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2022年06月17日 イイね!

電動モトクロッサー!!

電動モトクロッサー!!いろいろな問題から電動のクルマやオートバイが発表されている昨今ですが、レースの世界でも例外ではなく、新しい風が吹いています。
そんな中でちょっと話題に上がっているのが、
最高出力80馬力!! というハイパワーな電動モトクロッサー『スタルク・ヴォルグ』です。

この『スタルク・ヴォルグ』は今年11月からデリバリー開始が予定されていますが、標準仕様の最高出力が60馬力ということですから、このモデルでも450ccクラスの4サイクルエンジン・モトクロッサーに匹敵するものです。
現在のレギュレーションで最強クラスである4サイクル450cc単気筒エンジンのモトクロッサーの最高出力が60馬力程度であることを考えると、約30%アップの80馬力は驚異的であり、発生する後輪トルクは450ccモトクロッサーの2倍以上になるそうですから圧倒的です。

私がモトクロスをしていた1980年代は2サイクルエンジン・モトクロッサー全盛でしたが、1990年代以降は排気ガス問題などにより2サイクルエンジンから4サイクルエンジンに変わりつつありました。
しかし皮肉にも4サイクルエンジン化は“騒音”という新たな環境問題と生み出すことになったようです。近接騒音測定値が同じでも2サイクルエンジンよりも排気音が遠くまで届く特性を持つ4サイクルエンジンの車両が増加したことにより、今まで騒音への苦情が出なかった地域からも、苦情の声が上がるようになったそうです。

2サイクルエンジン・モトクロッサーよりもハイスピードなレースが可能になったという4サイクルエンジン・モトクロッサーであり、乗りやすく扱いやすくなったと聞いていましたが、別の問題も起きていたようですね。
そういったことを考えると、4サイクルエンジン・モトクロッサーと同等以上の性能を持つ電動モトクロッサーの登場はありがたいと思えますが、私にはエンジン音のしないレース場というのはちょっと想像がつかないものがあります。

上の画像はスノーホワイトのカラーリングが映える『スタルク・ヴォルグ』で、搭載される6kWhのバッテリーは軽量ハニカム形状マグネシウム合金ハウジングを採用しており、それを車体のストレスメンバーに活用することで、車重を110kg(4サイクル450cc単気筒のモトクロッサーと同程度)に抑えられています。
また前後サスペンションはKYB製であり、前後ブレーキにはブレンボ製品を採用しています。
なおバイクスタンドには充電用チャージャーが組み込まれていますが、こんな様子がスタンダードになるのかも知れませんね。

本来エンジンが搭載されるべき部分にモーターやバッテリーがあるわけで、エキゾーストパイプやマフラーがないのはちょっと寂しくも感じますが、それでも無駄なものを排したモトクロスレーサーであることがひしひしと感じられて、とてもカッコいいと思います。
気になるのはその価格で、円安が進んでいる現在では標準仕様の60馬力版で160万円するらしく、ハイパワー仕様の80馬力版だと170万円以上することになりますから、やや高価なモデルということになるのでしょうか。

このマシンを試乗した現役のプロレーサーからのコメントでは、「2サイクルエンジンマシンのコーナリングと4サイクルエンジンマシンのパワーを併せ持つ、両者の良いとこ取りをしたようなマシンだ」と述べていますから、かなり期待できそうです。

特に驚かされるのは、電動ならではのメリットとして、この『スタルク・ヴォルグ』は出力を自由にユーザーが設定することが可能であり、スマホのアプリの操作によってパワーカーブ、エンジンブレーキ、トラクションコントロール、仮想フライホイールウェイトを好みに応じて調整し、最大100のライディングモードを作成することができます。
つまり技量や好みに応じて、2サイクル125ccエンジンの的な特性も、4サイクル450ccエンジン的な特性も作り出すことが可能であり、この1台があれば誰にでも楽しめるというわけです。


国内でも電動モトクロッサーなどの開発が進んでいますが、こちらの画像は『無限』が開発しているモデルです。
ヨーロッパではモトクロスやトライアルの分野では、電動車とエンジン車の“ガチ勝負”が可能な環境が着々と整備されつつありますが、日本にもこうした潮流は定着するのでしょうかねぇ。 
全日本選手権クラスでは電動車(プロトタイプなど)が混じってレースをしたというニュースを聞いたことがありますが、今後が楽しみなところです。


さて私のオートバイ『ホンダ FTR/HE゙AT HOPPER』のカスタマイズ中のフロントフェンダーは、やっと加工を終えて取り付けられる状態になりました。
フェンダーの加工は少し手間がかかりましたが思っていたよりもスムーズに終えていて、その取り付け位置や角度などをいろいろ考えていたところ、やはり取付け用ステーを作り直すことにしました。

なので、そのステーが出来上がるのを待っている状態ですが、すんなりと取り付けられることを願うばかりです。
ちなみにこのフェンダーはラバーマウントで取り付けられるようにしていますが、前方にもう1ケ所固定される部分(揺れ止め)についてはダイレクトに固定するつもりです。

これまでフロントフェンダーのない状態で何度か走らせていたのですが、やはり私としてはフロントフェンダーがないと気持ちが乗りません。
先に紹介した電動モトクロッサーのように、フロントフェンダーがあることがデザイン的に当たり前なので、もうすぐちゃんとしたスタイルで走らせることができると思うと嬉しい気持ちです♪
Posted at 2022/06/17 18:38:46 | 日記

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