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HE゙AT DRIVERのブログ一覧

2025年02月25日 イイね!

続3・マイペース?!

続3・マイペース?!私のクルマ『HE゙AT CYCLON』はメンテナンス&カスタマイズの最中であり、残念ながらまだ出口は見えていませんが、ちょっと前に「インスツルメントパネル」の塗装まで終わっています。

まだインスツルメントパネルの取付けにまでは至っていませんが、もう少しで車室内のメンテナンス&カスタマイズ(というよりもリフレッシュ?!)が一段落しそうな気がしています。

インスツルメントネルを取り外した当初は、“取り外したインスツルメントパネルを丸洗いすると問題が出そうなので、クリーナーとタオルで丁寧に拭き上げてから下地を作って・・・”と考えていたのですが、結局は塗装の手間や仕上がりを考慮した結果、自分の入浴時にインスツルメントパネルと一緒に風呂に入って丸洗いしました。

表面だけをキレイにして塗装するのであれば先に考えていた“拭き上げ”で良かったのですが、ちゃんと塗装するために、運転席と助手席の直前に取り付けられている薄いグレーのパーツや空調の吹出し口を取り外してみると、埃にまみれて汚れた状態が目についてしまい、これは丸洗いした方が簡単だ!!ということになった次第です。

女房のクルマ『キャンバス』の洗車用に購入してあったリーズナブルな「洗車セット」を借りて洗ったので、思っていたよりも簡単にキレイにすることができました。
クリーナーには「マジックリン」を使用し、ほぼ全面にクリーナーをスプレイしてから、大・中・小の洗車ブラシを使って隅々まで汚れを洗い流したのですが、拭き上げるよりも数倍楽に思えました。

問題は洗った後の処理だったのですが、その場でインスツルメントパネルをくるくると回して内部に入り込んだ水をできるだけ落として、貼り付けられているスポンジに浸み込んだ水分を含めてザザッとタオルで拭き取って、その後は放置して自然乾燥させておきました。
洗った後のインスツルメントパネルの置き場所をどうしようかと考えましたが、女房が居ないことを幸いとして、結局は風呂場の前に置いたままになっていたんです。

丸1日ほど経ったころに、インスツルメントパネルに水分が残っていないことを確認して「染めQ」の黒色で塗装しました。
その出来栄えとしては“そこそこ”という感じで、キレイに仕上げようと頑張ってみたものの「染めQ」には“ちょっと癖がある”ように思えていて、それが“染めたように仕上がる”ということにつながっているのでしょう。

その「染めQ」が一般の塗料スプレイと違う?!と感じるところは、スプレイ直後に塗料がタレてしまった跡を修正すべく、余分な分を拭き取ろうとしたときに、塗ってある塗料を元から剥がし取ることなく、上に乗った分だけ拭き取れてしまったことがありました。
また塗装後の仕上がり状態においては、下地の状態を反映するかのように妙な濃淡が浮き出てしまうように見えること(素材の質感はそのままにイメージを変える?!)などが気になりましたが、「染めQ」の癖や風合いだと思うことにしています。

なので塗装を終えたインスツルメントパネルをじ~っと見ると、微妙な仕上がり感?!と思うこともありましたが、遠目では悪くない質感にも見えているので、車体に取り付けてしまえば“悪くない出来栄え”だと感じられるんじゃないかなと思っています。
他のパーツの塗装も“そこそこ”に仕上がっていますから、私が思っているよりもバランスが良く、染め感のある落ち着いた風合いになると思いますので、既に旧車の仲間入りをしている『ホンダ ビート』の内装としても“好ましいレベル”ではないかと信じています。笑

以前の記でも伝えていますが、私には“黒色の内装はスパルタンなスポーツカーを感じさせる”と思い込んでいるところがありますから、それで「染めQ」の黒色で塗装し始めたわけです。
これでノーマルの『ホンダ ビート』とは違うイメージに仕上がるでしょうから、より“スポーツカーらしく”仕上がるのではないかと思います。

内装の大きなポイントともなる「座席シート」については、ゼブラ柄の助手席には黒色のシートカバーを用意してあるので、レザー生地ながら見栄えや雰囲気の統一感は出るかと思います。
とはいうものの、運転席は『ホンダ N-one』のシートに取り換えるだけでオリジナルのまま使用しますから、ちょっと浮いた感じになるかと思っていますが、こうした“詰めの甘さ”はお許しいただきたいと思います。

この画像の“チェッカー模様のフロアマット”も取り付ける予定でいますので、ちょっと違和感が出そうな気もしますが・・・笑


さてインスツルメントパネルの取付けができるようになると、次に用意しておかなければならないのがセンターコンソールの内側に取り付けられているスチール製のベースフレーム(機器を固定している台座)です。
このベースフレームはインスツルメントパネルに固定してあったので、インスツルメントパネルを車体に取り付ける前に接続しておかなければなりませんから、その前に1DINサイズの「スピーカー付きラジオ」が取付けできるように加工を施しておかなければなりません。

下の画像が取り付けようとしている「スピーカー付きラジオ」で、ラジオ本体の下側にある「小物入れ」はコンソールボックス内に収めるのが難しそう(=かなり手間がかかりそう)なので、諦めることにしています。

『ホンダ ビート』ではオーディオ機器等を取り付けているベースフレームには、一般的なDINサイズのオーディオ機器は横幅が足りずに取り付けられません。
なので用意していた「スピーカー付きラジオ」を固定する方法として考えているのは、ベースフレームにではなく、外側のコンソールボックス自体に固定しよう(それなりに工夫が必要です)と思います。

これは1DINサイズの「スピーカー付きラジオ」がコンパクトかつ軽量なので、樹脂製のコンソールボックスに取り付けても問題ないと思ってのことですが、強引にボルトで固定するとコンソールボックスが変形してしまうことになるかも知れませんので、スペーサーなどを作って挟むなどして固定しようと考えています。

実は「スピーカー付きラジオ」の取付けをやめて、「DINサイズ対応のカップホルダー」を取り付けようと考えていたのですが・・・
『ホンダ ビート』のセンターコンソール部分はかなり斜めに角度が付いているので、この位置にカップホルダーを取り付けても使えないかも知れないと思い見送りました。
ちょっとカップホルダーに気持ちが動いたのですが、難しかったようです。


今回はバッテリーをフロントボンネット内に移設しているために、少し重量増になってしまうかも知れない?!と思っていました。
しかしながら、壊れていた「スカイサウンド」などの不必要品を取り外していたり、内装の樹脂部品やカーペットも取り去っているので、それなりに軽くなっていることも考えられますから、特に重量増していないのではないかと思っています。

とはいうものの、新たな補強フレームとなるサイドバー「マッスルフレームC2改」を取り付けてしまうと、間違いなく重量増になってしまいますが、クルマの乗り味を大きく左右する“ボディ剛性アップ”のためですから仕方ありませんね♪
Posted at 2025/02/26 16:52:39 | 日記
2025年02月23日 イイね!

サイドバーに期待!?

サイドバーに期待!?私のクルマ『HE゙AT CYCLON』はメンテナンス&カスタマイズの最中で当分は走れませんが、さらなるボディ剛性を追加すべく“サイドバー”の製作も進めています。

現状のボディ剛性に不満があるというわけではありませんが、ハードトップを取り付けているために出る異音をもう少し抑えたい(より抑えられるかも知れない?!)ですし、何よりも“縦方向のボディ剛性を上げる“とドライビングがより楽しくなりますから、ぜひやりたいと思っていたんです。

サイドバーとして「マッスルフレームC2」を取り付けてもよかったのですが、前側の取付け位置を少し高くして“フロアではなくフェンダーにしたい”と思っていましたので、今回は試作を兼ねて製作してみようと思っています。
リクエストがあれば「マッスルフレームC2」の別仕様として製作可能です(『HE゙AT SPRINT』や『HE゙AT CYCLON』で取り付けている製品はすべて製作可能です)が、フェンダーに部品を取り付けるためには少し問題が出ますので、一般の方の場合には考えてしまうかも知れませんね。汗

「マッスルフレームC2」の前側の取付け部分をフェンダーに固定すると問題になるのが“ボルトでの固定ができない”という点で、フェンダーの裏側は袋状になっていて手が入りませんから、固定するためには“フェンダーに恒久的取付方法を行う”しかありません。
具体的には、溶接して取付けポイントを作ってしまうのが理想的だと考えますが、さすがにそれは面倒かつ厄介なことにもなりかねませんので、今回の場合はステンレス材の「ブラインドリベット」で固定することになります。

とはいうものの“フェンダーのどの位置に固定するのか?!”によって難易度が変わりそうで、私としてはできるだけ高い位置に取り付けたいと思っているのですが、フェンダーの形状を考慮すると・・・フロアから15~20cmくらいが限界になりそうです。
下の方であれば比較的取り付けやすそうな形状をしているので楽そうですが、少し上に移動すると段差があったりしますから、フロアから15cmほど上の位置あたり(サイドシルの上端と同じくらいの高さ)に決まりそうです。

「マッスルフレームC2」の後側の取付け部分は幌のフレームを固定しているボルトで共占めしていますが、今回は既にBピラー部分を左右につないでいるフレームが取り付けてあるので、それに接続用ステーを溶接しておいてサイドバーを接続(取付け固定)します。
構造的にはなんら「マッスルフレームC2」と変わりませんから「マッスルフレームC2改」と考えていただきたいと思いますが、通常の製品と異なるのは前側の取付け部分の位置が変わることにより、サイドバー自体の取付け位置が変わってしまうことです。

フロアではなくフェンダーから「マッスルフレームC2」のフレームバーがリヤ側に伸びてくると、クルマへの乗り降りが難しくなることも考えられますから、サイドバー部分の途中を曲げておくことで乗り降りが容易になるようにしたいと思います。
現実的にはパイプを曲げるのは難しいので、パイプを切って溶接して“くの字”に加工して作る予定です。

【プランA】としては、サイドバー自体を水平方向に這わせるとサイドシルのすぐ上側を通る形になるのですが、後側の取付け位置がかなり高いのでドライバーの腰あたりの位置から上方向に曲げた形状になります。
結果的にパイプ長が長くなってしまうので、パイプが曲がっているあたりでボディに接続するポイントを増やす(板材の支えを取り付ける)のが無難かも知れません。


【プランB】としては、通常の「マッスルフレームC2」と同じように後側の取付け位置に向かってサイドバーを通しますが、そのまま接続すると乗り降りがかなり難しくなるので、接続部分の少し前あたりでサイドバーを曲げた形状を考えています。
こちらの場合の方が側面からの衝突の際に乗員の保護効果が高くなりそうなので好ましいのですが、乗り降りのしやすさを考えると曲げるポイントが難しいところでしょうか。


どちらの形状でも「マッスルフレームC2」としての機能には何の問題もないと考えていますが、製作には余分な費用(パイプ部分の加工代)がかかるので、こうした仕様変更案は私の頭の中だけの話になっていたんです。
サイドバーの仕様としては、通常の「マッスルフレーム」に使っている“Φ32mm(肉厚2mm)パイプ”を使用し、両エンド部分は5mm厚のプレートを溶接しておいて、M10フランジボルトで固定するので「マッスルフレームC2」と変わりません。

既存のBピラー部分を左右につないでいるフレームにサイドバーを結合させることになりますから、結果的に相互にボディ剛性を高められることになりますので、相乗効果も期待しています。
そのためではありませんが、前々からこの「Bピラー部分を左右につないでいるフレーム」にあと1~2ヶ所ボディに接合できるポイントを増やしたいと考えていたので、今回はそれも実施(1ヶ所増)することにしました。


このサイドバーには“ボディ剛性アップ”を期待していますが、それとともに別の期待もしています。
それが“「ニーサポート(膝当て)」を取り付けること”で、コーナーリングの際に右脚/右膝を横方向に踏ん張れるような“当て”を作りたいと思っていて、「バケットシート」でなくともドライビングを楽しめるようにしたいと思っています。

ずっと以前には、ドアの内側に取り付けられる「ニーサポート」が某ショップで製作されていて、うちでも販売させていただいたのですが、既に廃盤となり手に入れることができませんから、そういう製品が欲しいと思っていました。
だったら自分で作ればよい?!と思ったものの、その“当て”を支えるところを思いつかずに現在に至ります。

仮に「バケットシート」が取り付けられていたとしても、この部分の「ニーサポート」はあって欲しいモノの1つですから、サイドバーと同じくらいありがたいと感じられることになると思います。

『HE゙AT SPRINT』でも“専用の「ニーサポート」”を作って取り付けていたくらいですから、ドライビングを楽しむための工夫としては重宝しますし、ぜひ欲しいパーツですが、『HE゙AT CYCLON』に取り付けるのは容易ではないかも知れません。

仮にサイドバーの位置が少し高くなる【プランB】で製作したとしても、まだまだ膝の位置にはサイドバーはありませんので、「ニーサポート」を取り付ける位置としてはバーのパイプから離れた位置になりそうなので、ボルトオンでの後付けパーツとしては難しくなります。
どうしてもサイドバーに「ニーサポート」を取付けようとするならば、やはり溶接する方法になるのですが、ちょっと厄介ですね。


話は変わりますが・・・
私のクルマ『HE゙AT CYCLON』では、ずいぶん前にエアコンという快適装備は取り外して無くなっていまして、さらに内装のカーペットまでは剥ぎ取られてしまいましたが、屋根はもちろんのこと、ヒーターもパワーウィンドウもありますから『HE゛AT SPRINT』とは段違いの“ありがたさ”を感じます。

私が初めて乗ったクルマ『トヨタ パブリカトラック』では、内装はビニールが貼ってある部分もありましたが、ほとんどが塗装が施された鉄板のままであり、現状とほぼ変わらない状態かなと思いますから、なんだか懐かしくも感じます。
まぁパワーウィンドウが付いているだけ『ホンダ ビート』の方が豪華に思えていますが、どちらでも私としては気になりません。

“私の考えているスポーツカー像”に『HE゙AT CYCLON』はかなり近づいていると思っていて、あとは用意してある『ホンダ N-one』の運転席シートが取り付けられれば、そこそこに“イメージ通りのスポーツカー”が出来上がると思います。
走りを優先するならば「バケットシート」が欲しいところですが、もともとは女房が乗ることを考慮してそうしなかったわけで、今となっては“悪くなかった選択”だと思っていますよ。

用意してある『ホンダ N-one』の運転席シートは、【ヤフオク!】で手に入れた“新車から取り外したもの”であり、新品に近いキレイな状態なシートので女房に気持ち良く乗ってもらえることを期待していました。

女房には新しいクルマ『ダイハツ キャンバス』がパートナーになってくれていますから、もう『HE゙AT CYCLON』を運転する機会はほとんどなくなってしまったように思いますが、何かの折には運転できるようにしておくのも悪くないと思っています。

また人気コミック&アニメ【頭文字D】の中では、主人公の父親が“ストリートでは「バケットシート」なんて必要ない”と言っていたシーンもあったような気がしますから、そういうのもアリかなと思います。笑
とはいっても、ハードなスポーツドライビングを楽しむときには、純正シート&3点式シートベルトでは身体を固定しておくのが難しいですから、新たに「5点式シートベルト」を取り付けようと考えています。

今回のサイドバー「マッスルフレームC2改」を取り付ける際には、この「ニーサポート」を追加するつもりであり、それによって純正シートでも身体を支えやすくしようと思います。
さらに「5点式シートベルト」を併用すれば確実にクルマに身体を固定することができると思っていますが、『ホンダ N-one』の運転席シートを選んだ理由の1つは“ヘッドレストが取り外せること”でしたから、レーシングタイプのシートベルトが難なく取り付けられるわけです。


『ホンダ ビート』では「マッスルフレームC2」を取り付けると、少なからず乗り降りに支障が出ることはわかっていますが、その効果と恩恵はとても期待できる“補強フレーム”ですから、そういったことを気にしない方には“おすすめしたい製品”です。
私のクルマ『HE゙AT CYCLON』にとっては、これが“最後の補強フレーム”になると考えていますから、いよいよ“ボディの完成”になると思いますし、その乗り味にも期待をしています♪
Posted at 2025/02/23 20:50:13 | 日記
2025年02月18日 イイね!

デュアルパーパス!?

デュアルパーパス!?私は“【ホンダ】の古いタイプのオフロードバイク”をとても気に入っているのですが、今となっては“古臭い?!”と思われそうな“空冷式エンジン”を搭載している『XL』および『XR』シリーズが大好きです。

特に好きなのは1981年式の「XR200R」ですが、こちらはスタイルよりも乗り味が気に入っていて、あのフィーリングをまた味わいと思うところもあって「FTR」に乗り始めたようなものです。

とはいえ、再びオートバイに乗り始めて気付いたことは、何よりも面白いと感じるのは“オートバイは人が乗って走らないと自立できない”という当たり前のことで、さらに“カーブでは車体を深くバンクさせて走るバランス感覚”だったりしますが、何よりも“リヤタイヤが地面を蹴飛ばすように加速していくフィーリング”が良いですね。

より走りを楽しもうとすると、そこそこのパワーやトルクが欲しくなってしまうことになりますが、オートバイを走らせること自体が面白いと感じられますから、純粋なスポーツカーと同じように乗っているだけで楽しいんです。

「FTR」に乗りたいと思ったのは“ダートラッカーっぽいスタイル”であり、「XR230」や「XL230」と同じエンジンを積んでいて、オフロードバイクらしいフレームや雰囲気などが好ましかったからですが、そんな中に“ストリートファイターらしさ”も感じていたんです。
再びオートバイをもっと楽しみたいと思ったとき、より自分の好みのスタイルに近づけようとカスタマイズを始めました。
憧れていた“ストリートファイターっぽさ”にはこだわりたいものの、レーサーに近いスタイルではなく普通のオートバイっぽいスタイルが欲しいと思うようになって、今では1970年代のオフロードバイクに近いスタイルになっているように思います。

【ホンダ】の『XL』および『XR』シリーズが好きな理由の1つには“私は赤色が好きだったこと”が挙げられますが、オートバイに乗るんだと決めてから4ストローク単気筒エンジンに惹かれてきましたから、自分が乗れそうなオートバイとして『XL』がとても身近に感じられていたのだと思います。
1970年代には『XR』シリーズは海外モデルしかありませんし、基本的には競技用のモデルですから“憧れのオフロードバイク”という意味合いが強かったので、私にとっては『XL』シリーズこそが本命でした。

今年は、日本で初めて『XL』シリーズとして登場した「XL125」と「XL250」が発売されてから50周年を迎えるのだそうで、どちらも1975年5月に発売されています。
私が自動2輪(小型)の免許を取った時には既に「XL125S」が登場していましたから、その初期型モデルを新たな愛車にして乗っていましたが、それまではずっと雑誌等で「XL125」と「XL250」を見つめ続けてきていましたので、初代のクラシカルなモデルもとても好ましく思っています。

それにしても、とても重厚感のある雰囲気を持っているように見えますが、残念ながら軽そうには見えません。
また「XL250」の分厚いシートは必要なんだろうか?!と思うことがありましたが、今時の感覚でいうならばもう少し薄くした方がいろいろな面でメリットがあると思いますよね。笑

気になっていたのは「XL125」で、私にとっては50ccバイクからの次のステップになりましたから、まだまだ運転の未熟すぎる自分に見合うのは125ccだろうと考えていました。
それに「XL250」はかなり大柄な車体に見えていて、乗ったらカッコよく見られそうだなと思いつつも、当時のモデルは先代の「SL250S」よりも10kg以上も重くなってしまい車重が148kgもありましたから、私の手には負えそうもないオートバイだと思えていました。

当時のカタログでは、“オンロードでもオフロードでも走りを楽しめること”を謳っていますが、さらに「XL250」では“デュアルパーパス”という言葉も載せてありました。
「XL250」では新設計のフレームにより最低地上高245mmを確保しつつ、エンジンは4ストローク単気筒4バルブで最高出力は20psを発揮します。また左右のクランクケースカバーには軽量なマグネシウム合金を採用していたのですが・・・
オンロード走行を意識し過ぎていたのかも知れませんが、オフロードバイクとしては物足りなさを感じさせることになってしまったのではないかと思います。

海外モデルでは175ccとか185ccという中途半端な排気量のオフロードバイクが販売されているのを知って、ベースとなるのは「XL125」で排気量だけが大きくなっているモデルでしたから、とても羨ましく思ったことがありました。
免許のことを無視して排気量アップすれば、より楽しいオートバイになるんじゃないかと考えたのですが、日本でも数年後には200ccのオフロードバイクが登場しますが、小型で軽量な車体はやはり走りが楽しくなっちゃいます。

「XL125」と「XL250」ではエアクリーナーやマフラーにこだわって静かなエキゾーストサウンドを達成していますが、当時は暴走族が社会問題になっていましたから特に排気音には神経を使っていたのかも知れません。
またタイヤと一緒に稼働するフロントフェンダーであったことも、道を選ばずに走れることをアピールしていたように思いますが、静かで粘りのある4ストローク単気筒エンジンは“旅の相棒”としては悪くなかったのではないかと思いますね。

それぞれのカタログには旅を意識させる内容も記されていましたが、「XL125」と「XL250」は元祖アドベンチャーバイクと言えるでしょう。
それから燃料タンクには新デザインのウイングマークが付けられていて、私の「FTR/HE゙AT HOPPER」の燃料タンクにも同じようなマーク(オールドウイングマーク)を貼り付けていますが、このマークは同時期からオン・オフモデルだけでなくモトクロスマシンにも採用されている“1つの時代を表すマーク”になっています。

その後「XL250」は、1978年にフロント23インチタイヤを採用した「XL250S」にモデルチェンジしました。

このモデルでは、スタイルが良かったこととともに軽量かつ足着き性も良好なことなどで大ヒットして、4ストロークのオフロードバイクのイメージを変えたと思います。
私は【ホンダ】のオフロードバイクらしいカラーリングの初期型モデルが好きなんですが、ちょっと野暮ったさを感じる(ごめんなさい)ものの、それまでの“ホンダらしさ”を強く感じています。

私の愛車となった「XL125S」も初期型モデルでしたから同じようなカラーリングで、燃料タンクからウイングマークがなくなってしまいましたが、これはこれで気に入っていました。

むしろ次期モデルの『XR』風のカラーリングの方が好ましく思えず、燃料タンク上部の艶消し黒色塗装が気に入らなかったのかも知れませんし、単なる嫉妬心からきたものだったのかも知れません。

この頃の「XL125S」と「XL250S」では赤色といっても朱色に近い感じのカラーで、なんだか柔らかいイメージがありました。
まだリヤサスペンションは2本サスタイプを採用していましたが、レイダウンされた長いサスペンションユニットはとてもカッコいいと感じていて、簡単に2本サスタイプに変更できるならば「FTR」でもやってみたいと思ったりもしています。

1981年には、リヤサスペンションにプロリンク式を採用した「XL250R」に大きく進化しました。

スタイル的には『XL』らしくなくなったように思いましたが、エンジンが黒くなったことで精悍さは増したように感じましたね。


その2年後には早くも「XLX250R」にモデルチェンジしたことにより、『XL』としてのシリーズは終わってしまいます。
この頃はモデルチェンジ等のサイクルが早かったので、性能もスタイルもどんどん進化していったように思いますが、“求められるもの”が次々に新しくなっていくような時期だったのかも知れません。

メーカーのセールスとしては『XR』の雰囲気を取り入れたマイナーチェンジ後の「XL250S」が最もヒットしているのではないかと思いますが、今見るとなかなかカッコいいと思えます。

それでも、私としては初期型の「XL250S」の方が“デュアルパーパス”らしくて好きですね。


「XL250R」以降のモデルでは、ゼッケンプレートを模したフロントカウルやサイドカバーが当たり前のようになっていますが、モトクロスマシンらしく勇ましくなったスタイルも悪くないのですが、本来のオートバイらしさが影をひそめてしまったように思います。

初期型の「XL250S」ではサイドカバーがコンパクトで“トレールっぽい”のが好ましく、デュアルパーパスらしいオートバイの雰囲気があって良いと思います。
愛車だった初期型の「XL125S」は性能的には物足りないところがありましたが、やはり“場所を選ばず楽しめるオフロードバイク”を感じられて良かったと思います♪
Posted at 2025/02/18 21:07:03 | 日記
2025年02月15日 イイね!

続2・マイペース?!

続2・マイペース?!私のクルマ『HE゙AT CYCLON』のメンテナンス&カスタマイズは、作業ができるときにマイペースで進めています。
最近では、ちょっと無理をしてでも作業を進めないと終わらないと感じていましたので、結果的に睡眠時間を削りながらやっております。

車室内のメンテナンスについては、当初はインスツルメントパネルを取り外すつもりはなかったのですが・・・
使っていない「スカイサウンド」を取り外そうとしたら、コンソールまわりをバラさなければならなくなっていましたから、思い切ってインスツルメントパネルも取り外すことにしたんです。

これは“今しかチャンスはない!!”と思ってやったことですが、かなり大げさな作業になった気がしますし、結果的に時間もかかることになってしまったと思います。。
作業のついでに“要らないモノ”も取り去ってしまおうと考えたのですが、まさに“藪蛇”です。

インスツルメントパネルを取り外して目についたのは“錆びついたインナーフレーム”で、『ホンダ ビート』のインスツルメントパネルを取り外したことがある方ならば“気になってしょうがない部品の1つ”でしょう。
『HE゙AT SPRINT』をカスタマイズした時もこの部品をキレイに仕上げて取り付けていたのですが、今回も“見てはいけないモノ”を見てしまったので、やはり同じことをすることになりました。

まずは塗装の下地を作るべくインナーフレームの錆をほとんど落として、次に錆を落としきれない部分は「サビチェンジャー」で処理しておいて、その後に艶消し黒色で塗装してあります。
見えなくなってしまう部分になりますから、厚めの一度塗りにして終えていますが、これで錆とは縁が無くなることを期待しています。

取り外したインスツルメントパネルは、丸洗いすると問題が出そうだったので、クリーナーとタオルで丁寧に拭き上げてから下地を作って、一部の内装パーツと同じように「染めQ」の黒色で塗装して仕上げます。
しかしながら、その前に“やっておかなければならないこと”を多く見つけてしまい、それらから手を付けていくことになりました。汗

その1つがインスツルメントパネルに隠れていた部分の掃除やメンテナンスで、劣化して朽ちたスポンジの交換や、既に壊れていたり使っていない部品の撤去です。
ちょっとやりすぎな感もありますが、うまくできた気もしていて少し満足しています。

また内装カーペットをすべて剥がしてしまったので、その後を気持ち良く過ごせるように“塗装面をアップグレード?!”すべく、ザザッと下地を仕上げて塗装しておくことにしました。
車室内に塗る色はボディと同じミラノレッドがメインになりますが、シートに隠れてしまうような部分はクリアで保護しておく程度にしてあり、運転席・助手席の足元だけ黒色にしてあります。

店の中で塗装作業をするのは好ましくないのですが、やはり“今しかチャンスがない!?”と考えているので、半ば諦めつつ塗装を行っています。
想定以上に手間と時間がかなりかかっていますが、その仕上がり具合に自己満足しながら、少なからず楽しんで作業をしているように思います。

また錆だらけだったシフトレバーケースなども「サビチェンジャー」で大胆に仕上げてあり、カーペットが無くなることで露出してしまう部品なども見栄えを考えて黒色で塗装しておきました。
他にも、見栄えを良くするための工夫を忘れずに行っているので、割りと良い仕上がりになっているじゃないかと思います。笑


せっかくコンソールボックスを取り外したので、この機会に「スピーカー付きラジオ」を取り付けようと思います。
残念ながら『ホンダ ビート』のコンソールボックスには基本的にDINサイズの機器は取り付けできないので、取り付けるための加工が必要になるのがす。厄介なところです。

今までは携帯ラジオを積んで走ることもあったのですが、普通にラジオを聞きながら走るのも悪くないと思って、ワンボディの「スピーカー付きラジオ」を取り付けようと思ったわけです。
ちなみに、このラジオは“ダイハツ車の純正パーツ”なので、抜群の信頼性を感じています。

コンソールボックスの「スカイサウンド」を取り外したスペースはDIN×2サイズほどあるので、DINサイズのラジオの下に“DINサイズの小物入れ”を取り付けようと思っていたのですが・・・
『ホンダビート』のコンソールボックスは下へ行くほど幅が狭くなっていますから、ちょっと難しいかも知れません。

そこで単純に“ブレート”を貼っておけば良いと考えていて、このプレートにシガライターを取り付けておけば便利かなと思っていいます。
何はともあれ、ラジオを取り付けないとインスツルメントパネルが取り付けられないので、さっさとやらなければと思うばかりてす。

まだ“エンジンのオイル漏れ”は修理しておらず後回しになっていますが、それよりも“手間のかかる車室内のカスタマイズ”を進めています。
内装カーペットをすべて剥ぎ取ってしまいましたから、その後をどのように仕上げるか悩みましたが、『HE゙AT SPRINT』とは別の方向で仕上げていて、旧車のスポーツカーらしくなればと思うところです。


車室内の仕上げとして、ドアの開口部などに純正のカバー等は取り付けず、代わりに“ただのモール”を取り付けておくことにしました。
これも『HE゙AT SPRINT』と同じ手法ですが、シンプルかつ旧車らしくなりますし怪我も防げますから、私はとても気にいってるんです。

比較的簡単に見栄え良く仕上げられますから、ついついモールを多用していますが、アクセントにもなっていると感じています。
でも決してモールは安くありませんから、出費が増えてしまって辛いものがありますが・・・涙

肝心のインスツルメントパネルは、フロントウィンドウ脇の固定部分が割れていたので補修が必要になっていますが、この部分は『ホンダビート』でも割れやすい箇所なので仕方ありません。
次に取り外すことはないにしても、ちゃんと固定できるように修理したら、いよいよ「染めQ」で黒色に塗装して仕上げます。

コンソールボックスにラジオを取り付けおえたら、インスツルメントパネルを取り付けることができますから、厄介な車室内のメンテナンスが一段落しそうです。
とはいうものの諸事情により、もう少し時間がかかるかも知れません♪

※私事になりますが、昨日の未明に女房が「くも膜下出血」を発症し、現在は入院して治療していただいております。
緊急手術は無事に終えたものの危険な状態が続いていますので、申し訳ありませんが、しばらくは“土・日の店舗営業を休止”させていただきます。
Posted at 2025/02/15 20:04:27 | 日記

プロフィール

「5年ぶりの走り?! http://cvw.jp/b/207747/48582778/
何シテル?   08/05 02:34
「ホンダ ビート」&「マツダ AZ-1」をライトウェイトスポーツカーとして楽しむためのパーツを製作・販売している小さなSHOPをやっております。 新たにライト...
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