2016年11月27日
NFL2016後半戦②
お次はNFCです。
NFC東地区
カウボーイズ 9勝1敗
ジャイアンツ 6勝4敗
レッドスキンズ 5勝4敗1分
イーグルス 5勝5敗
カウボーイズはルーキーコンビのQBプレスコットとRBエリオットの活躍で連勝街道を驀進中。WRブライアントも戻って、TEウィッテンと強いオフェンスラインが一昨年のハイパーオフェンスを再現している。これほどまでルーキーコンビが
活躍するとは予想してませんでした。守備陣は平均的ながら、ラン守備はまずまずだし、大崩れはしないだろう。
ジャイアンツは相変わらずのジョーカーぶり。久々にWRクルーズが復帰したが、エースはやはりベッカムだ。守備陣もDEピエールポールにSのコリンズが完全復活して、平均失点ではカウボーイズに負けるものの東地区では守備力が一歩抜けている。カギはQBのE・マニングとRB次第で逆転優勝が見えるし、ワイルドカードも充分だ。
レッドスキンズは前半に出遅れたが、調子を取り戻して来ている。QBカズンズにWRジャクソン、ガーソーン、TEリードのパスにオフェンスラインも安定している。守備陣ではこの地区では見劣りするもののハイパーオフェンスでねじ伏せる力がある。地区優勝は厳しいがワイルドカードには手が届く。
カギは守備陣だろう。
イーグルスはルーキーQBウエンツの活躍で開幕ダッシュに成功したが、強豪との対戦続きでイーブンまで戻ってしまった。
しかし、TEアーツとセレックにWRマシューズとRBスプロールズとターゲットに事欠かないので、オフェンスラインがもう少し機能すれば再び波に乗る可能性もある。
何せ負け越しチームのいない地区なので、ワイルドカード争いは同地区対決で状況が変わるのだから。
NFC北地区
ライオンズ 6勝4敗
バイキングス 6勝4敗
パッカーズ 4勝6敗
ベアーズ 2勝8敗
ライオンズがこの位置にいるのは、全く予想外でした。
カウボーイズはルーキーの力量が分からなかったからだが、こちらはこれと言った目立つ活躍をした選手がいない。強いて言えばQBスタッフォードの後半の勝負強さとWRフラーが予想外に活躍してるぐらい。守備陣も平均失点が20点なので合格点だが、特に目立つ活躍をした選手がいない不思議。
こう言うチームはこのまましぶとく行く可能性が高い。
バイキングスは前半は鉄壁の守備力を誇ったが、イーグルスに負けて以来、対策を立てられたのか負けが込んでいる。
QBブリッジウォーターとRBピーターソンの穴はブラッドフォードとマキノンで埋めてはいるが、得点力には難がある。
幸いにレシーバー陣もディグスとルドルフがいるので、パス攻撃を上手く立て直せれば逆転優勝の目も充分だ。
パッカーズは非常事態と言っていい。とにかくケガ人が多過ぎる。まずはセカンダリー陣が2人、LBが一人、ディフェンスラインが2人も離脱しては守備陣が崩壊しても致し方ない。
RBレイシーまで離脱してはQBロジャースと言えど厳しいと言わざるを得ない。カギは控え選手とセカンドランナーの出来になる。
ベアーズはお約束となったQBカトラーのケガに加え、控えQBまでケガとは泣ける。おそらくは今のQB陣は来年には無く、ドラフトで指名して再建する事になるだろう。WRジェフリーとRBランフォードはリーグでも才能豊かな選手だし、守備陣も意地を見せて欲しい。
NFC南地区
ファルコンズ 6勝4敗
バッカニアーズ 5勝5敗
セインツ 4勝6敗
パンサーズ 4勝6敗
ファルコンズは攻撃陣のタレントが豊富で、特にWRジョーンズとRBコンビのフリーマンとコールマンはQBライアンにとっては最も使い易い選手だろう。ラインも強くリーグ屈指のオフェンス力を発揮している。一方でディフェンスには難がある。後半に向けてケガ人が出てくるから守備陣が奮闘しないと逆転優勝される可能性もある。
バッカニアーズは南地区では攻撃陣の層が一番厚い。QBウィンストンは機動力のある選手だがケガの不安があるが、控えのグレノンは頼りになるQBだし、WRもエバンスを中心としてタレントが多い。守備陣はファルコンズ同様に弱く、優勝には守備陣の活躍が絶対条件になるだろう。
セインツも守備陣の弱さが、目立つ。上記3チームは平均失点が28点前後と下から数えた方が早い。一方で攻撃陣はQBブリーズを中心に固く、まずまず計算出来る。こちらも逆転優勝には守備陣の活躍が必要だろう。
パンサーズはまさかの最下位。堅かった守備陣もLBキークリーがケガで、CBノーマンの穴も補えていない。他の3チームよりはマシだが、立て直せるか?
QBニュートンは調子を上げて来ているので逆転優勝もまだ狙える。
NFC西地区
シーホークス 7勝2敗1分
カーディナルス 4勝5敗1分
ラムズ 3勝7敗
49ers 1勝9敗
シーホークスは相変わらずの鉄壁守備陣がリーグ最少失点で堅い。ワグナーを中心としたフロント7にシャーマン、トーマス、チャンセラーのセカンダリー陣はやはり違う。
攻撃陣もようやくQBウィルソンとTEグレアムの連携が上手く行って来ている。ボールドウィン、ロケットのレシーバー陣も良いし、地区優勝は間違い無い。だが、ウィルソンの足のケガがラン攻撃を減退させている。回復までにRB陣が踏ん張れるかがカギだろう。
カーディナルスは攻撃も守備も昨季より少し物足りない。
フィッツジェラルド、ブラウンのレシーバー陣にD・ジョンソン、エリントンのRB陣をQBパーマーが牽引するのだが、オフェンスラインがイマイチで攻めきれない状況。
守備陣はセカンダリー陣は強力なもののLBに不安があり、平均失点は低いものの接戦で負けている。ワイルドカード争いに残るには攻撃ラインとLB陣の立て直しが必須だろう。
ラムズは攻撃陣が得点力不足。リーグ最少得点ではこの位置も仕方ない。守備陣はまずまず強力なだけに勿体無い。ドラフト一位ルーキーQBゴフに先発が変わるが、基本的にオフェンス力に欠ける。RBガーリーだけに頼らず、レシーバー陣を上手く使わないと上には行けない。
49ers…やはり最下位か。予想はしてましたが勝てる要素が見つからない。ケリーHCのアップテンポオフェンスは49ersには合わない。先発QBをキャパニックにしたが、基本的にラン攻撃が機能しないと、このチームは勝てない。
レシーバー陣も層が薄く、残念な未来しか見えない。
守備陣もボウマンがケガと踏んだり蹴ったり。ラン守備は絶賛崩壊中だ。
もはや来季の構想を練るしかありませんw
こちらはカウボーイズの勢いをどこが止められるかで展開が変わる。東地区は負け越し無しでハイレベルなだけに地区内対戦で上位シードは分からなくなる。
やはり本命はカウボーイズになるが、チーム力はシーホークスが上だし、両チームのシード1・2位は堅そう。
不気味なのはライオンズとジャイアンツ。ワイルドカードで勝ち上がる可能性も高く、台風の目になるだろう。
開幕前はスーパーボウル予想はペイトリオッツ対シーホークスと予想しましたが、今も変わらないです。
しかし、レイダース対カウボーイズの若いQB対決になったら面白いだろうな…と妄想しきりですw
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2016/11/28 00:10:17
タグ
今、あなたにおすすめ