他のサイトで書いた内容をチョイと改編してこちらにもUPしてみようと思います…(・ω・)ノ
10日ほど前に、ビート号でイソマサさんに訪れ、車検の見積もりをしてもらうことにしました…
うちのビート号は、製造されてから今年で28年目を迎えます…
いろいろとガタもきている部分もあるため、車検の際に旧車としてのメンテナンスもお願いするわけですが、新居に越してからは行きつけのショップが比較的近くにできて安心して乗れるようになった分、当然タダではないので維持費を捻出することも念頭に置かなければなりません(;・∀・)
ドックインして、細部まで診断してもらいます…
社長さん、店長さんが舐め回すように診ております(;^ω^)

待っている間は、いったい幾らの見積もりになるか、ドキドキなわけですが(^_^;
途中で店長さんに呼ばれ、車体下の状態を一緒に見ながら説明を受けました。
…で、
見積もりを出してもらったところ…
70萬圓…!!!(爆)\(◎o◎)/
マジっすか…!?(;・∀・)
まぁ、作業内容を見るとかかる費用は納得できる額なんですがね…
エンジンオーバーホールは12年ほど前に行っていて、その後はしっかり管理しているのでまだ大丈夫ですが、
点火系、燃料系、ブレーキ周り、水廻りなどは、ほぼ30年無交換で過ごしてきているパーツも多いわけで、
この辺をオーバーホールしていけば、それなりの額がかかってしまうのは当然のことでして(汗)
イソマサさんをヤフーなどの検索エンジンで検索すると、キーワード入力候補で「ぼったくり」とか「高い」という用語が出てきます。
確かに金額だけ提示されればそういう感覚を持つのはわからないでもないですがね…
でも、そういうふうに言う人のビートがどのくらいのコンディションに保たれているかというと、けっこうツッコミどころが多かったりするんじゃないすかね?(爆)
僕自身もDIYでできるところは自分でやろうとしますが、それをビジネスとしてプロがやるメンテナンスなら、当然それなりのコストはかかるし、個人的には法外な額とは思わないですね…
それでも、
流石に70萬は寝耳に水の金額なので、
「とりあえず、緊急性の高いメンテ項目だけを挙げてください」…と店長さんにお願いしたところ…
車検(&メンテナンス)見積もり再考額…
50萬圓...(汗)
それでも、50萬っすか…(;・∀・)
ま、とりあえず、その日はこの見積書をもらって帰ったわけですが…
帰りの車の中で色々とアタマによぎるモノがあったんですが、
改めて、旧車に乗る意味や価値ってのを考えさせられましたね…
ビートはまだ90年代初頭のクルマで、旧車ではかなり新しい部類の車両ではありますが。
パーツもそこそこ出るし、オーナーも多いため、旧車にしては流通はかなりある方になります。
アクティピックアップ号が足車となった今、
家の立ち上げでも出費がいろいろとある今、
週に一度乗るか乗らないかの28年落ちのクルマに高額をかけて維持する意味や価値とは…?
恐らく、旧車乗りの方の多くは多かれ少なかれこういった問題と向き合わなければならないわけでして。
そして、多くの人がやむなく愛車を手放していくわけです…
ある人は金銭的にギブアップであったり、
ある人はモチベーションが切れたり、
ある人は環境や家庭の問題であったり、
このビート号を手放せば、二度と同じ車種を手に入れられることはないと言っても過言ではないっすね。
例え、将来経済的にもっと余裕が出てきたとしても、一度手放したクルマと同じ車種をもう一度手に入れるという作業は色々な面でパワーが要るもんです(^_^;
そして、街中でビートとすれ違う度に「手放すんじゃなかったなぁ…」という後悔の念が押し寄せてくるはずで…
これは、どんなモノでも言えることだと思うんですが、特にクルマやバイクという対象は、僕ら一般庶民にとって比較的高価で、時代の流れと共に技術や性能が変化していき、しかも愛情や感情を注ぎやすいアイテムだから顕著なんだと思います。
そして、
どんなモノでも、順調に物事が進んでいるときは特に意識もせずに楽しんだり、入れ込んだりできるんですが、
何か問題が起きたとき、もしくは行き先に暗雲が立ちはだかったとき、それをどう処理するかによって、その対象となるモノやその所有者の意味や価値が決まるものだと思うわけです(・ω・)ノ
恐らく、我がビート号を手放せば、買い取り額として手元に舞い込んでくる金額は二度目に出してもらった見積額にも達しないと思います。
自分にとって、その程度の価値や意味を持つクルマなのか…と自らに問いかけてみると、今回の問題は答えが見えてきました。
まずは、今回捻出できる金額を計算してみまして。
その額を元に、50萬圓の見積もりの中から、既に在庫のみとなったパーツや、来年度から値上がりが決定しているパーツを用いる作業の部分のみを抽出してもらい、今回は車検と共にそこまでメンテナンスを行うことにしよう…と。
ちょうど、一昨日はアクティピックアップ号のエンジンオイル交換の時期が来たので、この前の週末に訪れるついでに再度店長さんに相談にのってもらいました…
すると、アクティピックアップ号のオイル交換作業中に店長さんから声がかかり、後ろはブーツからのグリス漏れ、前はブーツの亀裂がもう少しで破けそう…ってことで、ぼちぼち前後4本ともドライブシャフトの交換時期が迫ってきたことが伝えられました…(;・∀・)
全部いっぺんに交換を依頼すると10萬圓コース…(((((((( ;゚Д゚))))))))ガクガクブルブル
足車だからメンテを怠るわけにもいかず…アクティピックアップ号も今のうちから資金を工面していかねば…(汗)
恐らく半年以内くらいには要交換となるはずです…
アクティピックアップ号は毎日の足ですからね…乗り続けていくためにはメンテナンスは必須です(・ω・)ノ
こういった出費も考えた上で、ビート号のメンテにかけられる金額を考えなければならないわけで…
さて、
ビート号の方はといいますと、
再度店長さんに相談にのってもらい、今回は既に在庫のみとなったパーツや、来年度から値上がりが決定しているパーツを用いる作業の部分のみを抽出してもらうことにしました。
店長さんには今回捻出できる上限額を伝え、「その範囲内でできることをお願いします」…と伝えました。
それでも、当初予想していた車検にかかる費用よりずっと高額なんですがね…(汗)
そうは言っても、こればかりは、率先してやっておかないと、乗り続けるならばますます窮地に追い込まれることとなってしまいますからねぇ…
とりあえず、自分が所有しているいろいろなガラクタをネットオークションなどに出品して捻出することにしまして…
ワタナベのホイールも資金獲得のために売り払いました…
僕がライフワークとして趣味でやっている音楽・楽器やバイク・クルマなんていうのは、無くても
「日常生活では」問題なく生きていけます…
じゃあ、そんな
趣味でやっている日常生活には無くても問題なく生きていけるようなモノの意味や価値はどこにあるか…?
実は、
それを決めるのは他の誰でもなく自分自身である…ということの真意は、僕はけっこうイイ大人になってから身を以て知り得ました…(^_^;
例えば、ちょこっと音楽を囓った若者が「No Life, No Music」なんて言ったり、バイクに乗り始めた若者が「一生乗り続けますよ」なんて粋がってたりしますが、
何十年も続けることができてジジイになってから「口に出すのもおこがましい」と思えて、初めて意味や価値が少しわかるもんだな…と(笑)
もちろん、
続けることだけが本当に意味や価値があるものなのかどうかを決めるのも自分自身だしね…
例えば、家族から猛反対されている中で本当に続ける意味があるのかどうか…とか、ありがちな立ちはだかる問題っすね(^_^;
だからこそ、特にお金や時間や労力のかかるような趣味は、
意味や価値をしっかり見出そうとしながらやるべきだと思うわけです(・ω・)ノ
それが見出せて、ずっと続けられるならば、これほど素晴らしいものはないわけで。