
先週日曜日の話ですが、富山県は南砺市にあるイオックスアローザに全日本ジムカーナの第7戦を観戦に行ってきました。
今年のジムカーナ観戦は2回目。
ブログには書いていませんが、開幕戦もてぎの観戦には行っていました。
今年はもてぎ、スナガワ、菅生が土日で行われるダブルヘッダーで、TAMADA、名阪、イオックス、美川が各1戦の計10戦で行われています。
イオックスは最近隔年での開催ですが、今年も観戦してきました。
前日までは雨が降ったりしていたようですが、当日は良く晴れて気温も高い。
ただ山の上な為か、直射日光を避ければ意外と風は涼しかったですね。
ここイオックスや、ダートラ今庄で良く会う観戦仲間のタープに入れてもらったんで、そこまでしんどくはなかったですね。
ただいつもより余計目に買っていったはずの飲み物が足らなくなり、自動販売機で2本ほど買い足しましたが。
ここからは走行中の車両の写真を。
今回以前このコースで設定されたゴール前のフリーターンが復活。
以前のフリ-ターンより難しく設定され、うまくいけば一発逆転が狙えるように設定されています。

失敗すれば不通過でミスコース扱いなんで、慣熟歩行の際選手の方たちがこの場所で頭を悩ませていた感じですね。
ここからは注目クラスのPE1クラス。
このクラスはATかつ電動パーキングブレーキのクラスです。
いろんな車種がいるのが楽しかったクラスでしたが、最近はA110SやRが増えました。
それでもポルシェやテスラモデル3などの珍しい車が走っています。
このクラスの優勝はA110Rの山野哲也選手。

このイオックスで今年のチャンピオンを決めました。
今回で山野選手はジムカーナで24回目のチャンピオン。
走行後に観客席まで来てV24のステッカーを配ってくれ、小生もいただきました。
他の注目クラスはPE2クラス。
こちらはATかつサイドブレーキがある車両のクラス。

とはいえリヤデフは純正のままなんで、サイドターンはやりにくそう。
去年はこのクラスが成立しないことが多かったんですが、今年はダブルエントリーで選手を集めて開催されています。
ここからは今回小生が気になった車を。
まずBC2クラス藤原広紫選手のTY☆GMR☆クスコ☆シルビア。

S13シルビアですね。
次にBC2クラス藤井やしろ選手のAZURシルビア。

こちらはS15です。
S13は小生が就職したぐらいに発売された車なんで、もう30年は立っている車ですね。
他にBC3クラス安木美徳選手のATSスノコBS4F4モデル3。

テスラモデル3を改造車のBCクラスで走らせています。

車体が大きいのと、この車は電動パーキングなんでパイロンターンは窮屈そうにしていますが、ターンからの立ち上がりの加速がすごかったですね。
さてここからはお世話になっている大橋選手のいるBC3クラス。
現在このクラスは大橋渡選手、菱井将文選手、一色健太郎選手の3人がチャンピオンを争っています。
大橋選手が優勝3回、菱井選手が2回、一色選手が1回で、大橋選手が頭一つ抜けている感じですね。
第1ヒートはまず一色選手が1分14.558を出しトップ。
続いて菱井選手が1分13.694で一色選手を抜きます。
そしてラストゼッケンの大橋渡選手が走りますが、前半でスピンして停止。

左フロントのドライブシャフトが折れてしまったそうで、タイムを残せませんでした。
続く第2ヒート、一色選手はタイムダウン。
菱井選手は最後のフリーターンで勝負をかけましたが不通過判定でミスコース。
最後の大橋選手に注目が集まります。

中間までは若干菱井選手に届かないものの、最後のフリーターンで逆転できるタイム。

とはいえ、フリーターンは無難に8の字でまとめてゴール。
タイムは1分14.186と菱井選手に0.5秒届かず2位で終えました。
ドラシャが折れてしまい、1回目はフリーターンを走ることが出来なかったハンデを背負っての2位ですから、とてもすごいと思います。
これで大橋選手と菱井選手は全くの同ポイントで残り3戦を戦います。
3位の一色選手は首の皮一枚つながった状態でしょうか。
このクラスは最終戦美川までもつれそうですね。
やってる方は大変だと思いますが、見ている方は楽しく観戦できます。
次の菅生はネット観戦ですが、最終戦美川は現地観戦に行く予定です。
その前に今週8月3日土曜日には奥伊吹の練習会にも参加予定。
ここで以前タカタで受けたアドバイスを試してみるつもりです。