
先週からエンジンチェックランプが点灯したことによるBRZのトラブル。
先週月曜にオートプロデュースA3で確認してもらったところ、4番ピストンの失火が検出されていました。
そこで一番疑われるプラグかイグニッションコイルを確定させるため、2番と4番のイグニッションコイルを入れ替えて、ランプが点灯するのを待っていました。
とはいえ、入れ替えた後しばらく走りましたが点灯することなく先週末を迎えます。
土曜日に岐阜まで移動していたんですが、高速道路では特に問題なく岐阜まで到着。
ただ、これも以前書きましたが走行中に「コン」とか「バイン」といった音が発生することがあります。
こういった症状を見てもらおうと、大垣のプレジャーレーシングサービスに寄ることに。
大橋さんに相談すると、極稀ににエンジンマウントがヘタッてエンジンがフレームに当たる車があるとの事なので、一度リフトで上げて見てもらえることに。
その際、エキマニとアンダーカバーが触れてバンテージが擦り切れている個所があり、これが原因ではないかとの事。

急を要するトラブルではありませんが処置もしていただいたので、懸念が一つなくなりました。
その後岐阜市内で寄り道をしながら移動していましたが、岐阜市を通りすりたところでエンジンチェックランプが点灯。
すぐさま大橋さんに連絡し、プレジャーレーシングへ引き返します。
ダイアグノーシスで調べてもらったところ、やはり4番の失火が検出されたとのこと。
プラグが一番怪しい感じですが、イグニッションコイルもかなり怪しいとの事。
大事をとってプラグとイグニッションコイルの両方を交換してもらうことに。
プレジャーであれば
HIGH SPARK IGNITION COILがあるので、コイルはこれにしてもらいます。
プラグはHKSのスーパーファイヤーレーシングのM40HLを使用。
どちらも在庫品なんで、すぐに対応していただけました。
というか、純正を取り寄せていたらこの日中には作業できませんでしょうけど。
早速交換してもらいますが、ここで気になることが。
1番ピストンのイグニッションコイルを取り外す際、ねじを外したらコイル上部がポロっと外れたそうです。

コイルケースとブーツの接続部分が割れていました。
ただ、割れた部分の電極は焼けや煤もなくきれいだったんで、これは特に問題ではなかった模様。
とはいえ当然再利用はできないので、ここで交換出来てよかった。
プラグはこんな感じ。

左から1番~4番です。
プラグの焼け方も、メカの方から最近の車はこんなものでしょうとのことだったんで特に問題はなさそうです。
とりあえずこれで安心してアクセルを踏むことができると思っていました。
エンジンもイグニッションコイルやプラグ交換のおかげか、軽く回るように感じましたし。
で、この日はこのまま土岐市のホテルに入り一泊。
日曜日に笠置山モーターパークに向かっていたんですが、到着直前にエンジンチェックランプが再点灯。
これはまずいと思い、オートテストは出走を取りやめ。
大橋さんに再度見てもらえないか連絡したところ、日曜日はイオックスアローザで開催されていたジムカーナの地区戦に出場していたため対応は不可能。
たまたま次の月曜日も仕事が休みだったため岐阜でもう一泊し、月曜の朝一で見てもらえることになりました。
日曜日のホテルではどうしても悪い方向に考えてしまいます。
(エンジンのオーバーホールないしは載せ替えなきゃいけないかなど、車体には問題が無いんで廃車にすることまでは考えませんでしたが)
で、月曜朝一でプレジャーレーシングに向かいます。
ダイアグノーシスで見てもらい、やはり再度4番ピストンの失火が原因とのこと。
色々調べてもらったところ、どうもエンジンチェックランプが点灯するタイミングが、ある回転数で出ることを突き止めてもらいました。
大橋さんの推測では、おそらく直噴インジェクターに問題がありそうとのこと。
前期型の86やBRZではインジェクターのシールが破損することがあるそうで、サーキットなどで高回転まで回す人にはよくあるトラブル。
ですがその場合はエンジンチェックランプが点かないことが多いようで、小生のBRZの場合はインジェクターそのものが壊れかけている可能性があるようです。
インジェクターのシールだけなら部品で取れるようですが、インジェクター本体はASSYでのパーツとなります。
もちろん、1つだけじゃなく4つとも交換すべき。
また、インジェクターを交換するためにはインマニなどエンジン上部のパーツを外す必要があり、どうしても工賃が高くつきますが、エンジン自体を下ろすほどではないんで、小生が思っていた最悪の事態は避けられました。
普通に走るんならこのまま乗っていっても大丈夫とは言われましたが、どちらにしろパーツがそろってから入庫する必要があるため、このまま車を預かってもらってパーツやパッキンなどのパーツをリストアップしてもらって、パーツがそろい次第作業に入ってもらうようにしました。
大橋さんからも「エンジン自体は全然元気なんで、まだまだ乗れますよ」とお墨付きをいただきました。
9月23日の美浜サーキットにも十分間に合います。
とりあえず最悪の事態は避けられましたし、お金はかかりますがこれからまだまだ乗っていくための投資と考えれば安いもの
(と、自分に言い聞かせるw)。
しかし、この症状が出たのが岐阜であったのは不幸中の幸いでした。
プレジャーレーシングの大橋さんには、お忙しい所無理聞いてもらって感謝しかありません。
月曜日は鉄道で帰るために駅まで乗せていただきましたしw
これで安心して走れるようになれば、美浜では小生もベスト更新できるよう頑張ります。