遡ること1ヶ月前の話…
最近、鉄の馬よりも
生の馬と触れ合う機会が多い生活を送っておりますが…(^_^;
そんな生馬との戯れが終わり帰路に着く時のこと…
アクティピックアップ号のインジケータパネルに水温のオーバーヒートの警告灯が灯りまして…(汗)
急遽、道沿いのカー用品店に立ち寄りましたが、案の定閉店間際で解決はできず…(-ω- )チーン
ラジエター液はタンクのアッパーラインより増えているので、冷却水が漏れたのではなく、自分の予想ではサーモスタットかウォーターポンプの故障で冷却水が巡回しないのが原因か…
ウォポンは2万kmほど前にタイミングベルト交換時に新品にしてるので、サーモスタットの可能性が濃厚かな…
…くらいにタカをくくっていたわけですが(^_^;
とりあえず、何とか時々休憩してエンジンを冷ましながら騙し騙し走って帰宅しました(;´Д`)
翌朝、任意保険で呼んだレッカーが来まして、
40km先のイソマサさんまで診断を仰ぐため、ドナドナです…ヽ(;▽;)ノ
ナント、夏にホビオ号のオルタネーター臨終で呼んだ時と同じレッカーの会社が来ました…(^_^;
陽も傾いてきた頃に、僕もイソマサさんへ…
実は、事前に電話をもらっていて、先にイソマサさんに辿り着いたアクティピックアップ号のおおよその診断結果は聞いていましたが、
症状としては、サーモスタットやウォーターポンプの故障よりもっと深刻な状態だったわけでして…
なんと…
エンジンのヘッドガスケットが抜けておりました…ガ━━(;゚Д゚)━━ン!!
これにより、修理内容はエンジンのオーバーホールがメインとなってしまうハメに…(;・∀・)
まともに修理してもらったらとんでもなく予想外の出費ですよ…(汗)(;´Д`)ハアハア
アクティピックアップ号は日常の通勤の脚なので、放置するわけにもいかず…
かといって、仮に代わりの中古の安い軽トラを買ったところで、毎日75kmの通勤距離を走っていれば、数年で同様の部位かそれ以上の場所で問題が出てくるわけで、そんなイタチごっこをするくらいなら、このアクティピックアップ号を徹底的にメンテしていってグッドコンディションを常に保っていく方が賢明か…(;・∀・)
このアクティピックアップ号だって、入手時はけっこう程度の良い状態だったわけですよ…
それが3年間で約6萬km走ったところで、総走行距離は11萬kmオーバー…
マメにエンジンオイル交換やその他のメンテナンスをしていても、今回のようなガスケット抜けが生じてしまったわけです…(汗)
これは、中途半端に中古車を買うよりは、エンジンをオーバーホールして外見はともかく中身を新車にしてしまった方が結果的に正解なんでは…?
…と思えたわけでして。
それにしても、この修理代をどこから捻出するかが一番の問題でして…(汗)
う〜ん…(;・∀・)
結局、家族会議をして何とか修理代を捻出することにしたわけですが(;^ω^)
ただ、この時点で僕自身はひとつ確信していました。
ここでアクティピックアップ号のエンジンフルオーバーホールを施したならば、
このクルマをこの先もずっと乗り続けていくことになるんだろうな…と。
こういう災難を乗り越えても維持し続けるモノってのには、否が応でも愛着が湧くことになります。
このクルマを乗り続けていく覚悟みたいなもんすかね…(^_^;
僕はこの経験を既にビート号やバイクでしてきているので、
「アクティピックアップ号も同じ道を辿るのか…」といった感じでして…(笑)(;^ω^)
モノに愛着が湧くまでの行程…
例えば、クルマやバイクに関しては、車検などの度にちょくちょくクルマを買い替えてしまうような人には決してわからない感覚かもしれないっすね…(笑)
そんな感じでイソマサさんにアクティピックアップ号のエンジンオーバーホールをお願いしまして、
1ヶ月ほど借りた代車生活をしておりまして、
先週作業完了の連絡をいただき、昨日引き取りに行ってきました〜!(・ω・)ノ
おぉぉぉぉっ!!!
リビルトエンジンにてフルオーバーホールが終わったアクティピックアップ号がっ!!!
程度良好な中古軽トラが買えるほどの費用をつぎ込み、完成です☆(爆)
コンマ1オーバーサイズの社外ピストンを組み、
各パーツを修正・研磨・すり合わせ等を行い、一部のパーツは更にWPC加工処理まで施し…
(詳細は整備手帳に載せます)
イソマサさんに到着やいなや、支払いもせずに試走を勧められ軽く走ってみましたが、
外見はそのまんまですが、中身は凄いことになっとります!!!(;゚;Д;゚;; )
こ、これは…
羊を被った山羊だな…(爆)
(慣らし運転もしてないからまだブン廻せないし…(;^ω^))
つか、軽トラとは思えんウルトラスムーズなエンジンに生まれかわっとりました☆\(◎o◎)/
上のチビがついてこなかったので、支払いを済ませた後は社長さん&店長さんとアクティ、バモス、そしてビート談義が始まると長話しになってしまいまして…(^_^;
しかし、今回のエンジンブローでつくづく思い知ったのは、
オーバーヒート…いわゆる冷却水による水回り系のトラブルは本当に深刻だと言うこと…(汗)
アクティ、バモス系においては、平成20年以降、コストダウンで部品の統一化が進み、純正ピストンの形状が変わり圧縮が変わってしまったらしくガスケット抜けなどのトラブルが起こりやすい状態になってしまったそうで…(汗)
そんなこともあり、イソマサさんではオーバーサイズの社外ピストンを組み込み対策しているそうです(シリンダーブロック交換するよりスリーブをボーリングした方がコストも抑えられるしね)。
常日頃こういうマニアックな情報を収集しているショップだからこそ対応できる業ですね☆
今回のエンジンブローとは直接関係はなかったですが、アクティピックアップ号もラジエターコアから冷却水漏れが起きていたということで、電動ファンやサーモスタットだけでなく、冷却系は全て一新しております(・ω・)ノ
たかだか軽トラ、酷使してナンボ…という使い方をしている人も多いと思いますが、
使い込んでヤレてくるのは致し方ないですが、「乱雑な扱い方が当然!」というようなのはイタダケナイっすね…
僕にとってアクティピックアップ号は毎日通勤で75kmを走る脚車なわけでして、
当然これまでも労りながら乗ってきましたが、
今回のエンジンフルオーバーホールで、単なる脚車から更に愛情を注げる
「愛車」に生まれかわることとなりました( ´ ▽ ` )ノ
事故で全損…のようなことがない限り、少なくとも仕事を定年するまでは乗り続けるくらいの覚悟でおります!
エンジンブローでドックインした時の総走行距離は118681km、
そして、リビルトエンジンオーバーホール完了(試走を含む)で引き取り時の総走行距離は118798kmです(・ω・)ノ
慣らし運転でエンジン回転数を上げすぎないように気をつけながら無事帰還しました!(`・ω・)ゞ
夕方、集落の大工さんから電話がかかってきて、
「薪として使えるならヒノキの端材を持っていってくれないか?」…と。
けっこうな量の焚き付け端材をGetです!
帰還後、さっそくアクティピックアップ号が活躍しとります…!( ´ ▽ ` )ノ
…ということで、
これからも末永く乗っていきますよ☆(^^)v