
私のオートバイ『ホンダ FTR/HE゙AT HOPPER』ですが、新たなるカスタマイズを始めています。
今回は2つのことにチャレンジしていて、外観やイメージを大きく変えるものになることでしょう。
その1つ目は“バックミラーをアンダータイプ(通称:アンダーミラー)にすること”です。
アンダーミラーとは、通常はハンドルの上側に取り付けているバックミラーをハンドルの下側に取り付けることなんですがで、これにより気持ちの良い視界を得られることが期待できます。
以前に「トライアルミラー」と呼ばれる製品を購入してアンダーミラーを試したことがありましたが、思っていたよりも後方の確認ができるとわかったものの、夜になるとクルマのヘッドライトの光が眩しく思えたのが気になりました。
『ホンダ ビート』に乗っていると、後方から走ってくる車両のヘッドライトを眩しく感じることがあります。それと同じようなことをオートバイでも感じさせられるのは好ましくありませんが、スタイルとしては気に入っていたので再びやってみたわけです。

今回のアンダーミラーでは、ちょっと変わったバックミラーを取り付けています。
この超ショートステーのバックミラーは、ずっと以前に『ホンダ ビート』用に製作したサイドミラーで、『ホンダ モンキー』用の純正バックミラーを加工して作った製品なんです。
製品として5set製作して販売していたもので、いつか使おうと思って1setだけ残して持っていたものですが、それを今回は使ってみました。
ステーの短さがほとんど気にならないのが不思議なところで、見た目もなかなかシンプルで悪くないと思ってるのですが、純正ミラーなのでミラー部分が大きすぎる(外径:約10cm)と感じています。
ハンドルの上側に邪魔なものがなくスッキリして好ましいのですが、まるでレース用のオートバイ(モトクロスレーサー等)に乗っているように思えるほど気持ちの良い視界です。

欠点といえば後方の確認がしづらいことで、運転中にバックミラーを見ようとすると大きく視線をずらさなければなりませんから、間違いなく見にくくなってしまいます。
これはクルマでいうと、サイドミラーをフェンダータイプからドアタイプに変えるようなもので、今まで視界の中にあったミラーが視界の外に取り付けられることになってしまいますから、慣れないととても見にくいミラーになることでしょう。
逆に言えば、慣れてしまえば何とかなると思っていますので、まずは慣れることが必要だと考えています。
ちなみにアンダーミラーにしたことで、見えている世界が変わったように思います。
それはまるで『ホンダ ビート』から『HE゛AT SPRINT』に乗り換えたのに似ていると思いますが、フロントガラス周りが無くなってしまったかのような開放感を得られたように思えます。
このミラーの取付け状態では、実質的にミラーの上側1/3くらいが見れなくなっているのですが、燃料タンクへの接触を避けながら、より後方を確認しやすい位置にバックミラーを取り付けようとすると、この位置になってしまいました。
その2つ目は“フロントフェンダーをアップタイプにすること”です。
お手本にしているのが『ホンダ エイプ』だということを先の投稿でお話しましたが、その『ホンダ エイプ』用の純正仕様のフロントフェンダー(リーズナブルな社外品)を手に入れて、とりあえず取り付けてみました。

目指している“スーパーバイカーズ”のスタイルとは明らかに違うと断言できますが、このような短いフロントフェンダーが気に入っていっているので取り付けてみたものの・・・ちょっとカッコ悪いと思います。
どうやらフェンダーの取付け位置が悪かったようで、是正しなければなりません。
今回はうまく取り付けるために専用アダプターのようなステーを作っていたのですが、基本的に『ホンダ FTR』と『ホンダ エイプ』ではフロントフォーク周りの仕様が大きく違いますから、『ホンダ エイプ』のフェンダーの取付け位置を参考にして取り付けたところ約20mmほど後寄りになってしまいました。
またタイヤ径も大きく違いますから、フェンダーの形状も整え直す必要がありますね。
このフェンダーも燃料タンクと同じ赤色にしようと思っていますが、その前にせっかく作ったステーを作り直さなければなりませんので、ちょっとショックを感じています。
それでも、フェンダーの取付け位置や形状などを修正して、赤色に塗りなおしたならば、かなり満足のできるスタイルになるんじゃないかと期待しています。
当初は今まで取り付けていたフロントフェンダーをそのままアップタイプにするつもりでいたのですが、フェンダーのアール(半径)が大きすぎて取り付けできないことがわかり、それで思い切って『ホンダ エイプ』用のフロントフェンダーを試してみようと手に入れました。
他車種のパーツが簡単に取付けできるとは考えていませんから、専用アダプターのようなステーを作って対応していたのにもかかわらず、誤算がありうまく取り付けられませんでしたが、そのおかげでより良い取付け位置が見つけられましたので、次のチャンスを活かしたいと思います。

フロントフェンダーを取り付けるために作った専用アダプターのようなステーというのは、アップタイプのフロントフェンダーのチャームポイントになるように、40年近く前のオフロードバイクで流行っていた「フェンダーブレース」のようなデザインを取り入れてあります。
「フェンダーブレース」というのはフェンダー上部に取り付ける揺れ止めで、長く大きなフロントフェンダーが上下に大きく揺れることを抑えるためのパーツになるのですが、アルミ材のキラリと光る様子がレーシーでカッコいいと感じたものです。
それにしても『ホンダ エイプ』用のフロントフェンダーのままでは、お世辞にもカッコいいとは言えません。
しかしながらサイズ感は悪くないと思っていますから、オフロードバイクではないアップタイプのフロントフェンダーに仕上げたいと思っています。
決して“モタード”のスタイルの真似をするつもりはありませんが、デザイン的には『ドカティ アーバンモタード』のフロントフェンダーの雰囲気が好ましく感じていますので、いちおう参考にしています。

既にフロントフェンダーおよび専用アダプターのようなステーへの加工も始めていますので、来週末には仕上がるように頑張ろうと思っています♪