
3月25日に“私の赤いビート”の車検の有効期限が切れるので、今年も?!継続検査を受けるために【軽自動車検査協会/愛知主管事務所】に行ってきました。
行ってきたのは3月25日のことで、本当はその前日3月24日に行くつもりだったのですが愛猫『ぽんで』の体調が悪くなってしまったので動物病院に行かなければならなくなってしまい、有効期限ギリギリになってしまいました。
有効期間の1日前であれば問題が起きても翌日に検査を受けなおすことができるという“気持ちの余裕”を持ちたかったのですが、毎度のことながら【軽自動車検査協会/愛知主管事務所】に行くときには妙な緊張を強いられています。
ちなみに今回ここへ行くことになったのは、いつもお世話になっている【ホンダカーズ】さんで車検をやっていただけなくなってしまった(幌一式を取り外してハードトップにしてあるためという理由)からで、結果的に自分で“ユーザー車検”を受けに行くことになってしまった次第です。
当日の天気は曇りで、家を出て走り出すと雨が降り始めてきました。
事前に調べた天気予報では、3月24日までは晴天が続くけれど3月25日だけは天気が崩れるということでしたので、余計に3月24日に検査を受けておきたかったのですが、これもまた試練でしょうか。日ごろの行いが問われるような気がします。
検査場に着くころには雨も小粒ながらマイペースで降るようになっていて、正直なところ嫌な感じがしていたんです。
先の【ホンダカーズ】さんのサービスの方の話では、本来幌型のクルマに幌が取り付けられていないのは違法になるということなので車検を受けることができないという話になってしまいました。
同じようなことがずっと以前にもあって、そのときは「オートマック製/ハードトップ」を取り付けたビートだったそうですが、車体の形状を“幌型→箱型”に構造変更申請することで対応したということでした。
それならば同じように申請すべく【軽自動車検査協会/愛知主管事務所】に来て、今回は継続検査ではなく構造変更審査を受けることで手続きを進めて、いざ窓口で書類を提出したところ・・・クレームがついてしまいました。
基本的には車体の形状を構造変更申請では変えることができず改造申請の必要があることと、リヤウインドウは法律で安全性の高い強化ガラスなどの必要があるなど、現状の赤いビートで箱型に変更するのは難しいことを教わりました。
それで継続検査に変更して対応していただくことになったのですが、なんと幌屋根がなくても継続検査を受けることができるということに驚きました。
考えてみれば、私の乗っていた白いビート『HE゛AT SPRINT』は屋根がなかったわけですが、車体の形状は幌型のままになっていたことを考えると納得がいきます。要は車体の形状については、ボディと一体化した屋根の有無で箱型か幌型を区分しているらしく、必ずしも幌型だからといって幌屋根が必要なわけではないということです。
そうはいっても検査場においては違法な状態を見過ごすことができませんから、幌型の車両であってもハードトップを取り付けている以上はリヤウインドウは見逃すことができないということで、もし継続検査を通したいのであればハードトップを取り外してくださいと言われてしまいました。
雨が降っている中でよくもそんなことが言えるなぁと感心してしまいましたが、問題なのはリヤウインドウだけなので今回はハードトップのリヤウインドウ(樹脂ブレート)を取り外すことで対応させてもらうことにしました。

検査場内でハードトップを取り外すのは可能ですが、その置き場所に困りますし、検査場の検査ラインに入ってしまえば建物の中なので雨は気にしなくても良いですが、そこまで行く間は雨の降る中で少なからず過ごさなければなりませんから、ハードトップを取り外すのは避けたいと思っていたんです。
それでハードトップを取り付けたままにして、リヤウインドウがないだけならば走って入れば雨の進入は最低限で済むと考えていて、また帰りに急いで実家の工場(約15分程度で行ける)まで行けばビニールを張るなどの応急処置ができると考えてのことですが、雨の降り方が弱いうちに工場まで行き着くことができてホッとしました。
その後には雨は本降りとなっていたのですが、検査場の方から[道路交通法」に関することをいろいろとお聞きしていたり、この件に関して調べてくれていた(稀なケースのようで数名の検査員で協議などもしていました)時間が長かっただけに、かなりの時間を要することになってしまいました。
私なりに時間に余裕を持っていったつもりでしたが、今回の車検でも検査場の一角で検査員の方から説明を受けていたことを思うと、ユーザー車検に行くたびに何かしらのお世話になっていることが私の緊張の源ですね。
雨の中をリヤウンドウを取り外してガムテープなどで雨水対策をして帰ってきましたが、無事に車検に通ったことだけが幸いだと感じています。
昨日の深夜にはリヤウインドウを元通りに復旧する作業をしていたのですが、25年くらい前に『日産 サニートラック』を乗っていたときに夏になると暑さをしのぐためにリヤウインドウを取り外していたことがある(新車で購入したクルマですがエアコンが嫌いなので取り付けませんでした)のですが、その経験のおかげ?!で何とか無事にリヤウインドウを元通りに取り付けることができました。
今回の経験のおかげで、近い将来にボディの全塗装をお願いする際には自力でリヤウインドウを取り外しておこうと思います。
リヤウインドウのゴムの部分にマスキングをして塗装していただくのに抵抗がありましたので、こうすることで隅々までキレイに塗装していただけるような気がしますから・・・。

話は変わりますが、車検前の整備ではボディからはみ出し気味のタイヤを手持ちの応急対策用のタイヤ・ホイールに変えて、その他には特にやったことはありません(たまにメンテナンスをしていますから最低限の点検等と掃除を実施しました)が、1つだけやり忘れていたことをやっておきました。
それはブレーキホースの固定で、車高調整式サスペンションを取り付けたときにブレーキホースを一時的にタイラップで固定したままにしてあったのですが、それをしっかりと固定しておきました。
固定に使用したのは製品「ブレーキホースバンド」ではなく、ただの「T-ボルトクランプ」です。
自分のために「ブレーキホースバンド」を作るのが面倒だったので、何か使えるものはないかと考えていたところ思いついて使ってみたのですが、これはこれで良いですよ。
バンド巾が広いのでしっかりと取り付けられますし、製品「ブレーキホースバンド」よりもリーズナブルなので、皆さんにもおすすめできます。
これで製品「ブレーキホースバンド」はわざわざ作る必要はなくなりましたね。
私の赤いビートは無事に車検を通すことができましたので、来週からはまた女房の通勤に活躍してくれることになりますが、愛猫『ぽんで』の体調も回復していますので、穏やかな日々が過ごせそうです。
来週からはさらに温かな日が続くということですし、さくらは満開を迎えていますので、う~んと春を楽しみたいものです♪