
私のクルマ『HE゙AT CYCLON』のメンテナンス&カスタマイズは、作業ができるときにマイペースで進めています。
最近では、ちょっと無理をしてでも作業を進めないと終わらないと感じていましたので、結果的に睡眠時間を削りながらやっております。
車室内のメンテナンスについては、当初はインスツルメントパネルを取り外すつもりはなかったのですが・・・
使っていない「スカイサウンド」を取り外そうとしたら、コンソールまわりをバラさなければならなくなっていましたから、思い切ってインスツルメントパネルも取り外すことにしたんです。

これは“今しかチャンスはない!!”と思ってやったことですが、かなり大げさな作業になった気がしますし、結果的に時間もかかることになってしまったと思います。。
作業のついでに“要らないモノ”も取り去ってしまおうと考えたのですが、まさに“藪蛇”です。
インスツルメントパネルを取り外して目についたのは“錆びついたインナーフレーム”で、『ホンダ ビート』のインスツルメントパネルを取り外したことがある方ならば“気になってしょうがない部品の1つ”でしょう。
『HE゙AT SPRINT』をカスタマイズした時もこの部品をキレイに仕上げて取り付けていたのですが、今回も“見てはいけないモノ”を見てしまったので、やはり同じことをすることになりました。

まずは塗装の下地を作るべくインナーフレームの錆をほとんど落として、次に錆を落としきれない部分は「サビチェンジャー」で処理しておいて、その後に艶消し黒色で塗装してあります。
見えなくなってしまう部分になりますから、厚めの一度塗りにして終えていますが、これで錆とは縁が無くなることを期待しています。
取り外したインスツルメントパネルは、丸洗いすると問題が出そうだったので、クリーナーとタオルで丁寧に拭き上げてから下地を作って、一部の内装パーツと同じように「染めQ」の黒色で塗装して仕上げます。
しかしながら、その前に“やっておかなければならないこと”を多く見つけてしまい、それらから手を付けていくことになりました。汗
その1つがインスツルメントパネルに隠れていた部分の掃除やメンテナンスで、劣化して朽ちたスポンジの交換や、既に壊れていたり使っていない部品の撤去です。
ちょっとやりすぎな感もありますが、うまくできた気もしていて少し満足しています。
また内装カーペットをすべて剥がしてしまったので、その後を気持ち良く過ごせるように“塗装面をアップグレード?!”すべく、ザザッと下地を仕上げて塗装しておくことにしました。
車室内に塗る色はボディと同じミラノレッドがメインになりますが、シートに隠れてしまうような部分はクリアで保護しておく程度にしてあり、運転席・助手席の足元だけ黒色にしてあります。
店の中で塗装作業をするのは好ましくないのですが、やはり“今しかチャンスがない!?”と考えているので、半ば諦めつつ塗装を行っています。
想定以上に手間と時間がかなりかかっていますが、その仕上がり具合に自己満足しながら、少なからず楽しんで作業をしているように思います。

また錆だらけだったシフトレバーケースなども「サビチェンジャー」で大胆に仕上げてあり、カーペットが無くなることで露出してしまう部品なども見栄えを考えて黒色で塗装しておきました。
他にも、見栄えを良くするための工夫を忘れずに行っているので、割りと良い仕上がりになっているじゃないかと思います。笑
せっかくコンソールボックスを取り外したので、この機会に「スピーカー付きラジオ」を取り付けようと思います。
残念ながら『ホンダ ビート』のコンソールボックスには基本的にDINサイズの機器は取り付けできないので、取り付けるための加工が必要になるのがす。厄介なところです。
今までは携帯ラジオを積んで走ることもあったのですが、普通にラジオを聞きながら走るのも悪くないと思って、ワンボディの「スピーカー付きラジオ」を取り付けようと思ったわけです。
ちなみに、このラジオは“ダイハツ車の純正パーツ”なので、抜群の信頼性を感じています。
コンソールボックスの「スカイサウンド」を取り外したスペースはDIN×2サイズほどあるので、DINサイズのラジオの下に“DINサイズの小物入れ”を取り付けようと思っていたのですが・・・
『ホンダビート』のコンソールボックスは下へ行くほど幅が狭くなっていますから、ちょっと難しいかも知れません。
そこで単純に“ブレート”を貼っておけば良いと考えていて、このプレートにシガライターを取り付けておけば便利かなと思っていいます。
何はともあれ、ラジオを取り付けないとインスツルメントパネルが取り付けられないので、さっさとやらなければと思うばかりてす。
まだ“エンジンのオイル漏れ”は修理しておらず後回しになっていますが、それよりも“手間のかかる車室内のカスタマイズ”を進めています。
内装カーペットをすべて剥ぎ取ってしまいましたから、その後をどのように仕上げるか悩みましたが、『HE゙AT SPRINT』とは別の方向で仕上げていて、旧車のスポーツカーらしくなればと思うところです。

車室内の仕上げとして、ドアの開口部などに純正のカバー等は取り付けず、代わりに“ただのモール”を取り付けておくことにしました。
これも『HE゙AT SPRINT』と同じ手法ですが、シンプルかつ旧車らしくなりますし怪我も防げますから、私はとても気にいってるんです。
比較的簡単に見栄え良く仕上げられますから、ついついモールを多用していますが、アクセントにもなっていると感じています。
でも決してモールは安くありませんから、出費が増えてしまって辛いものがありますが・・・涙

肝心のインスツルメントパネルは、フロントウィンドウ脇の固定部分が割れていたので補修が必要になっていますが、この部分は『ホンダビート』でも割れやすい箇所なので仕方ありません。
次に取り外すことはないにしても、ちゃんと固定できるように修理したら、いよいよ「染めQ」で黒色に塗装して仕上げます。
コンソールボックスにラジオを取り付けおえたら、インスツルメントパネルを取り付けることができますから、厄介な車室内のメンテナンスが一段落しそうです。
とはいうものの諸事情により、もう少し時間がかかるかも知れません♪
※私事になりますが、昨日の未明に女房が「くも膜下出血」を発症し、現在は入院して治療していただいております。
緊急手術は無事に終えたものの危険な状態が続いていますので、申し訳ありませんが、しばらくは“土・日の店舗営業を休止”させていただきます。