音質向上計画①タイヤハウス静音化
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
E60の数少ない不満の中で、かなりのウェイトを占めるオーディオの音質関連。
この不満を解消すべく、丸二日を費やすことを決意。
今日はその初日。
まずはオーディオ云々よりも、車内の静音化から着手と決めていた。
元々ロードノイズに不満があったワケではないけれど、どうせやるなら徹底的に…と言うわけで、コイツをタイヤハウスに塗布すべく作業開始。
2
ちなみにこの写真はリヤ。
リヤのカバーを外すのは、そういうのが苦手な私でも、そう難しくはなかったです。
よくあるパターンで、クリップで止まってて思いっ切り引っ張らないとダメとか、そういうブービートラップの類はありません。
ショックやタッピングの留め具などに、スプレーがかからない様にマスキングをします。
スプレーを噴射すると、黒いビチャビチャの液が散布されます。
コイツを繰り返しスプレーで吹き付けることにより、厚みのある遮音材として硬化するハズなのですが…
以前試したことがある、ハケで塗るタイプの『ノックスドール』とほぼ同じ様な感じでした。
かつてF36ディアマンテに乗っていた時、『これでもか!』ってくらいにノックスドールを塗りまくっても全く効果がなかった苦い経験から、早くも自己満足程度の効果の予感。
3
しかし!
しかし今回は保険の意味合いも兼ねて、住宅建材の分野で評価が高いコイツも同時施工。
オーディオ関連の遮音テストで好成績を収めている製品なので、『ちょっとだけ』期待してます。
4
リアの施工はこんな感じ。
見た目もニオイも、やっぱりかつて空振りに終わったノックスドールによく似ている…。
ちなみに硬化には24時間かかるそうです。
また、1缶でタイヤハウス2個分という触れ込みですが、E60だとタイヤハウス1個に対しスプレー1缶が妥当だと思います。
尚、先ほどの『シャオンスター』は、カバーの内側に貼りました。
5
リアは難なく作業できたものの、フロントのカバーを止めているコイツ!
名前は分かりませんが、コイツを外すのはポイントがあります。
写真だと分かりづらいですが、よぉく見るとコイツの真ん中に実はピンがあります。
このピンを打ち込んで、フェンダーの裏側に落とす(ピンが落ちるまで打ち抜く)ことによって、留め具が手前に抜けてきます。
ピンが刺さったまま内装剥がしとかで、いくら引っ張っても、まず抜けません。
ちなみにこの留め具は、ピンさえなくさなければ再利用ができますが、ピンは打ち込む時に大抵フェンダーの中に落ちて見失うので、実質再利用は期待
しない方がいいと思います。
尚、この留め具はディーラーに行けば在庫はまずあるそうで、1個200円位で買えます。
6
フロントは、リアと違って苦労してカバーを外す割には、スプレーできる領域は殆ど無い為、カバーを外すだけ無駄の様な気がします。
けど、せっかく外したのだから、リア同様カバーの裏側にシャオンスターを貼ろうと思ったのですが、かなりエンジンに近い位置になるので、熱が心配なことから、ボンネット裏用の耐熱遮音(吸音)シートと耐熱テープを貼りました。
あぁ~どうせここまでやっても、どうせまた効果なんてないんだろうなぁ~なんて、半ば諦め気味で作業続行。
7
前期のボンネット裏用の耐熱遮音シートは、以前E60のボンネット裏に貼っていたモノを今回の作業に転用したのですが、ボンネット裏では効果が全く感じられなかったので、ハッキリ言って期待薄です。
そもそもE60のロードノイズに不満があったワケではないのに、ココまで労力と時間を費やしたことに少し後悔。
ただ、つい先日社用でLEXUS LS600hの後部座席に座った際、あまりの静かさに男の嫉妬心に火がついていた為、期待と祈りを込めて作業終了。
8
本当はスプレーが硬化する24時間を待たなきゃいけないのでしょうが、嫉妬心に火がついていた私は、小雨の中愛車をドライブ。
結果…。
走り始めてすぐにロードノイズの低下を体感。
路面が濡れている時は、タイヤから『シャーッ』という雨を弾く音が聞こえるハズなのですが、これが全く無し!
この効果が、エーモン製静音化スプレーのお陰なのか、三菱樹脂製シャオンスターのお陰なのか、はたまたエーモン製ボンネット裏用の耐熱遮音シートのお陰なのか、全く分かりませんが、とにかく驚くほどの静音化には成功です。
終日、中腰の姿勢が多かった為、腰が痛くなってしまいましたが、労力も時間も決して無駄ではなかった様で、大満足です。
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