
【熱田神宮の初えびす】に行って気を良くしていたら、なんと1~2日後に体調を崩して寝込んでしまいました。
発熱していたので近くのクリニックへ行って「コロナウィルス」と「インフルエンザ」の検査を含めて診ていただいたところ、ただの風邪ということでしたが・・・回復まで2週間ほどかかることになったありさまです。涙
そのおかげで、私のクルマ『HE゙AT CYCLON』のメンテナンス&カスタマイズの計画はほとんど進んでおらず、店の中を占拠したままになっていましたから、いろいろと不都合が起きております。
何とかしなければと思いながらも風邪で体調を崩していた間はヤル気が起こりませんで、ズルズルと計画が遅れていることに焦りと憤りを感じていたのですが、これはこれで仕方ないと自分に言い聞かせつつ、体調の回復に合わせてやっと手を入れ始めました。

まずは今回の作業を行うためにハードトップを取り外さなければならなかったのですが、しばらくは取り外したままになることが予想されるので、置き場所も考慮してあります。
そこから車内のメンテナンスリッドおよびエンジンルーム上側のパネルを取り外すわけですが、まずはメンテナンスリッドだけを外しておいて作業を始めることにしました。
メンテナンスリッドを取り外してエンジンルーム内を覗き込んでみると、予想していたように汚れた状態になっていて、これをキレイにするために「KURE フォーミングエンジンクリーナー」も用意しておいたのですが、後々のことや時間の都合などを考慮して今回は拭きあげて掃除することにしました。
エンジンおよび周辺のクリーニングについては、もっと暖かくなってから思い切って“丸洗い”をしたいと思っていますが、今回は“こぎれいに仕上げる”つもりで頑張りつつ、キレイにすることに時間をかけ過ぎないように注意したいです。

とはいうものの、エンジンルーム内を見ただけで“ついでに手を入れておきたい”と気づいてしまうことが多く、今回のメンテナンス&カスタマイズにおいては“今やらなければならないこと”をよく考えて、作業の優先順位をつけながら当たっています。
とりあえずは「エアクリーナーフィルター」のクリーニングに、「スパークプラグ」と「スパークプラグコード」の交換と、劣化の著しい「アーシングケーブル」も配線のやり直しをするつもりですが、メンテナンスリッド周りの状態も良くないので塗装し直そうか迷っているところです。
もちろん「バッテリー」の移設も同時進行していますから、電源接続のために用意した「ブースターケーブル 2500A/5M」の極太コードをフロントボンネット内からセンタートンネル下側(ボディの下側)→エンジンルーム内(燃料タンクの上)を通して、リヤエンジンフード(旧トランク)内まで通しておかなければなりません。
電源コードのケーブルは、コクピットフロアの補強フレーム「マッスルフレームC8」の直近を通してタイラップで固定するつもりなので、念のためにコードの保護用としてコルゲートチューブを被せてあります。
フロントボンネット内のバッテリー設置場所については、既に専用の台座プレートも作ってあるので問題はありませんが、リヤエンジンフード内での配線等はかなり厄介です。
単純に電源コードを接続するだけならば容易に終えられるかも知れませんが、既存の配線(バッテリーに接続されていたもの等)を整理しながら接続しなければならず、今後のメンテナンスのことも考慮しておかなければなりませんので、それなりに手を入れる必要があるんです。

リヤエンジンフード内からバッテリーがなくなってしまうわけですから、余分なトランク部分の仕切り板も金切りばさみで切り取るべく進めていますが、これも厄介であり、かなり手間がかかります。
もちろん汚れたままでは好ましくないので、少なからず掃除をしながら作業を進めていますから、やはり手間と時間がとても必要なのを感じるばかりです。
リフトアップしてありますから、車体の下側の作業も並行して行っています。
作業をする箇所は大きく3ヶ所で、すんなりと作業が進んでくれることを祈るばかりですが・・・どうでしょうか。
1つ目は、「スポーツマフラーコネクタ」の交換です。
今まで取り付けてあったのは初期に試作した「スポーツマフラーコネクタ」でスチール材(Φ50パイプ)で製作したものなので、それをステンレス材の現行品(Φ45パイプ)と交換しました。
『HE゙AT CYCLON』では触媒のカバーが「キャタライザーカバー(下側のみ)」に変えてあるので、触媒を取り外すことなく「スポーツマフラーコネクタ」を交換できたのですが、予想していた通り固定してあったナットが固着していたので少し手間取りました。

2つ目は、「エンジンオイルクーラーユニット」の交換です。
当初はついでに冷却水の交換もやっておこうと思っていたのですが、時間がかかりすぎてしまいそうなので今回は見送り、単純にクーラーユニットのみを交換します。
作業としては、オイルフィルターを取り外しておいてユニットを交換すればよいわけで、エンジンオイルは抜かざるを得ないので仕方ありませんが、オイルクーラーユニットに接続してあるウォーターホースは一時的に水が漏れないようにするだけにします。
クーラーユニットを交換したならば、ウォーターホースの接続状態を確認して、問題がなければ作業を終了したいと思っています。ちょっと強引なので若干の冷却水は流れ出ますが、何とかなる量なのでインスタントに対応したいと思います。
3つ目は、クラッチラインのゴムホース部分の交換です。
純正ノーマルのゴムホースなので、それをテフロンラインに交換するだけですが、配管内のエア抜き作業の手間を考えると、エンジンルーム内が大きく解放されている今がチャンスなんです。
単なる交換ですから、フルードの全交換とともにサクッと終わらせたいと思っています。
今回のメンテナンス&カスタマイズでは予定していなかったのですが、ついでに車内のフロア等のカーペットをすべて取り外すことにしようと思っています。
確かにカーペットがあった方が見栄えや快適性は良いのですが、車内の掃除やメンテナンスなどを考えると、カーペットがない方がいろいろと都合が良いので、この機会に取り外してしまおうと考えています。

このカーペットが無くなってしまうと、車外からの寒さや暑さ・熱さが伝わりやすくなるだけでなく、騒音も増えてしまうことになりますが、さらに“古き良き時代のクルマ”に近づくだけのことですから気にしないことにします。
また、追加の補強フレームとなる“サイドバー「マッスルフレームC2/特注品」”を増設することも考えていますので、そういったことを考えるとカーペットが無い方が楽に進められると思っています。
それから伝え忘れていましたが、鏡面の劣化が気になっていたルームミラーも既にメンテナンスしてあり、ずっと以前に手に入れていた「補修用ブルーミラー」をルームミラーを取り付けてあります。
本来は鏡面にブルーミラーを上から貼り付けるだけで終えられる簡単な仕様ですが、私の場合は既存のミラーを壊して取り外し、その代わりにブルーミラーをシリコンシーラントで貼り付けて固定してあります。
他にやらなければならない作業として、ハードトップを取り外してありますから、それを再び車体にきちんと取り付けて固定するための準備も進めています。
固定する箇所の状態を確認して、必要によりシーリング材を貼り付けるなどの手を入れておいて、ハードトップを取り付けた後で異音や緩みの発生をできるだけ抑えられるようにしたいと思っています。
今週末には再び走れる状態にしたいと思っていますが、なんとか無事に作業を終えられるように頑張ります。
スポーツカーとして“より楽しいクルマ”に仕上がるようにやっているわけですが、今までよりも、もっと楽しく走れることを願うばかりです♪