• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

VL7PDGのブログ一覧

2023年01月13日 イイね!

SVX-VL 4WS-ECU 修理記録

SVX-VL 4WS-ECU 修理記録
SX-VL 4WS-ECU 修理記録


4WS-ECU修理11機目で御座います。



前回8機目まで投稿しました。
実は9,10機も修理は成功しておりましたが、ずぼらをこいて投稿していませんでした。
それで今回は張り切って!投稿させて頂きます。

症状はエンジン始動でも警告灯が消灯(正常)せず点灯したままと言う個体だそうです?
面倒ですので動作確認しないでいきなり解体ショーに入ります。

ウワー、これはひどいですね。(赤枠)
コンデンサーの液漏れでかなり広範囲に汚染されております。
alt


取りあえず破損したパーツと汚染されたパーツを撤去しました。
alt

alt

alt


alt


汚染を取り除き、パターンを修復しました。
alt

赤く色を付けたところが修復した所です。13ヶ所もありました。
alt


修復が出来たので不良パーツの交換及び異常の無いパーツの再取付をして、テストして見たら、
なんと警告灯が消灯するどころか!!点滅!!するではありませんか!

ハタと困って、今度はIC関係を外してチェックして見ました。
alt

しかしこれと言った異常は発見出来ませんでした。
これは迷宮入りかと絶望寸前の心境になりました。

そして約1ヶ月後再挑戦。
基板をマルチテスターで当たっていたら、あるポイントの抵抗値が正常なECUと違っているのを発見
何かヒントをつかんだと思い、パターンを追いかけてみたら!
なんともう1ヶ所断線しているのを見つけました。
alt
赤丸のスルーホールが中で腐食していて裏側と導通していませんでした。
裏側はこんな感じ、
alt

見た目では全然解りません。
こういう所がこのECUの修理の難しさでしょうか。
原因を特定する事の難しさですね。
繋ぎました。
alt


修復完了しました。
alt


はい!、完成です。
テストして見ても正常です。
今回は今までの中で一番難航したと言っても過言ではない機体で御座いました。

私はいつまで経ってもぼける事は無いでしょう。
なぜなら、4WSECUのおかげで頭を相当鍛えておりますから・・・。

過去の修理の結果は以下の様になっております。

1機目ブログは こちら
2機目ブログは こちら
3機目ブログは こちら
4機目ブログは こちら
5機目ブログは こちら
6機目ブログは こちら
7機目ブログは こちら
8機目ブログは こちら

尚、4WSーECUの不具合で困っている方がおりましたら、私が修理を承ります。
私(VL7PDG)へのメッセージ或いはコメントを送って下さい。
修復の見込みが立てば引き受け致します。
Posted at 2023/01/13 22:54:45 | コメント(2) | トラックバック(0) | 電装関係 | クルマ
2022年12月26日 イイね!

燃料ポンプを新品に交換

燃料ポンプを新品に交換前回、我が愛車(SVX-VL)の燃料ポンプを分解して、構造を調べて不調の原因を調べました。
そして、今回は燃料ポンプを新品に交換してみましたのでご覧下さい。
使った燃料ポンプはこちら
alt

これは、インプレッサGC8の物だそうです。もちろん社外品ですね。
さてどうでしょうか、うまく合うと良いんですが・・・。
吸込側
alt

吐出側
alt

SVXの物とそっくりです!
しかし、ストレーナーを組もうとしたら、プラ部分の小穴の位置が微妙に合いません。
そこでちょっと楕円形に拡張しました。
alt

ストレーナーが組めました。
alt

配線も付けて組み付け完了です。
alt

alt

ほぼ、ポン付けと言えるぐらいの適合状況ですね。良かった!!

タンク内に装着
alt

alt


取付完了しました。
alt

送り出し側のホースは新品に交換しました。

以上、「燃料ポンプを新品に交換する」は無事に終了しました。
只し、エンジンの再始動は結構時間がかかりました。
燃料系の空気が抜けきるまでかなりセルを回さないといけませんでした。
バッテリーに充電器をつないでスターターモードでやりました。
スパークプラグを外すのが面倒でしたので、横着して・・・
※社外品燃料ポンプの入手元はヤフオクで御座います。
Posted at 2022/12/26 20:21:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | 燃料系 | クルマ
2022年12月23日 イイね!

燃料ポンプを分解

燃料ポンプを分解ご無沙汰しておりました。久々の登場です。

この度、我が愛車(SVX-VL)のエンジンが始動不能になりまして、原因は燃料ポンプの不調と診断しました。
そこで、燃料ポンプをタンクから摘出しました。
alt

そして、ポンプを分解して原因を調べようと思いましたが、カシメてあって簡単に分解出来ません。やむなく開腹手術しました。
alt
alt

alt

このぐらい両端を先割りして広げて、吐出側の方から押したら吸入側に抜けました。
alt
磁石が2個付いていますが1個割れていますね。
これは金槌でたたいたからかも知れません。

ばらした全体がこちら。alt

右側が割れた磁石。
alt


ブラシはまだ有ります。
alt


整流子は焼けただれてひどい状態。
alt
溶けた半田が表面に出てきており、銅の整流子が半分ぐらいすり減って無くなって、内側のベークライトが見えています。
これが不調の原因確定ですね。
このポンプの構造は、下から吸い出した燃料がモーターの中を通ってブラシ側から出るという構造になっています。
ですから、モーターの内部が燃料で満たされている訳です。
軸受けの潤滑は燃料なんですね。ガソリンですからね、オイルじゃ無い・・・。
まあでも、突然エンジン始動不能になるのは困ったもんです。
ガレージの中で良かったです。

今回はここまで、次回はモーター交換の巻になるかと思います。
Posted at 2022/12/23 19:48:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | 燃料系 | クルマ
2020年09月28日 イイね!

鉛からリチュームへ

鉛からリチュームへアルシオーネSVXのバッテリーですが、現在付いているのは 85D26R です。
これは3年経過した物で特に悪いところは無く正常なのですが、ふと見たソーラー発電のユーチューブ動画を参考にしてネットを徘徊したら、こんな物が「80D26R 自動車用リチウムイオン バッテリー」か有りました。
値段は普通の鉛バッテリーの4倍以上!!
武漢コロナワクチンの治験じゃないけど、実験目的で即購入実行。
(給付金頂いてまだ持っていたから)
届いた物です。
alt
取扱説明書が見当たらないのだが?? 付属していなかったようだ。
メーカーが解らん?ノンブランドだ!
これはリン酸鉄リチウムイオン(LiFeP04)バッテリーだそうだ。
プラス マイナスの端子は帽子をかぶっているね。
帽子を取ると真鍮製と思われる色だった。鉛じゃないからか!
新旧比較は    左が新で                右が旧です。
alt
ほぼ同じ寸法でそのまま交換可能。
重量比較
旧85D26R 17kg
alt

新80D26R 8kg
alt
重さは旧の半分以下で御座います。
取付完了
alt

電圧計が付いている! 13.3v
alt
指で押しボタンを押している間電圧を表示する。
(これは内蔵予備バッテリーの起動ボタンだった)
「BMS」なる物が搭載されていて、過充電、過放電からバッテリーを保護してくれると言うことだそうです。
研究ネタ好きとしてはやらざるを得ない!
では、SVXがポシャるかリチュームイオンがポシャるか勝負の始まりだぁ-。
エンジンをかけてみた? むむ・・クランキングがめちゃ早い! EG33がぶん回されてる!
(ちょっとおおげさ)
と言うことで、これから経過観察していきます。



Posted at 2020/09/28 17:34:43 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ | クルマ
2020年03月18日 イイね!

SVX-VL 4WS-ECU 修理成功8機目

SVX-VL 4WS-ECU 修理成功8機目久々の!4WS-ECU復活8機目で御座います。

今回投稿した8機目は、実に3年超ぶりに修理を依頼された物です。
7機目がついこの間だと思っていたんですが、もう3年以上過去だったんですね~~~。
月日のたつのは早い!

さて、先ずは症状から説明致しましょう。
キーONで警告灯が点灯、エンジン始動で消灯(正常)せず点灯したままと言う個体です。

基盤を見てみましたら、案の定不良コンデンサが電解液を辺りにまき散らしておりました。
そこで、不良コンデンサと電解液で汚染された周辺パーツを撤去して基盤を見てみました。

まず、中を見てみるとひどい状態です。
コンデンサーの液漏れでかなり汚染されております。
イカレタパーツは写真のとおりです。alt

破損したパーツと基盤洗浄に邪魔なパーツの撤去をしました。
alt


パーツの取り外しは注意してやらないと基板パターンとスルーホールを壊します。
一番慎重になるのはIC1(CPU)ですね。慣れると割と簡単ですが。

撤去したパーツ
alt


パーツを撤去したのでパタ-ンを見てみます。
alt

レジストを剥がして見てみると、液漏れによる腐食がパターンを切断していましたね。
導通を確認してみたらやっぱり!・・・5ヶ所も切れていました。

パターン切れの修復が完了したところ
alt


パターン切れを修復し、劣化したコンデンサー等パーツを交換し、一時撤去したパーツも元に戻しました。
alt


組み立てました。
alt


実は、本体ケースの内側がかなり錆びていました。
alt


そこで、サビを落としてから素人塗装をしてと
alt


はい、完成です。
alt


これで一件落着と行きたいところですが、テストをしてみなければ。

私のSVXに装着してテスト。
alt

キーONで警告灯点灯、エンジン始動で消灯、ハンドルを回しても点灯しません。消灯が継続したので間違いないでしょう!!

そして、車上テストでは、SVXを持ち上げて空転走行状態で左右にハンドルを切ってみました。
後輪が低速で逆方向、高速では同方向に切れました。又、バックでも低速では逆方向に切れました。
バックの高速ではどうなることやら。おそらく前進と同様、同じ方向に切れるのでしょうね。
動画でステアの状態を見て下さい。



過去の修理の結果は以下の様になっております。

1機目ブログは こちら
2機目ブログは こちら
3機目ブログは こちら
4機目ブログは こちら
5機目ブログは こちら
6機目ブログは こちら
7機目ブログは こちら


※ 4WSーECUの不具合で困っている方がおりましたら、私が修理を承ります。
  まず、このブログに対してのコメント、或いは私(VL7PDG)へのメッセージを送って頂きたいと
  思います。修復の見込みが立てば引き受け致します。
Posted at 2020/03/19 13:48:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | 電装関係 | クルマ

プロフィール

VL7PDGです。よろしくお願いします。 2017年12月からVL3代目に乗り換えました。 1代、2代目,は研究実験部品取り用で保存しております。
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/9 >>

 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    

リンク・クリップ

4WS-ECUの修理 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2014/03/07 17:16:35

愛車一覧

スバル アルシオーネSVX スバル アルシオーネSVX
SVXーVLの3代目でございます。 2代目は事故を被って一時抹消いたしました。 ショック ...
スバル アルシオーネSVX スバル アルシオーネSVX
スバル アルシオーネSVX(VL)2代目に乗っています。 前照灯はロー、ハイ、フォグす ...

過去のブログ

2025年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation