LEN吉のブログ一覧

今より1年前、
世の中、平常を取り戻したとは、
未だ言い切れない頃…。




おうち時間が長いのを良いことに、NゲージのKATOの列車編成セットを、マレーシアから次々と発注...。
徒然なるままに、その歴史的背景や風物を辿ってみたりしていましたが…。

上越線回り北陸方面急行『能登』
☞【Nゲージで鉄旅】 懐かしの43系座席車＋10系寝台急行『能登』


日本海縦貫線大阪、青森間を走破した、急行『きたぐに』
☞【Nゲージで妄想トレイン】 懐かしの10系寝台急行『きたぐに』


購入したどちらの編成も、交流電化区間の北陸本線の牽引機、EF81やEF70は既に入手したものの、上越線や東海道本線など直流電化区間の牽引機が無いことに気が付きました。

昭和30年代から50年代の、直流電化区間の夜行急行牽引機といえば、やっぱりEF58。列車編成セットの説明書にもEF58の写真が載っています。

これは、大宮の鉄道博物館に収蔵展示されているEF58 89、通称茶ガマ。お召牽引機EF58 61と予備機のEF58 60以外では、晩年唯一茶色塗装(国鉄ぶどう色2号)だった機関車です。


そして昨年、その大宮鉄道博物館に、ロイヤルエンジンEF58 61が入線。
正面ゲートを入ったすぐの広場に展示されました。
☞【大宮・鉄道博物館にEF58 61収蔵、お披露目！】鉄道ホビダス2022.10.30


しかし、昭和の上野駅や大阪駅で見掛けた雑多な旧型客車で編成された夜行急行を牽くのは、群馬の横川鉄道文化村に収蔵されているEF58 172のような青いEF58がピッタリです。



これをNゲージで再現しようとすると…、例えばEF58はKATOのEF58 35。
長岡機関区所属で、上越線仕様の前面窓つらら切り用ひさし付き。
以前購入した夜行急行『能登』の牽引機にはピッタリなのですが…!?　
ここにちょっとした逸話が。


EF58 35と36は、デッキ付き箱型車体の旧仕様で製作中のところ、前面2枚窓流線形に設計変更され製作途中で車体を載せ変えられた車両で、側面窓がそれ以降の標準機が5枚のところ7枚となる変形機です。

余った旧形車体は、戦時設計で凸形車体となっていた貨物用機関車EF13の車体更新に転用されました。

この右側のEF58が元々のデッキ付き箱型車体で、左が設計変更後、前面2枚窓流線形のEF58です。


元々、弱め界磁制御などが功を奏し高速安定性能に優れたEF58でしたが、スピード感ある近代的な外観になり、151系電車登場前の昼行特急「つばめ」「はと」から寝台特急ブルートレインの牽引機に抜擢されました。


さて、上野と金沢を上越線経由で結んだ急行『能登』ですが、この写真の牽引機は側面窓が7枚の変形機、つまりEF58 35のようです。
上越線から高崎線に入り、大宮から東北本線を経て上野までを牽引しました。


EF58 36は、このひさし付きの外観のまま宮原機関区に転属。東海道を上下しました。
もちろんこれ以外にも、ひさし無し大窓やHゴム小窓のEF58群は東京機関区や大阪の宮原機関区を根城にして、東海道・山陽スジの夜行急行のほか、関西発の九州方面、湖西線開業前には北陸方面寝台特急ブルートレインも牽引していましたが、おそらくEF58 36には、急行『きたぐに』の大阪-米原間運用もあったのでしょう。


という訳で、思わず購入してしまいました。KATOのEF58 35。
一時帰国の時、自宅に置いてきてしまったので、残念ながら購入模型の写真はありません…。

宮原機関区EF58 36のイメージで、急行『きたぐに』を牽かせてもよい訳です。

こうなると、次はEF16を増備して、上越線、水上-石打間でEF58の補機として重連で分水嶺越えを果たした姿を再現するのもイイですね。




そして...、
ツアー列車になってしまいましたが、今や貴重な客車列車となった「カシオペアクルーズ」と「カシオペア紀行」
現代の客車列車も上越線はEF81単機では越えられないため、奇しくもEF64 1000が補機となって、重連でE26系客車を牽いて山越えしています。

例えば2015年の、
☞『秋のカシオペアクルーズ運転』
「秋のカシオペアクルーズ～みちのく・道南紀行4日間の旅」が上野～登別間で運転されました。
往路は上越線から日本海側を経由し、復路は東北本線経由で運転。上野～長岡間はEF64 1051とEF81 97の重連で上越国境を越えました。


行先が北海道の登別。青函トンネルはJR貨物のEF800が、北海道内はDF200が牽引したことでも話題になりました。

しかし、JR貨物車両増備への予算配分の目的が貨物輸送ということで、団体臨時にせよ旅客列車の牽引は目的外使用になるとの杓子定規な解釈で問題になり、北海道乗り入れは中止に。
ここは鉄道復権のための大局的な見地でまた復活して欲しいものです。


帰国したら、上越山越えのシーナリーセクションでも作ってみようかな。
あっ、急行「きたぐに」の座席車12系も増備しないとね。







☞ELECTRIC LOCOMOTIVE EF58 Vol.5　EF58 35～39

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赤道近くの、
北緯3度8分に位置する、
マレーシア、クアラルンプール市。



典型的な熱帯雨林気候で、年間通じて最高気温は32℃から34℃位になります。
雨の多い高温多湿な地域ですから、クルマに乗ったらカーエアコンは欠かせません。


ある平日の昼下がり、14時頃は気温が一日で最も高くなる時間帯。
もちろんお仕事中なので、約2km離れた第2工場から第1工場へ社用車のPREVIAで移動。

その途中、前から『パシッ』という鈍い音が…!?
一瞬何が起きたのか、よくわからなかったのですが。


第1工場のカーポートでフロントガラスをよく見てみると…!?
真ん中あたりで縦方向にクラックが入っています。長さは15㎝くらい。
放射状の傷は無くチッピング(欠け)はありません。

なので、前車が跳ねた石が当たったとか、前車の荷台から小石が落ちて当たったという感じではなさそう。
とすると、エアコンでキンキンの車内と炎天下の車外の気温差によるヒートショックだったのか？　それにしても突然でしたが。


ドライバーさんにディーラー（UMW TOYOTA）へ持ち込んで点検してもらい、交換用フロントガラスを発注。納期は約2週間。

そして交換。丸1日仕事になるので、代車としてカローラALTISを貸してもらいました。


翌日、ディーラーからPREVIAが戻ってきました。


ウインドシーラーが落ち着くまで約1日間、押えの補助テープは張ったままにしておきます。


翌日、補助テープを剥がして…。



コンドミニアムや会社の登録ステッカーを元のように貼り付けます。
日本だと余計なものをウィンドゥに貼ると車検が通らず『剥がしなさい』と言われますが、マレーシアでは結構な面積や枚数の公私のステッカーを貼っても問題ありません。
が、なるべく死角ができないように貼付。

ちなみに…!?　赤い枠の青いステッカーは納税証明書。
これが無いと公道を走ることができません。



交換したフロントガラスは、日本板硝子製の合わせガラス。
商品名は『LAMIPANE(ラミペーン)』
中間の樹脂層が紫外線吸収層(UV CUT)になってます。



PREVIAの走行距離は14万6988kmになりました。



4年前の赴任時は8万kmでしたから。4年間で6万6000kmとして、１年間あたり1万6500km。まあまあ走ってますねー。
通勤で往復5～60㎞ほどだからそんなものか。



☞先月は、赴任後2回目のバッテリー交換でした。
整備、修理が続きます。

PREVIAクン、これからもよろしく。

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少し前になりますが、
クアラルンプール郊外で見掛けた、
日産のネオクラなセダン。




フロントにはNISMOのステッカー。
しかしナンバーが付いておらず、タイヤの空気も抜けているようです。
長期放置車なのか、ボデーはかなり傷んでいるようですが…。
あー、その後ろにはシビックが見える。


U13系ブルーバードSSSです。
リヤトランクが尻下がりのデザインは、北米を意識した3代目レパードＪフェリーと共通だったものの日本ではあまり理解されず、4ドアハードトップのブルーバードARXの方が売れたので、日本ではあまり見掛けませんでした。
それがマレーシアで残っているとは!?




ここにも、紺色のU12系ブルーバードの後ろのエンジ色のクルマは？


U13系ブルーバードSSSですね。


これはナンバーも生きているようですが、前後の駐車間隔が狭く、やはり放置車なのか…。




ところ変わって、ショッピングモールの駐車場。


白い塗装もキレイな、U13系ブルーバードSSSです。
これは現役で稼働中!?


日本ではマイナー車でしたけど、あるところには結構あるものですね。





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エメラルドグリーンのクルマが給油中。
いや、ここはエアスタンドだから、タイヤのエアチェック中？


こ、これは(@_@)
30カローラセダンですね!?　
CMコピーのフレーズは、
「カロ～ラ♪、サ・ン・マ・ル!?」


ドライバーはご年配の方、とお見受けしました。

報告は5月になりましたが、
4月の、とある休日の朝。



カミさんとレンを連れて散歩していると、軽い排気音を残し坂道を走り去るエメラルドグリーンのクルマが…。

「えっ？」
思わず目を疑いましたが、時すでに遅し。
既に走り去った後で、撮影もままならず。

「もしかして、戻ってきてくれたりしないかなー？」
と、半分期待、半分あきらめで歩いていると。


「おおー（＠＿＠）」
さっきのエメラルドグリーンのクルマが、向こうから戻ってくる!?


画像Getしました。70カローラリフトバックです。
もう日本でも殆ど見掛けることはありません。
グリルのTOYOTAエンブレムと横長ナンバープレートが外国っぽい感じ。


リヤエンブレムはSEなので、グレードは1.5SEでしょうか？ 1.8SE ?
フェンダーミラーとモール類は健在。全塗装したのでしょうか、塗装もキレイです。


走り去る姿を捉えていると、カミさんは「何なの？」と我れ関せずでしたが、何故かレンが反応して、カローラを威嚇していました。


これまでマレーシアで見掛けた70カローラはセダンが殆ど。
昨年、現役で働く70カローラバンを見て感動しましたが、まさかリフトバックに出会えるとは!?

これの後継が、80カローラ/スプリンターの5ドアZX、そして90スプリンターシエロになるのですね。
それにしても、30,50系に続く70系のクーペ的な3ドアリフトバックは、なかなかカッコいいです。


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