アメリカはフロリダ州、オーランド市。
比較的裕福な層が多く暮らすリゾート都市。アメリカ国内では治安が良いランキング上位都市です。フロリダ州全体がそんな感じだとか。
今回アメリカで色々観光して回ることを想定していたので、レンタカーを借りることにした。
今回は選んだクラスの中で好きな車種を選べるというアラモレンタカーをチョイス。
フルサイズセダン一週間距離無制限、ガソリン満タン返却不要で日本円で四万くらい。安い!クラウン借りても日本じゃこの値段で一週間は無理。
オーランド空港に着いて、国際線ターミナルから中央ターミナルへエアトラムで移動。
アメリカって空港ターミナル間移動トラムが普通にタダ。いいね。
中央ターミナルのレンタカーカウンターに移動し、そこで予め日本で予約していたので無人チェックインが使えるとのことで、無人チェックインへゴー!日本語対応してます。
で、求められた項目を入れてって…日本で予約したときに入力した項目ほぼ全てもう一度入力かよっ!
で、うんざりしながら全部入れて、クレジットカードを通したらオッケー!感熱紙のしょぼい契約書がピラーっと出てきて終わり。
…で、この次どうすんの?
で、仕方がないからレンタカー駐車場へ。
もうね、アメリカの立駐でかい。田舎のイオンの倍以上ありそう。
そこで、アラモって書いた看板を見つけて、カウンターへ。
I want to rent a car!(雑すぎる)
って言ったら、契約書をみて、そこに並んでる車から好きなの選んで乗って、出口にそのまま車で行ってね。出口で契約書と車のナンバー紐付けするからと言われる。
言われたとおり車まで行ったら、運転席にキーが置いてある。映画みたい(笑)流石にサンバイザーには刺さってなかったけど。
日産、トヨタ、ヒュンダイ、タタと並んでフォードとシボレーがいた。フルサイズセダンなのに何故かフォードエクスプローラーがいたのはアメリカの寛容さなのかもしれない。
アメリカにはアメ車だろ!ってことで、シボレーマリブを借りました。
80リットルサイズのスーツケースが三個入るトランク!後部座席はクラウンとは比較にならないゆったりさ。
これ、キャデラックだったらどうなってたんだ…もっとでかいのか?
車は普通に左ハンドル。私にはどうということはない。
で、助手席にボスがナビゲーターとしてGoogleマップ開いてスタンバイ。
さっそく出口に向かって出発。
右側通行は最初はドキドキ。
とにかく駐車場が広いわけですよ。案内も全て英語です。
まだ慣れない運転、助手席が看板を読んでナビゲーションするわけですが、案内が下手!
「あ、次左!」
「次ってどこですか?ここ三カ所左に曲がるとこ並んでありますけど!」
「そこです!」
「そこじゃわからーん!」
「あ、ここです!」
「いや、これもうバックしないと曲がれないでしょ!ここ一通だからバックできませんよ!」
ってことを何度となく繰り返し、駐車場をぐるぐるしながらなんとか抜ける。初めてのUターン(笑)
料金所にたどり着き、係員のおっさんにIDとライセンス見せて~とにこやかに言われ、パスポートと日本の免許と国際免許と契約書を渡す。
一通りみたおっさんは「Japanese!Welcome to America!!」とニッコニコ。
良かった、remember パールハーバーとか言われなくて。
そして、遂に公道へ!
ナビゲーターは「ここを左折です」
いきなり左折はきっついわ!と思いながらも、何とか左折。なんとかホテルまでたどり着きました。途中左折で間違って反対車線に入って、クラクションの洗礼を受けました(笑)
リゾート都市なだけあって、空港の近くではアメリカ人は慣れたものなんでしょうね。またイギリス人か日本人が乗ってるぜHaHaHaってリアクションでした。
ここから、フロリダ州の話です。アメリカ全土に同じことが言えるかは分かりません。
アメリカの道路は広い!
片側四車線とか普通。
そして、基本的にコンクリート舗装になっていてアスファルト舗装があまりないです。
そのためか、日本の道路と違ってあまり凹凸がなくてかえって走りやすい。
その代わり日差しが強いと白い路面が反射して眩しい。みんなサングラスするよね~
アメリカの道路は車線境界線に反射板が埋め込まれています。なので、ラインがかすれていたり、夜でも車線がとてもわかりやすい。これは日本にもほしい!一部の複雑交差点には日本にもあるけど。
アメリカの交差点は土地の広さを生かしているのか、大きな通りには基本的に右折専用レーンと左折専用レーンがあります。そして、レーン毎に信号機があり、自分がいるレーンの信号が何かを確認しやすいです。
アメリカは特に表示がない限り赤信号で右折できます。赤信号の右折って一見怖いですが、交差側の一番右側車線が基本的に右折レーンになっているので、右折していて交差側の車が一番右側レーンに入ってくることは基本的にありません。とはいえ、赤信号で進むので慣れるまではドキドキします。
左折については、基本的に左折専用信号があって、直進を止めて左折専用時間帯が作られます。この時は歩行者信号も全部赤なので、日本みたいに右折先で歩行者待ちってシチュエーションがほぼないです。
つまり、アメリカでは右左折で横断歩道を渡る歩行者を待つというシチュエーションがかなり限られます。
赤信号右折ではもちろん右折側車線の横断歩道は歩行者赤です。前に進むときに自分の目の前の横断歩道に歩行者が居なければいいわけです。
左折についても、左折信号青は直進が赤なので、歩行者待ちをする必要がありません。
あとおもしろいのが、アメリカの道路は中央分離帯がない道路だと、真ん中に一本中立車線があります。正式名は知らん。
交差点外で左折をしたい場合は中立車線に入って左折レーンとして使えます。
また、小道から左折で道路に入りたい場合、まずは目の前の右行きの車線の車が途切れるのを待って、途切れたら右行き道路を横切って中立車線に左を向いて入ります。それからちょうど良く途切れたら車線に合流するという二段階左折的な使い方ができます。
これなかなか便利な車線です。もちろんこの車線は走行には使えません。きっと馬鹿はこの車線を爆走とかするんでしょうけど。
意外かもしれませんが、アメリカは歩行者保護という考え方がとにかく徹底しています。日本なんて比較になりません。
一時停止は必ず停まります。日本人で一時停止で毎回完全に停止するドライバーの方が少ないんじゃないでしょうか。
横断歩道に歩行者がいれば、九割九分車は停まります。マジで!
信号のない横断歩道の一部には押しボタンがあって、それを押すと横断歩道標識についてる黄色いストロボライトが点滅します。
これが横断歩道渡るよ!合図になり、車は必ず停止します。本当にアメリカでは徹底されています。
見落とすアンポンタンか、DQNくらいですかね。突破していくのは。
そして何よりも驚くのが、スクールバス。
スクールバスは子供の乗降のために停まると、ストップ標識を張り出し、赤色パトライトを点滅させます。
この状態になったら、緊急車両を除き決してスクールバスを追い越したり追い抜いたりしてはいけません。
バスを降りた子供がそのまま横断歩道を渡るので、スクールバスを決して抜いてはいけないのです。
本当に徹底しています。
これ、外国人が気付かず抜いて警察に捕まるパターンは結構多いみたいですね。
めっちゃ長くなったので、続きは又後日。