
平成30年一発目は、瞳の綺麗なおてんば系アイドルです。
17 立花理佐
1971年10月19日生 (46歳)
大阪府大阪市出身
1986年 『第一回ロッテCMアイドルはキミだコンテスト』でグランプリを獲得
1987年 テレビドラマ『毎度お騒がせしますⅢ』でデビュー
同ドラマの後期挿入歌『疑問』で歌手デビュー
・・・と、全く中山美穂ちゃんと同じレールに乗っての後追いデビューしたわりには、結果的に相当売れました。
同じ路線継承タイプの、
菊池桃子➡志村香
とは比較にならない位に成功した好事例です。
(立花理佐ちゃんに関しては、後の映画ビーバップハイスクールまで中山美穂ちゃんと一緒の流れなんですねェ)
そんな当時ありきなプロデュースが成功したからなのか、
デビュー曲『疑問』
は、オリコン初チャートいきなり2位だったり、その後4nd シングルまでが、連続ベストテン入りなんかもしてます。
・・・なので、1987年レコード大賞最優秀新人賞を獲得したのも当然と言えば当然。
・・・ここまでは、A級アイドルと呼ぶべき足跡を残しています。
・・・では何故そんな立花理佐ちゃんがB級アイドルかと言いますと?
翌1988年初めに、所属事務所とレコード会社の間で契約トラブルがあり、以降彼女は肝心なレコードが出せない状態に陥りました。
それに伴い、彼女は暫くメディアから消える事になります。
その後、レコード会社を変えて再デビューをしますが、アイドルの風潮の速さに追い付けず、以降は目立ったヒットには恵まれませんでした。
ここのところが、よくあるB級アイドルへの典型的な転落パターンです。
アイドルがメディアから消える行程は、今も昔もスキャンダルか、事務所の揉め事のどちらかと決まっています。
しかし考えてみれば80年代は、現在のアイドルの様に、本人の体調不良や共演者のNGなんかで消えたり干されるパターンは、殆ど無かった時代でもありましたね。
彼女も自分の責任では無かったのが辛い(涙)。
その後、彼女は女優業に活路を見い出し、1990年以降はドラマや映画、舞台などで活躍します。
そして意外にも、あのファニーでコケティシュな顔立ちながら、任侠物のVシネマ等では欠かせないアイドル女優でもありました。
シングル13枚、アルバム5枚
肝心な歌ですが、やや子供っぽくてダミ掛かった声でしたが、元気でヤンチャなイメージがそれを綺麗にカバー。
決して清純タイプではありませんが、円らな瞳と、太い眉毛が特徴な濃いめのキャラクター、勢いだけの振り付けなどは、おてんばな唄の雰囲気と程好くマッチしてました。
お薦めは、
『刹那主義』
『理佐のビーバップハイスクール』
です。
当時アルバムCDは、プレミアム価格で取引されてますが、復刻版ベストアルバムは適正価格で見つかります。
聴くか聴かないかは、あなた次第!
80年代B級アイドル度・・・71%
事務所とレコード会社のトラブルに巻き込まれなければ、間違いなくトップアイドルとして活躍していたと思います。
運もトップアイドルの大事な資質なんですね。
おわり
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80年代アイドル | 音楽/映画/テレビ
Posted at
2018/01/12 15:54:14