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2023年03月14日

350ccのハーレー?!

350ccのハーレー?! 大型でアメリカンなオートバイで有名な【ハーレーダビッドソン】が、中国にて新型モデル「ハーレーダビッドソン X350」を発表しました。
2019年に中国の【銭江モーター(浙江銭江摩托)】と共同で排気量338~500ccのモデルを開発・販売するとの発表をしていたのですが、ついにその市販モデルが公開されました。

※タイトル画像は2019年に公開された「ハーレーダビッドソン 338R」のイメージスケッチで、ほぼ同じスタイルで登場しています。

スタイリングはダートトラッカー「ハーレーダビッドソン XR750」をイメージしたデザインで、水冷DOHC並列2気筒353ccエンジンを搭載しています。
いわゆる“ネイキッド”というジャンルになりますが、オートバイらしい、ちょっと古めかしい感じがするので、日本でも好まれそうなスタイリングです。

ベースとなったのは「ベネリ 302S」で、その排気量を300ccから353ccまで拡大していますが、車体やサスペンションなどは同じものを使用しているように見られます。
【銭江モーター】はイタリア【ベネリ】のオートバイの製造も手掛けているメーカーで、2019年に【ハーレーダビッドソン】と提携したことにより同ブランド最小の排気量となる「ハーレーダビッドソン X350」が誕生したわけです。

「ベネリ 302S」は本格的なロードスポーツ性能を有するモデルなので、十分に期待できるオートバイと言えることでしょう。日本で販売しているモデルでは「ベネリ TNT249S」が近いです。
美しいトレリスフレームに、倒立式フロントフォークやカンチレバー式リヤサスペンション、灯火類はフルLED、デジタルメーターも採用という最新の装備を備えていますが、トラクションコントロールなどの電子制御の情報は未公開です。

現在「ハーレーダビッドソン X350」は中国向けにのみ発表されているようですが、【ハーレーダビッドソン】は【銭江モーター】との業務提携時に中国・アジア向けへのグローバル展開も示唆しているので、今後の展開が気になるところです。
また価格や発売時期も未発表なのでモヤモヤしますが、ちょっと気になるオートバイですね。


・全長:2110mm
・ホイールベース:1410mm
・シート高:817mm
・車重:195kg
・エジンン:水冷4ストローク並列2気筒DOHC 353cc
・最高出力:36.7PS/****rpm
・最大トルク:3.16㎏-m/7000rpm
・燃料タンク容量:13.5L
・変速機:6段リターン
・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=120/70ZR17、R=160/60ZR17


ちょっと車重が重いのが気になるところですが、リッターあたり100馬力以上を発揮していますから決して非力に感じることはないと思います。
「ホンダ FTR」に乗る者からすれば2倍近いパワーを発揮するわけですから羨ましさを感じますし、スタイル的にダートトラッカーというあたりにも気持ちが揺れてしまいます。

ちなみに「ベネリ 302S」とエンジンの性能を比べてみると、
最大出力は3~4%ほど落ちているのですが、最大トルクが20%ほど上がっている(発生回転数は9750rpm→7000rpmと大幅に落としています)のが面白いところでしょうか。

このあたりは【ハーレーダビッドソン】らしさを感じさせるところかも知れませんが、乗り味としてはトルクフルであり、街乗りからツーリングまで楽しめるようなオートバイなんじゃないかなと想像してしまいます。
「ホンダ FTR」に乗る者としては、ますます羨ましくなりますね。


この「ハーレーダビッドソン X350」のほかにも、「ベネリ レオンチーノ500」をベースとした「ハーレーダビッドソン X500」というモデルもあるようです。
このあたりのラインナップは「ホンダ CL300・500」などと同じで、グローバルなモデルとしては当たり前なのかも知れません。

「ハーレーダビッドソン X500」では、より“ハーレーらしさ”が濃く表れている部分も見られるのですが、ダートトラッカー「ハーレーダビッドソン XR750」のデザインから離れているように感じるので、私としては「ハーレーダビッドソン X350」の方がスタイリッシュに思えています。
サイズ的には「ハーレーダビッドソン X350」と大差がないようですから、よりトルクフルな走りが楽しめそうです。

この「ハーレーダビッドソン X350」が日本で販売されることは難しいのではないかという声が聞かれますが、並行輸入して販売するSHOPも出てくると思いますから、きっと日本でも見られるようになると思っています。
それよりも、日本では「ベネリ TNT249S」が販売されていますから、それをベースにして「ハーレーダビッドソン X250」を作ってくれたならば人気が出るのではないかと思いますが・・・妄想の世界でしょうか。笑

とはいうものの、間違いなく様々な規制等をクリアしている現代のオートバイなのですから、私の好きなタイプではないように思えますが、ぜひ実物を見てみたいと思いますし、乗ってみたいものです。

こういうデザインのオートバイには憧れを感じますし、最新のモデルは人に優しいですから、愛車として一緒に楽しい時間を過ごしてみたい?!と思うところです♪
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Posted at 2023/03/14 05:00:56

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