
私のオートバイ『ホンダ FTR/HE゙AT HOPPER』で製作中のパーツ、“エンジン下部をガードするスキッドプレート「エンジンアンダーガード」”と“新たなフロントディスクブレーキ「Φ310ブレーキローター&キャリパホルダーセット」”ができあがりました。
両方とも試作版=製品版を作るためのデータ取り用として製作していて、出来上がった後は“自分用”として使用することを前提にしているので、いろんな意味で良し悪しが見え隠れしているんですが、それでも納得のいく出来栄えになっています。
まずは販売することを前提として作った製品「エンジンアンダーガード」については、既に“2個目の試作”になっています。
今回はエンジン下部をフラットにしたかったので“後側のステーを本体=スキッドプレートに溶接”していて、使用しているプレートの材料はA5052とはいえ3mm→5mmに厚くしていますが、こんなに丈夫なものは必要ないんじゃないかと思うほどです。

先に作った“試作版1号”では、やや大きめのスキッドプレートを“2つの取付ステーを介して取り付け”ていて、完全なボルトオンを目指して設計・製作しています。
そのためにフレームとスキッドプレートの間に3~4mmの隙間ができてしまうのですが、この隙間についてはゴム板などで埋めていただくことで、さらにアンダーガードの効果を高めることができると思います。
“試作版2号”では、トライアル競技車両のようにエンジン下部をフラットにしたことにより、何も気にすることなくガレージスタンドの上にそのまま載せられるようにしています。
もちろん“試作版1号”でも可能なことですが、スキッドプレートとフレームの間に取付ステーがあるので、このステーの板厚3mm+α分の隙間ができてしまっていることや、取付用ボルトの頭がありますから、そのままガレージスタンドの上に載せるのには少なからず抵抗があるんじゃないかなと思っていました。

どちらのタイプの「エンジンアンダーガード」であっても、ほぼすべての『ホンダ FTR』に取り付けられるように作ったつもりで、必要の有無や好みなどを別すれば、純正マフラーの車両であっても取り付けできるのではないかな?!と思っています。
ただし、この製品の後側の取付ステーはステップホルダーの2本のボルトのうちの1本で固定しますので、結果的にステップホルダーが3mmだけ外側に出てしまうことになります(うちの「バックステップセット」を取り付けている場合には、何の心配もありません)ので、ご注意いただきたいと思います。
私のオートバイに取り付けた製品「エンジンアンダーガード」は、スキッドプレートにステーを溶接しているわけですが、その部分の溶接ビードの盛り上がりのためにフレームの一部を加工(少しだけ切削)しています。
こうした車体側の加工は避けたかったのですが、できるだけシンプルでコンパクトなスキッドプレートに仕上げたかったので、結果的に“取付けの際に加工を伴う仕様”になったわけですが仕方ありませんね。苦笑

当初は通気穴等を開けようと思っていたのですが、まだそこまで至っておりません。
どうしようか迷っていますが、このままのスタイルでも気に入っていますし、アルミ材なので“DIYで工作(好みで穴開け)を楽しんでいただく”のも悪くないかなと思っています。
それから、私のオートバイに取り付けるために作った製品「Φ310ブレーキローター&キャリパホルダーセット」は「Φ320ブレーキローター」用の治具を使って加工しているのですが、その治具に新たな専用部品を導入したことによって、より精度を上げた加工ができるように進化させることができました。
そのおかげで「Φ310ブレーキローター」は嬉しくなるほどあっけなく製作することができたのですが、今後のブレーキローター製作に大きな改善を果たすことができています。
とはいうものの、今回の“新しいブレーキローターの製作”については、もともと「Arashi Φ300ブレーキローター」を使用すべく話を進めていたのですが・・・
発注して届いた製品を見てみると、“加工しても『ホンダ FTR』には取り付けできない”ことがわかりました。

それがこの画像のブレーキローターで、本当はゴールドカラーの製品を発注していたのですが、その在庫がないということで代わりにブラックカラーの製品を送っていただくことになったのですが・・・
色はともかく、加工しても取り付けることができなかったのは大問題で、これは私の発注ミスから起きたことで、このブレーキローターが使用できる対象車種を勘違いしていたことによるものですが、取付け部分のPCDが全く違っていたので本当にショックでした。
このブレーキローターは【Arashi】というメーカーの製品で、私がずっと気になっていたものです。
仕上がりも抜群にキレイで期待通りの品質だと感じましたが、取付け部分のPCDが加工できる範囲を超えていましたので『ホンダ FTR』では使うことができませんで、それで同社の製品をもう一度探してみたところ、取付け部分のPCDが好ましい製品を見つけましたのでメーカーに連絡を取り“交換できないか?!”を尋ねてみたところ、交換してもらえることになりました。

新たに届いた製品が上の画像(既に加工済み)で、このブレーキローターは『スズキ DR-Z400SM』に対応している製品です。
外径は310mmであり、実は『ヤマハ WR250F』に対応している製品=「Φ320ブレーキローター」で使用している製品と同じ内径・PCDなんです。
実は『ヤマハ WR250F』用の「Φ320ブレーキローター」は『スズキ DR-Z400SM』にも使用できるのですが、そのためには専用の「キャリパホルダー」が必要になりますから、そういうセットも販売していました。
ちなみに、ローター部分の厚さは約4mmで、内径・PCDとともに製品の仕様は外径以外は変わらないんです。
今回【Arashi】のブレーキローターを手に取って気付いたのですが、このメーカーの製品ではフローティングピン部分が“セミフローティング状態”になっていたことです。
たいていのフローティングタイプのブレーキローターは、純正品がそうであるようにローター部分と取付け部分を“フローティングピンに似ているものでカシメ固定(ほとんど動きません)”してあるのですが、【Arashi】の製品ではカシメ固定してあるもののウェーブワッシャを活かしながら固定しあるので、押せば動くというセミフローティング状態になっています。

手元に届いたばかりの【Arashi】のブレーキローターに触れたときに、裏側の出っ張りが妙に大きく感じられたのはそのせいだったようです。
肝心の「キャリパホルダー」については、「Φ290ブレーキローター」用と「Φ320ブレーキローター」用のキャリパホルダーの寸法から「Φ310ブレーキローター」に対応できる寸法を割り出して製作しました。
残念ながら寸法的に詰めが甘かったようで、使用は可能ですが、どういうわけか「Φ320ブレーキローター」用のキャリパホルダーとして使用した方が良さそうな感じです。なので近日中に作り直すことにします。
既に私のオートバイに製品「Φ310ブレーキローター&キャリパホルダー」は取り付けてありますが、ブレーキローターのゴールドの輝きとドライブチェーンのゴールドの輝きが相乗効果のように際立って感じられて、カスタマイズ感が強まったように思えます。
やはりピンポイントのゴールドカラーは、良い意味でも悪い意味でも際立ちますね。

さて、取り付けてあった「Φ250ブレーキローター」は活躍の場を失ってしまうことになってしましたが、早速に【ヤフオク!】に出品しています。
ほとんど新品同様の状態ですが、使用するには問題ないものの、ちょっと強引に作ったので仕上がりがイマイチに思えるのが申し訳ないところですが、それでもどなたかに好んで使っていただけることを願っています。
今回紹介した「エンジンアンダーガード」と「Φ310ブレーキローター&キャリパホルダー」は製品として販売しようと考えていますが、製品版においてはもう少し詰めなければならない点もありますので、気になる方は直接連絡をいただければ幸いです。
また「Φ310ブレーキローター」についてはゴールドカラーは欠盤(作る予定なし/私だけの特権)としておくつもりでしたが、そういうわけにはいかないみたいですね♪
