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この写真を見て、正常な感覚を持っていたら「おかしいだろう！」と思うはず。
これは昨今再開発で急激に発展する神奈川県川崎市の武蔵小杉駅付近の駅へとつながる車道です。撮影時期は日曜日昼下がり。

尚、再開発が進むこの街にはJRなどの運営する駐輪場が沢山存在します。駅としては駐輪場に恵まれています。

車道の一車線を違法駐輪が塞ぎ、この道路を通る一般車、配送トラック、タクシーなどはさながら工事による片側交互通行の如く待ちが発生します。

土日は昼間から、平日は夜間。
親子連れなんかが止めていたりもします。

ここから徒歩五分圏内に神奈川県警中原警察署がありますが、摘発された話は聞きません。

堂々と車道の一車線を自転車が占拠するこの状態は異常だと思うのは私だけでしょうか？

同じ事を原付バイクや大型自動二輪車でやったら捕まりますよね？
自転車は捕まらないのでしょうか？

昨今、自転車はあまりに傍若無人で目に余ると思いませんか？

車道上に平気で路上駐輪、信号無視、逆送、無灯火、携帯ながら運転…
事故による高額な損害賠償請求も増えています。

エコだ何だと持ち上げられることも多いですが、自転車も車両であり、交通秩序を守らなければいけないという自覚が余りに欠如したドライバーが多すぎる。

自動車の場合は一部の悪いドライバーであるが、自動車は逆で一部のドライバーしか道交法に則った走り方をしていない状況(笑)

どうすればこの最悪な状況が改善されるのだろうか…

今日、246号を16号分岐から東京方面に向けて走っていたら、目の前を日産リーフが走っていた。
時間的に日没後で周囲は暗くなってきていたのだが、そのリーフだけは無灯火のまま江田駅付近まで走り続けていた。
何度か後ろから無灯火であることを知らせるためにパッシングをしたのだが、一向に灯火は点かない。

ふと気付いた。ここは神奈川、このリーフは筑波ナンバー。
三連休最終日であるし、もしかしたら筑波への帰り道かもしれない。

そういえば前に日産の営業マンに聞いたな…リーフの航続距離は走り方や道路状況にもよるが300キロ程度と思っておいて下さいと。

高速道路のSAと違い、一般道はまだまだ充電スポットが少ない。
もしかしたらバッテリー容量の残高を気にして意図的に灯火管制を強いていたのか…？

だが、物事には優先順位があるのではないか？
いや、仮に単に灯火点灯を忘れていただけだと言うならば、ただのうっかりだろう。
だが、予想通りバッテリー容量を気にしてのことならば…？

無灯火で夜間走行するのは自車だけではなく、他車にも危険を及ぼす行為である。

ガス欠ならぬ電欠と、安全運転義務のどちらを優先すべきだろうか？
考えるまでもなく、後者のはず。

確かにガソリンスタンドに比べると充電スポットはないに等しい。
政府やメーカーがもっと力を入れなければならないことではある。
だが、それを言い訳にして良いはずはない。
ガソリン車だって、スタンドのほとんどない田舎に向かうときはあらかじめ燃料を補給しておくもの。

電気自動車を責めるつもりはないが、公道を走る以上、優先順位を間違えてはいけないと思う。