4月4日からの一時帰国も、
早くも終盤戦。
4月9日日曜日
金沢から鯖江の自宅へクロスオーバー7を置きに戻ったあと、北鯖江駅から来年3月には第三セクター化される北陸本線の521系普通に乗り、福井から681系4000番台サンダーバードと北陸新幹線を乗り継いで、再び富山の実家へ。
富山で北陸新幹線を降り改札を出ると、富山駅に出入りする代表列車の楽しい記念撮影コーナーがありました。
左から富山地方鉄道デ7000形と14760形、北陸新幹線W7系とE7系、あいの風とやま鉄道521系と観光列車一千尺物語413系、富山地方鉄道TLR-0600形。
これに高山線の特急「ひだ」HC-85系が加われば完璧なんですが、惜しい…。
この夜は、東京から姉が母の様子を見に来てくれていました。
父の遺影に乾杯し、久々の親子4人で夕食。
4月10日月曜日
午前中は実家でゆっくりして、午後の新幹線で東京を経由し成田へ向かいます。
月曜ですが、この日まで3日間入社研修が中休みという息子と、東京で待ち合わせして一緒に呑むことに。
富山から乗車したのは、
北陸新幹線E7系『はくたか566号』東京行の12号車!?
話のネタの予習(?)のために、今日は、初めてのこのような車両に乗ってみます。
(予習の意味は、のちほど)
デッキに入ると、雅(みやび)な化粧板がお出迎え。
ダウンライトのモダンな通路を抜けると...!?
1-2列、全18席、革張りシートの特別な空間が!?
北陸新幹線・上越新幹線E7系/W7系「かがやき・はくたか・あさま」「とき・たにがわ」シートマップ
グランクラス(北陸新幹線・上越新幹線:12号車)のシートは1-2の3席配置で6列並んでいます。座席数にして18席のみとなります。座席番号は 1A(1人掛け)・1BC(2人掛け)から始まり6ABCまでとなっています。
☞Glanclassclub
グランクラスは発券上グリーン車扱いになりますが、特別料金が加算されています。
残念なのは『かがやき』ではない『はくたか』なので、軽食とフリードリンクサービス対象外の列車だったこと。
E5系のグランクラスシートは、川崎重工とレカロのコラボレーションでしたが、E7系、W7系では、川崎重工とトヨタ紡織が開発した純国産シートです。
バックシェル式のハイバックシートは、確かに重厚ではあります。
が、正直、今の飛行機のビジネスクラスよりはちょっと劣るか、一昔前の感じ。
近年の航空機のビジネスクラスは、シートを斜めに千鳥配置して、限られたスペースでフルフラットや全席窓側を実現したりしています。
座り心地も、いつもお世話になる『JALエコノミークラスのSKY WIDER』の方がしっくりくるような…。
もう少し客室を広くしたうえで、航空機ビジネスクラスの千鳥配置に倣いながら、あの国鉄特急形電車151系のクロ151形パーラーカーのような1-1の座席配置にするとか。
クロ151形パーラーカー(Wikipediaから)1960年登場
クロ151形パーラーカーの室内(Wikipediaから)
グランクラスは、これだけの料金を取るならもうちょっと工夫できたかな、という気がしますが、難しいのかな…。
次回はシートサービスも体感したいですねー。
さて東京に着きました。
八重洲中央改札前で息子と待ち合わせです。
4月1日から入社研修中の息子。
今は福島県の研修センターで研修中ですが、8日土曜から10日月曜まで研修は中休み。川越に一時帰宅しているというので、一緒に呑むことに。
八重洲口の居酒屋さんに陣取ります。
3月23日が、学部卒業式と院生の学位授与式でした。
あいにくの雨模様でしたが桜満開の中、同窓生と一緒に。
修士論文は、
『柔軟被膜上の乱流渦運動と摩擦抵抗低減効果に関する実験的研究』
というもの。
簡単に言うと、
『例えば、イルカやサメは、どうしてあの素肌を身に着けたことで、速く泳げるようになったのか?』
を、実験的に調べた内容、なんだそうです。
以前、修士論文もLINEで読ませてもらいましたが、まあまあ、よく書けていました。
新しい社員証を見せてくれました。
上は磁気定期券式の「全線乗車証」で、下が交通系カード様式の「社員証」。
社員証は「どこまでも乗れる魔法のス〇カ!?」と呼ばれているらしいです。
社員としてはまあ当然の権利とはいえ、これは羨ましい…。
もちろん家族でも不正に使用すると厳しく罰せられます。
配属は、車両技術の要衛「大宮総合車両センター」になったとのこと。
2017年7月のブラタモリで大宮総合車両センターが取り上げられていましたね。
別に、人生訓とか、社会人の心構えとか、説教じみた話は抜きにして、息子ということも抜きにして、趣味的なことを色々聞いちゃいました。
あっ、E7系W7系のグランクラスについての感想も!?(はい、予習の成果)
息子と差しで呑める年になった、というのもいいものですねー。
2年前他界した親父の心境がわかる気がします。
息子は生チュー、私は黒ホッピーセットで、乾杯!?
今宵の宿は成田駅前なので、総武地下ホームから「成田エクスプレス」に乗車。
息子が見送りしてくれました。 新社会人、気負わず焦らず、それなりに頑張れ~。
東京から約1時間、成田到着です。
成田エクスプレスは、夜の成田空港へ向けて発車していきました。
4月11日火曜日の朝 日本滞在最終日
京成成田駅前から、空港シャトルバスで第2ターミナルへ。
成田は自動チェックインが進みましたね。
端末でチェックインと搭乗券の発券、手荷物の預け入れができます。
クアラルンプール行JL0723の搭乗券です。
ゲートは74、ゲートクローズは10:50
機材はB767-300 古いですが、内装はリニューアルされているので、まあよしですね。
まだ早いので、ゲート前待合室で搭乗時間待ち。
機内に入りました。 マレーシアが拠点となるLCC『Air ASIA』の機材が見えます。
LCCは第3ターミナルだけと思っていたので、第2ターミナルに居るのが意外…。
Lift Off
離陸しました。
高度10,900mで水平飛行。 早速昼食の機内サービスです。
まずはよく冷えた『YEBIS』をいただきます。
「今回の一時帰国に『乾杯!』」(六角精児さん風に)
ビーフオムレツとサラダに味噌汁を、白ワインと共に。
デザートは Häagen Dazs.
航路案内が石垣島近くだったので、外を見てみると!?
石垣島が見えました。
与那国島と並ぶ、日本の西の最果てです。
最新のBoing787や、Airbus A350だと、高度12000mくらいを飛ぶのですが、ひとつ前世代のB767は高度10900mあたりを飛び続けます。
マレー半島を横断し着陸態勢に。西海岸が見えたところで、さらに降下を続けます。
Touch Down
クアラルンプール国際空港に着陸。 マレーシア航空機が見えます。
18:15 サテライトゲートに到着。
サテライトターミナルを抜けて、エアロトレイン乗り場へ向かいます、が。
エアロトレインは運休中なので、メインターミナルへは、再びバス連絡です。
SQ(シンガポール航空)のA350を見上げるように横切り、メインターミナルへ。
クアラルンプール国際空港は未だ自動化ゲートの運用が始まっていません。
この時間帯、各方面からの国際便が錯綜し、イミグレーションは大混雑。
結局19:30近くになって、ようやくARRIVALフロアでドライバーさんに連絡できました。
酒浸りでしたが、中身の濃い、一週間の一時帰国になりました。
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Posted at
2023/04/27 05:05:17