
先日日曜日、名阪スポーツランドに全日本ジムカーナ第4戦を観戦に行きました。
何やかやで結構久しぶりな名阪。
今回は出張中の宿舎から行くんですが、現在阪神高速の14号松原線が工事の為通行止め。
ですが4号湾岸線三宝JCTから6号大和川線という道があり、そこを通ります。
小生が阪神高速をよく使っていた頃(約20年以上前ですが…。)はなかった道ですが、大阪市内を通らないため名阪国道に抜けるならこの道が通りやすいですね。
宿舎から約1時間半ぐらいで名阪スポーツランドに到着しました。
今回は開会式前に到着したため、JG10クラスの最初から観戦できます。
この日の天気予報では夕方前あたりから雨が降り出す予報。
曇だったんで、気温はそれほど上がりませんでした。
とりあえず、走行中の写真をいくつか。
今回も注目クラスはJG10クラス。
この日は富士スピードウェイでスーパー耐久の富士24hが行われており、今年アルピーヌA110で出場している山野哲也選手が名阪をスキップ。
このクラスはここまで3戦すべて山野選手が1位だったんで、誰が勝っても初優勝。
また、コースは序盤に1か所360°ターンがあるんですが、JG10クラスのみここをスラロームで抜けるようになっていました。
車種は相変わらずバリエーションに富んでいます。

PHEVのプリウスや、

ノート、

スイフト、

レクサスIS、

86、

BRZといった国産車だけじゃなく、

ルノールーテシア、

フォルクスワーゲンゴルフにとどまらず、

ポルシェケイマン、

ポルシェのGT3RSまでいます。
フォルクスワーゲンポロやダイハツコペンも走る予定でしたが、残念ながら出走キャンセルでした。
ISやポルシェなどは車が大きい分スラロームでは窮屈そうでしたが、外周部分では有り余るパワーで走っていきます。
とはいえ、ジムカーナの場合パワーで押しきれない分スーパーカーが有利にはならないんですね。
今回はスイフトの安木美徳選手が優勝しました。
さて、小生もお世話になっている大橋渡選手が走行するJG1クラス。
ここまで第1戦菱井将文選手、第2戦津川信次選手、第3戦大橋選手と毎戦優勝者が入れ替わっている状態。
大橋選手は第1戦第2戦とも2位につけているので、選手権ではトップの状態です。
第1ヒートではこの上位3名が0.3秒内にひしめく激戦状態。

3位は津川選手、

2位は菱井選手、

そして第1ヒートトップは大橋選手でした。
特に2位の菱井選手とは0.04秒差。
第1ヒートが終わった後大橋さんにあいさつに行くと、「もう雨が降ってもいい」と言ってましたw
そして第2ヒート。
トップの3人以外はタイムアップする人はいるものの、3位以上に上がってくる人はいませんでした。

まずは菱井選手はタイムダウン。

津川選手もタイムダウンし、大橋選手が走る前に順位が決定。

ウイニングラン状態でしたが、中間タイムで第1ヒートを上回ります。

ゴールタイムは第1ヒートより0.3秒タイムダウンしましたが、大橋選手が優勝しました。
改造車なんで中身が古いわけではありませんが、30年前の車が競技で勝つのはすごいですね。
結局帰りの道中で雨が降り出し、観戦中雨に降られることはありませんでしたし曇で日差しもなく、快適に観戦できました。
まあ、大橋さんは第2ヒートのJG1クラスが始まるまで「雨降れー」と思っていたかもしれませんがw
今回の名阪、ダートトライアルの観戦仲間の方たちと一緒に観戦しました。
この方たちはジムカーナは初観戦だったんですが、楽しんでいただけたようです。
ダートトライアルは豪快さの中に繊細さを併せ持つ感じですが、ジムカーナの場合1/1000秒を削る繊細さが魅力だと思います。
あと毎回ジムカーナ観戦していると思う「車ってこんな動きできるんだ」という感じも魅力ですね。
JG10クラスがメインになってくると、ジムカーナの見どころである360°ターンが少なくなってくるかもしれませんが、今回のようにクラスでターン有り無しならしばらくは見ることができそうです。
そういえば来年からクラスが再編される予定で、サイドブレーキ有と電動パーキングの車のクラスが分かれるらしい話を聞きました。
まあ現在のJG10クラスのごちゃまぜ感も大好きなんですけどね。
全日本ジムカーナはこの名阪が折り返し。
小生7月の岡山国際も観戦を予定しています。
Posted at 2022/06/09 19:01:30 | |
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レース観戦 | 日記