UVON＠凸凹３号のブログ一覧

SDカードとmicroSDが主流の中で一眼レフの上位機種で採用されることが
多いCFカード、新規格のCFAST、CF EPRESS、XQDについてちょっと
調べてみた。

・CFカード
タイプIとタイプⅡがある。
タイプⅡ対応スロットなら、タイプⅠも挿入できる。
CFカードにしか対応していないスロットではCF＋は認識しな場合がある。
最近はCFカードを採用するカメラは減ってきた。
CFカードを店頭に置いてる店も少なくなり、ネット通販でも入手しにくい状況
になってきた。

・CFAST
CFカードを高速化した規格。
CFカードとは端子形状が異なるためCFカードのスロットには挿入できない。
現状で採用しているカメラはキヤノンの1D X MarkⅡのみ

・CF Express
タイプA、B、Cがある。
タイプBはXQDカードと互換性がある。
キヤノンが1D Ｘ MarkⅢでCF ExpressタイプBをダブルスロットで採用した。

・XQD
ニコンが一眼レフとZシリーズで多く採用している新規格のメモリーカード。
ニコンの最近の一眼レフはSDカードとXQDのダブルスロット。
ニコンZシリーズはZ7、Z6はXQDの1スロットのみを採用したけど、Z50からは
SDカードになった。
パナソニックの一眼レフではS1とS1RがSDカードとのダブルスロットとして、
XQDを1スロット採用している。
開発に参加したはずのソニーは自社のカメラ、ビデオカメラは全てSDカードと
メモリースティックDUOのみ対応で、XQDを採用している機種は存在しない。
生産メーカーが少なく、採用カメラも少なく、メモリーカード自体の価格も
高止まり。
XQDを挿入できるリーダーも種類が少なく価格が高い。
XQDは生産終了の流れで、今後はCF Expressに置き換わっていくらしい…

と、言うことで、もうしばらくSDカードを挿入できるカメラを選ぶのが無難
ですかねぇ。
SDカードの書き込みも高速化したことだし。