
ほとんど進んでいなかった私のクルマ『HE゙AT CYCLON』のメンテナンス&カスタマイズの計画ですが、仕事の合間に少しづつですが手を入れております。
しかしながら手を入れていくたびに、“ここもやらなきゃ?!・・・”なんて思ってしまって、やるべきことが増えて行っているのが厄介なところです。
まず「バッテリー移設」についてですが、予想していた通りいろいろと手を入れなければならない部分がありましたが、なんとか終了しています。
やはり手がかかったのはリヤエンジンフード内の配線の処理等で、バッテリーからの電源コードの処理で考えてしまいましたが、納得のいくスタイルで仕上げることができたと思います。

トランク部分の仕切り板は、金切りばさみでスッキリと切り取るべく進めていますが、キレイに仕上げようとすると時間がかかかりそうな気もしますし、後からでも作業ができますので後回しにしようかと思っています。
思っていたよりも配線をシンプルにまとめられたと思いますから、ちょっと嬉しいところです。
リヤエンジンフードからの電源コードは、燃料タンクに沿って配線してあり、バルクヘッドから車体の下に流れていくように通してあります。

車体の下に通した電源コードは「マッスルフレームC8」のスグ上を通してあり、コード自体はブレーキおよびクラッチの配管にタイラップで固定してあります。
当初は「マッスルフレームC8」に電源コードを固定するつもりでしたが、冷却水が通っているので少なからず高温になることも考えられますから、コードへの熱害を避けるためにほんの少しだけ離れるようにしてあります。
フロントまで通した電源コードは、そこから運転席の前側に向かって流れるようにしてあり、バッテリーに接続してあります。

バッテリー設置は、先に作っておいたベース台を取り付けるだけなので簡単にいくはずでしたが、純正ノーマルのバッテリー押さえを使用できるようにしたところ、ネジが切ってある棒の長さが少し足りないことが分かったので、新たに固定用の棒を作って固定するつもりです。
「オイルクーラーユニット交換」については、その前に廃盤になった接続ホース(オイルクーラーユニットに接続するΦ14ホース)の代替品を見つけなければならなかったのですが、アッという間に終えられました。

もちろん『S2000』用の「オイルクーラーユニット」は、ちゃんと取付けできています。
今回の作業では“安価な「オイルセンサーブロック(製品として販売しているモノではありません)」”や、“市販の異径パイプアダプター(真鍮材)”を使用して取り付けていますが、それらのパーツにも問題はないことが確認できました。
今回使用しているパーツ「オイルクーラーユニット」+「オイルセンサーブロック」を組み合わせると、こんな感じになります。

真鍮材の異径パイプアダプターは“Φ14×Φ16サイズ”を使用しています(これでも問題はありません)が、製品に付属する部品については、より高いシール性を考えると“Φ14×Φ17サイズ”が欲しいところですが作らないとダメみたいです。

『S2000』用の「オイルクーラーユニット」では、ユニット本体から出ている接続口の方向が今までとは違っていますからウォーターホースの配管を少し考えなければならない点もありましたが、用意していた純正部品の接続ホース(今までと違う車種のオイルクーラーユニットに接続するΦ14ホース)のおかげで、今まで使っていた配管に接続し直すだけで取り付けることができました。
これで『S2000』や『レジェンド』や『シビックtypeR』などに使用されている「オイルクーラーユニット」であれば、『ビート』に取付けられるということがわかりましたから、中古パーツを使用して製品「エンジンオイルクーラー」を提供することも可能になるわけです。
『HE゙AT CYCLON』で使っていた『レジェンド』用の「オイルクーラーユニット」は、中古パーツを利用した製品「エンジンオイルクーラー」として販売したいと考えています。
基本的には今回取り付けたのと同じ仕様にして、すべてのパーツを用意できたところで製品「エンジンオイルクーラー/特別奉仕品」として【ヤフオク!】に出品したいと思っています。
状態の良くなかった“メンテナンスリッド周り”も、車体色と同じ「ミラノレッド」で塗装し直しました。
仕上がりが良いとはいえません(それなりの下地状態で塗装しています)が、パッと見にはかなりキレイになっていると感じていますから、車体に取り付けたならば自己満足に浸れるレベルになることと思います。

私のクルマでは、ハードトップを取り付けてしまうと“ほとんど見えなくなってしまう部分”でもありますから、自己満足できるレベルに仕上げることを目標にしてきました。
それなりに気を遣いながら作業して、悪くない艶々な仕上げになっていますから気持ちは上がりますね。
しかしながら、まだ「スパークプラグ」も「スパークプラグコード」も交換しておらず、「アーシングケーブル」も取り付けていないのですが、その前にやっておかなければならない問題が見つかりました。
それは“エンジンからのオイル漏れ”で、前回の車検(2023年3月)のときにデストリビューターの取付部分からオイル漏れがあることを指摘されていましたので、それが悪化しているようです。
車検も近いことから、まずはそれを修理しつつ、オイルで汚れてしまったエンジンをキレイにしなければなりません。
まずは既存のスパークプラグコードを取りはずして状態を確認していたところ、シリンダヘッドカバーからのオイル漏れもありましたので、仕方なくシリンダヘッドカバーを取り外すことにしたのですが・・・
せっかくなので、これも汚れを落として塗装しておくことにしました。
お洒落に“結晶塗装”でもしておこうかなとも考えたのですが、ただ単にエンジンルームをキレイにしたいだけなので、ここは手持ちの塗料で“艶消し黒色”に塗装してあります。

エンジンルームも見えない所なので“厚めに1回塗り”しただけですが、これでエンジン回りの見栄えが良くなりますから、十分に自己満足できちゃっています。
肝心のデストリビューターの取付部分のオイル漏れ等の確認はまだしていませんが、とりあえずはデストリビューターとシリンダヘッドカバーのOリングおよびパッキン等は手配してありますから、近日中には交換ができようになります。
あれもこれもと“やるべきこと”が増えてしまうばかりで、ちっとも『HE゙AT CYCLON』を走らせることができませんが、既に1ヶ月も店の中に居座って、整備されるのを大人しく待っているように見えてしまうので、この際“やっておきたかったこと”を含めて今回の作業に当っていきたいと思っています♪
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2025/02/01 15:37:38