2015年6月から使用しているタイヤ空気圧モニタリングシステム「Fobo Tire」。
今年の6月のある日、いつものように空気圧を確認しようと、スマホのアプリを起動したところ、←のようなアラートが表示されました。
要は、
「2021年9月6日以降、サポートは打ち切りで、App Storeからの利用もできなくなります。
FOBO Tire 2アプリをダウンロードして、同じメールアドレスでログインしてFOBO Tire TPMSを継続使用してください。」
ということのようです。
とりあえず、ダウンロードしてログイン後、改めてアプリを起動してみました。
新旧アプリの画面を比較してみると、レイアウトはほとんど変わっていないので、あまり違和感なく移行できそうです。
上画像で左が旧アプリ「FOBO Tire」で右が新アプリ「FOBO Tire 2」です。
同じセンサーで測定した値なので、アプリが変わっても空気圧、温度は同じ値になります。
新旧アプリでは使用性や機能の面で、下記の四つが大きな変更点ではないでしょうか。
【いつ測定した?】
旧アプリでは月日と時刻で表示されています。
新アプリでは今からどれくらい前か、で表示されています。
文字の大きさは新アプリの方が一回り大きく、老眼に優しい仕様になっています。
表示の位置は新旧で変更はありません。
【推奨空気圧の設定値】
旧アプリでは5kPa刻みでの設定が可能でしたが、新アプリでは10kPa刻みとなりました。
とはいえ、日常の使用においては全く影響はありません。
【電池残量表示】
旧アプリではセンサーの電池残量を4つのメモリで表現されていました。
新アプリでは電池の電圧が表示されています。この電圧が下がると、電池マークも緑色からオレンジ、赤へと色が変わり、塗りつぶされる面積も少なくなっていきます。
どちらも直感的にわかるような表示だと思います。
【センサーグラフ】
これが最も大きな「改善点」ではないでしょうか。
旧アプリではリアルタイムで空気圧/温度は表示されるだけでした。
新アプリではリアルタイムで表示されるのみではなく、各センサーのグラフを表示することができます。
グラフを表示したいセンサーのウィンドウを長押しタップすると、メニューが表示されるので、「センサーグラフ」を選択すると、↓のようなグラフが表示されます。
グラフ上で各プロットをタップすると、
・測定日
・測定時間
・空気圧
・温度
が表示されます。
システム自体をFOBO tire 2に入れ替えなくても、上記アプリの新機能が使えます。
ところが、アプリのバージョンが「1.5.5」にバージョンアップされてから、少々不具合が発生しています。
それは、「温度」がリアルタイムに反映されなくなったことです。
その時のセンサーグラフが↓です。
約2時間の間で温度が更新されたのは2回だけでした。
1分毎にプロットされていますが、温度が反映されるのは1時間毎になっています。
車載器やセンサーの電池を交換しても、スマホを再起動しても状況は変わりませんでした。
幸いにも、空気圧はリアルタイムに反映されているので、「空気圧モニタリングシステム」としての使用は問題なさそうです。
次回のアプリのアップデートで修正されることを期待しています。
Posted at 2021/08/11 15:12:41 | |
トラックバック(0) |
TPMS | クルマ