11月16日(木)
群馬県桐生市へ出張。
翌17日は、桐生の「クローバーな会社」で、サプライヤー合同展示会。
今日は移動日で、16:00からの会場準備に間に合えばよいので、寄り道しながら群馬に向かいます。
まずは北鯖江駅から。
521系3次量産車の231M「普通芦原温泉行」に乗車。
福井から、683系「サンダーバード1号」で金沢へ。
今回の「桐生行き」に関わる切符。
乗換駅は、福井、金沢、上越妙高、長岡、越後湯沢、水上、新前橋の7か所となります。
ストレートに行くなら、福井、金沢、高崎の3か所だけで乗り換えなんですが。
金沢から北陸新幹線「はくたか558号」へ。
今日はJR西日本所属のW7系。
上越妙高まで約1時間。
車内販売TRAIN CAFEで『珈琲とガトーショコラのセット』をいただきます。
上越妙高に到着♪
結構降りる方が多いですねー。
次に乗車するのは、分断された日本海縦貫線特急の生き残り、
新井発新潟行きの特急「しらゆき3号」。
北陸新幹線開業で、それまで金沢-新潟間を走っていた特急「北越」が仕立て直されたもの。
常磐線「ひたち」に使われていたE653系が転用されました。
👉「しらゆき」は、その昔、金沢-青森間を走っていた架線下ディーゼル急行の名称。
懐かしい列車名です。
上越妙高駅は、第三セクター「えちごときめき鉄道」の駅になっています。
E653系「しらゆき3号」がやってきました。
ホーム反対には、北越急行から乗り入れたHK100形「ゆめ空号」の姿が!?
ほくほく線681系特急色と同じデザインなのが懐かしい。
「しらゆき3号」も約1時間の乗車。
列車撮影の名所、「信越本線青梅川駅付近」
冬空のもと、荒れる「悲しみ本線~日本海~♪」
宮内で上越線と合流し、長岡車両センター(元「長岡機関区」)が見えるともうすぐ長岡。
JR東日本所属の、EF64-1000とEF81の姿が!?
寝台特急「北陸」「あけぼの」が廃止され定期運用がなくなりました。
今は新津車両製作所からの甲種回送などの運用に就いています。
長岡到着。新新潟色115系が・・・!? 後ろはE129系。
「しらゆき3号」の長岡到着は11:38。
上越新幹線「とき318号」は長岡発車11:42で、乗り換え時間は約4分!?
北越急行の開通前は、上越新幹線と北陸方面特急の乗り換え拠点駅は長岡でした。
新幹線ホームへと急ぎます。この感じが、また懐かしい。
ホームに上がると、ちょうどE2系「とき318号」東京行が入線してくるところ。
長岡-小出-越後湯沢まで、約25分の乗車。
魚沼丘陵から先は薄ら雪化粧。
越後湯沢駅に到着。
北陸新幹線が開業する2年半前までは、東京から北越急行経由で富山、金沢を結ぶ乗換駅として、重要な役割を果たしていました。
つい2年半前まで、乗り換え客であふれていた越後湯沢駅の中間改札。
今はひっそりとしています。
越後湯沢12:13発、上越線水上行に乗車します。
国鉄形115系を期待していましたが、それは叶わず・・・。
JR東日本の地方向け近郊型の最新版、E129系。
車内は半車ロングシート、半車クロスシートです。
そこそこ乗客もおられます。
さすがは豪雪地帯。11月半ばですが、周辺の山は雪化粧。
さて、今回のルートの核心部、上越国境のループ線越えです。上越線には、谷川岳を貫くところに二つのループ線があります。松川ループ線と湯檜曽ループ線。
越後中里駅です。
駅すぐ横のスキー場には、スハ43系客車を転用した休憩室があるのです。
しかし、客車の両数が1,2両ではなく、10数両!?
屋外にさらされていますが、比較的良好な状態を保っているようです。
この次のトンネルが松川ループ線ですが、車内からは実感に乏しい・・・。
土樽駅を過ぎ、谷川岳のふもと、土合駅に着きます。
土合駅の下り線のホームは新清水トンネルのなかにあります。
<土合駅の解説(Wikipadiaから)>
当駅最大の特徴は、上下のホーム間が大きく離れていることである。
これは、上越線の複線化の際に下りホームを地下70mの新清水トンネル内に設置したことによるもので、駅舎と上りホームのある地上と下りホームの高さは81mもの高低差がある。
下りホームから駅舎に行くには、ほぼ一直線に伸びる462段の階段(長さ338m)を上り、143mの連絡通路、さらに24段の階段を上る必要がある。
改札口から下りホームまでは徒歩10分程度を要するため、駅員が配置されていた時代には、下り列車については改札が発車10分前に打切られ、市販の時刻表にもその旨が記載されていた。
階段の中間部付近にはベンチが設置されている。エスカレーターの設置スペースが確保されているが、エスカレーターが設置される予定はない。
土合駅下り線ホームから駅舎に通じる462段の階段。(Wikipediaから)
土合駅、新清水トンネル内の下りホーム(Wikipadiaから)
そして、湯檜曽ループ線。
下り線の新清水トンネルが開通する前、上越線のこの区間は単線でした。
高崎方面から来る下り列車は、谷川岳を貫くルート「清水トンネル」で上越国境を越えるのです。
それにはまず湯檜曽ループ線を登ってか「清水トンネル」に入ります。
この清水トンネルが、有名な川端康成『雪国』の一節。
冒頭文、『国境の長いトンネルを抜けると雪国であつた』、の、「国境の長いトンネル」は、「上越国境 清水トンネル」を指すのです。
トンネルを抜けて初めに止まるのは「土樽信号場」、今の土樽駅です。
そして小説『雪国』は、その先の湯沢温泉の一旅館を舞台に展開するのでした。
1967年、下り線用の新清水トンネルが開通してこの区間は複線化されます。
湯檜曽ループ線は、山を下る上り列車専用(ややこしい)となり、高崎方から『雪国』の世界を列車で体感することはできなくなりました。
上の地図「A地点付近」から、湯檜曽駅を捉えます。
単線の時代、湯檜曽駅はこのA地点付近にありました。
湯檜曽の集落から50m余りの標高差。
今でも旧湯檜曽駅跡へたどることができます。
☛ 湯檜曽駅の歴史レポートはコチラ
湯檜曽ループトンネルを下って湯檜曽駅へ。
ループの高低差は約50m。
乗降客はいませんでした・・・。
写真右端、ホーム屋根の下に、先ほど通ったA地点付近の上り線の架線柱が見えます。
湯檜曽駅も、下り線ホームは新清水トンネルの中にあります。
(Wikipediaから)
湯檜曽ループ線が良くわかる動画はコチラへ。
利根川と並行しながら、関東平野に向けて下っていきます。
SLみなかみ号が方向転換する転車台と、静態保存のD51が見えると、この列車の終点水上駅です。
水上駅に到着。
5,6年前まで、寝台特急「北陸」「あけぼの」が、乗務員交代のため深夜に運転停車していたホーム。
現在の上越線運転系統は、越後湯沢と水上で分断されています。
上越国境を越える旅客列車は、1日わずか5往復。
ココから、上越線「新前橋行き」に乗り換えるため、ホームを移動します。
新前橋行きとなる211系。水上で折り返し。
211系新前橋行きの発車は13:14。
越後湯沢に折り返すE129系は13:40の発車。
新前橋から両毛線に乗り換えです。昼寝している国鉄形115系♪
両毛線小山行きも211系でした。
桐生に到着!
桐生の自動車電装品メーカ「クローバーな会社」へ到着!
合同展示会なので、ブースの大きさはこじんまりとしたもの。
展示品と、カタログ、リーフレット類を並べて、準備完了!
今宵は、太田で投宿~♪
本社の同僚と、軽く?一杯、いや3杯。
太田駅前に、こんな渋めの居酒屋があるんですー。
明けて、11月17日(金)、展示会当日。
東武鉄道で桐生へ。
8000形2連の赤城行き各駅停車に乗ります。
東武新桐生駅、到着~♪
さて、お仕事ターイム!
展示会
展示会
展示会~。
終了!
撤収します。
展示品を片付け、工場に向けて発送して完了。
東武鉄道で東京方向に帰る本社の同僚と別れて、JR桐生駅へ。
森高千里が歌った『渡良瀬川』を渡ります。
ココは、海から181.2km離れたところ。
桐生駅から、211系高崎行きに乗車。
高崎駅で、115系6連と出会う!?
北陸新幹線の乗車まで時間があるので、高架下のこのお店で、
「ひとり打ち上げ~!?」
ますは、麻婆飯と担担麺のハーフセットと瓶ビール!
このお店は、とにかく元気が出る辛味メニューが名物。
続いて、ホッピーセットと、餃子を!
ほろ酔い加減で、動きたくなくなってきましたが、そろそろ帰らねば!?
3階新幹線ホームへ。
高崎には「かがやき」は止まりません。
「はくたか575号」に乗車。
「はくたか575号」は長野で後続の「かがやき517号」に追い越されます。
長野で「かがやき517号」に乗り換え。
長野からわずか1時間8分で金沢!?
「ダイナスター4号」福井行きに乗車。
福井で最終敦賀行きに乗り継いで、北鯖江へ。
任務完了! お疲れさまでした(^^)>
_
イイね!0件
福岡クラシックカーミーティングエントリー受付中! カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2025/03/08 09:50:27 |
![]() |
第17回門司港ネオクラ 先行エントリー受付開始! カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2025/03/01 08:04:40 |
![]() |
来年のイベント開催予定 カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2025/01/23 16:35:38 |
![]() |
![]() |
AE86LEVIN (トヨタ カローラレビン) *4年落ちのワンオーナー車を中古で手に入れて34年。 *2012年レストアを決行して内外 ... |
![]() |
クロスオーバー7 Ⅱ (スバル エクシーガ クロスオーバー7) 22万7323kmを走破したトラヴィックの後継車としてLEN吉家にやってきた初代LEN吉 ... |
![]() |
スズキ ジムニー 結果的に⁉ テリオスキッドの後継車となった日常の下駄車。 14万6172キロメートルを地 ... |
![]() |
ダイハツ テリオスキッド 2004年式 (2008年5月購入) 日常の足から娘の通勤車として活躍後、その任をジムニ ... |
2025年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2024年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2023年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2022年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2021年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2020年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2019年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2018年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2017年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2016年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2015年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2014年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2013年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!