先日、家内が厄年を迎えたが、まだ御祈祷をしていなかったので、
とあるお寺にドライブがてら気楽に御祈祷に行ってきました。
だが、
そもそも御祈祷(厄除け・厄払い)はお寺?神社?・・・・
なんか一般的には神社が当たり前のような風習が
うちの周りでは漂っているのだが‥‥?
人生のうちに大きな厄年が男性は3回、女性は4回訪れます。
無事に過ごせるようにきちんと厄除け・厄払いをするのですが、
当方にとってはこの歳になっても神だの仏だのと言う世界は
正直信じてません。人生全て最後まで過ごした環境による影響と
自分の責任のみだと思っています。
それでも当方が年寄りになってから神社仏閣に訪れるようになったのは、
その空間や雰囲気や風情が好きになったからです。
人生は所詮「運命は変えられるが、宿命は変えられない」という思いを基に。
ただ「苦しい時の〇頼み」は願いますが・・・(~_~;)
誠に勝手な当方です。
「お寺と神社どちらに行くのが良いのかな?」
「そもそも厄除けと厄払いじゃ何か違うのだろうか?」
そう思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
厄除けと厄払いの違いを端的に言うと「厄除け」はお寺で行い、
「厄払い」は神社で行います。
仏教では仏様のご加護によって災いから身を守り、
厄を除けるので「厄除け」と言います。
神道では降りかかった災いをお祓いで追い払うので「厄払い」と言います。
厄除けは災いが訪れる前に予防する、厄払いはすでに訪れた災いを追い払う、
という意味合いで行われています。
しかし言葉の区別はあまりなく、お寺でも「厄払い」を使ったり、
神社でも「厄除け」を使ったりします。
厄除け・厄払いの儀式ですが、お寺では主に護摩祈願、
神社ではお祓いが行われます。
護摩祈願は、僧侶が仏様をお招きし、燃え盛る炎の中に供物を捧げて
“おもてなし”をすることによって、願望を聞き入れてもらいます。
同時に護摩で焚かれる清らかな炎で、私たちの心を汚している
煩悩を焼き尽くすという役割があります。
お祓いは、まず神職が祓詞(はらえことば)を奏上し、大麻(おおぬさ)で
参列者をお祓いして清めます。その後、参列者は玉串を神前に捧げます。
神社によって異なりますが、儀式の間に巫女の舞(神楽)が入ることもあります。
で、結論を言うと・・・・・
厄除けと厄払いは場所や方法などに違いはありますが、
無事に過ごすために祈願をして厄を避けるという目的は同じです。
厄除け・厄払いはどちらを選んでもかまいません。
先祖代々信仰している宗教に合わせても良いですし、
自分が祈願しやすい方で選ぶのも良いでしょう。
また、厄除けと厄払いを両方行っても大丈夫です。
厄払いで厄を追い払ったあと、再び厄が来ないように厄除けをする
という方もいらっしゃいます。
と、まあ大変長い前置きを綴ってしまいましたが、
今回ドライブがてら気楽に平装で御祈祷に行ったお寺は、
御祈祷料一人2000円以上納めれば、
御祈祷の他に豪華なお食事に温泉も入れてさらに温泉回数券まで
もらえちゃうお得な仏閣に行ってまいりました。
当方一家は一人3000円納めましたが、護摩祈願の他に
お昼ご飯は鰻と松茸釜飯にや天ぷら
や土瓶蒸し他前菜が揃った豪華な定食を頂き、寺内にある御霊泉(温泉)
にも入れて結構気分的には満足する一日を味わえます。
御祈祷をこんなに楽しく行えるなんて・・・
こんな良いことはないと思いました。
画像はwebより抜粋
普通ならちゃんとした服装で緊張して神式や仏式を型苦しく行い、
高い所では万札以上の御祈祷料を払い祈ってもらうだけ・・・
当方は・・・いつまでもなんかこんなんでええの???と思いました。
厳格な御祈祷をもっと緩やかにできないものなのかと・・・
この話を聞いて・・・
御祈祷するのになんと不謹慎な・・・
真っ当に御祈祷をするのが本来のあるべき道なんじゃないかと
憤慨する方も多くいらっしゃると思いますが・・・
世の中は時代と共に考えや風習やしきたりや制度・・・など
変わってくるのが当たり前です。
毎日スマホで検索していることしかしない変な時代の人間に比べれば、
このようなことを楽しみに変えても良い人間がいても
イイのではないのでしょうか??

Posted at 2024/06/02 12:52:11 | |
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