
当時モノの輸出版というややこしいプラモです。
元々はバンダイ製。
バンダイが、金型を改造して、ルーチェAPの後期型の
キットを作ってしまったので、前期型は、当時モノの
バンダイ製かこのエンテックス製を探すしかないのですが
ここ数年、バンダイ製が異常高値(8万円以上?)なので、
うちもエンテックス製をゲットしたという話でして・・・
困ったもんです(笑)。
今はガンダムのプラモの専門メーカーみたいに
なっていますが、その昔、バンダイは自動車のプラモを
沢山発売していました。
当時はプラモ小僧だったので、大枚はたいて(当時でも1200円?だったかな)
バンダイ製の初代セリカのプラモを作ったのがバンダイのプラモとの最初の出会いでした。
ブレーキマスターシリンダーなどの補記類も含め、精密に再現されたエンジンルームから
プロペラシャフトを介してリアアクスルへという、そのプラモを通じて、自動車の基本構造を学びました。
内装の再現もすばらしく、リクライニング&前後スライドする運転席および助手席シート、
ドア、ボンネット、トランクフードも開閉し、ムギ球を仕込めば前後のランプも点灯という
感動のキットでした。
で、
同じシリーズにあったのが、今回ご紹介のルーチェAP。
こちらは、
祖父の家に夏休みに遊びに行った時に、街のおもちゃ屋さんで買ってもらって、
作りました。
プラカラーもニッパーも無い祖父の家で、暇つぶしに作ったので当然、素組みでした。
まあ、そうは言っても、初代セリカ同様に、驚異の精密再現キットで、感動の世界だったのですが、
その時のボディ成型色はレンガ色(笑)。
何で箱絵は白ボディ(エンテックスの箱絵と同じ絵でした)なのに、よりによってレンガ色?
・・・って、ちょっと悲しかった記憶がありますが、実車にもある色だったとは最近知った話。
初代セリカのレシプロエンジンとはだいぶ違うエンジンにも驚きましたし、
セリカの頃はクリアレッドの成型色だったコンビランプ類が、
塗装を考慮してクリアオレンジになっている・・・といった進歩にも感心しました。
このエンテックスのキットは、箱絵と同じ白色ボディだし、
組み立て説明書も当時見たものと図版が同じだし、
お約束のブルーのフロアマットもついてるし・・・
って眺めているだけで、当時を思い出してニヤニヤできる・・・ので
当分は保管ですねえ。
でも、いつかはちゃんと作りますよ(笑)。
Posted at 2011/12/04 22:19:06 | |
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