
私は毎日のように【YouTube】に投稿されている動画を見て楽しんでいますが、特に古いクルマやオートバイの動画を見ると懐かしくもあり嬉しくなります。
やはり私も歳を取ってしまったのだなと感じることもありますが、間違いなく長い時間を経験してきているわけですから仕方のないことであり、当たり前のことでしょうね。笑
とはいうものの、未だにクルマやオートバイのチューニング&カスタマイズを楽しんでいる自分のことを考えると、ちょっと呆れてしまうものがあります。
そのレベルや深度は異なっているものの、年齢とは関係なく“相変わらずの時間”を過ごせることに幸せを感じます。
実は私がチューニングやカスタマイズを行っているのは、それ自体が好きなわけではなく(決して嫌いではありませんが)、あくまでも走らせた時の楽しさをもっと味わうためにやっています。
これは私にとってはトレーニングと同じようなものであり、それをやっている時にはいろいろな気持ちで事に当たっていて、楽しい時もあれば嫌々やっている時もあるのですが、すべてはその後の有意義な時間を過ごすための努力や試練であることは間違いありません。
トレーニングにおいては、私としては大嫌いなことであり仕方なくやっている(ただしトレーニングしているときは嫌いだという気持ちを消して精一杯努力しています)というのが本心ですが、私の知人に言わせれば趣味を楽しむがごとく身体と心を鍛えることをも楽しんでいるように見えるそうで、言い換えれば大好きなことをしているんだと・・・。
それと同じようにチューニングやカスタマイズも面倒なので気が乗らないことが多々あるのですが、やるとなったら気持ちを入れ替えて精一杯頑張ってしまっていて、結局はそれを楽しんでいる自分が居たりします。汗
よく考えてみれば、これは私の仕事への取組みと変わりませんで、何をやっていても姿勢や性分は変わらないということでしょうかねぇ。
私としては困ったものだと感じることも多いのですが、私にとっては自分をその気にさせるのが大事だと思っています。
話を戻して、古いクルマやオートバイの動画を見ていて思うことは、それらがとても魅力的に見えることです。それでも単純に昔は良かったなんて見ているわけではありませんよ。
もちろん楽しんで見ているわけですが、その一方でどうして魅力的に見えるのかを探している自分が居たりして、仕事にも趣味にも活かせるかのように、いろんな面から勉強させてもらっております。
そんな中で古いクルマやオートバイの出来の悪さも見えてしまうところですが、そういった欠点や悪癖が良い味になっていることも見逃せませんで、洗練されていないスタイルともに魅力的に感じることがあります。
余分な装備や機能が付いていないアナログ然としてシンプルなところが大好きなので、そういったものに少しだけ現代のエッセンス(技術やデザインなど)を加えたならば、決して現代のクルマやオートバイと競うわけではなく、乗り味として抜群に楽しめるような1台に仕上げられるような気がします。
大切なクルマやオートバイだからこそ、自分の好みや乗り方・走り方に合わせてチューニング&カスタマイズを楽しみながら施すことによって、今までよりも充実した時間を得られたらいいなぁと思っています。
話は変わって・・・
私のスポーツカー『ホンダ ビート』では、今は使っていないオーディオデッキ(一部壊れています)を取り外してしまおうと考えていたのですが、そうすると大きな穴が開いてしまうのでどうしようかと考えていました。
それでいろいろ考えてみると、私は工場で機械加工などの作業をするときには[FMラジオ]の放送を聞いているのですが、1人きりで仕事をしているので寂しさも紛らわすことができて悪くないと思うようになりました。
もともとクルマの運転中でもラジオを聴くことはなかったのですが、いつの間にか結構好きになっていたりして、それで新たに「ラジオチューナー」を取り付けてみようと思って、つい最近に【ヤフオク!】でリーズナブルな中古品を手に入れました。

手に入れたラジオチューナーは『ダイハツ ミラ』に取り付けられていた純正部品で、1DINサイズでスピーカーも取り付けられた一体型のコンパクトなモデルです。
既にドアに取り付けられていたスピーカーなどは一切取り外してまったので、スピーカー付きのこういうものがあることを知って嬉しくなったくらいで、さらに1DINサイズの小物入れもセットされていましたから、オーディオデッキを取り外した大きな穴を埋めるのにちょうどいい感じです。
本来は専用のオーディオデッキしか取り付けられない『ホンダ ビート』なので、市販のDINサイズのデッキ等を取り付けるためには大幅な加工等が求められます。
なので欲を言えば2DINコンポを容易に取り付けられる『ホンダ ビート』専用の「センターコンソールBOX」が欲しいところですが、今回もワガママかつ贅沢な案件なので出費を抑えるために努力と根性で対応しようと考えています。
ちなみに、この1DINサイズのラジオチューナーには時計の機能が付いているので(今までのオーディオデッキでは壊れていて表示できませんでした)、これからは時間がわかると思うだけで嬉しくなります。
いつも時間を知るために携帯電話を見ていたので、クルマに乗っているときに時間がいつも表示されているのは嬉しいですし、お気に入りの[FMラジオ]の番組も聞くことができますから重宝しそうです。
それから、私のスポーツバイク『ホンダ FTR/HE゙AT HOPPER』では、ハンドルバーを交換しました。
とはいっても今まで使っていたものと同じ「ハリケーン トラッカースペシャル」のスチール/メッキタイプで、見栄えは変わった感がありますが、乗ってみると全く変わらないというものです。

このハンドルに替えるに当たっても私なりに悩んだところで、同じハンドルバーでカラーが違うだけなんですから、もったいないと思えてしまうこともありました。
それでも、今まで使っていたものは街中走行を考慮して両端を20mmづつ切り詰めてあった(最初はこれが好ましいと思い込んでいました)ために左右のレバーを内側に追い込んで取り付けることができずに困っていたので、これでハンドルバー周りが私の理想に近づけられました。
それから油温を知るために、簡易的な油温計を取り付けました。
あくまでも目安にしかならないとは思っていますが、エンジン内のオイルの温度を知ることができますから、今後のメンテナンスなどに役立てたいと思っています。
この油温計は他車種用のパーツとして販売されている製品であり『ホンダ FTR』に使用できるとしていませんが、ネジ部分などのサイズが合っていたので流用しています。
メーター表示部にオイルが入っているよう(気泡も入っていて邪魔に感じています)で、指針を安定させるものなのかなと思っていますが、こういうのがスタンダードなようです。

エンジンのフライホイールも軽量化については、まだ重い腰が持ち上がらず、手が付けられていません。
先の週末に手を付けようと思いながらも気持ちが乗らず、今週こそはと思っていますが、ズルズルと遅れる予感がしています。
ドリブンスプロケットの大型化については、アダプタとなるプレートが出来上がっているものの、まだ頭の中で考えを巡らせているところです。
プランとしてはドライブスプロケット:12T→13T+ドリブンスプロケット:46T→52Tにすることによって二次減速比を4.00として、憧れの『ホンダ XR200R(Rb)』と同等にしようと考えています。
現状の12Tのドライブスプロケットではスプロケット側にかかる負担が大き過ぎるのでは・・・と考えているので、それで13Tに組み直すつもりでいるわけですが、純正サイズ(13T)の方が安心できるかな?!というところです。

この52Tのドリブンスプロケットも【ヤフオク!】で手に入れたリーズナブルなもので、『ヤマハ WR250』などに取り付けることができる「サンスター ステンズ」という超耐久性を持つオフロード専用のステンレス材スプロケットです。
そこそこに軽量な製品で好ましいところですが、たまたま“使用できそうな52Tのドリブンスプロケット”が出品されていたというのが本音であり、運良く手に入れられたことが決め手です。
残念ながら『ヤマハ WR250』のドリブンスプロケットは『ホンダ FTR』に取り付けることはできませんので、以前使っていた純正のドリブンスプロケット(42T)にアダプタを作って一体化させて、なんとか取り付けられるようにしようとしています。
こういう使い方はメーカーでは禁止しているのですが、大きな歯数のドリブンスプロケットが手に入りませんので、自己責任において使用しようとしております。
やはり驚くべきは二次減速比が4.00になる効果で、46Tのドリブンスプロケットのとき(二次減速比が3.83)でさえもトルクフルに思えていたのですから、さらにトルクフルになることが期待できます。
その半面で最高速はさらに遅くなってしまいますが、きっと時速100キロで走るのが苦しくなるでしょうね。まぁ速度は乗らなくなりますが、加速は楽しめそうなので、それはそれで良しとしましょう。
何はともあれ、明日がもっと楽しくなるように、今をしっかりと頑張らなきゃいけませんよね♪