
今回は、スーパーアイドルの妹・・・。
アイドル歌手としてはお姉さんに敵わなかったけど、女優として立派に大成したアイドルです。
23 中山 忍
1973年1月18日生 45歳
東京都小金井市出身
最近彼女が、あの『中山美穂』の実妹だと言うことを知らない世代が増えて、自分は歳をとったんだと実感します。
お姉さんの後追いでデビューするパターンは意外に多く、有名処のアイドルとしては、
○石田ゆり子・石田ひかり
(石田ひかりはアイドルとしてデビュー)
○石野真子・石野陽子
※実は石野は三姉妹で、もう一人も女優です。
石野敦子(宝乃 純)
○岩崎宏美・岩崎良美
(岩崎良美はアイドルデビュー)
そしてそして、あまり知られていないですが、こんなスーパーアイドルも!
○中森明菜・中森明穂
流石にツーショットはありません。
(明穂は2、3本のテレビ出演とグラビア出演を経て早々引退してます。)
・・・となかなかの顔触れです。
そして共通点として、お姉さんが先にデビュー、後からデビューした妹はなかなかお姉さんを追い抜くセールスや活躍が出来なかったと言うことです。
中山忍ちゃんも、そんなスーパーアイドルをお姉さんに持つ妹としてデビューしました。
1988年 テレビドラマ『オトコだろッ!』で女優デビュー。
同年 『小さな決心』でアイドルデビューしてます。
元気で勝ち気なキャラのお姉さん中山美穂とは180℃違う清純系で、大人しく慎ましやかなタイプのキャラを持っていました。
タイプとしては西村知美、菊地桃子であり、極めて静かな雰囲気でした。
デビュー当初は、やはりお姉さんの七光りでデビューした様なイメージが付きまとい、かなり悩んだそうです。
しかし、あっさり歌をやめて女優一本で活動する様になると、中山美穂の妹と言う呪縛から解けたかの様に大活躍します。
90年代後半には、それぞれの映画祭の助演女優賞を獲得します。
但し、あくまで助演女優であり、お姉さんの様に主役を張るほどのインパクトはありませんでした。
その後もテレビドラマ、特に2時間サスペンスに数多く出演しており、今でも知名度は抜群ですね。
アイドル歌手を早々に辞めて成功した良い例だと思います。
ルックスはアイドルの中でもかなり可愛いですね。大きくて円らな瞳と、ちょっと自信のなさげな表情がたまりません。
また、歌はさして上手くありませんが、緩いハスキーボイスで、乙女の感傷を巧く表現していて、流石に女優さんだと感心します。
これあたりも、不良少女やツッパリを意識したお姉さんとは真逆です。
シングル8枚、アルバム4枚
ファースト、セカンドシングル共に、オリコン20位以内に入っていたので、ある程度セールスがあったはずなんですが、シングルCDや当時のCDアルバムは、中古市場では殆ど見かけません。
復刻版CDベストが幾つか出ていますので、そちらが狙い目になります。
聴くか聴かないかは、あなた次第!
80年代B級アイドル度・・・69%
やはり、中山美穂ちゃんがA級アイドルだとしたら、妹の彼女はB級なんですよね。
歳をとっても可愛い女優さんとして、息長く活躍して欲しいです。
おわり
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Posted at
2018/02/08 13:44:03