には神社に参拝できます。
喪明けということで、近所の神社で初詣。
昨年はとってもドタバタしていたので、正月は家でゆったり過ごしました。
明日は仕事です。
さて、とはいえ暇ですから久々に軽くバイクを動かしておこうと引っ張り出して、ついでに駐輪スペースの掃除をしていイザ出発とエンジンかけようとしたらセルが回らない。
あれー?
バッテリー診断機つけたら、電圧エラー…
充電はこまめにしてましたが、やっぱり半年近く動かしてなかったものだから、バッテリーが死亡したようです。まあ、かれこれ三年目ですからね。
というわけで、明日はレッドバロンに電話して引き上げてもらうか…
Posted at 2019/01/03 23:55:28 | |
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2018年12月31日
2018年は個人的にカーライフとしては例年よりも充実したとは言えなかった。
毎年年間走行距離は一万キロ程走るが、今年は6000キロくらい。バイクに至っては5000キロも走ってない。
バイクに至っては七月以来動かしてない。まさに盆栽だ。
その代わり、維持費の大半を占めていた高速代と燃料代が例年よりかなり安上がり(笑)
今年は自動車にまつわるトピックとして、煽り運転の話題がやはり大きかったと思う。
東名煽り運転死亡事故の衝撃は世間的にも大きかったと思う。
あの石橋は典型的なキチガイであるが、ああ言うのがハンドルを握っているという啓蒙にもなったのかもしれない。
煽り運転含むロードレイジに対する取り締まりが強化されたのは歓迎すべき事ではあるが、今度は何でも煽り運転された!と言えば勝てると勘違いした馬鹿の増殖が問題だ。
よくある例は、追い越し車線ブロックだ。
法定速度で走ってるのだから問題ない(キリッ)としているが、走行区分違反であるという現実からは目をそらす。
悪しき例だろう。
また、JAFの統計で横断歩道で歩行者優先を守るドライバーが三割未満という結果が出ていたことも密かに話題になり、車線変更時などのウィンカー不点灯も問題として話題にでるようになってきた。
アクセルブレーキ踏み間違い事故は相変わらず増えており、高速道路等の逆走も相変わらず増加傾向にあるようだ。
遵法精神以前の話で、昨今日本人は自分さえよければいいという精神が浸透してきているのではないかと感じる。
また、想像力の欠如も同時に感じる。
降りるインターを通り過ぎてしまったからと、逆走して戻ったらどうなるかなんて、運転免許を持っているなら容易に想像がつくはずなのだ。
簡易運転免許が主流となりは販売される車の九割以上がイージードライブ仕様の車である。
片手で難なく車を動かせてしまう。
便利になった反面、暇になった分携帯電話を弄ったりと、ハンドルを握る責任感すら捨ててしまったようなドライバーがあまりに増えているのではないだろうか。
完全自動運転車が実用化されるまで十年以上はかかるだろう。現在のように中途半端な自動運転機能を過信して事故を起こすドライバーが今後さらに増えていくだろうと予想される。
今後どうなっていくのか。正直希望よりも不安が大きい。
Posted at 2018/12/31 17:51:48 | |
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