サブバッテリー交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
今日はメインバッテリーに続いてサブバッテリーの交換です。
必要な工具は、
・厚手ゴム手袋(絶縁出来るもの軍手でもOK)
※実際、素手でプラスとマイナス両端子を握っても全くビリビリ来ないです。怪我などに対する安全のためです。
・ジャッキ
・ウマ
・タイヤ止め
・トルクレンチ(ホイールナット用)
・トルクスドライバー
・小型トルクスレンチ(ECU BOX裏側外すのに必要)
※トルクスドライバーでは長くて作業出来ない場所があります。ネジから5cm以内の長さのドライバー、もしくはレンチが無いと作業不可です。
・六角レンチ
・養生テープ(バッテリー、コードなどの絶縁用)
・グリス(バッテリー端子の酸化劣化防止用)
置き換え可能なサブバッテリーのスペックは、
・12V、10AH(20時間率)以上、CCA120以上
・サイズ: 150x87x130
・AGMバッテリー
以上のスペックを満たしていれば問題ありません。
サイズは大きくても、小さくても設置に何らかの加工が必要になりますのでジャストサイズが必須です。
そうすると次の2商品に絞られました。
「バッテリーだからブランドに拘りたい」
↓
・VARTA VTX12-BS
「基本スペックを満たしており、一円でも安く」
↓
・オリエンタルバッテリー ZGX12-BS
上記2商品はサイズ、スペック共に純正サブバッテリーと全く同じかほぼ同じで問題ありません。
オリエンタルバッテリーはCCA公表なしです。
因みに私は激安のVARTAを発見、ショップに発注、しかし「在庫有りません」の連絡が...
在庫があるお店の価格は1諭吉突破...
VARTAと言えども韓国製だろうし...
と言う訳で、
みん友のGDBC@ヒロさんお勧めの韓国製オリエンタルバッテリーZGX12-BSを発注。👍
GDBC@ヒロさんはプロの整備士で大きなサイズ14-BSをステー等をご自分で加工されてV40にインストールされています。
バッテリー到着後、作業はスタートです。
¥1,700で買った充電器に活躍してもらおうと補充電開始!
1分未満でフル充電になりました。
オリエンタルバッテリーさん、充電してから出荷は本当ですね。👌
2
作業開始、タイヤを外してウマがけです。
↓
そして青矢印のトルクスネジを外します。
ディスクブレーキで見えませんがタイヤハウスのフエルト角部分、赤丸部分あたりに下から上方向にはめられているボルトも外します。
フエルトはこれで捲れてバッテリーまでアクセス可能になります。
私は今回掃除も兼ねての作業ですからタイヤハウスフエルトを全て外します。
タイヤハウス全体を外す方はタイヤハウス中心の中央にクリップ式のプラスチックの留め具が付いています。
タイヤハウスのフエルトごと引っ張ったら外れました。
3
ハブのサビ落とし、ブレーキキャリパーの鉄粉除去、アンダーガードに溜まったゴミ掃除をしました。
前回落としたナットが出てきました。😂
7年間の青空駐車ですから葉っぱや、木の枝なんか出てきました😅
葉っぱなどが溜まってくると...
雨で葉っぱが濡れる。
↓
太陽光が当たらないので葉っぱが乾かずボディが錆びる。
↓
やがて錆が広がり穴が開く。
と言う結果に繋がります。😱
4
いきなりECUが外れていますが、タイヤハウスのフェルトを捲ると黒いプラスチックカバーが現れます。
ECUカバーです。
↓
カバー表面は4箇所ボルトで止められてます。
↓
カバーを外すとECUが現れます。
ECUはカバーのフックに掛けられていました。
ボルト等で固定はされていませんでしたので簡単に外せます。
またハーネス外す必要はありませんでした。
そして、
これから、
思いっきり大変な作業の始まりです!!!
ECUカバーの裏側を外すのですが見えているネジ2箇所、ドライバーを刺しているネジと赤矢印は簡単に外せますが、このカバーの裏側にある見えないトルクスネジを外さなければなりません!😆😆😆
5
見えない状態で説明しても分からないのでカバー裏面ネジを外してフリーに出来た状態です。
2つの矢印の穴が重なってトルクスネジで締められています。
手が入らないし、ネジが見えないのでアンダーガードに正方形の四角い窓が開けられる様になってます。
写真の下方に見える四角い窓です。
ここをコジッて開けて下側からこの窓を通してネジを確認しながらECUカバーの隙間から手を入れてトルクスネジを緩めます。
小型レンチを使って少しずつ緩めてなんとか外す事が出来ました。
6
アンダーガードの窓、一つ前の写真の四角い窓から覗いた写真です。
つまり地面を枕にして覗き込んで撮った写真です。
赤矢印が見えないネジで、ようやく外れそうになったので落ち着いて写真を撮ることが出来ました。☺️
7
バッテリーは赤矢印の6角ボルト一本でステーに固定されています。
写真はステーのボルトを外して、
マイナス端子外して絶縁した状態です。
かなりステーでキューキュー詰めにされてバッテリー固定されていました。
古いバッテリーに不織布カバーが着せられているので古いバッテリーを外したら新しいバッテリーに着せ替えてから設置です。
キッチリ幅を合わせて奥に押し込みます。
バッテリープラス側の奥に上からバッテリーを押さえ込む金具が付いていますので少しでもバッテリーの底面に余裕がある状態ですとこれに当たって奥に行きません。
引っかかる様ならドライバーなどでコジッて固定して下さい。
8
オリエンタルバッテリーのねじ穴と純正バッテリーのねじ穴サイズが違いますのでバッテリーに付属のネジで付け替えます。(写真、オリエンタルバッテリー上部ビニール袋に入っているネジ。付属で付いて来ます。)
ナット側が固定される四角いタイプのナットなのであらかじめバッテリー端子に入れておくとネジが閉めやすいですが落っことすと大変です。
私はバッテリー固定してからナット入れてボルト閉めしました。
想定の3倍くらい大変でした。
ホイールを外すのは想定どうりでしたが、ECUカバーの裏側を外す作業は不可能かとも思えました。
次にやる時はバンパー外しで行います。
ほんと!疲れました!
見えないネジを手が入らない隙間に無理やり突っ込んで外す!
これは途方に暮れる拷問でした。
参考にさせていただいたDOHI-NETさんブログのリンク貼っておきます。
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