いよいよ観閲式・総合訓練展示も終わりに近づいてきました。
訓練展示の最後は高速・機動連携訓練展示です。
広い海では救助や犯罪行為、工作船などの主権を脅かす行為に対する対処するため複数の船舶との連携が重要です。
1000トン型巡視船PL-119”すずか”、PL-118”しもきた”総トン数965.3トンです。
比較的大型の1000トン型ですが波に加えて高速機動をしてることもあって激しい波しぶきが発生しています。
今回は海上自衛隊の護衛艦とも連携を組みます。
”すずか”と”しもきた”に加え、DD-123護衛艦”しらゆき”がこれに加わります。
北朝鮮の工作船事件などのように海上保安庁と海上自衛隊の連携は不可欠となっています。
1000トン型巡視船PL-42”でわ”(総トン数770トン)が観閲船隊の横を高速で駆け抜けます。
護衛艦”しらゆき”とともに高速で移動する巡視船”しもきた”
こちらは巡視船”すずか”ですが、波により大きく揺れています。
引き続き機動連携訓練展示です。
巡視船”あかぎ”、”こうや”、”つくば”が編隊を組んで航過後、方向を一斉にかえて観閲船隊と並走します。
こちらは180トン型巡視船PS-14”あかぎ”(総トン数197トン)
”あかぎ”は”らいざん”型巡視船の10番船で今年4月に就役したばかりの最新の巡視船です。
同じく35メートル型巡視艇PC-13”みずなみ”(総トン数113トン)。
”みずなみ”は”はやなみ”型の3番艇で23メートル型巡視艇の後継として建造されたもので、定員の増員や居住性の向上をねらったため、比較的大型の巡視艇となりました。
同じく180トン型巡視船PS-12”こうや”(総トン数197トン)です。
”こうや”は”らいざん”型巡視艇の8番船で、推進システムをウオータージェトの2軸としています。
方向を変更する巡視船PS-13”つくば”とPS-12”こうや”。
観閲船隊に並走する巡視船PS-14”あかぎ”。
同じく観閲船隊に並走する180トン型視船PS-13”つくば”(総トン数197トン)。
”つくば”は”らいざん”型巡視船の9番船で上記の”あかぎ”と同じく今年4月に就役したばかりの最新の巡視船です。
同じく観閲船隊に並走する180トン型巡視船PS-12”こうや”
以上で訓練展示は終了です。
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Posted at
2009/05/04 14:21:43