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SatoTatsuのブログ一覧

2019年06月29日 イイね!

無灯火とのヒヤリハット

先日あった出来事。
信号機のない丁字路に差し掛かった。
こちらが一時停止標識なので一時停止する。
この丁字路の左は見通しがよいのだが、右側は高速道路の堰堤くり抜きトンネルになっている。しかも、右にカーブしている。
交差点にミラーがあるのだが、トンネルの出口が見えない位のカーブである。
堰堤トンネルは余程の距離がない限りは照明がついていないことの方が多い。今回も照明はなかった。

ミラーで確認しトンネルから来る自動車が居ないことを確認し停止線を越えて前進、念のためにトンネル入口を直接目視できる位置まで頭を出して二段階一時停止をする。
トンネル側に自動車なし。安全確認よし。

さあ、右折だと本格的に車を前に進めたら突然トンネルの中から猛スピードで原付二種のスクーターが現れた。スクーターもこちらに気付いてパニックブレーキをかけている。
こちらもダッシュ発進する。

寸でのところで側面衝突は回避された。

さて、今回のヒヤリハットの解析である。

前文を読んでもらったら分かるように、私は一時停止を守り、二段階一時停止もして、ミラーだけではなく直接目視の安全確認まで実施している。
では、何故見落としたのか?

ポイントは右にカーブした堰堤トンネルという点である。どうがんばっても直接目視したところでトンネルの反対側の出口が見えない。しかもトンネルに照明もない。つまり、真っ暗なのだ。
反対側出口が見えるならシルエットも見えるだろうが…
その原付スクーターは無灯火であったため、明るい日差しの中から真っ暗なトンネルの中は全く見えず、こちらから目視発見しようがない。そして、トンネルから出てきて初めてこんにちはだ。
トンネル出口から交差点まで30メートルほど距離があったのが幸いしたため、発見から回避までの時間に余裕があった。多分あれが国産コンパクトカーや軽自動車の瞬発加速力だったら危なかったろう。今回はメガーヌの運動性能で回避できたと言っても過言ではない。
この原付に気づくためにできたことは?教習所の踏切みたいに、窓を開けて耳を澄ませば、原付のあのブイーンって音が聞こえたかも知れない。まあ、真上には東名高速道路が走っていて騒音が酷いから聞こえたかどうかは分からんが。

仮に今回回避に失敗して衝突事故となったとして、はっきり言ってこちらはやるべき確認などはやっていて、やるべきこともやらずに暴走(当該道路は制限速度が30キロで、その原付は目測で優に40キロを超えていた)していた原付からのもらい事故と言っても過言ではないのだが、優先道路は原付側であり、過失割合的に不利だ。

原付さえ、きちんとライトを点灯していれば発見できたので、事故の恐れもかなり低くなったはず。
しかしながら、原付は車検制度もなく球切れのまま走っていたりする輩はよく見かけるし、古い車種になるとライトのオンオフを任意で出来てしまう(最近の機種はイグニッション連動でライトが必ず点灯する。そういう法改正があったのだ)。
特に原付クラスの小さな二輪はバッテリー容量も小さいので節電傾向にも陥りやすい。

二輪四輪に関わらず、堰堤トンネルや高架下などの短いトンネル区間でライト点灯をしないドライバーが多い。
こんな短距離だし前が見えるからいいだろうと言う怠慢がそうさせているのだろうが、その僅かな気の緩みが事故を引き起こすことを肝に銘じて欲しい。

今回は本当にヒヤリハットで済んでよかった。

あの一瞬のタイミングでとっさに冷静に判断してロケットスタートで回避できたことは素直に自分をほめてあげたいし、あの時の原付ドライバーがとっさに反対車線側に舵を切って避けようとしなかったことは素直に評価したい。
ただ、「卿がライトさえつけていれば私は卿の存在に気付いて通り過ぎるまで待てたのだ!」と、苦言の一つでも言ってやりたい気持ちであるのも確かなのである。
Posted at 2019/06/29 13:30:25 | コメント(1) | トラックバック(0)
2019年06月17日 イイね!

プリウスミサイルの考察

巷で話題のプリウスミサイル。
ここ最近連続で高齢者による突撃事故の車種がプリウスだったことで一躍お茶の間にも浸透してきた感がある。
しかし、本当にプリウスのせいなのか?

私はプリウスのせいだとは思っていない。プリウスの分母の大きさ(日本国内の自転車シェアは2018年で42パーセントがトヨタ)と、高齢者のプリウス選択率の高さ(プリウスの65パーセントが50代以上に売れている)から相対的にプリウスの事故が多いからだと思っており、車自体の問題ならとっくに国交省が動いている。

では何故か?
ここからは完全に推測で、統計など取っているわけではないことを前提に。

自動車メーカーとその製品を飲食店に例えると分かりやすい。
大衆居酒屋や大手ファミリーレストランは商品ラインナップが豊富で、和洋中何でも1店舗で楽しめるというメリットがある。また、価格帯も比較的お手頃で誰でも利用しやすいという特徴がある。
これはまさにトヨタ自動車なのだ。
コンパクトカーからセダン、ミニバン、流行りのクロスオーバーSUVに本格クロカンまで大体の車種は揃っている。
また、店舗数も圧倒的で全国どこでも一定のクオリティの製品を選べる。

フェラーリやアストンマーチンなんかのような高級車しか扱っていないようなメーカーはそれこそ、銀座の高級料理店だと思えばいい。

それぞれのブランドに特色がある。
同じ経営でも、店舗によって特色を分けているところもある。これもまさにトヨタで、大手居酒屋チェーンのモンテローザなんかは、魚介系中心の魚満や、何でもそろう白木屋など、特色毎に展開店舗が違う。
元々大衆向けメニューがメインの店舗展開をしていても、そこから単価の高い高級店舗を展開するケースもある。
トヨタ自動車でも、高級車ブランドレクサスを作っているのと一緒だ。

さて、これがプリウスミサイルとどうつながるのか?
つまり、客層だ。

ロールスロイスのような自動車会社は、言うなれば銀座や青山なんかにある会員制高級店なので、そもそも客を選ぶわけだ。
トヨタのセンチュリーもそれ系である。
つまり、相応の客がつくわけだ。

フェラーリやランボルギーニなんかは、高級店だけれども、お金さえあれば買える系の高級店なので、もちろん基本的には所得相応の客もつくが、所謂成金と呼ばれるぽっと出の金持ちも客層に多分に含まれるので、たまにフェラーリ同士がやんちゃして盛大に事故るニュースなんかをやっているが、そういうことをしちゃう客もそれなりにいる。
シトロエンみたいなマニアックなメーカーは、隠れ家的なビストロフレンチだ。こだわりの強い客層が多い。変人も…(笑)
そういえば最近はFiatがサイゼリア化してきたような…それだけ売れてるってことだ。

では、トヨタは?
トヨタの客層は非常に幅広い。
ファミレスや大衆居酒屋というと、庶民しか利用しないと思われがちだが、意外と高所得者も利用したりしている。
白金高輪のセレブリティな方達がファミレスで食事をしたりすることも実は珍しいことではない。
一般家庭の家族連れも来るし、若いカップルも年配の夫婦も来る。
親、子、孫の三世代利用も珍しくない。
深夜になるとどこからともなくDQNも来る。
子供が走り回っても気にもとめないお育ちの悪い親子連れもいれば、きちんと座ってお行儀良い子供を連れた子供連れ家族もいる。

まさにトヨタはファミレスや大衆居酒屋なのだ。
いろんな層の客が居て当たり前なのだ。

トヨタ車が事故が多いのではなく、色んな層に満遍なく客がいて、しかもシェアがほぼ日本全体の半分。石を投げれば半分はトヨタ車に当たる。
まともな客もいれば、DQNもいるのだから、必然的にDQN率も他メーカーに比べたら相対的に高くなり事故率も高くなる。

つまり、プリウスミサイルの正体は、幅広い客層を扱うトヨタの客の中でも特に悪い層の客がやらかしている中でも、分母がでかいから人数が多いだけ。

私自身、トヨタ車には個人的に魅力は感じないが、便利で実用的な車を堅実に作るメーカーであると思う。
メーカーは悪くない。
悪いのは、そのメーカーを利用している一部のユーザーなのだ。その質の悪いユーザー全体の50パーセントをトヨタだけでまかなってしまっているだけで…

独占的なシェアを得た代わりに不名誉も得る。
シェア率の高いメーカーとは、かくも大変なものですな。
トヨタさんには同情を禁じ得ない。買わないけど。
Posted at 2019/06/17 16:11:00 | コメント(0) | トラックバック(0)
2019年06月12日 イイね!

アクセルとブレーキを踏み間違える理由

運転免許の類を一切持っていない妻から「アクセルとブレーキって簡単に踏み間違えるものなの?」と聞かれた。

改めて考えてみるとなかなか難しい質問だ。
運転免許を取得して満19年。
一度たりとも踏み間違ったことはない。
そして、マニュアル車しかほぼ乗っていないので、オートマ車はレンタカー位しか運転していないのであくまでシミュレーションに基づく推測しか語れなかった。

私の推測。

まずは運転姿勢。
たびたび私が苦言を呈しているハンドルに対して正対していない運転。肩肘ついたり寄りかかったりした運転。
ブレーキって、正しい姿勢をしたときに右足の延長上に来るように配置している。
アクセルはそこから右足を少し外に出す格好になる。
しかし、昨今多い運転姿勢の軸がずれた体勢だとこれがズレる。故にとっさの時にブレーキに足が行かないのでは?という人間工学的な理由。

もう一つの推測。
ペダルの踏み方では?
アクセルは踵を床につけて、足先を踏み込んで踏む。
しかし、ブレーキは踵をつけずに足裏をペダルにべたっとつけて踏み込む。
基本的にはこういう踏み方をするのだが、アクセルを踏んでいた足で踵を軸にしてクルッと左側に傾けてつま先でブレーキを踏んでいたら…
とっさの時にアクセルだか、ブレーキだかわからなくならないか?

ただ、これには無理があって、大体アクセルよりブレーキペダルの方が手前にある。

うーん、やはり前者の運転姿勢じゃないのかなぁ…
Posted at 2019/06/12 08:41:24 | コメント(2) | トラックバック(0)

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「納車までまだまだ先(車検場が混んでる)だけど楽しみだな~」
何シテル?   05/03 10:01
四輪車も二輪車もクラッチのないモノには乗らない偏屈(アンチAT車)です。 何かを手軽に済ませると、何かが鈍る。便利と安易は違う。だから、完全自動運転になるまで...

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