出張で札幌にいるのですが、まさかの台風→地震のコンボにやられてしまいました。
といっても僕のいる場所はこれといった被害もなく、
研修施設の道具小屋が風で動いたのと、地震で電気が停まった程度でしたが・・・。
ライフラインを司る方々が優秀なので、停電した日の夕方には電気も回復し、
今現在はほぼ不自由なく過ごしています。
実家や今住んでいるところも電気が復活したようで、とりあえず一安心です。
今のところ心配なのは、地元に帰る燃料が確保できるか。
タンクに半分残っているので、詰まらずストレートに帰れれば問題ないのですが・・・。
さて、話は変わってちょっとした実験の話です。
先日チラッとフラットシフトの話をしたのですが、
アクセル踏み込みを判定するのにトランジスタを使うことを思いついたのです。

かなりざっくりした絵ですが、アクセルポジションセンサーって大体こういう感じです。
ペダルの踏み具合に応じて抵抗が変化して、分圧された電圧を入力、的な。
そしてここに、

このようにトランジスタを入れ、特定の電圧=踏み具合になったときにONさせ、
イグニッションコイル一次側のアースを切ってしまおうという魂胆。
とりあえず研修センターにあるDEデミオを使い、
これまたその辺にあったトランジスタと動作確認用にLEDを負荷にして実験してみました。
結果、
動作はしますがスロットル開度が大幅に(30%ぐらい)下がってしまいました・・・。
良く考えれば簡単な話で、

やってることがそのままこれと同じだったからです。
合成抵抗が変わってしまうので分圧される分も変わってしまい、
その結果、何も知らないPCMは減った電圧に従ってスロットルを絞るという・・・。
本来はトランジスタのON/OFFにのみセンサーからの電圧を使い、
負荷の電源はバッテリーからとるつもりだったので若干影響は減ると思いますが
それでも最大5V(実際は4Vくらい)の中で開度を判定する回路には影響が大きすぎました。
12Vで動作していればまだ無視しても良いレベルだったかも・・・。
今回は適当にその辺に合ったトランジスタと抵抗等でぱっと組んで実験したので、
色々な数値を考えてきちんと組んでやればまた違った結果になるはず。
とりあえずセンサーの電圧で回路のON/OFFができること自体は分かったので
色々調べて今度は自分の車で実験しなおしてみようと思います。
Posted at 2018/09/07 21:09:36 | |
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